「リスニングができない…」原因を解決して聞こえるようになる上達法

2024.09.13
  • 英語上達への近道

「英語のリスニングができない。苦手で、なかなか上達しない……」

そんなふうに悩んでいるところかもしれません。

リスニングを上達させるために、毎日たくさんの英語を聞いてがんばっている方も多いのですが、じつはただ英語を聞いていても、リスニングは、なかなか上達しません。

英語のリスニングができるようになるためには、リスニングができない原因に対応した基礎トレーニングをする必要があるからです。

この記事では、リスニングができない根本原因と、効果的なトレーニングや上達法を解説します。

聞き取れなかった英語が聞こえる喜びや、リスニング試験や英会話がうまくいく楽しさを、実感できるようになりましょう。

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目次

1. リスニングができない6つの根本原因と解決のためのトレーニング

「リスニングができない」と一言にいっても、原因は人それぞれ異なります。

ここでは、リスニングができない6つの根本原因を解説し、それを解決するためのトレーニング法を紹介します。自分に当てはまる課題はどれか考えながら、読み進めてください。

  1. 単語を知らない:語彙力強化
  2. 英文法の基礎力が足りていない:文法強化
  3. 情報処理スピードが遅い:サイトトランスレーション
  4. 似た音の区別がつかない:発音強化
  5. 音声変化の知識がない:サウンドチェックと音読
  6. ナチュラルスピードについていけない:オーバーラッピングとシャドーイング

1-1. 単語を知らない:語彙力強化

1つめの原因は「単語を知らない」です。

知らない言葉だらけの会話では、「言っている意味が全然わからない」という状態に陥ってしまいます。次のやり取りのカタカナ語の部分を見てみましょう。

例文

  • Aさん「ネオテリックなビストロに行ってきたんだ。シェフのディッシュはまさにエクレクティックだった」
  • Bさん「は?何を言ってるのか、さっぱりわからないよ」

まして、母語ではない英語であれば、知らない単語が出てくると、リスニングが難しくなってしまうのです。

  • 補足:ネオテリック(neoteric)=新しい、ディッシュ(dish)=料理、エクレクティック(eclectic)=折衷的な、という意味です。

リスニングができない原因が、語彙力不足にある方は、次のような方法で語彙力強化をしていきましょう。

リスニング力アップのための語彙力強化法

音声を活用して単語の発音を確認
単語のスペルや意味だけでなく、正しい発音を音声でしっかり聞いて確認しましょう。自分でしっかりと言えるようになった単語は、聞いても理解できるようになります。
覚えたい単語が含まれる例文音声のリピート練習
単語単体で覚えようとせずに、必ず例文の中でどのように使われているかを確認しましょう。音声と同じように言えるまで繰り返しましょう。
覚えたい単語が含まれる例文のリスニング
音声だけを聞いて、文全体の内容が理解できるか確認しましょう。

このように音声を活用した学習を通して、聞いてわかる単語を増やすことがリスニング力アップにつながります。

1-2. 英文法の基礎力が足りていない:文法強化

2つめの原因は「英文法の基礎力が足りていない」です。

出てくる英単語の意味はわかるのに、聞いている英文の意味が理解できない場合、英文法の基礎力が足りていない可能性が高いでしょう。

ひとつ、例文を見てみましょう。

The cat the dog chased was big.

この文は、"cat", "dog", "chased", "was", "big" というシンプルな単語で構成されており、関係代名詞 "that" が省略されています。

文法の知識がないと、聞こえた単語だけで情報を処理しようとしてしまいます。

文法知識がないときの理解
猫と犬と追いかけた…大きい…?

関係代名詞の省略されていることが理解できていると、次のように理解ができます。

文法知識があるときの日本語訳
犬が追いかけた猫は大きかった。

文法の知識が不足していると、聞こえた単語だけで理解しようとするため、間違った内容理解につながりかねません。このような症状がある方は、音声付属文法問題集や参考書を活用して文法力の強化をしていきましょう。

リスニング力アップのための英文法強化法

例文の構文解析
例文の文構造が複雑なものや、長い例文の場合は、意味のかたまりごとに内容を理解するようにしましょう。英語の語順通りに意味をとらえていくようになるので、リスニングのとき聞こえた順に内容理解ができるようになるでしょう。
例文音声のリスニング
上記の構文解析ができたら、英語特有の語順ルールを意識しながら音声を聞き、聞こえた語順通りに意味処理ができたかを確認しましょう。音声を真似てリピート練習をすることも有用です。
例文音声のディクテーション
音声のリスニングができたら、音声だけを聞いて、例文を書き起こしてみましょう。聞き取れなかったところを文法知識で補うことができます。

このように、文法力の基礎固めをすることで、聞こえてきた英文の内容理解に役立ちます。

1-3. 情報処理スピードが遅い:サイトトランスレーション

3つめの原因は「情報処理スピードが遅い」です。

英語を聞きながら、内容を理解しようとしていても、聞こえてくる情報を処理しきれないというのは、英語学習者の多くが経験している悩みです。

前述の文法力強化にも関連しますが、英語の情報処理のスピードを高めるためには、サイトトランスレーションというトレーニングが有用です。

サイトトランスレーションとは、英語の意味のかたまり(チャンク)ごとに、内容理解を進めていく方法です。以下の流れでトレーニングをしてみましょう。

サイトトランスレーションの行い方

英文にスラッシュを入れる
英文の意味のかたまり(チャンク)ごとにスラッシュ(/)を入れましょう。スラッシュを入れる箇所にこだわる必要はありません。(例えば動詞の後や前置詞の前、コンマやピリオドの後など)
サイトトランスレーションをする
スラッシュまでの英語を読み、即座に日本語の意味を言いましょう。日本語訳を一度読んでからサイトトランスレーションをしてみるとよいでしょう。できるだけ素早く日本語に訳すことを目標にしましょう。

このトレーニングを継続することで、最終的には日本語を介さずに、瞬時に文の意味(イメージ)が浮かぶようになります。

1-4. 似た音の区別がつかない:発音強化

4つめの原因は「似た音の区別がつかない」です。

英語には、日本語にはない子音や母音の音が数多く存在します。それらの音の違いが聞き分けられないと、単語の識別が難しくなり、リスニングの障壁となります。

たとえば、"right""light""play""pray""bus""bath"など、似た音に悩まされることは少なくないでしょう。

英語の資格試験のリスニングテストでも、発音が似た単語で誤答を誘う問題が出題されることもあります。

似た音への対策としては、発音の強化に取り組むことが効果的です。英語の個々の音をしっかりと意識し、実際に口に出して練習することが役立ちます。

英語の発音を強化する方法

基本の音を学習する
英語は日本語よりも母音の数が多く、日本語にはない子音もたくさんあります。基本の音をひとつひとつ学習できる発音教材や発音学習動画などを活用して、基本の音について学習しましょう。
発音に特化した教材やアプリで練習する
発音教材やアプリには、個々の発音の仕方を丁寧に説明しているものがあるので、それを活用して声に出してリピート練習をしましょう。録音機能があるアプリであれば、モデル音声と聞き比べることもできます。
オンラインレッスンや英会話スクールで指導を受ける
苦手な発音の改善方法が独学でわからない場合には、オンラインレッスンや英会話スクールを活用しましょう。先生の口元をよく見て真似をしたり、自分の発音をチェックしてもらうことができます。

自分で言えるようになった単語は、聞き取れるようになります。英語らしい自然な音を目指して練習を続けましょう。

1-5. 音声変化の知識がない:サウンドチェックと音読

5つめの原因は、「音声変化の知識がない」です。

英語の音声変化は、英語が自然に話されるときに、単語同士のつながりの音が変化する現象です。音声変化のルールを知らないと、単語と単語の区切れがわからず、内容理解が難しくなります。

たとえば、"right now" のtの音が聞こえず「ライナウ」のように聞こえたり、”in an hour”という語句がすべてつながって、「イナナワ」と聞こえてしまうのは、この音声変化のルールがわかっていないからなのです。

音声変化の例

連結(linking、またはliaison)
子音で終わる単語と母音で始まる単語がつながって発音されること。
脱落(reduction)
ある音が、発音されずに抜け落ちてしまうこと。
同化(assimilation)
ある音が、前後の音の影響を受けて、その音に近い音になったり、新しい音になったりすること。

各種資格試験のリスニング対策でも、実際の会話でもリスニングに苦戦をしている方にとっては、英語の音声変化の知識はとても大切です。

英語の音声を聞き流すだけでは、音声変化の知識は養われません。実際に同じように発音できるようになるためには、音声を活用したサウンドチェックと音読のトレーニングが有用です。

音声変化に強くなるサウンドチェックと音読

音読
トレーニングしたい英文スクリプトと日本語訳で内容を理解したら、音読をしてみましょう。読み方が不確かな箇所や、読みづらい箇所にチェックを入れましょう。
サウンドチェック
音声を聞きながら、英文を目で追います。このとき、読み方(発音やリズム・イントネーション)を確認します。個々の単語の発音だけでなく、前述の音声変化が起こっている箇所も確認しましょう。
繰り返し音読
サウンドチェックで確認した音声変化を意識しながら音読します。上手に言えない箇所は、再度サウンドチェックに戻りましょう。

このように、音声変化に意識を向けたトレーニングをすることで、音のつながりが聞き取れるようになるでしょう。

1-6. ナチュラルスピードについていけない:オーバーラッピングとシャドーイング

6つめの原因は「ナチュラルスピードについていけない」です。

個々の発音や音声変化の知識を増やしただけでは、ネイティブスピーカーが自然に話すスピードについていけないことがあります。前述のサウンドチェックと音読のトレーニングの後に、オーバーラッピングとシャドーイングを実践することで、ナチュラルスピードについていく力を養いましょう。

オーバーラッピングとシャドーイングの行い方

オーバーラッピング
英文スクリプトを見ながら、聞こえてくる音声のリズムやイントネーションをそのまま真似て、音声にかぶせるようにして読みましょう。カラオケでガイド音声がついた状態で歌うイメージです。音声と同じスピードで読めるまで繰り返し練習しましょう。読みづらい音声変化があるところは、部分練習をして口慣らしをするとよいでしょう。
シャドーイング
オーバーラッピングが問題なくできるようになったら、スクリプトを見ないで、聞こえてくる音声だけを追いかけましょう。オーバーラッピングのときと同じように、聞こえたままの音声を真似るようにすることが大切です。まずは、音だけを追いかけるプロソディーシャドーイングを十分に行いましょう。最終的には、英文の意味内容を意識したコンプリヘンシブシャドーイングができるようになるとよいでしょう。

このように、オーバーラッピングやシャドーイングを積んでいくと、ナチュラルスピードの英語のリスニングに強くなります。

シャドーイング用の教材は、YouTube上でも多数見つかります。自分に合うものを探してみましょう。

以上、リスニングができない6つの原因と基礎トレーニングをご紹介しました。

自分にとって弱点だと感じるところから、重点的に取り組んでいきましょう。

続いて以下では、「試験対策」「旅行英会話」など、目的別のリスニング上達法をご紹介します。

2. リスニングができない人向け:目的別の上達法

さらなるリスニング力の向上を目指す際、自分の目的に合った学習法を選ぶことが効果的です。

ここでは、試験対策・日常英会話・ビジネス英会話・旅行英会話のそれぞれについて、おすすめの上達法をご紹介しましょう。

  1. 試験対策:問題集のリスニング音声でトレーニングをする
  2. 日常英会話:実際の会話に近い教材を使う
  3. ビジネス英会話:業界の専門用語や表現を押さえる
  4. 旅行英会話:実践的な場面を想定して学ぶ

2-1. 試験対策:問題集のリスニング音声でトレーニングをする

1つめの目的は「試験対策」です。

英語試験の対策では、問題集の音声を繰り返し聞いてトレーニングをすることが非常に重要です。出題傾向を把握し、問題形式に慣れるだけでなく、音声のスピードにも慣れておくことが、本番での高得点につながります。

試験対策のリスニング学習法

リスニングスクリプトの内容理解
演習して難しかった問題や、正解率が低くかった問題の英文スクリプトと日本語訳を活用して、内容確認をしましょう。前述のサイトトランスレーションをして、語順通りに理解をできるとよいでしょう。
サウンドチェック
音声を聞きながら、スクリプトを目で追って、単語の読まれ方や単語同士の音のつながりを確認しましょう。
オーバーラッピング
英文スクリプトを見ながら、聞こえてくる音声のリズムやイントネーションをそのまま真似て、音声にかぶせるようにして読みましょう。
シャドーイング
オーバーラッピングが問題なくできるようになったら、スクリプトを見ないで、聞こえてくる音声だけを追いかけましょう。

問題集の音声を使ったトレーニングを重ねることが、試験対策の要です。問題の特徴を熟知し、本番で実力を十分に発揮できるよう備えましょう。

なお、TOEIC® L&Rテストのリスニング対策をしたい方は、専門の対策コースの受講が非常におすすめです。

イーオンには、TOEIC® L&Rテストで高得点を取得した教師が多数在籍しており、スコアアップに直結する実践的な指導を行っています。

「TOEIC® L&Rテスト 対策コース」について詳細は、以下のページよりご確認ください。

2-2. 日常英会話:実際の会話に近い教材を使う

2つめの目的は「日常英会話」です。

日常英会話のリスニング力向上には、実際の会話場面に近い音声に触れることが不可欠です。日常生活で話される自然な表現や気の利いた口語表現を学ぶことに重点を置きましょう。

日常会話に特化したリスニング教材

ラジオ英会話
NHKラジオ英会話などの番組では、体系的に日常会話を学べます。スマートフォンでいつでも聴けるのも魅力です。
ドラマ
『Friends』や『Modern Family』などの日常生活を描いたドラマを通じて、フレーズや言い回しに触れましょう。動画配信サービスを利用して繰り返し視聴し、場面や状況に応じた表現を学びます。
YouTube チャンネル
ネイティブスピーカーによるYouTubeチャンネルは、生きた英語の宝庫です。字幕生成機能を使えば、聞き取りと理解を同時に深められます。

興味関心に合う分野のYouTubeチャンネルや、自分が日常英会話を活用したいシーン(学校、ホームステイ、旅行など)に合った舞台のドラマを選び、継続的に学習することが効果的です。

ラジオ英会話については、以下の記事もあわせてご覧ください。

2-3. ビジネス英会話:業界の専門用語や表現を押さえる

3つめの目的は「ビジネス英会話」です。

ビジネス英会話では、一般的な日常会話とは違い、専門用語やよりフォーマルな表現が多用されます。業界特有の言い回しや、フォーマルな表現を習得することが重要です。

ビジネス特化型リスニング教材の例

ビジネスニュース
CNBCBloomberg TVなどの経済ニュースチャンネルを活用し、最新の業界用語や経済用語を学びます。
TED Talks
ビジネスや技術に関する講演を聞き、プレゼンテーションスキルやアカデミックな表現を学習します。
オンライン会議録
上場企業の決算説明会やアナリストミーティングの音声を聞き、実際のビジネス会話に触れます。

これらの教材を活用する際は、自身の業界に関連した内容の音源を選ぶと効率的です。

また、習得した表現を用いて、実際のビジネスシーンを想定したロールプレイを行えば、実践的な会話スキルが身につきます。

2-4. 旅行英会話:実践的な場面を想定して学ぶ

4つめの目的は「旅行英会話」です。

旅行英会話のリスニング力向上には、実際の旅行シーンを想定した学習が効果的です。さまざまな状況下での会話や案内放送、さらには現地の方言やアクセントにも慣れておく必要があります。

旅行シーン別リスニング教材

空港アナウンス集
実際の空港で使用されているアナウンスを集めた音源で、搭乗案内や遅延情報などの聞き取り練習をします。
レストラン注文シミュレーション
さまざまな料理や飲み物の注文、アレルギー情報の伝達など、食事に関する会話を重点的に学びます。
交通機関利用ガイド
バス、電車、タクシーなどの公共交通機関を利用する際の会話や案内放送を学習します。
緊急時対応フレーズ集
病気や事故、盗難など、緊急時に使用する表現や、現地の緊急サービスの利用方法を学びます。

これらの教材を使用する際は、実際の旅行計画と連動させて学習しましょう。旅行先が決まっている場合には、地域特有のアクセントや方言にも注目し、現地の話し言葉に慣れておくと自信になります。

基本的なフレーズについては、以下のページで音声付きで解説しています。あわせてご覧ください。

3. リスニングに取り組むうえでの注意点

最後に、リスニング学習で効果を出すために押さえておきたい注意点をお伝えします。

  1. 最初は聞き流しではなく集中して聞く
  2. 毎日英語を聞く習慣をつける
  3. 一人でもアウトプットの機会も積極的に設ける

3-1. 最初は聞き流しではなく集中して聞く

1つめの注意点は「最初は聞き流しではなく集中して聞く」です。

リスニング学習の初期段階では、集中して英語の音に耳を傾けることが重要です。

「聞き流し」は上級者には良くても、初心者にとって最適とはいえません。

にもかかわらず、勉強中・仕事中など、何かをしながら英語音源を聞き流しているだけで、“勉強した気になってしまう” のが落とし穴といえます。

少なくとも、リスニングが苦手と感じている段階では、聞き流しではなく集中的に聞くように注意してください。

3-2. 毎日英語を聞く習慣をつける

2つめの注意点は「毎日英語を聞く習慣をつける」です。

リスニング力向上の鍵は、英語の音声に日常的に触れることです。

毎日の習慣化により、英語の音の体系に耳が慣れ、会話のスピードや抑揚にも、耳や脳が対応できるようになります。

効果的な毎日リスニング習慣の確立法

時間の確保
1日15分、リスニングに集中する時間を確保しましょう。最初は短時間でもよいので、毎日続けることを優先します。
レベル設定
スクリプトを読んだら80%程度理解できるレベルの教材から始め、徐々に難易度を上げていきます。挫折を防ぎ、モチベーションを維持するのに効果的です。
リピート学習
同じ教材を1週間程度繰り返し聞きます。毎回新しい発見があり、理解度が深まっていくのを実感できるでしょう。

毎日の習慣化により、英語の音声に対する感度が自然と高まり、リスニング力の飛躍的な向上が期待できます。無理のない範囲で継続することが、成功の鍵となります。

3-3. 一人でもアウトプットの機会を積極的に設ける

3つめの注意点は「声に出す練習の機会も積極的に設ける」です。

リスニング力を向上させようとして、音声を聞くだけのトレーニングに偏る傾向があります。リスニング力を高めるためには、音声と同じように言えるようになることが大切です。

自宅でできるアウトプットトレーニング例

音読
リスニング教材のスクリプトを声に出して読みます。発音・イントネーション・リズムを意識し、音声と文字の関連を強化します。音声を録音してみて、モデル音声と聞き比べて自分の発音の精度を上げていきましょう。
英語の歌を歌う
英語らしい音やリズムに慣れるには歌うことも有用です。歌うことが好きな人は、洋楽のレパートリーを増やしてみましょう。
海外ドラマのセリフを真似てみる
お気に入りのドラマや好きな俳優のセリフを真似て練習してみましょう。役になりきることで英語の音への意識も向けられます。

自宅でコツコツ実践してきたリスニング向上のためのトレーニングの成果をぜひ、「オンライン英会話」で試してみましょう。

初対面の教師の話す英語がすぐに理解できるかを試すことで、自分のリスニング力の伸びを感じられます。また、自宅での学習やトレーニングで身につけた発音力や語彙や表現を試す機会になります。

イーオンのオンライン英会話は、以下のページよりご確認ください。

4. まとめ

本記事では「リスニングができない」というときの原因やトレーニングについて解説しました。要点をまとめておきましょう。

リスニングができない6つの根本原因とそれを解決するトレーニングとして、以下を解説しました。

  1. 単語を知らない:語彙力強化
  2. 英文法の基礎力が足りていない:文法強化
  3. 情報処理スピードが遅い:サイトトランスレーション
  4. 似た音の区別がつかない:発音強化
  5. 音声変化の知識がない:サウンドチェックと音読
  6. ナチュラルスピードについていけない:オーバーラッピングとシャドーイング

リスニング目的別の上達法は、以下のとおりです。

  1. 試験対策:問題集のリスニング音声でトレーニングをする
  2. 日常英会話:実際の会話に近い教材を使う
  3. ビジネス英会話:業界の専門用語や表現を押さえる
  4. 旅行英会話:実践的な場面を想定して学ぶ

リスニングに取り組むうえでの注意点は、以下のとおりです。

  1. 最初は聞き流しではなく集中して聞く
  2. 毎日英語を聞く習慣をつける
  3. 一人でもアウトプットの機会も積極的に設ける

最初のうちは、わからないことだらけで、リスニング学習に苦労するかもしれません。

それでも着実に学習を重ね、少しずつ聞き取れる部分を増やしていけば、英語の音が次第に耳になじんでいくはずです。

聞き取れた時の喜びを糧に、リスニング学習を楽しみながら継続していきましょう。

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