シャドーイングで口が回らない!なめらかに話す5つのコツを紹介

2025.02.10
  • 英語上達への近道

「シャドーイングで口が回らない」

「上手く発音できないのはどうすればいいの?」

思うように口が回らないと、ネイティブのように話すのは無理なのかと悔しい気持ちになりますよね。

結論から申し上げると、口が回らない人でもネイティブに話せるようになる解決策はあるので心配する必要はありません。

私たちイーオンがおすすめする『口が回らないときの解決策』は以下の5つです。ぜひ上から順に試してみてください。

口が回らないときの解決策 1 音源通りに発音する練習をしてみる(オーバーラッピング) 2 まずはスロースピードで実施する 3 短く区切って音のまとまりで練習する 4 自分の音声を録音して聞く 5 同じ課題が「できるようになるまで」繰り返す

シャドーイングは、実は通訳者など英語上級者がさらなる英語力向上を目指してシャドーイングをトレーニングに用いるほどの、難易度の高いものです。

だからこそ、最初からスムーズにシャドーイングができる人はほとんどいません

本記事では、シャドーイングで口が回らないという悩みを抱えている方に向け、解決策を網羅的にまとめました。

1つずつクリアにすることで、口が回らない英語も発音できるようになるはずです。

ぜひネイティブのように話せるようになりたい人はこの記事をお役立てください。

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目次

1. シャドーイングで口が回らないときの解決策

シャドーイングで口が回らないとき、以下の順番でシャドーイングの練習をしてみてください。

シャドーイングで口が回らないときの解決策

  • (1)
    音源通りに発音する練習をしてみる(オーバーラッピング)
  • (2)
    まずはスロースピードで実施する
  • (3)
    短く区切って音のまとまりで練習する
  • (4)
    自分の音声を録音して聞く
  • (5)
    同じ課題が「できるようになるまで」繰り返す

上から順にやっていくことでネイティブのような発音に改善できるので、口が回るようになるはずです。

解決策を1つずつ紹介します。

1-1. 音源通りに発音する練習をしてみる(オーバーラッピング)

シャドーイングで口が回らないとき、まずは音源通りに発音する練習『オーバーラッピング』を取り入れると効果的です。

そもそもオーバーラッピングとは、スクリプトを見ながら音声にピッタリ合わせて発声する練習方法です。

Tips!シャドーイングとオーバーラッピングの違い

シャドーイングとオーバーラッピングは、以下のように異なります。

シャドーイング 音声に遅れて追いかけるように発声する
⇒リスニングカ、スピーキングカの向上が目的
難易度:高い
オーバーラッピング 音声と同時に発声する
⇒リズムや発音の習得が目的
難易度:低い

音声に合わせて発音すると、音源通りの発音方法やイントネーションの付け方、リズムを体得しやすくなります。

発音方法が分かるようになると、音源と同じスピードで話せるようになるため、シャドーイングについていけないという課題も軽減しやすくなるでしょう。

シャドーイングは本来、発音やリズムが習得できているうえで挑戦するものですが、シャドーイングで口が回らない場合、このオーバーラッピングもできていない可能性があります。

まずはオーバーラッピングを完璧にすることを目指して、音源通りに発声してみてください。

1-2. まずはスロースピードで実施する

オーバーラッピングができるようになったら、スロースピードでシャドーイングを始めてみてください。

シャドーイングはリスニングとスピーキングを同時に行うので負荷がかかりやすく、口が回らなくなりやすいからです。

スロースピードに変換することで音声を聞き取る余裕ができ、結果的に発音のミスが減り、正しい発音で復唱できるようになります。

まずは0.5倍、0.75倍と自分に合わせた速度で練習し、無理なく言葉が続くようになったら通常のスピードに戻して練習してみましょう。

徐々にスピードを元に戻して行くことで、口が回りやすくなるはずです。

1-3. 短く区切って音のまとまりで練習する

シャドーイングで口が回らないとき、音声を短く区切って音のまとまりごとに練習することも効果的です。

長い文章を一気にシャドーイングすると、一度に覚える量が多くなり、発音やリズムに集中しにくくなるからです。

短く区切って練習することで負荷が少なくなり、発音やリズムに集中できるようになります。

区切り方の例は以下のとおりです。

例文

She decided to go for a walk in the park after having lunch with her friends.

彼女は友達と昼食をとった後、公園に散歩に行くことにしました。

区切り例
She decided / to go for a walk / in the park after having lunch / with her friends

このように音のまとまりで区切ることで、1つ1つのセクションに集中でき、口が回りやすくなります。

文章の中の音のまとまりに注目して、区切りごとで練習をしてみてください。

1-4. 自分の音声を録音して聞く

自分の音声を録音して聞くことも、シャドーイングで口が回らないときに効果的です。

録音して自分の音声を聞くと、どのように発声しているかを客観的に確認できるため、発音やリズムのズレなどの課題を把握しやすくなるからです。

自分の声を録音して聞く際は、以下のポイントを意識して聞きましょう。

発音
ネイティブの音声と比較して、発音する音はしているか、発音しない音は抑えられているかを確認する
リズムとイントネーション
ネイティブのように強弱が付いた自然な流れで話せているかを確認する
スピード
話すスピードが速すぎたり遅すぎたりしないかを確認する
聞き取りやすさ
モゴモゴ話していないか、他人にも聞き取りやすいかを確認する

改善点が分かったら、オーバーラッピングに戻ったり、改善が必要なセクションを繰り返し練習したりなどして練習に活かしましょう。

1つずつ課題をクリアにすることでネイティブのような話し方に近づけることが可能です。

自分の声を録音して聞く、ということに抵抗感を抱く方もいるかもしれませんが、効果がある方法なので、ぜひ自分の音声と音源の聞き比べてみてください。

1-5. 同じ課題が「できるようになるまで」繰り返す

シャドーイングで口が回らないときは、同じ課題を「できるようになるまで」繰り返すことも、解決策としてたいへん効果的です。

「できるようになるまで」の目安は、以下を参考にしてください。

  • 音源と同じスピードで発声できる
  • リズムやイントネーションがネイティブと近い
  • フレーズを言うことに負荷、ストレスを感じない

同じ課題を繰り返して行うことで脳と口が連動しやすくなり、反応速度が早くなることを実感できるはずです。

ただ、同じ課題ばかりに取り組んでいると足踏みしている感覚になり、不安や焦りが出てくることもあるかもしれません。

しかしそんな心配は不要です。1つ1つの課題を徹底すると基礎がしっかりするので、英語力が飛躍的に向上することが期待できます。

かえって、完璧ではない状態で次々に新しいフレーズに挑戦する方が基礎ができにくく、効果を実感しにくいでしょう。

小さな成功体験に目を向け、1つ1つのフレーズが「できるようになるまで」繰り返し練習してください。

2. どうしても口が回らないならプロの指導を受けよう

「どうしても口が回らない…」そんなときは、プロの指導を受けることもおすすめです。

プロから教わることで、ネイティブのような英語力が身につきやすくなるからです。

プロに教わることでネイティブのような英語力が身につく理由

  • 課題に応じた適切な発音指導を受けられる
  • リアルなリズムやスピードに慣れやすい
  • 自分の英語に自信を持てる

プロから教わるメリットを紹介します。

2-1. 課題に応じた適切な発音指導を受けられる

プロ講師なら、個々の課題に応じた適切な発音指導を受けられることが特徴です。

というのも、英語と日本語では、口の動きや舌の位置、強弱の入れ方など、根本的に異なる点が多いです。

日本語 英語
母音の数 5つ
(あ、い、う、え、お)
12以上
口の動き 子音の種類が少なく同じ場所で発音されることが多い 口腔のさまざまな位置で発音される
(R、Lなど)
アクセント 強弱は少ない 強弱があり強弱によって意味も変わる
(recordなど)
リズム 一定のリズム 強弱のあるリズム
音の連結 単語同士で連結される音はない 単語同士が連結して変化する
(want to→wanna)

このように多くの違いがあるため、自己流で練習を続けても効果を感じにくい場合があります。

プロに指導してもらうとすぐにフィードバックを得られ、どのように改善すればいいのかの指導も受けられます。

短期間で確実に成果を出すには、プロに頼るのが最善の方法です。

2-2. リアルなリズムやスピードに慣れやすい

プロから教わると、ネイティブの自然なリズムやスピードに慣れやすくなることもメリットとして得られます。

プロから教われば、独学では味わえない「リアル」な英語環境に身を置くことができるからです。

2-1. 課題に応じた適切な発音指導を受けられる」でお伝えしたとおり、ネイティブのリズムやスピードは、日本語にはない特徴が多く、独学では正確に再現するのが難しいです。

プロから教わる環境であれば、リアルな会話を楽しみながら学習を進められるため、実際の会話に近い状況で、リスニング力もスピーキング力も同時に高めていくことができます。

実践的な環境で練習することで、リアルなリズムやスピードに慣れやすくすることが可能になります。

2-3. 自分の英語に自信を持てる

プロから教わると、自分の英語に自信を持ちやすくなることもメリットとして得られます。

講師は英語を教えるプロフェッショナルなので、1人1人の長所や改善ポイントを明確にすることが可能です。

「今の発音はとても自然でいい!」「そのフレーズの使い方は完璧!」など、すぐに具体的なフィードバックを得られます。

合っているのか間違っているのか不安なまま学習を進めてしまうようなことはなく、具体的に褒め言葉を得られるのでモチベーションが上がりやすいです。

功体験を積み重ねることで、自分は英語を話せる!という自信を持つことができるでしょう。

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イーオンは英語を教えることに意欲と責任感のある、質の高い講師のみが在籍。また、外国人講師と日本人講師がいることも、イーオンの強みです。

外国人講師からはネイティブの自然な発音やリズムを学べる一方、日本人講師は日本人特有の弱点・苦手に理解があります。

そのため、「th」や「r」などネイティブな発音を外国人講師から実際に聞き、日本人講師からは舌の位置や口の形など、日本人の感覚に合わせて発音の仕方を指導してもらえる、というような指導を受けることが可能なのです。

また、イーオンのレッスンは、講師が一方的に話すという授業方式ではなく、会話を楽しみながらレッスンを進めていくため、「リアル」な英語環境で英語を学習できます。

なるべく最短で、そして確実に英語力を伸ばしていきたい人におすすめです。

体験レッスンは無料です。ぜひイーオンの指導を体験してみてください。

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3. まとめ

この記事では、シャドーイングで口が回らないときの解決方法を紹介しました。

結論、シャドーイングで口が回らなくても焦ったり、不安に思ったりする必要はありません。

以下5つの方法で解決することができるからです。

口が回らないときの解決策 1 音源通りに発音する練習をしてみる(オーバーラッピング) 2 まずはスロースピードで実施する 3 短く区切って音のまとまりで練習する 4 自分の音声を録音して聞く 5 同じ課題が「できるようになるまで」繰り返す

そもそもシャドーイングはとても難易度が高いものです。

シャドーイングを行う前に発音やリズムを捉えるなど、十分な事前準備が必要なので、口が回らないからと諦めず、トレーニングを重ねていきましょう。

繰り返し行うことでリスニング力もスピーキング力も飛躍的に向上することが期待できます。ぜひ本記事を参考にしながら学習を進めてください。

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