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英語上達への近道
「英語のリスニングができない…」
「リスニングだけ、なかなか上達しない…」
リスニングを上達させるために、毎日たくさんの英語を聞いてがんばっているのに、なかなか聞き取れるようにならず、悩んでいる方も少なくありません。
結論からお伝えすると、ただ英語を聞いているだけでは、いつまでも上達はしません。
リスニングの上達には「できていない原因」に最適な方法でトレーニングをすることが必要なのです。
リスニングができない原因によって、あなたが取り組むべき学習法やトレーニングは変わってくるからこそ、はじめに「なぜリスニングができないのか」を知っておくべきです。
そこでこの記事では、まずフローチャートであなたがリスニングができない原因を探っていただき、その原因に最適な上達トレーニング方法を伝授していきます
聞き取れなかった英語が聞こえる喜びや、資格試験や英会話がうまくいく楽しさを、実感できるようになりましょう。
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目次
1. リスニングができない本当の原因とは?
まずは、上記のフローチャートに沿って、リスニングができない原因について洗い出すために以下の質問に答えてみましょう。
「英語のリスニングはできないけれど…英文を読めば意味を理解できますか?」
質問の答えによって、リスニングができない原因と上達トレーニング法も変わってきます。
英文を読んでも「理解できない」場合
「文章を読んでも、単語の意味や文法がよく分からない…」英語の基礎力が不足している可能性が高い。
英文を読んで「理解はできる」が聞こうとすると意味がつかめない場合。
2. リスニングができない状態から脱却するためのトレーニング6つ
先ほどお伝えしたとおり「リスニングができない」と一言にいっても、原因は人それぞれ異なります。
ここでは、フローチャートで洗い出した「6つのリスニングができない原因」ごとに、その原因を解決できるトレーニング方法を紹介していきます。
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語彙力強化トレーニング
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文法強化トレーニング
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情報処理スピードアップトレーニング
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発音強化トレーニング
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音声変化の知識トレーニング
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会話スピードに慣れるトレーニング
リスニングができない原因がわかれば、どのトレーニングを優先的におこなうべきか分かってくるはずです。
より最短距離で英語のリスニングを上達させるためにも、あなたにぴったりの上達トレーニングを一緒に探していきましょう。
2-1. 語彙力強化トレーニング
リスニングができない原因が「単語を知らない」場合は、語彙力強化トレーニングをおこないましょう。
語彙力強化トレーニングには、以下のような方法がおすすめです。
リスニング力アップのための語彙力強化トレーニング法
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単語の発音を確認単語のスペルや意味だけでなく、正しい発音を音声でしっかり聞いて確認しましょう。自分でしっかりと言えるようになった単語は、聞いても理解できるようになります。
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覚えたい単語が含まれる例文音声のリピート練習単語単体で覚えようとせずに、必ず例文の中でどのように使われているかを確認しましょう。音声と同じように言えるまで繰り返しましょう。
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覚えたい単語が含まれる例文のリスニング音声だけを聞いて、文全体の内容が理解できるか確認しましょう。
このように音声を活用した学習を通して、聞いてわかる単語を増やすことがリスニング力アップにつながります。
例えば以下のようなシーンで文章の意味がつかめないときは、語彙力強化のトレーニングが必要です。
例文
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Aさん「ネオテリックなビストロに行ってきたんだ。シェフのディッシュはまさにエクレクティックだった」
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Bさん「え?何言ってるのか全然わからない。」
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※補足:ネオテリック(neoteric)=新しい、ディッシュ(dish)=料理、エクレクティック(eclectic)=折衷的な、という意味です。
語彙力強化については、以下の記事でもより上達スピードを上げられる学習法・コツを紹介していますので、ぜひ参考にご覧ください。
2-2. 文法強化トレーニング
出てくる英単語の意味はわかるのに、聞いている英文の意味が理解できない場合は「英文法強化トレーニング」を集中的におこないましょう。
文法の知識が不足していると、聞こえた単語だけで理解しようとするため、間違った内容理解につながりかねません。「単語だけならわかるのに…」とお悩みの方は、音声が付属している文法問題集や参考書を活用して、文法構造を耳で処理する力を鍛えていきましょう。
リスニング力アップのための英文法強化法
- 例文の構文解析
- 例文の文構造が複雑なものや、長い例文の場合は、意味のかたまりごとに内容を理解するようにしましょう。英語の語順通りに意味をとらえていくようになるので、リスニングのとき聞こえた順に内容理解ができるようになるでしょう。
- 例文音声のリスニング
- 上記の構文解析ができたら、英語特有の語順ルールを意識しながら音声を聞き、聞こえた語順通りに意味処理ができたかを確認しましょう。音声を真似てリピート練習をすることも有用です。
- 例文音声のディクテーション
- 音声のリスニングができたら、音声だけを聞いて、例文を書き起こしてみましょう。聞き取れなかったところを文法知識で補うことができます。
例えば、以下の例で考えてみましょう。
【例文】The cat the dog chased was big.
この文は、"cat", "dog", "chased", "was", "big" というシンプルな単語で構成されており、関係代名詞 "that" が省略されています。
文法の知識がない状態では、聞こえた単語だけで情報を処理してしまい「猫と犬と追いかけた…大きい…?」と混乱してしまうでしょう。
しかし、文法の知識がしっかりとあれば、省略されている関係代名詞にも気づけるので、正しい意味に繋げることができます。
- 【正しい訳】犬が追いかけた猫は大きかった。
このように、文法力の基礎固めをすることで、聞こえてきた英文の内容を正しく理解できるようになるのです。
とは言っても、日本語とは違う文法に苦戦してしまう方も多くいます。
しっかりと文法力を高めてリスニングできるようになりたい方は、以下の記事でより具体的な英語文法についての知識と学習法をお伝えしているので、参考にしてみてください。
2-3. 情報処理スピードアップトレーニング
英語を聞きながら、内容を理解しようとしていても、聞こえてくる情報を処理しきれない場合は、「情報処理スピードアップトレーニング」をおこないましょう。
「2-2. 文法強化トレーニング」にも関連しますが、英語の情報処理のスピードを高めるためには、サイトトランスレーションというトレーニングが有用です。
サイトトランスレーションとは、英語の意味のかたまり(チャンク)ごとに、内容理解を進めていく方法です。以下の流れでトレーニングをしてみましょう。
サイトトランスレーションの行い方
- 英文にスラッシュを入れる
- 英文の意味のかたまり(チャンク)ごとにスラッシュ(/)を入れましょう。スラッシュを入れる箇所にこだわる必要はありません。(例えば動詞の後や前置詞の前、コンマやピリオドの後など)
- サイトトランスレーションをする
- スラッシュまでの英語を読み、即座に日本語の意味を言いましょう。いきなり直訳するのが難しい方は訳を一度読んでからサイトトランスレーションをしてみるとよいでしょう。できるだけ素早く日本語に訳すことを目標にしましょう。
このトレーニングを継続することで、「英語の語順で理解する」力がつきます。日本語の語順に置き換えて理解するステップを省くことができるので、瞬時に文の意味を捉えることができるようになりますよ。
2-4. 発音強化トレーニング
英語の音の違いが聞き分けられない場合は、「発音強化トレーニング」で日本語にはない子音や母音に慣れるようにしていきましょう。
たとえば、"right" と "light"、"play" と "pray"、"bus" と "bath"など、似た音に悩まされている場合は、口に出して発音してみることで、個々の音をより意識できるようになります。
英語の発音を強化する方法
- 基本の音を学習する
- 英語は日本語よりも母音の数が多く、日本語にはない子音もたくさんあります。基本の音をひとつひとつ学習できる発音教材や発音学習動画などを活用して、基本の音について学習しましょう。
- 発音に特化した教材やアプリで練習する
- 発音教材やアプリには、個々の発音の仕方を丁寧に説明しているものがあるので、それを活用して声に出してリピート練習をしましょう。録音機能があるアプリであれば、モデル音声と聞き比べることもできます。
- オンラインレッスンや英会話スクールで指導を受ける
- 苦手な発音の改善方法が独学でわからない場合には、オンラインレッスンや英会話スクールを活用しましょう。先生の口元をよく見て真似をしたり、自分の発音をチェックしてもらうことができます。
自分で言えるようになった単語は、スムーズに聞き取れるようになります。英語らしい自然な音を目指して練習を続けましょう。
発音強化については、以下の記事で正しい口の形や舌の位置、発音別の克服法まで徹底解説しています。
ぜひ参考にしていただき、英語特有の発音を鍛えてみてくださいね。
2-5. 音声変化の知識トレーニング
単語だけだと理解できるのに、単語同士がつながると音が変わって違う言葉に聞こえてしまいわからなくなってしまう場合は「音声変化の知識トレーニング」がおすすめです。
英語の音声変化は、英語が自然に話されるときに、単語同士のつながりの音が変化する現象です。音声変化のルールを知らないと、単語と単語の区切れがわからず、内容理解が難しくなります。
たとえば、"right now" のtの音が聞こえず「ライナウ」のように聞こえたり、”in an hour”という語句がすべてつながって、「イナナワ」と聞こえてしまい、意味がわからなくなるのは、音声変化のルールを知らないからです。 ※「イナナワ」と聞こえること自体は問題ないです。「イナナワ」と聞こえたときに意味が分からなくなるのが課題になります。
音声変化の例
- 連結(linking、またはliaison)
- 子音で終わる単語と母音で始まる単語がつながって発音されること。
- 脱落(reduction)
- ある音が、発音されずに抜け落ちてしまうこと。
- 同化(assimilation)
- ある音が、前後の音の影響を受けて、その音に近い音になったり、新しい音になったりすること。
英語の音声を聞き流すだけでは、このような音声変化の知識は養われません。リスニング力を高めるためには、音のつながりや変化の仕組みを理解し、実際に音声を使ってサウンドチェックや音読のトレーニングを行うことが重要です。
音声変化に強くなるサウンドチェックと音読
- 音読
- トレーニングしたい英文スクリプトの内容を日本語訳で確認したら、音読をしてみましょう。読み方が不確かな箇所や、読みづらい箇所にチェックを入れましょう。
- サウンドチェック
- 音声を聞きながら、英文を目で追います。このとき、読み方(発音やリズム・イントネーション)を確認します。個々の単語の発音だけでなく、音声変化が起こっている箇所も確認しましょう。
- 繰り返し音読
- サウンドチェックで確認した音声変化を意識しながら音読します。スムーズに言えないところは、再度音声を確認し、繰り返しましょう。
音声変化に意識を向けたトレーニングをすることで、音のつながりが聞き取れるようになるでしょう。
2-6. 会話スピードに慣れるトレーニング
個々の発音や音声変化の知識を増やしただけでは、ネイティブスピーカーが自然に話すスピードについていけないことがあります。サウンドチェックと音読のトレーニングの次は、「会話スピードに慣れるトレーニング」でナチュラルな英会話のスピードについていく力を養いましょう。
会話スピードに慣れる際には、オーバーラッピングとシャドーイングがおすすめです。
オーバーラッピングとシャドーイングの行い方
- オーバーラッピング
- 英文スクリプトを見ながら、聞こえてくる音声のリズムやイントネーションをそのまま真似て、音声にかぶせるようにして読みましょう。カラオケでガイド音声がついた状態で歌うイメージです。音声と同じスピードで読めるまで繰り返し練習しましょう。読みづらい音声変化があるところは、部分練習をして口慣らしをするとよいでしょう。
- シャドーイング
- オーバーラッピングが問題なくできるようになったら、スクリプトを見ないで、聞こえてくる音声だけを追いかけましょう。オーバーラッピングのときと同じように、聞こえたままの音声を真似るようにすることが大切です。まずは、イントネーションやリズム、強弱を真似しながら行うプロソディーシャドーイングを十分に行いましょう。最終的には、英文の意味内容を意識したコンプリヘンシブシャドーイングができるようになるとよいでしょう。
このように、オーバーラッピングやシャドーイングを重ねていく、もしくは 続けていくと、自然な英会話のスピードに対応できる力が身につきます。
シャドーイング用の教材は、YouTube上でも多数見つかります。自分に合うものを探してみましょう。
また、以下の記事ではシャドーイングでのトレーニングを効果的に行えるコツについて解説しているので、ぜひご覧ください。
3. 【目的別】リスニングができないから脱却するための学習法
さらに、効率よくリスニング力の向上を目指したい場合、自分の目的に合った学習法を選ぶことが効果的です。
ここでは、試験対策・日常英会話・ビジネス英会話・旅行英会話のそれぞれについて、おすすめの上達法をご紹介しましょう。
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試験対策:問題集のリスニング音声でトレーニングをする
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日常英会話:実際の会話に近い教材を使う
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ビジネス英会話:業界の専門用語や表現を押さえる
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旅行英会話:旅先の国特有の表現も覚えておく
リスニング上達を目指している人には、「試験のリスニングで良い点を取りたい」という人もいれば、「旅行先での英会話で困りたくない」という人もいるでしょう。
それぞれの目的に合わせて、最適な学習法を選ぶことで、リスニング力向上のスピードアップも期待できますよ。
3-1. 試験対策:問題集のリスニング音声でトレーニングをする
試験対策としてのリスニング上達法は、「問題集の音声を繰り返し聞いてトレーニングをする」がおすすめです。出題傾向を把握し、問題形式に慣れるだけでなく、音声のスピードにも慣れておくことが、本番での高得点につながります。
試験対策のリスニング学習法
- リスニングスクリプトの内容理解
- 演習して難しかった問題や、間違った問題の英文スクリプトと日本語訳を活用して、内容確認をしましょう。サイトトランスレーションをして、語順通りに理解することを意識してください。
- サウンドチェック
- 音声を聞きながら、スクリプトを目で追って、単語の読み方や単語同士の音のつながりを確認しましょう。
- オーバーラッピング
- 英文スクリプトを見ながら、聞こえてくる音声のリズムやイントネーションをそのまま真似て、音声にかぶせるようにして読みましょう。
- シャドーイング
- オーバーラッピングが問題なくできるようになったら、スクリプトを見ないで、音声だけを頼りに英文を追いかけてみましょう。
問題集の音声を使ったトレーニングを重ねることが、試験対策の要です。問題の特徴を熟知し、本番で実力を十分に発揮できるよう備えましょう。
なお、TOEIC® L&Rテストのリスニング対策をしたい方は、専門の対策コースの受講が非常におすすめです。
イーオンには、TOEIC® L&Rテストで高得点を取得した教師が多数在籍しており、スコアアップに直結する実践的な指導を行っています。
「TOEIC® L&Rテスト 対策コース」について詳細は、以下のページよりご確認ください。
3-2. 日常英会話:実際の会話に近い教材を使う
日常英会話のリスニング力向上には、「実際の会話場面に近い音声教材を使う」ことが大切です。日常生活で話される自然な表現や気の利いた口語表現を学ぶことに重点を置きましょう。
日常会話に特化したリスニング教材
- ラジオ英会話
- NHKラジオ英会話などの番組では、体系的に日常会話を学べます。スマートフォンでいつでも聴けるのも魅力です。
- ドラマ
- 『Friends』や『Modern Family』などの日常生活を描いたドラマを通じて、フレーズや言い回しに触れましょう。動画配信サービスを利用して繰り返し視聴し、場面や状況に応じた表現を学びます。
- YouTube チャンネル
- ネイティブスピーカーによるYouTubeチャンネルは、生きた英語の宝庫です。字幕生成機能を使えば、聞き取りと理解を同時に深められます。
興味関心に合う分野のYouTubeチャンネルや、自分が日常英会話を活用したいシーン(学校、ホームステイ、旅行など)に合った舞台のドラマを選び、継続的に学習することが効果的です。
ラジオ英会話については、以下の記事もあわせてご覧ください。
3-3. ビジネス英会話:業界の専門用語や表現を押さえる
ビジネス英会話でのリスニング上達を目指すのであれば、業界特有の言い回しや、フォーマルな表現を習得することが重要です。
ビジネス特化型リスニング教材の例
- ビジネスニュース
- CNBCやBloomberg TVなどの経済ニュースチャンネルを活用し、最新の業界用語や経済用語を学びます。
- TED Talks
- ビジネスや技術に関する講演を聞き、プレゼンテーションスキルやアカデミックな表現を学習します。
- オンライン会議録
- 上場企業の決算説明会やアナリストミーティングの音声を聞き、実際のビジネス会話に触れます。
これらの教材を活用する際は、自身の業界に関連した内容の音源を選ぶと効率的です。
一般的な英会話とは違い、専門用語やフォーマルな表現が多用されるので、あなた自身が日頃から使っている専門用語等は必ず押さえておきましょう。
また、習得した表現を用いて、実際のビジネスシーンを想定したロールプレイを行えば、実用的な会話スキルが身につきます。
3-4. 旅行英会話:旅先の国特有の表現も覚えておく
旅行英会話のリスニング力向上には、「旅先の国特有の表現も覚える」ことを意識しましょう。
さまざまな状況下での会話や案内放送、さらには現地の方言やアクセントにも慣れておく必要があります。
旅行先の国によって変わる要素の例
- 同じものでも単語自体が変わる
- 同じフライドポテトでも、アメリカ「French fries」でイギリス「chips」というように、単語自体がまったく変わる。
- 数え方が変わる
- 建物の1階も、アメリカ「first floor」でイギリス「ground floor」というように、数え方が変わる場合がある。
- その国特有の発音・アクセントが変わる
- 同じスペルの単語でも、国によって発音やアクセントが変わる
すでに旅行先が決まっている場合は、地域特有のアクセントや方言にも注目し、現地の話し言葉になれておくと、聞き取りに自信がつきますよ。
また、旅行での基本的なフレーズについては、以下のページで音声付きで解説しています。ぜひ、あわせてご覧ください。
カンタン英会話フレーズ~海外旅行編
4. リスニング上達スピードを上げるために「今すぐ」取り組むべきポイント
最後に、リスニング学習で効果を出すために今すぐ」取り組んでいただきたいポイントをご紹介します。
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最初は聞き流しではなく集中して聞く
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毎日英語を聞く習慣をつける
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一人でもアウトプットの機会も積極的に設ける
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トレーニングの成果を確認できる実践の場を定期的に持つ
英語のリスニングができるようになるためには、それぞれの原因ごとに適した学習法も重要ですが、さらに上記のポイントを意識して取り組むことを加えることで「意識して取り組む」ことで効率アップが期待できます。
ぜひここで紹介するポイントを参考にしていただき、リスニングができないと悩む現状から脱却しましょう。
4-1. 最初は聞き流しではなく集中して聞く
1つめのポイントは「最初は聞き流しではなく集中して聞く」です。
リスニング学習の初期段階では、集中して英語に耳を傾けることが重要です。
「聞き流し」は上級者には良くても、初心者にとって最適とはいえません。
にもかかわらず、勉強中・仕事中など、何かをしながら英語音源を聞き流しているだけで、“勉強した気になってしまう” のが落とし穴といえます。
少なくとも、リスニングが苦手と感じている段階では、聞き流しではなく集中的に聞くように注意してください。
4-2. 毎日英語を聞く習慣をつける
2つめのポイントは「毎日英語を聞く習慣をつける」です。
リスニング力向上の鍵は、英語の音声に日常的に触れることです。
毎日の習慣化により、英語の英語特有の音の仕組みやパターンに耳が慣れ、会話のスピードや抑揚にも、耳や脳が対応できるようになります。
効果的な毎日リスニング習慣の確立法
- 時間の確保
- 1日15分、リスニングに集中する時間を確保しましょう。最初は短時間でもよいので、毎日続けることを優先します。
- レベル設定
- スクリプトを読んだら80%程度理解できるレベルの教材から始め、徐々に難易度を上げていきます。挫折を防ぎ、モチベーションを維持するのに効果的です。
- リピート学習
- 同じ教材を1週間程度繰り返し聞きます。毎回新しい発見があり、理解度が深まっていくのを実感できるでしょう。
毎日の習慣化により、英語の音声に対する感度が自然と高まり、リスニング力の飛躍的な向上が期待できます。無理のない範囲で継続することが、成功の鍵となります。
4-3. 一人でもアウトプットの機会を積極的に設ける
3つめのポイントは「声に出す練習の機会も積極的に設ける」です。
リスニング力を向上させようとして、音声を聞くだけのトレーニングに偏る傾向があります。リスニング力を高めるためには、音声と同じ発音・リズム・スピードで言えるようになることが大切です。
自宅でできるアウトプットトレーニング例
- 音読
- リスニング教材のスクリプトを声に出して読みます。発音・イントネーション・リズムを意識し、音声と文字の関連を強化します。音声を録音してみて、モデル音声と聞き比べて自分の発音の精度を上げていきましょう。
- 英語の歌を歌う
- 英語らしい音やリズムに慣れるには歌うことも有用です。歌うことが好きな人は、洋楽のレパートリーを増やしてみましょう。
- 海外ドラマのセリフを真似てみる
- お気に入りのドラマや好きな俳優のセリフを真似て練習してみましょう。役になりきることで英語の音への意識も向けられます。
4-4. トレーニングの成果を確認できる実践の場を定期的にもつ
4つめのポイントは「トレーニングの成果を確認できる実践の場を定期的に持つ」です。
せっかく取り組んできたリスニング学習も、実践の場で使ってみなければ身についているのかどうか分かりません。
誰かと一緒に対話を通して、リアルな英語のリスニングをして、理解できるようになっているのかを確認してみましょう。
たとえば、以下のような場を活用してみるのがおすすめです。
英会話教室(対面・オンライン)
講師が個々のレベルにあった指導をしてくれるので、リスニングの上達具合を適切に判断して、最適な学習法を提案してくれる
英会話コミュニティ
同じように英語学習をしている人同士で、成長具合を確認しながら切磋琢磨できる
異文化交流会
英語のネイティブスピーカーと実際に交流して、自分がどれだけリスニングができているのかを再確認できる
他にも、学んできた英語力を実践の場で使える機会はあるかと思います。
このような場で、リアルな会話に触れることで、ご自身の上達具合を確認できるだけでなく、もっと上達しようというモチベーションアップにも繋がりますよ。
一度きりで終わらせてしまうのではなく、継続して実践の場を持つことが、リスニング力を伸ばす近道です。
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5. まとめ
本記事では「リスニングができない」というときの原因やトレーニングについて解説しました。要点をまとめておきましょう。
リスニングができない6つの根本原因とそれを解決するトレーニングとして、以下を解説しました。
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語彙力強化トレーニング
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文法強化トレーニング
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情報処理スピードアップトレーニング
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発音強化トレーニング
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音声変化の知識トレーニング
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会話スピードに慣れるトレーニング
リスニング目的別の上達法は、以下のとおりです。
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試験対策:問題集のリスニング音声でトレーニングをする
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日常英会話:実際の会話に近い教材を使う
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ビジネス英会話:業界の専門用語や表現を押さえる
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旅行英会話:旅先の国特有の表現も覚えておく
リスニングに取り組むうえでのポイントは、以下のとおりです。
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最初は聞き流しではなく集中して聞く
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毎日英語を聞く習慣をつける
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一人でもアウトプットの機会も積極的に設ける
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トレーニングの成果を確認できる実践の場を定期的に持つ
最初のうちは、わからないことだらけで、リスニング学習に苦労するかもしれません。
それでも着実に学習を重ね、少しずつ聞き取れる部分を増やしていけば、英語の音が次第に耳になじんでいくはずです。
聞き取れた時の喜びを糧に、リスニング学習を楽しみながら継続していきましょう。
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