2026.09.25

Chat Better ChapterⅡ「スピーキング力アップへの5つの道 」 #5『スピーキング力アップへの5つの道』

#5『スピーキング力アップへの5つの道』
CHAT BETTER CHAPTER2 #5

英語が伝わらない原因は発音?
「伝わる英語」に変える4つのコツ

「英単語も文法も合っているはずなのに、なぜか英語が伝わらない」​
そんな経験はありませんか?​
ネイティブのような完璧な発音を目指さなくても、
​ちょっとした音のポイントを意識するだけで、​相手に届く英語へ劇的に変わります。​

発音を練習するとリスニング力も上がる理由って?

言える音は聞こえる

発音練習のメリットは、話す力だけでなくリスニング力アップにも繋がる点です。自分が認識できる「音のパターン」が増えるためです。
せっかく知っている単語も、自分の発音とネイティブの発音があまりにも違うと、同じ単語だとわからなくなり「聞こえない」に繋がります。
「これだけは知っておいて!」という3つの発音のコツを伝授します。

POINTS

伝わる英語に変える3つの発音のコツ

  • 音をつなげる(リンキング)
  • 音を消す・弱くする(脱落)
  • 音の変化を知る(変化)

この記事では、具体的な英文を使いながら、相手に伝わる英語の発音のコツを分かりやすく紹介します。さらに、発音を練習することでリスニング力がアップする理由も詳しく解説します。

英語の発音のコツ① 音を「つなげる」

英語を聞いていて、「知っている単語なのに聞き取れなかった!」という原因の一つが、英語特有の音がつながるという特徴です。

子音+母音はつながる

英語では、子音で終わる単語の後に、母音で始まる単語が続くと、音が混ざりあってつながって聞こえます。​
※母音とは:a e i u oの文字が作る音のこと。

例:He’s in my dorm.

一語ずつ ヒズ・イン・マイ・ドーム
実際の会話 ヒズィンマイドーム

He’sのsは子音、inのiは母音なので、音がつながり、「ヒズィン」のように発音します。単語と単語の間で音を区切る必要はありません。

英語の発音のコツ② 音が「消える」

英語には「書いてある文字をすべて同じ強さで発音しない」という特徴もあります。

語尾のt,d,k,g

特に t, d, k, g などの子音が語尾にある時は、前後の音や話すスピードによって弱くなったり、消えたりします。

例:Do you know that guy?

一語ずつ ドゥー・ユー・ノウ・ザット・ガイ
実際の会話 ドゥーユーノウザッガイ

ここではthatの語尾のtの音が聞こえない音になっていますね。​
“it”や“that”など、よく使う単語から練習してみましょう。​これだけでも発音が劇的に英語らしくなります。​ ​

語頭のh

単語の頭にあるhは発音がとても弱くなります。

例:I like him.

一語ずつ アイ・ライク・ヒム
実際の会話 アイライキム

ネイティブの発音からはhの存在さえ感じませんね。​
hが消えて、「ライキム」のように2つの単語もつながっています。​

英語の発音のコツ③ 音が「変わる」

前後の音のつながりで、本来の音と異なる「もっと楽」な音へ変化します。

母音に挟まれたt

アメリカ英語などでは、​tが母音に挟まれると、日本語の「ラ」や「ダ」に近い、舌を軽く弾くような音に変化します。

例:Get it out.

一語ずつ ゲット・イット・アウト
実際の会話 ゲリラウ

母音に挟まれている2つの​tが“l”に近い音に変化して繋がり、out のtは語尾で続きが無いので発音されません。
結果として日本的な発音に対して、本場の発音は音の数も少なくなっていますね。これが英語がネイティブの英語が早く感じる原因にもなっています。​

発音を知る ➔ 言えるようになる ➔ 聞き取れる音が増える ➔ リスニング力UP!

よくある質問(FAQ)

Q. 英語が伝わらないのは発音が悪いからですか?

必ずしも発音だけが原因ではありません。単語・文法・スピード・声の大きさなども関係します。ただ、文法が正しいのに何度も聞き返される場合は、発音を見直してみましょう。

Q. ネイティブ並みの発音を目指す必要がありますか?

必要ありません。大切なのは「相手が聞き取りやすいか」です。音のつながりや変化を少しずつ意識するだけで十分伝わるようになります。

Q. 発音練習は何から始めればいいですか?

よく使う短い英文を1つ選び、「つながる・弱くなる・変わる」の3つを意識して声に出す練習から始めてみてください。

SUMMARY

まとめ|「きれいな英語」より「伝わる英語」へ

まずは今日、よく使う英文を1つ選んで3回声に出してみましょう!

【実践チェック】

「どこがつながる?」「どこが弱くなる?」「どこで音が変わる?」


あの時、伝わらなかった英語ありますか?
「英語は合っているはずなのに伝わらなかった」という苦い経験はありますか?ぜひその時のフレーズを思い出し、今回の4つのコツに当てはめてみてくださいね。

CHAT BETTER CHAPTER 2

根本的なスピーキング力アップへの5つの道

前回までのシリーズでは、コミュニケーションが苦手で英語力も低かったイーオン法人向け英語研修 専任講師Yokoが、ニューヨークでどうにか生き抜くために身につけた会話術を紹介してきました。

今シリーズは、「英語そのものを話せるようになる力」に焦点を当て、Yokoが実際に効果を感じた5つのスピーキング力アップ方法をご紹介します。

① 英語の語順を頭と口に染み込ませる

② 頭の中の日本語を変える

③ 英語表現(フレーズ)を覚える

④ 伝わる英語の音を出せるようにする(今回)

⑤ インプット&アウトプットする

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編集者

Yoko
イーオン法人向け英語研修 専任講師

ニューヨークにて英語を学ぶ。英検1級。TOEICテスト975点。

イーオンに各校にて10年間教務主任をし、現在は、多くの企業や教育機関にて英語研修を担当。

Yoko

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