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試験対策/資格取得

「就職や入試に向けて英検®準2級の合格を目指したい!とは言え、難しそうだし、何から勉強したらいいのだろう」
「英検®3級に合格したから、次は英検®準2級を目指そうと思っている。効率よく合格したいけど、どうやって勉強したらいい?」
仕事や入試時に役に立つ「英検®準2級」。できるだけ短期間で合格したいと思っても、どのように勉強をすればいいのか悩みますよね。
英検®準2級は語彙量がやや多く難易度も高くなってくるので、闇雲に勉強をしても合格に近づけません。
下記の3つだけは念頭に置いて、勉強を進めることが大切です。

ただし、全体のポイントを知っているだけでは、リーディングやリスニング、ライティングで具体的に何を勉強すればいいのか分かりません。
全体のポイントを知ったうえで技能ごとの勉強のコツを押さえながら、効率よく勉強を進めるようにしましょう。
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※リンクをクリックすると該当の勉強法に移動します
英検®準2級の技能ごとの勉強法 | |
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第一次試験 ライティング |
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リーディング |
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リスニング |
|
第二次試験 スピーキング |
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そこでこの記事では、英検®準2級の勉強法を単語や過去問、技能ごとに分けて詳しく解説していきます。
最後まで読めば英検®準2級合格に向けた勉強法が分かり、早速取り組めるようになります。
英検®準2級は勉強法で、合格までの最短距離が変わります。
無駄を省いて、効率よく合格を目指すためにも、ぜひ参考にしてみてください。
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目次
1. 英検®準2級合格のための勉強法3つのポイント

英検®準2級の合格を目指すときに、闇雲に勉強をすることは避けたいところです。
英検®準2級ならではの力をいれるべき部分があるので、ポイントを理解して勉強することが合格への近道になります。
ここでは、まず知っておきたい英検®準2級の勉強のポイントをご紹介します。
英検®準2級合格のための勉強法3つのポイント
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まずは単語を覚えて語彙量を増やす
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少なくとも過去6回分の過去問を解く
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単語と読解だけに頼らずライティングも十分に対策する
3つのポイントを念頭に置き勉強を開始することで「何をしなければならないか」明確になるので、ぜひチェックしてみてください。
1-1. まずは単語を覚えて語彙量を増やす
1つ目は、単語を覚えて語彙量を増やすことです。
知らない単語が多いと、ライティングやリスニングなどの領域の問題も、スムーズに解くことができないからです。
英検®準2級の過去問を見たときに意味を知らない単語ばかりでは、問題を正しく理解できません。だからこそ、まずは単語を覚えて、問題が分かり適切な解答ができる状態にしましょう。
英検®準2級に合格するには、約2,600~3,600語の単語を覚える必要があります。短期間で覚えようとしないで、毎日コツコツと覚えていくことがポイントです。
毎日コツコツと単語を覚えるときのポイント
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1日30分など単語学習の時間を決めて継続して取り組む
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1日20単語覚えると単語数を決めて取り組む
一例として、1日30分など単語学習の時間を設定して、毎日取り組める環境を整えましょう。その上で、1日に20単語覚えるなど具体的な目標を決めると、着実に語彙量を増やせるようになります。
単語の覚え方は「2.英検®準2級の単語の勉強法」で解説しているので、参考にしてみてください。
1-2. 少なくとも過去6回分の過去問を解く
2つ目は、少なくとも6回分の過去問を解くことです。
英検®準2級は問題形式に慣れていないと「知識があっても解けない」「時間がない」などの失敗に陥いる可能性があります。
問題形式に慣れて、自分なりの解き方のコツを掴んでおくことが重要なのです。
自分なりの解き方を把握して試験本番でも焦らず解答できるようになるには、少なくとも過去6回分の過去問をしっかりと解くことをおすすめします。
過去問を解くときはただ問題に解答するのではなく、下記を意識してみましょう。
過去問を解くときのポイント
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タイマーで時間を測り試験時間内に解答できるか確認する
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間違えた問題はそのままにしないで振り返りをする
とくに重要なのは、試験時間内で解答できるように、時間配分する力を身につけておくことです。
英検®準2級は試験時間に対して問題数がやや多いため、自分のペースで解答していると時間切れになることが考えられます。
過去問の段階から試験時間内に解く練習をして、焦らず試験ができる体制を整えておきましょう。過去問の詳しい勉強法は「7.英検®準2級の過去問の勉強法」で解説しているので、参考にしてみてください。
英検®準2級の過去問は下記より確認できます
1-3. 単語と読解だけに頼らずライティングも十分に対策する
3つ目は、単語と読解だけに頼らずライティングも十分に対策することです。
英検®準2級のライティングには、2024年よりEメールを読み返信する問題が追加されました。従来の英作文を合わせて2問でCSEスコア600点分になるので、点数を逃さないようにしましょう。
ライティングの配点 | |
---|---|
2問でCSEスコア600点分 | Eメール 英文でEメールの返信を書く |
英作文 質問に対する意見を英語で述べる |
ライティングは、英検®準2級の評価項目と解答の型を理解することが大切です。
ライティングを勉強するときのポイント
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解答の型を覚える
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4つの評価項目に応じた対策をする
とくに解答の型を理解しておけば試験時に1から英作文を考える必要がなく、解答時間の短縮につながります。詳しくは「3.英検®準2級のライティングの勉強法」で解説しているので、参考にしてみてください。
いち早く技能ごとの勉強法が知りたい場合は、下記のリンクよりご覧いただけます。
英検®準2級の勉強法
2. 英検®準2級の単語の勉強法

英検®準2級に合格するには、約2,600~3,600語の単語を覚える必要があります。単語を少しでも効率よく覚えるには、次の3つのポイントを意識しましょう。
英検®準2級の単語の勉強法
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最低3回は復習する
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単語帳を作り間違えた単語のみ覚え直す
-
音声を活用して単音で単語を覚える
英検®準2級の合格には、語彙量を増やすことが重要です。「知らない単語があり解答できなかった」という後悔をなくすためにも、ぜひ参考にしてみてください。
英検®準2級で覚える単語は、下記の記事でまとめて紹介しています。
2-1. 最低3回は復習をする
単語は一度覚えて終わりではなく、最低3回は復習をしましょう。
なぜなら、下記のグラフのように復習をしなければ1度覚えたことも定着せず忘れてしまい、再度覚えることにも時間がかかるためです。

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※エビングハウスの忘却曲線とは:学習した内容を時間経過とともに、どれくらい忘れてしまうか示したものです
単語を覚えても定着しない悪循環に陥らないために、単語は3回復習すると決めてスケジュールを立てるといいでしょう。
おすすめなのは、下記のタイミングで復習することです。
単語の復習のタイミング | |
---|---|
暗記した次の日 | 10分復習 |
暗記した7日後 | 5分復習 |
暗記した30日後 | 2~4分復習 |
単語を覚えた次の日に復習をしないと定着率が大きく下がるため、前日に覚えた単語をもう一度書いて復習をします。
その後、単語を覚えた1週間後、1ヶ月後のタイミングでもう一度書いて、正しく覚えているか確認するようにしましょう。
2-2. 単語帳を作り間違えた単語のみ覚え直す
単語を覚えるときは単語帳を作成して、間違えた単語のみ覚え直せるようにしましょう。
英検®準2級では約2,600~3,600語を習得するので、闇雲に復習していては時間がかかるためです。
単語帳は様々な作成方法がありますが、今回は簡単に真似できる2つの方法をご紹介します。
2-2-1. 単語ノートを活用する方法
まずは、単語ノートを活用する方法です。下記の手順で作成できます。

単語ノートの作り方
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1.
市販のノートに英検®準2級の対象単語を単語・読み・意味をセットで書き出す
-
2.
意味を見て覚えていない単語、スペルを書けない単語にマーカーを引く
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3.
マーカーで線を引いた単語のみ覚え直す(覚えたらマーカーを消す)
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4.
マーカーで線を引いた単語が増えてきたら特に苦手な単語、優先度の高い単語に付箋を貼る
ポイントは、覚えられない単語にマーカーを引き覚えている単語と区別をしたうえで、マーカーを引いた単語を繰り返し復習することです。
「この単語は覚えた」と言える状態になったら、マーカーを消しましょう。また、マーカーの単語が増えた場合は、付箋を使い覚え直す単語に優先順位をつけます。
付箋のある単語を覚えてからマーカーの単語を覚えると明確にすることで、焦らず取り組めるようになるでしょう。
2-2-2. 単語カードを活用する方法
続いて、単語カードを活用する方法です。単語カードは、下記の手順で作成できます。

単語カードの作り方
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1.
単語カードの表に単語、裏に意味を書く
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2.
単語カードを見て読み書きができたものはリングから外す
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3.
覚えていない単語が残るのでカードが0になるまで繰り返す
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4.
カードが0になったら順番を入れ替えて再度取り組む
単語カードは覚えた単語から取り外せるため、単語を覚えられてきたと体感しやすいです。カードが0になったら順番を入れ替え再度取り組むことで、より確実な定着を目指せます。
2-3. 音声を活用して単語を覚える
単語を覚えるときは、発音を活用して音でも覚えるようにしましょう。実は、単語の文字だけでなく音声も併せて認識したほうが、単語を正しく覚えやすくなるのです。

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※音韻符号化とは:文字を見たときに、文字の音を頭の中で再生して、意味やイメージを認識する仕組みのこと
だからこそ、単語帳の単語を眺める、ノートに書くなどの作業で終わらずに、下記のように必ず声に出して読む習慣をつけましょう。
発音の練習方法
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1.
英単語発音アプリなどで正しい発音を聞く
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2.
聞いた直後に真似をして発音する
-
3.
時間を開けて単語を見ただけで正しい発音ができるか確認する
発音記号を見てイメージだけで発音をすると実際の発音と違う可能性があるので、まずは正しい発音を聞いて真似をするところから始めましょう。
カタカナ語にならないように英語らしい発音を意識して、繰り返し練習をします。
時間を開けてもアクセントや発音に違和感がなくなるように、正しく覚えることを意識してみてください。
他の単語の覚え方のコツは下記の記事で紹介しているので、参考にしてみてください。
3. 英検®準2級のライティングの勉強法

続いて、英検®準2級のライティングの勉強法をご紹介します。
ライティングでは、Eメールへの返信と英作文の2問が出題されます。
この2問でCSEスコア600点分になるので、時間配分を意識し、効率よく高得点を目指せるよう対策しましょう。
ライティングの内容 | 目標点数 | 目安時間 |
---|---|---|
Eメール 英文でEメールの返信を書く |
12満点中8点以上を目指す | 15分 |
英作文 質問に対する意見を英語で述べる |
16点満点中10点以上を目指す | 20分 |
ライティングは4つの評価観点があり、それぞれ0~4点の5段階で評価します。
そのため、評価観点を理解して、少しでも高得点を狙えるコツを知っておくことが重要です。
項目 | Eメール | 英作文 |
---|---|---|
内容 | 0~4点 質問に不足なく解答できている Eメールの返信として違和感のない内容となっている |
0~4点 課題が求めている内容を含んでいる |
語彙 | 0~4点 課題に応じた単語を正しく使用できる |
0~4点 課題に応じた単語を正しく使用できる |
文法 | 0~4点 バリエーションがあり、正しい文法を使用できる |
0~4点 バリエーションがあり、正しい文法を使用できる |
構成 | - | 0~4点 構成の流れが分かりやすく論理的な展開ができる |
ここでは、ライティングの評価観点を意識した勉強法を解説するので、ライティングの勉強に役立ててみましょう。
英検®準2級のライティングの勉強法
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構成:型を覚える
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内容:問題文を正しく理解する
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語彙:英検®準2級の単語を積極的に使う
-
文法:バリエーションを増やす
3-1. 構成:型を覚える
ライティングの評価観点「構成」では、論理的で分かりやすい構成かどうかがチェックされます。
試験時に構成を1から考えていると時間がかかる、まとまらないなどのミスにつながるので、基本的な型を覚えて、型に沿った解答ができるようにしましょう。
ライティングの基本的な型 | |
---|---|
Eメールの基本的な型 | 質問の解答→質問1→質問2 |
英作文の基本的な型 | 意見→理由1→理由2→結論・再主張 |
3-1-1. Eメールの場合
Eメールは、相手のメールに返信する設定で「相手に2つの質問をする」「相手の質問に答える」という条件があります。
要件を満たしつつ論理的な構成にするには、下記の型を意識するといいでしょう。
Eメールの型 | 解答例 |
---|---|
質問の解答 | I think places like the sea and forest will become more popular for people to visit. People can relax by going to natural places. (私は、海や森のような自然の場所が、これから人々にとってより人気のある訪問先になると思います。人々は自然の場所に行くとリラックスできます。) |
質問1 | I have two questions.How long does each art class last? (美術クラスは何時間かかりますか?) |
質問2 | Who did you attend the art class with? (美術クラスは誰と参加しましたか?) |
Eメールの問題では相手が質問をするので、まずは質問に解答します。
その後に、Eメールの内容を踏まえた質問を2つする構成を意識すると、要件を満たしながら論理的な構成が作成できるでしょう。
勉強をするときにはこの構成を念頭に置いて、構成に当てはめながら解答をする練習をすると型が身につきます。
3-1-2. 英作文の場合
英作文は、質問に対する自分の意見を述べる設定で「理由を2つ書く」要件があります。
この要件を満たしつつ論理的な構成にするには、下記の基本的な型を覚えるといいでしょう。
英作文の型 | 解答例 |
---|---|
問題文 | Do you think summer vacation is a good opportunity to travel with children?Why or why not? (夏休みは子どもと旅行するのにいいと思いますか? なぜそう思うか、なぜそう思わないかを書きなさい。) |
意見 | Yes, I do. Summer vacation is a good time to travel with children. (はい、夏休みは子どもとの旅行に適しています。) |
理由1 | During such periods, both children and their parents often have time off, which makes it easier for families to travel together. (そのような期間中は職場も両親も休みになることが多く、一緒に旅行に行きやすくなります。) |
理由2 | Also, for children, they can visit places they have never been before. (また、子どもにとってもこれまでに行ったことのない場所に行くことができます。) |
結論・再主張 | Long vacations are a great opportunity to create lasting memories with your family. (長い休みは家族の思い出を増やすいい機会です。) |
まずは、質問に対する自分の意見を明確に書きましょう。
模範解答の問題文は「夏休みは子どもと旅行するのにいいと思いますか? 」なので、「はい、そう思います」という主張を明確にしています。
その後に2つ理由を書き、再度主張をする1文で締めくくります。模範解答では「仕事も休みで旅行がしやすい」「子どもにとってもこれまでに行ったことのない場所に行くことができます。」という2つの理由を述べています。
慣れるまでは型をノートに書いて、型を見ながら問題を解くと覚えやすくなるでしょう。
このように、問題を見て構成を考えるのではなく、型を覚えて型に沿った解答をすることで減点を防げます。
3-2. 内容:問題文を正しく理解する
ライティングの評価観点「内容」では、問題文を正しく理解して適切な内容を記述できているか評価されます。
問題文の指示や求められている内容を反映できていないと、減点になります。そのため、問題と求められる解答を理解して、誤った解答をしないようにしましょう。
よくある減点対象は、下記のとおりです。
よくある減点対象 | 減点になるケース例 |
---|---|
問題文に沿った解答をしていない |
|
意見と理由が反する内容になっている | 「部活動はするべきだ」と意見をしているのに「部活動をすると時間がなくなる」と反対の理由を述べている |
理由に説明や補足がない | 「部活動はするべきだ」との意見に「楽しい」「友達ができる」と一言で解答する |
個人、知人の経験、考えを理由にしている | 「部活動はするべきだ」との意見に「私は新しい経験がしたい」「家族がしたほうがいいと言う」など一般論ではなく個人的な感情、経験を理由に解答する |
とくに、注意したいのは「意見と理由が反する内容になっている」と「理由に説明や補足がない」の2つです。
英作文では意見を明確にして2つの理由を書く要件がありますが、意見と理由が矛盾していると減点の対象になります。
例えば「部活動はするべきですか?」との問題文に対して「部活動はするべきです」と意見をしているのにも関わらず、「部活動は大変」「勉強する時間がない」など反対の意見を踏まえると矛盾が生じて減点になります。
このような減点を避けて問題文に沿った解答をするためにも、慣れるまでは下記のように意見と理由2つを書き出して内容を確認する習慣をつけるといいでしょう。
問題文に沿った解答をするための整理例 | |
---|---|
意見 | 部活動はするべき |
理由1 | 授業ではできない体験ができて学生時代の思い出になる |
理由2 | 同じスポーツに興味がある友達ができる |
再主張 | だからこそ、私は部活動をするべきだと思う |
また、英作文ではただ理由を書くのではなく、具体的な例や根拠も求められています。
例えば「部活動はするべきですか?」との問題文に対して「経験になる」「友達ができる」と解答するだけでは、減点の可能性があるでしょう。
「学年やクラスを超えた交流ができて友達ができる」「同じスポーツに興味を持つ友達ができる」など、具体的な根拠を書く練習をする必要があります。
意見と理由を書き出したときに、根拠や例が含まれているか確認すると、書き忘れを防げるようになるでしょう。
3-3. 語彙:英検準2級の単語を積極的に使う
ライティングの評価観点「語彙」では、課題にふさわしい単語を正しく使えているか評価されます。
ライティングは40~60語程度を使い、解答欄に英文を書き込みます。
ライティングの種類 | 語数の目安 |
---|---|
Eメール | 40~50語 |
英作文 | 50~60語 |
単語の使い方やスペル、大文字小文字の使い分けなど、語彙を書くうえでのミスがないように、正しく書く練習をしましょう。
間違えた単語はそのままにしないで「2.英検®準2級の単語の勉強法」で触れた勉強法で、正しく書けるようにしておくことが大切です。
また、ライティングでは「課題にふさわしい単語」とあるので、ミスを避けたいがために簡単な単語だけを使うのは好ましくありません。準2級の単語を積極的に使い、語彙量があることをアピールするようにしましょう。
英検®準2級で覚える単語は、下記の記事でまとめて紹介しています。
3-4. 文法:バリエーションを増やす
ライティングの評価観点「文法」では、正しい文法を使いつつ、様々なパターンを適切に使うことが求められます。
文法のバリエーションを知っていないと同じ言い回しばかりになるので、下記のように質問を答えるときの表現や理由を言うときの表現を複数知っておくことが重要です。
表現の種類 | 例 |
---|---|
質問に答えるときの表現 |
|
理由を言うときの表現 |
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締めくくりの表現 |
|
例えば、質問に答えるときの表現であれば、複数のバリエーションを覚えたうえで、適切な英文が書けるように練習をします。
「I think」だけ覚えても、正しく英文にできないと試験時に使えません。「I think」を用いた英文を書いて、誤った表現はないか確認をするなど、バリエーションごとに英文を作成できるようにしておきましょう。
4. 英検®準2級のリーディングの勉強法

英検®準2級のリーディングは、英文を読み意味を正しく理解する力を確認する試験です。
4つの形式に分かれており、合計CSEスコア600点が配点されています。
4肢選択ではありますが問題数が多いので、目安時間を意識しつつ正確な解答ができるように勉強しましょう。
形式 | 問題数 | 目安時間 |
---|---|---|
短文の語句空所補充 文脈に合う適切な語句を補う |
15 | 10分 |
会話文の空所補充 会話文の空所に適切な文や語句を補う |
5 | 5分 |
長文の語句空所補充 パッセージの空所に適切な語句を補う |
2 | 10分 |
長文の内容一致選択 パッセージの内容に関する質問に答える |
7 | 20分 |
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※時間はライティングと併せて80分
ここでは、リーディングの形式ごとに、意識したい勉強法をご紹介します。
英検®準2級のリーディングの勉強法
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短文の語句空所補充:スピード重視で問題を解けるように練習する
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会話文の空所補充:会話を音読して全体を捉える練習をする
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長文の語句空所補充:空欄の前後を読み内容を捉える
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長文の内容一致選択:段落ごとに内容を把握して設問に答える
リーディングは場面に合った正しい単語の使い方が重要なため、前提として単語の習得が必要です。
単語の勉強法は「2.英検®準2級の単語の勉強法」で触れているので、それ以外で知っておきたい勉強のポイントをまとめています。ぜひ参考にしてみてください。
4-1. 短文の語句空所補充:スピード重視で問題を解けるように練習する
短文の語句空所補充は、短文や短い会話の1部に空欄があり当てはまる単語を選択する問題です。
問題例
A:Japanese food is much better than Korean. Don’t you think so?
B:Sorry, but I ( 解答部分 ). I think Korean food is the best in the world.
解答
1.apply 2.concentrate 3.disagree 4.invade
目安時間の10分で15問を解答できるように、スピード重視で解答できる練習をしましょう。
過去問や練習問題に取り組むときは、タイマーで計測して「何分で解けたか」可視化することがおすすめです。1問を解くのに時間がかかってしまう場合は、下記の手順を意識するといいでしょう。
短文の語句空所補充を解答する手順
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1.
問題と解答をさっと読む
-
2.
解答の選択肢の中で直感で不正解だと分かるものを除外する
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3.
選択肢が残ったら短文のシチュエーションをイメージして近い解答を選択する(ここで時間をかけて悩まない)
問題と解答をさっと読み、直感で不正解だと思う解答を除外します。
その後に選択肢が残った場合は、短文のシチュエーションをイメージして近い解答を選択しましょう。
ポイントは、解答が絞り切れないときに時間をかけて迷わないことです。ここで時間をかけると目標時間内に解答できなくなる可能性があるため、選択で迷わないよう意識してみましょう。
4-2. 会話文の空所補充:会話を音読して全体を捉える練習をする
会話文の空所補充は、会話の一部に空欄があり、当てはまる解答を選択する問題です。
問題例
A: I bought a book from your website last month. I’m wondering when it will arrive. My order number is M5987.
B:Let me check . . . It ( 解答部分 ).
A:Oh no. I need it for my friend’s birthday party this Sunday. In that case, could you cancel the order?
B:Of course, sir. We apologize for the inconvenience.
解答
1.will be delivered next Monday 2.will arrive this afternoon 3.has already been shipped to you 4.is perfect for a birthday present
適切な解答を選ぶには、会話全体の内容を捉えることが重要です。
実際の会話で使われる言い回しやフレーズなどに慣れておくと内容が理解しやすくなるため、会話を想定しながら音読練習をしましょう。
過去問や練習問題に取り組むときはただ解くのではなく、会話を声に出して読んでから解答を考えます。
多くの問題を声に出して読んでいくと文法や会話のフレーズが頭に残り、適切な解答を選択しやすくなるでしょう。
4-3. 長文の語句空所補充:空欄の前後を読み内容を捉える
長文の語句空所補充は、長文の一部に空欄があり当てはまる解答を選択する問題です。
問題文が長いため、全文を正しく理解しようとするのではなく、まずは空欄の前後を読み理解できるか試みましょう。
例えば、解答部分の前後である「While they were walking around,Emily found ( 解答部分 ) at one of the shops. It looked very similar to the old book she used to read when she was little. when she was little. 」を読み空欄に該当する解答を選択できれば、解答に要する時間を大幅に短縮できます。
このときに接続詞や対比などの表現を知っていると文の流れと脈絡を理解しやすくなるため、様々な練習問題に触れて表現の幅を増やしておくことがおすすめです。
ただし、空欄の前後だけでは理解できないと感じた場合は悩まずに、最初から全文を読む方向に転換して解答できるようにしましょう。
4-4. 長文の内容一致選択:段落ごとに内容を把握して設問に答える
長文の内容一致選択は、長文を読んでから内容に関する設問に解答する問題です。
問題文が長いので全体を一気に読み理解しようとすると、目安時間で解答できない可能性があります。そのため、解答の方法を工夫して、効率よく進めるようにしましょう。
長文の内容一致選択は、段落ごとに設問が割り振られていることが多いです。まずは設問を読み、どのような解答が必要なのか理解したうえで、段落ごとに内容を把握して解答していく方法で進めましょう。
時間のかかる解答方法の例 | おすすめの解答方法の例 |
---|---|
問題全体を読む ↡ 設問を読む ↡ もう一度全体を読む |
解答の選択肢を読む ↡ 1つの段落を読む ↡ 解答する |
例えば、過去問を解くときに、設問を読んでから段落ごとに解答していくスタイルに慣れておくと、試験当日でも焦らずに解答できるようになります。
5. 英検®準2級のリスニングの勉強法

英検®準2級のリスニングは、放送される英語を聞き取り適切に理解できるか把握する試験です。
3つの形式に分かれており、合計CSEスコア600点が配点されています。
形式 | 問題数 |
---|---|
会話の応答文選択 会話の最後の発話として最も適切な解答を選ぶ |
10問 |
会話の内容一致選択 会話を聞いて内容に関する質問に答える |
10問 |
文の内容一致選択 短いパッセージの内容に関する質問に答える |
10問 |
英検®準2級ではリスニングの問題が1回しか放送されないので、集中して聞き取ることが重要です。ここでは、リスニングの形式ごとの勉強のポイントをご紹介します。
英検®準2級のリスニングの勉強法
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会話の応答文選択:2回目の発言に注目して聞き取る
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会話の内容一致選択:音声とスクリプトで内容を理解する練習をする
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文の内容一致選択:メモを取りながら聞く習慣をつける
英検®準2級のリスニングは1度しか放送されないからこそ、勉強の段階からしっかりと聞き取れるように戦略的に取り組む必要があります。どのような点を意識すればいいのか、参考にしてみてください。
5-1. 会話の応答文選択:2回目の発言に注目して聞き取る
会話の応答文選択は、2人の会話を聞いて最後の会話を選択する問題です。最後の会話の選択肢が3つ読み上げられるので、該当する解答を選択します。
問題例
A:Hi, Emi. Where are you going?
B:Oh, hi, Bob. I’m going to the store to buy a present for my friend.
A:What are you going to buy?
解答の選択肢
1.Because she asked me to.
2.Just some notes and pens.
3.At the store on the corner.
音声は、必ずA→B→A→Bの順で流れます。2回目のAの発言に対するBの返答が解答となるので、Aの発言を聞き逃がさないよう練習をしましょう。
上記の過去問で言うと「What are you going to buy?」というAの発言が解答選択に重要なので、ここを聞き逃さないようにします。

問題形式を知らないとAの発言があっという間に過ぎてしまい、解答が選べない状況に陥ってしまいます。
過去のリスニング問題を聞き、速度や会話形式に慣れて、Aの発言を聞き逃さないようにしましょう。
5-2. 会話の内容一致選択:音声とスクリプトで内容を理解する練習をする
会話の内容一致選択は、会話を聞いた後に会話に関する質問に答える問題です。問題は音声のみですが、解答は印刷されているので事前に読んでおくことが可能です。
問題例
A:Excuse me. I just went to my room—Room 415—but I couldn’t open the door.
B:Can you show me your key card, please?
A:Here you are.
B:Ah. I see the problem. I’m sorry, this key card is for Room 413.
Question: What is the man’s problem?
会話の内容一致選択は、会話をある程度理解しないと解答を選択できないので、下記の手順で音声だけで理解できるよう練習をしましょう。
会話の内容一致選択の練習方法
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1.
まずは音声だけで聞いて理解できるかをテストする。
-
2.
スクリプトを見ながら音声を聞き、どのようなことを言っているのか理解する。
-
3.
聞き取れない文、単語がある場合はメモをする
-
4.
聞き取れない文、単語を再度聞いて発音に慣れる
まずは、音声だけを聞いて理解できるかテストします。次にスクリプトを使い、正しい内容を理解します。
聞き取れない単語や文がある場合は繰り返し聞き直しをして、英語の発音に慣れていきます。
このように、過去問を解くだけでなく理解できるよう意識することで、正解率を高められるでしょう。
5-3. 文の内容一致選択:メモを取りながら聞く習慣をつける
文の内容一致選択は、パッセージを聞いて質問に解答する問題です。問題は音声のみですが、解答は印刷されているので事前に読んでおくことが可能です。
問題例
Manami works for a large IT company. She is learning French, which she needs for her job. She decided to join a language exchange club at her company to practice her French. There, she was able to get to know a variety of employees from different countries. Manami finds it exciting to learn new things related to her work.
Question: Why did Manami join the language exchange club?
他のリスニング問題のような会話文ではなく、上記のように1人のナレーション(説明文)を聞く問題なので、内容を理解できるようにメモを取りながら聞く練習をしましょう。
文の内容一致選択の練習方法
-
1.
音声を流して内容をメモする
-
2.
聞き取れなかったところをもう一度聞く
-
3.
何度も聞いて分からない部分はスクリプトで意味を確認する
まずは、リスニングの音声を流して、内容をメモします。1度では聞き取れない文や単語があった場合は繰り返し聞いて、内容を理解しましょう。何度聞いても分からない部分は。スクリプトで意味を確認します。
このように、音声を聞くのと同時にメモを取る習慣をつけて、試験時に的確な解答を選べるようにしておきましょう。
6. 英検®準2級のスピーキングの勉強法

英検®準2級のスピーキングは、英語を使う力を確認する試験です。一次試験に合格した人のみが受験できる第二次試験の内容は、4つの形式に分かれています。
形式 | 問題数 |
---|---|
音読 50語程度のパッセージを読む |
1 |
パッセージについての質問 音読したパッセージの内容の質問に答える |
1 |
イラストについての質問 イラストの人物の行動を描写する イラストの人物の状況を説明する |
2 |
受験者自身の意見など カードのトピックに関連した質問に答える 日常生活の身近な事柄に関する質問に答える |
2 |
スピーキングは発音や文法、コミュニケーション意欲など様々な観点から評価されるので、総合的な英語力が求められます。
ここでは、スピーキングの勉強法を2つご紹介するので、二次試験合格に向けて参考にしてみてください。
英検®準2級のスピーキングの勉強法
-
模擬試験をする
-
自分の声を録音して確認する
6-1. 模擬試験をする
スピーキングの練習は、できれば第三者にチェックしてもらい、発音や文法、受け答えが正確か確認してもらうといいでしょう。
自己練習だけでは臨機応変な対応ができるのか、第三者が分かる発言をしているのか、なかなか把握できないためです。
下記のように、模擬試験に協力してもらえる環境がある場合は、積極的に活用してみてください。
模擬試験の例
-
英会話スクールや学校の模擬試験を活用する
-
準2級以上の合格者に模擬試験をしてもらう
模擬試験後は改善点や課題などのフィードバックを受けて、試験までにどこを改善するべきか明確しておきましょう。
準2級のスピーキングの流れはバーチャル二次試験で確認できる
6-2. 自分の声を録音して確認する
模擬試験ができない場合や模擬試験後には、自分の声を録音して確認する練習をしましょう。
スピーキングの練習方法
-
1.
練習問題の解答をスマートフォンなどで録音する
-
2.
録音データを聞いて、発言や文法などに間違いがないか確認する(解答時間も意識する)
-
3.
間違いがあった場合は再度録音をして確認する
練習問題の解答をスマートフォンなどで録音して、発言や文法に誤りがないか自己採点します。このときに短い時間で完結に解答できているかも、確認しておきましょう。
スピーキングのチェックポイントの例
-
聞き取りやすいトーン、声の大きさで話せている
-
アクセントやイントネーションを意識できている
-
冠詞や複数形のミスがない
-
正しい文法を使用できている
発言や文法に不安がある場合は再度録音をして、相手に伝わる話し方ができることを目指します。自己練習だとついつい手を抜いてしまいがちですが、本番と同じような緊張感を持ち練習することが大切です。
7. 英検®準2級の過去問の勉強法

英検®準2級の勉強では、どの技能においても、過去問をしっかりと解き形式や問題に慣れておくことが重要です。
ここでは、過去問を勉強するときに意識したい3つのポイントをご紹介します。
英検®準2級の過去問の勉強法
-
時間を意識して取り組む
-
間違えた部分は単語・熟語・文に分けて整理する
-
苦手な技能を重点的に取り組む
ただ過去問を解くのではなく合格につながる活用をするためにも、ぜひチェックしてみましょう。
英検®準2級の過去問は下記より確認できます
7-1. 時間を意識して取り組む
英検®準2級の過去問を解くときは何となく取り組むのではなく、時間を意識しましょう。
とくにリーディングとライティングは時間がタイトなので、過去問を解く段階から時間配分に慣れていかないと、時間切れになってしまう可能性があります。
下記の時間配分を参考に、各技能を目安時間内で解答できるか、タイマーで測りながら取り組むようにしましょう。
技能 | 試験時間 | 目安時間 |
---|---|---|
リーディング | 80分 | 35分 |
ライティング | 45分 | |
リスニング | 次の問題が開始するまでに解答する |
万が一、目安時間内で解答できない場合は、下記のような原因が考えられます。
目安時間内に解答できない原因の一例
-
問題、解答形式に慣れていない:繰り返し過去問を解く
-
語彙量が足りない:単語の勉強を進める
-
文法が理解できていない:苦手な文法を把握して覚え直す
問題、解答形式に慣れていない場合は、繰り返し過去問を解くことでスピードアップが期待できるでしょう。
その他に原因がある場合は原因を突き止めて、解答が遅くなる根本的な原因を解消することが大切です。
7-2. 間違えた部分は単語・熟語・文に分けて整理する
過去問を解いた後に間違えた部分をそのままにしておくと、同じミスを繰り返してしまう可能性があります。過去問で間違えた部分は下記のようにノートに整理をして、見直せるようにしましょう。
過去問で間違えた部分の整理方法
5月〇日 準2級過去問
〈単語〉
名詞:atmosphere:大気・雰囲気
名詞:attention:注意・注目
形容詞:common:普通の・共通の
形容詞:recent:最近の
〈表現〉
In my opinion:私の意見は~
In conclusion:結論として~
〈文〉
Also, for children, they can experience many things they have never done before.
(また、子どもにとってもこれまでにない経験をたくさん体験できます。)
ノートに今回の過去問ではどこを間違えたのがまとめておくと、空いた時間で見直しができます。
また、過去問を繰り返し行う中で、何度も間違えたところ、理解できるようになったところが分かるので、優先して覚え直す部分も明確になるでしょう。
このように、過去問で間違えたところは毎回まとめる習慣をつけておくと、同じミスを防げるようになります。
7-3. 苦手な技能を重点的に取り組む
数回過去問を解いて苦手な技能が分かってきたら、苦手な技能を重点的に取り組むようにしましょう。
いずれかの技能のスコアが低くても合格基準スコアを満たせば合格できますが、非常に難しくなります。そのため、どの技能でも平均的なスコアを獲得できるように、練習する必要があるのです。
第一次試験の場合 | |
---|---|
英検®準2級の満点スコア | 1800 |
合格基準スコア | 1322 例:リスニング:0スコアの場合、ライティングとリーディングで満点を獲得しても標準スコアを達成できない |
例えば、リーディングが苦手であれば、リーディングの過去問を重点的に解き、問題形式や解答に慣れていきます。
苦手な技能に重点的に取り組む方法の例
-
毎日一定の時間をリーディングの過去問を解く時間に充てる
-
苦手な技能の過去問を解いてから全体の過去問に再度取り組む
間違えたところは他の過去問と同様にしっかりとまとめて、覚え直せるようにしましょう。
苦手意識があると後回しにしたいと思う気持ちが湧いてきますが、合格に向けて苦手な技能こそ前向きに取り組む姿勢が大切です。
8. 英検®準2級の合格のための勉強スケジュール

ここまで、英検®準2級の具体的な勉強法を解説してきました。どのような勉強をするのかイメージが持てたところで、合格に向けたスケジュールが気になるところです。
そこでここでは、3ヶ月で合格を目指す場合と、1ヶ月で合格を目指す場合の具体的なスケジュール例をご紹介します。
英検®準2級の合格のための勉強スケジュール | |
---|---|
3ヶ月で合格を目指す場合 |
|
1ヶ月で合格を目指す場合 |
|
平日と休日にどの程度勉強をするのかイメージを持つためにも、参考にしてみてください。
8-1. 3ヶ月で合格を狙う場合のスケジュール
英検®準2級は、3ヶ月程度の時間をかけて合格を目指すのが目安だと言われています。
前提知識(3級まで合格しているなど)により必要な勉強内容、時間は異なりますが、一例として下記のようなスケジュールが検討できるでしょう。
3ヶ月あれば無理なく計画的に取り組めるので、学校や仕事と両立したスケジュールを立てられます。

-
※あくまでも一例です
単語は毎日10~20分程度時間を作り、コツコツと覚えていきます。約2,600~3,600語の単語を覚えることを目指して取り組みましょう。
例えば、3,000語を90日間で覚える場合は、1日約34語を習得する必要があります。平行して各技能の勉強や過去問に取り組む時間を設けて、英検®準2級の合格を目指す体制を整えていきましょう。
8-2. 1ヶ月で合格を目指すスケジュール
1ヶ月で英検®準2級合格を目指す場合は、勉強量を増やし集中して取り組む必要があります。とくに休日は、下記のように過去問や練習問題を解く時間を多めに確保することを意識しましょう。

-
※あくまでも一例です
1ヶ月で合格を目指すにはスケジュールを決めて、練習できなかった部分をなくすことが重要です。
一例として、下記のように毎週何をするのか明確にして、計画に沿って進めるといいでしょう。
英検®準2級のスケジュール例 | |
---|---|
1週目:基礎を固める | 単語や文法など英検®準2級に求められる基礎的なスキルを固める |
2週目:アウトプットを強化する | 練習問題を解いて習得したスキルを使えるようにする |
3週目:過去問を解く | 過去問を解いて形式に慣れる |
4週目:仕上げをする | 苦手な部分に集中的に取り組みつつ過去問を解いて仕上げをする |
また、英検®準2級の勉強の基礎となる単語だけは、できる限り早く着手して覚える時間を確保することも大切です。
例えば、3,000語を60日間で覚える場合は1日約100語を習得しなければならないので、単語だけは早めに覚えるなどの工夫をするといいでしょう。
9. 英検®準2級に合格するには勉強方法が重要!イーオンのオンライン英会話で対策をしよう

ここまで解説してきたように、英検®準2級に効率よく合格するには、試験内容を踏まえた勉強法が重要です。的外れな勉強法では、十分な知識があっても試験当日に力を発揮できない可能性があるでしょう。
とは言え「一人でモチベーションを保ちながら勉強できるかな」「分からないことが多くて不安」という方も多いかと思います。
そこで、英検®準2級の合格を目指すなら、イーオンのオンライン英会話がおすすめです。
イーオンには試験対策に強い先生が在籍しているので、的確なアドバイスを受けながら合格を目指せます。
また、最新の問題に対応しているのはもちろんのこと、試験当日までのプランニングや勉強法などのサポートも充実しています。

実際に生徒様からは「効率的に学べる勉強法を教えてもらえた」「試験日までのプランニングを一緒にできた」などの声が届いています。
英検®準2級の合格を目指したいけれど1人では不安がある方は、ぜひイーオンのオンライン英会話で一緒に合格を目指しましょう。
まずは、無料体験レッスンで質の高いレッスンを体験してみてください。
10. まとめ
この記事では、英検®準2級の勉強法を詳しく解説しました。
最後に、この記事の内容を簡単に振り返ってみましょう。
英検®準2級合格のための勉強ポイントは下記の3つ
-
まずは単語を覚えて語彙量を増やす
-
少なくとも過去6回分の過去問を解く
-
単語と読解だけに頼らずライティングも十分に対策する
英検®準2級の勉強法は下記のとおり
英検®準2級の勉強法 | |
---|---|
単語 |
|
ライティング |
|
リーディング |
|
リスニング |
|
スピーキング |
|
過去問 |
|
英検®準2級はコツを押さえて勉強をすることで、効率よく合格を目指せます。
「英検®準2級の勉強のコツをもっと知りたい」「独学では分からない部分がある」など、勉強に課題を感じている場合は、ぜひイーオンのオンライン英会話をご活用ください。
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