2026.06.29

English File ネイティブはこう使う #13 “Why don’t you…?”についてSteve先生にとことん聞いてみた

Why don’t you…?|英語でおすすめを提案する時の表現編

おすすめを英語で提案するときは、おすすめしたい強さによって表現を使い分けます。
「やさしく提案する時の英語は・・」、「強く勧める時の英語なら・・」など、
おすすめするときによく使う英語表現4選をSteve先生に教えてもらったのでみなさんにご紹介しますね!

「Why don’t you…?」は失礼にならない?

教えて!Steve先生
何かをお勧めする時に“Why don’t you …?”という表現がありますね。
日本語話者からすると、don’tという否定の形があるので、
お勧めというより「なんでしないの?」と責められている感じがします。

例えば、“Why don’t you go there?”は、
否定のまま直訳すると「なんでそこに行かないの?」となるので、どうしても責められている表現のように思ってしまいます。

実際は、責めているニュアンスはないですか?
はい。責めているニュアンスは全くありません。
ただし、お勧めの表現の中でも、
“Why don’t you …?”は、比較的強めにお勧めする時に使います。

強めの表現ではありますが、押し付けている感じはありません。
相手がその提案を受け入れようが受け入れまいがどちらでも構わないというスタンスです。
Steve先生
Steve先生による英語解説
💡 例文を確認してみましょう。
Mariko: Hi Amber, can you recommend a good restaurant. I have clients visiting and want to go to a nice restaurant.
   (アンバー、良いレストラン知らない?クライアントが来るから、良いレストランに行きたいの。)

Amber: Sure. Why don’t you visit AEON Sushi? I think the client will like it.
   (知ってるよ。AEON寿司に行ったら?クライアントも気に入ると思う。)

この表現を使うことで、行くことを強くお勧めできるくらい、AEON寿司が良いレストランで、さらにクライアントも気に入ると思っています。
同時に、行くか行かないかの選択は相手に任せますという気持ちが分かります。

お勧めを押し付けてはいないことも伝わります。

「have to」は強くおすすめしたい時に使える?



教えて!Steve先生
他のお勧めの表現に関しても教えてください。“have to”はどんな感じですか?
“have to”はかなり強くおすすめしたい時に使います。

これは、別のお勧めの表現“must”(すべき)と似ています。
どちらもかなり強いお勧めの表現になります。
“must”もすべきと訳されるように、100%そう思うという気持ちがあります。

お勧めする時に大切なのは、
あなたがどれくらい強くそれをお勧めしたいのかを考えて表現を選ぶことです。


例えば、先程のWhy don’t you…?も強いお勧め表現だと紹介しましたが、have toやmustの方が強い表現になります。
Steve先生
Steve先生による英語解説
💡 先程の例文がどう変わるのか見てみましょう。
Mariko: Hi Amber, can you recommend a good restaurant. I have clients visiting and want to go to a nice restaurant.
(アンバー、良いレストラン知らない?クライアントが来るから、良いレストランに行きたいの)

Amber: Sure. You have to visit AEON Sushi. It’s perfect for clients.
(もちろん。AEON寿司に行きなよ。クライアントにぴったりだと思う。)

Amberが“have to”を使ったのは、AEON寿司が良いレストランであることはもちろん、
クライアントにぴったりだという気持ちがプラスされているので、“Why don’t you …?”より強めのおすすめの”have to”を使ったんですね。
“must”を使っても同じようなニュアンスです。

「should」はどんなニュアンスでおすすめするときに使える?



教えて!Steve先生
今まで、強く勧めするときの表現が出てきましたが、
控えめすぎず・押しつけがましくなく、おすすめを伝える時の表現はありますか?
“Should"がそれに当てはまります。

もちろん、良いと思っているのでお勧めするのですが、
アドバイスした相手がそれを実行しなかったとしてもこちらは気分が悪くなりません。
Steve先生
Steve先生による英語解説
💡 例文を見ましょう。
Mariko: Hi Amber, can you recommend a good restaurant. I have clients visiting and want to go to a nice restaurant.
(アンバー、良いレストラン知らない?クライアントが来るから、良いレストランに行きたいの)

Amber: Sure. You should visit AEON Sushi. Their sushi is really good.
(もちろん。AEON寿司に行ってみるといいよ。お寿司が美味しいの。)

日本語に訳すと「行ってみるといいよ」くらいの軽いお勧めになります。

「you mgiht want to」とは?



教えて!Steve先生
“You might want to…”という表現も聞いたことがあるのですが、これはどんな意味ですか?
良い表現を知っていますね!
“You might want to…”はやんわり勧める時に使える表現です。

“might” は、助動詞で、動詞と一緒に使い、その動詞の可能性が50%くらいがあることを表します。

例えば、“I might go to the party tonight. ”(今夜パーティに行くかもしれません。)
この場合、私はパーティーに行くか行かないかは半々くらいの可能性ということです。

その感覚を持ったまま“You might want to...”を直訳すると、
「相手が“want”(したい)のが、半々くらいだろう」と思いながら言っています。

この表現を使う時は、
「相手が半々くらいの気持ちで、それ(お勧め)をしたいかもしれないと思いながら勧める」ことがポイントです。
Steve先生
Steve先生による英語解説
💡 例文を見ましょう。
Mariko: Hi Amber, can you recommend a good restaurant. I have clients visiting and want to go to a nice restaurant.
(アンバー、良いレストラン知らない?クライアントが来るから、良いレストランに行きたいの)

Amber: Sure. You might want to visit AEON Sushi. It’s near the office and the food is good.
(もちろん。AEON寿司って手もあるよね。オフィスに近いし、料理も美味しいし。)

おすすめする時の英語表現 比較表

英語でのおすすめ表現のまとめ

まとめ
✔ やわらかく提案したいときは You might want to

✔ 軽くおすすめするときには should
✔ 少し強くおすすめするけど判断は相手に任す Why don't you...?
✔ 強くおすすめ・必要性を伝えるなら have to
英語学習者さんはお勧めの表現として、
“should”を使う方が多いですが、いつも”should”を使うのではなく、どれくらいのお勧め度なのかにより、表現を使い分けたいですね。
今までお話した内容の表を参考にぜひ表現の使い方を楽しんでくださいね。

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編集者

Steve
イーオン法人向け英語研修 専任講師

アメリカ出身。イーオン講師歴20年以上。様々なバックグラウンドを持つ生徒様を教えた経験あり。

この10年は、数多くの企業や学校教育機関にて英語研修や教員向け研修などを担当。

steve

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