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ビジネス・海外旅行

「ビジネス英語を使う仕事には、どんな職業があるの?」
「英語力をどれくらい身につければ、ビジネス英語を使う仕事ができるんだろう?」
自分の英語力をどの程度上げれば、ビジネス英語を使う仕事に転職できるのか、気になりますよね。
ビジネス英語が求められる仕事にはさまざまな英語レベルがあり、基礎的な英語力があれば未経験でもできる仕事もあります。
英語レベル別に仕事を紹介すると、以下のようなものが挙げられます。
仕事の例 | 年収目安 | |
---|---|---|
TOEIC600点 |
・英文事務 ・通関士補助 ・営業 |
★★★☆☆ |
TOEIC700点 | ・外資系企業 ・仕入れバイヤー/マーチャンダイザー ・弁理士補助 ・バイリンガルセクレタリー ・商社(総合職) |
★★★★☆ 400万~700万円 |
TOEIC800点 | ・ファンドマネージャー ・通訳/翻訳 ・公認会計士(国際部門) |
★★★★★ 600万~1000万円 |
TOEIC900点 | ・各種コンサルタント ・英文速記者 |
★★★★★ 500万~1000万円 |
英語が世界共通語となっている今は、上記以外の仕事でも、ビジネス英語を使う機会もあるので、気になる企業や業務で探してみてもよいでしょう。
ただ、これを読んでいる人の中には、ビジネス英語を使う仕事に就くのは難しそう、と感じている人もいるかもしれませんね。
ただ、諦める必要はありません。
ビジネス英語は“スキル”なので、学習すれば誰でも習得することができるからです。
中には未経験でもOKのビジネス英語の仕事もあるので、業務を通して英語を学ぶこともできます。
現代は教材やアプリなど英会話サービスが充実しているので、初心者でも段階的に習得していくことが可能です。
そこで本記事では、ビジネス英語を使う仕事に就きたいと考えている人に向け、以下の内容を盛り込みました。
本記事でわかること
・【レベル順】ビジネス英語が求められる仕事
・仕事で求められるビジネス英語のレベル
・ビジネス英語を使う仕事に就くためのステップ
・仕事で活躍できるビジネス英語を身につけるコツ
ビジネス英語を身につけるコツから、実際に就職するためのステップまでを詳しく解説します。
今後英語を活かして働きたいと考えている方は、ぜひ最後までチェックしてください。
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目次
1.【レベル順】ビジネス英語が求められる仕事一覧
ビジネス英語とは、職場や商談などビジネスシーンで使用される英語のことで、以下のような特徴があります。

※英語レベルはあくまでも目安です
※求められる英語レベルは企業によっても異なります
具体的な仕事内容や、求められる英語レベルについて紹介します。
1-1. TOEIC600点レベルのビジネス英語が求められる仕事2つ
TOEIC600点でできる仕事は以下の2つです。
TOEIC600点でできる仕事例
・英文事務
・通関士補助
・営業
TOEIC600点は、基礎的な英語の読み書きができるレベルなので、業務内容は簡単な会話・メール対応が主な仕事になります。
未経験者やビジネス英語初心者の方が挑戦しやすい仕事です。
それぞれの仕事について紹介します。
1-1-1. 英文事務
TOEIC600点でできる仕事の1つに『英文事務』があります。
英文事務とは、英語を用いた事務全般のことを指します。主な仕事内容や募集企業、キャリアプランの例は、以下でご確認ください。
【英文事務の仕事とは?】
業務内容 |
・メール対応(定型文を使った簡単なメールのやりとり(問い合わせ対応・日程調整など) ・資料・書類の翻訳補助(簡単なビジネス文書を英訳・和訳(マニュアル・報告書の一部)) ・データ入力・リサーチ(海外の企業情報や市場調査のデータを整理・入力) ・電話対応(取次ぎレベルの簡単な電話対応) ・会議の議事録作成(会議の簡単なメモを取る) ・海外出張手配サポート(社員の海外出張に関するホテル・航空券予約など) |
---|---|
募集する企業・ポジション例 | ▶外資系企業のアシスタント業務 ▶商社・メーカーの貿易事務 ▶旅行・ホテル業界の事務 ▶IT企業のサポート業務 |
魅力・メリット |
・日常的に英語を活かせる ・実務を通してビジネス英語を学べる ・未経験でも始めやすい |
気を付けたいこと |
・ルーチンワークになりやすい ・専門的な単語を覚える必要がある ・電話に対応しなければいけないシーンもある |
キャリアプラン例 |
・外資系企業、貿易関連の一般職 ・営業やグローバル案件の担当 |
英文事務は電話やメール対応、資料作成、翻訳業務など多岐にわたります。
企業や業務によっては問合せ対応も行う機会もあり、英語のコミュニケーションスキルが求められる場合もあるでしょう。
英語を日常的に使う仕事環境なので、働きながらビジネス英語を学べるメリットがある仕事です。
英文事務で経験を積むことで、より高度な仕事にステップアップできることが見込めます。
実務経験を積みながら英語力を伸ばしながら、より高度なキャリアアップも目指せるので、英文事務は以下のような人におすすめです。
【英文事務はこんな人におすすめ】
▶英語を使った仕事がしたいが不安がある
▶実務経験を積みながら英語を勉強したい
▶将来は外資系企業や貿易関連の仕事に就きたいと思っている
1-1-2. 通関士補助
TOEIC600点でできる仕事には、通関士の補助があります。
通関士補助の仕事は、輸出入に関する通関手続きを行う“通関士”をサポートするお仕事です。
主な業務内容や魅力は以下のとおりです。
【通関士補助の仕事とは?】
業務内容 |
・通関書類の作成補助 ・輸出入書類の確認・整理 ・関税や輸送手続きに関するデータ入力 ・税関への申請サポート ・顧客や社内の調整業務(メール・電話対応) |
---|---|
募集する企業・ポジション例 | ▶通関業 ▶物流会社 ▶商社(輸出入部署) |
魅力・メリット |
・貿易業界でのキャリアをスタートしやすい ・働きながらビジネス英語を学べる ・物流や通関の専門知識を身につけられる |
気を付けたいこと |
・正確な書類作成が求められる ・輸出入が多い繁忙期は業務量が多い ・通関や関税などの専門知識を学ぶ必要がある |
キャリアプラン例 |
・資格を取得して正式な通関士として働く ・貿易や物流の業界の一般職 |
通関士として働くには“資格”が必要ですが、補助業務には資格の有無は問われません。
ただし、関税の計算や税関への申請業務、関係機関との連絡など、通関業務には正確さが求められます。
細かい確認作業が多いことが通関士補助の特徴です。
未経験でもスタートできるので、貿易関連の仕事を始めたい人におすすめの仕事です。
【通関士補助はこんな人におすすめ】
▶貿易や物流に興味がある人
▶細かい作業が得意で、正確性を重視できる人
▶将来、通関士や貿易関連の仕事にキャリアアップしたい人
1-1-3. 営業
営業のお仕事も、TOEIC600点でできる仕事の1つです。
基礎的な英語力でできる業務内容やポジションの例は、以下を参考にしてください。
【営業の仕事とは?】
業務内容 |
・既存顧客とのやり取り(英語のメール対応など) ・資料や見積もり作成 ・取引先との定型文ベースの簡単なコミュニケーション ・問い合わせ対応 ・商談アポイント(簡単な会話レベル) ・プレゼン補助 |
---|---|
募集する企業・ポジション例 |
▶貿易、物流、商社 ▶製造業 ▶IT/ソフトウェア ▶観光、ホテル、旅行 ▶人材、転職エージェント ▶金融 ▶外資系 |
魅力・メリット |
・海外の顧客と関わりながら実践的なビジネス英語が学べる ・どんな業界にも活かしやすいスキルが身につく ・売上や契約という形で達成感を得やすい |
気を付けたいこと |
・断られる場面やプレッシャーなど負荷を感じる場面がある ・業種によってはワークバランスの確保が難しい ・業界や商材によって専門知識が必要 |
キャリアプラン例 |
・役員クラスへのステップアップ ・より高度な営業力が求められる営業職 ・フリーランス営業 ・起業、経営者 |
営業職は、企業の商品、サービスを顧客に提案して契約・販売につなげる仕事です。
既存顧客が海外であったり、新規顧客の開拓のために海外で展示会や商談を行う場合に、ビジネス英語を使う機会があるでしょう。
TOEIC600点では、営業の補助や事務といったポジションでの仕事からスタートになると思いますが、スキルを高めていくことで、交渉やプレゼンなど責任ある仕事を任せてもらえるようになるでしょう。
営業経験はどの業界でも役立つスキルのため、将来キャリアの幅を広げたい人におすすめのお仕事です。
【営業がおすすめの人】
▶人と話すことが好きな人
▶営業スキルを身につけてキャリアの幅を広げたい人
▶成果が確認でき、評価されたい人
1-2. TOEIC700点レベルのビジネス英語が求められる仕事6つ
TOEIC700点でできる仕事は以下の6つです。
TOEIC700点でできる仕事例
・外資系企業(例:営業、IT、マーケティング)
・仕入れバイヤー/マーチャンダイザー
・弁理士の補助
・バイリンガルセクレタリー
・商社(総合職)
・ファンドマネージャー
TOEIC700点は、中上級レベルに相当します。メール対応や資料の読解、コミュニケーションなどある程度のやり取りが可能です。
ただし、高度なディスカッションのあるミーティングや交渉にはまだ不安がある段階です。
TOEIC700点でできる、それぞれの仕事内容について紹介します。
1-2-1. 外資系企業(例:一般職、アシスタント職、営業職)
TOEIC700点は、外資系企業の一般職、アシスタント職、営業職など、幅広いポジションに挑戦することができます。
ポジションの幅が広いため、自分の英語力やキャリアプランに合わせた仕事を選ぶとよいでしょう。
例)
「スピーキングが苦手だからアシスタント職」
「ITの専門知識を活かしてテクニカルサポートエンジニア」
「コミュニケーションをたくさん取りたいから営業やカスタマーサポート」
【外資系企業(例:一般職、アシスタント職、営業職)の仕事とは?】
業務内容 |
・海外顧客対応(メール・電話・ミーティング補助) ・契約書・資料の翻訳・作成 ・マーケットリサーチ・データ分析 ・貿易関連の手続きサポート ・ITサポート業務(ヘルプデスク・テクニカルサポート) ・社内外のスケジュール調整・アシスタント業務 ・カスタマーサービス・カスタマーサクセス ・営業補助・インサイドセールス ・ホテル・航空業界での接客業務 |
---|---|
募集する企業例 |
▶外資系メーカー ▶IT企業 ▶金融機関 ▶商社 ▶コンサルティング企業 ▶マーケティング会社 ▶ホテル、航空、観光業 |
魅力・メリット |
・英語を使う機会が多いので実践的なビジネス英語が身につきやすい ・福利厚生が充実していたり、残業が少ないなどワークバランスを保ちやすい企業が多い ・外国人と働く機会が多いので多様な文化や考え方を学べる |
気を付けたいこと |
・研修がない場合があるなど、自分で仕事を覚える主体性が必要 ・実力主義で仕事の結果がキャリアに影響を与える ・英語力だけでなく、業務スキルや専門知識が求められる |
キャリアプラン例 |
・社内での昇進、役職アップ ・海外拠点での勤務チャンス |
外資系企業では、グローバルな環境で英語を活かした仕事が求められます。
外資系企業は成果を重んじる文化があるので、成果を出せば早期に昇進が期待できるでしょう。一方、日本のように年功序列の風潮はなく、ドライな雇用環境なので、成果を出せない場合はリストラの可能性もあります。
スキルアップのための努力は常に必要ですが、日々の業務を通じてビジネス英語のスキルを伸ばしていくことができます。
国際的なネットワークを築きながら、キャリアアップのチャンスを増やしたい人におすすめの仕事です。
【外資系企業がおすすめの人】
・英語を活かして国際的な環境で働きたい人
・挑戦的な環境で自分を成長させたい人
・海外勤務など海外を拠点にして働きたい人
1-2-2. 仕入れバイヤー/マーチャンダイザー
仕入れバイヤーとマーチャンダイザーの仕事は、TOEIC700点レベルでできる仕事です。
仕入れ先とのやり取りや市場におけるトレンドを把握するシーンでビジネス英語を使う場面が多く、英語のコミュニケーション力が必要になります。
【仕入れバイヤー/マーチャンダイザーの仕事とは?】
業務内容 |
【仕入れバイヤー】 ・商品の選定、仕入れ ・価格交渉、条件交渉 ・在庫管理 ・市場調査、トレンド把握 【マーチャンダイザー】 ・販売促進、陳列 ・在庫管理 ・プロモーション企画 |
---|---|
募集する企業例 |
▶外資系アパレル、小売業 ▶製造業 ▶IT関連企業 ▶化粧品業界 ▶家電業界 |
魅力・メリット |
・トレンドを見極める力が付く ・業界知識や商談スキルが付く ・実践的なマーケティング経験が積める |
気を付けたいこと |
・売れなかった場合は在庫リスクを抱えることになる ・売上に直結するためプレッシャーがかかりやすい |
キャリアプラン例 |
・商品企画 ・企業のマーチャンダイジング |
仕入れバイヤーとマーチャンダイザーは、ビジネス英語を活用しながら、商品の選定や販売戦略に関わる仕事です。
商品選定から販売戦略、販売後の効果分析まで幅広い業務を通じて、企業の収益に直接的に関わっていきます。
英語を使った交渉スキルやプロモーション表現、市場調査やデータ分析のレポート作成スキルを身につけていくことができるでしょう。
業務が売上に直結するため、成果が分かりやすい点も魅力の1つです。
【仕入れバイヤー/マーチャンダイザーがおすすめの人】
・ビジネス英語を使った交渉スキルを身につけたい人
・情報収集や分析が得意な人
・販売促進やマーケティングに興味がある人
1-2-3. 弁理士補助
TOEIC700点では弁理士の補助のお仕事も可能です。
そもそも弁理士とは、特許や商標、著作権などの知的財産権に関する法律を扱うお仕事です。
法律や専門性のある単語などの習得は必要ですが、TOEIC700点の英語力で業務することは可能です。
ただし、弁理士には資格が必要です。補助業務であれば資格は必要ないので、ここでは弁理士の“補助”という仕事について紹介します。
【弁理士補助の仕事とは?】
業務内容 |
・特許出願書類の作成補助 ・特許調査 ・問合せ対応、書類送付 ・特許翻訳 |
---|---|
募集する企業・ポジション例 |
▶特許事務所・弁理士事務所 ▶メーカー、IT企業、製薬企業などの知的財産部門 ▶外資系企業の知的財産、法務部門 ▶コンサルティング会社 ▶官公庁、公的機関 |
魅力・メリット |
・知的財産権についての専門知識が身につく ・外資系クライアントや海外特許事務所とのやり取りでビジネス英語スキルを向上できる ・専門職としてキャリアアップができる |
気を付けたいこと |
・知的財産に関する法律や手続きの専門知識習得に時間がかかりやすい ・法律に関わる文書の読解力、ライティング力が必要 ・弁理士の資格がないとキャリアアップが難しい |
キャリアプラン例 |
・弁理士資格を取得して弁理士として活躍する ・企業専属のコンサルタント |
弁理士の補助は、特許事務所や企業の知的部門で働く弁理士のサポートを行う仕事です。
特許・商標の出願補助、特許庁との書類やり取り、技術文書の翻訳、外国のクライアントとのメール対応などが含まれ、ビジネス英語を活かす機会が多いのが特徴です。
専門性が高く安定した職種ですが、正確さや納期管理が求められます。
法律や技術の知識を学ぶ必要もあるので、知的財産に興味があり、英語文書にも抵抗のない人におすすめです。
【弁理士補助がおすすめの人】
・知的財産や特許に興味のある人
・将来的に弁理士を目指したい人
・専門性の高めながら仕事したい人
1-2-4. バイリンガルセクレタリー
TOEIC700点でできる仕事には、バイリンガルセクレタリーも挙げられます。
バイリンガルセクレタリーとは、企業の役員や管理職、上司をサポートするいわゆる“秘書”業務を、バイリンガル(英語と日本語)で行う仕事です。
外国人の役員や管理職とやり取りする機会が多い企業や部署で求められるポジションで、スムーズなコミュニケーションスキルが必要になります。
【バイリンガルセクレタリーの仕事とは?】
業務内容 |
・文書やメールの翻訳 ・会議や商談の通訳 ・上司やチームのスケジュール調整 ・来客や電話対応 ・会議や出張の手配 ・英語での資料作成、データ入力 ・海外の取引先に関するマナーや礼儀の助言 ・相手の国の文化や慣習に配慮したコミュニケーションサポート |
---|---|
募集する企業例 |
▶外資系企業 ▶コンサルティング会社 ▶金融業界 ▶航空業界 ▶商社、貿易会社 ▶観光、ホテル業界 |
魅力・メリット |
・グローバルな企業、プロジェクトに携われる ・仕事の幅が広く常に新しい挑戦がある ・英語を積極的に活かせる |
気を付けたいこと |
・ストレスやプレッシャーがかかりやすい ・高いコミュニケーション能力が必要 ・キャリアアップが難しい |
キャリアプラン例 |
・C-Suiteアシスタント(CEO、COO、CFOなどのサポート役) ・起業(通訳・翻訳サービスなど) |
バイリンガルセクレタリーは、多岐にわたる業務をバイリンガルで行うため、高い語学力やコミュニケーション能力が求められます。
TOEIC700点でもできる仕事ではありますが、より高い英語力を学ぶ姿勢も大切です。
また、英語力だけでなく、ビジネスマナーや時間管理、タスクの優先順位の見極めなど、業務を円滑にするためのスキルも問われます。
グローバルな環境で多岐にわたる業務をこなすため、やりがいを感じられる仕事と言えます。
【バイリンガルセクレタリーがおすすめの人】
・高い語学力を身につけたい人
・コミュニケーション能力が高い人
・グローバルな環境で柔軟性を持って働きたい人
1-2-5. 商社(総合職)
TOEIC700点の英語レベルでは、商社(総合職)の仕事も対応できると考えられます。
ただし、高度な会議や交渉、ディスカッションの場に参加する際は、理解が追いつけなかったり、言葉に詰まる場面もあるかもしれません。
TOEIC700点でできる仕事については、以下をご参考ください。
【商社(総合職)の仕事とは?】
業務内容 |
・メールや電話のやり取り ・簡単な商談や交渉 ・報告書プレゼンテーション資料の作成 |
---|---|
募集する企業例 |
▶総合商社 ▶専門商社(食品、化学、機械、エネルギーなど) ▶貿易、輸出入 |
魅力・メリット |
・グローバルなネットワークを築くチャンスが多い ・一般的に給与水準が高い ・リーダーシップスキルが磨かれる |
気を付けたいこと |
・長時間勤務になりやすい ・プロジェクトが大規模でプレッシャーがかかりやすい ・市場や経済状況に影響されやすい |
キャリアプラン例 |
・役員クラスへの昇進 ・海外拠点での責任者 |
商社の総合職は国内外の企業と取引を行い、商品やサービスの流通を支える役割をしています。
ビジネス英語を使う仕事には、海外市場の開拓や新規事業の企画・推進なども1つの業務となり、交渉などを行える高い語学力が求められるケースもあるでしょう。
英語を活かしながら大きなプロジェクトに関わる機会が多いので、挑戦的な環境でキャリアを積みたい人におすすめです。
【商社(総合職)はこんな人におすすめ)】
・海外出張や赴任など海外で仕事するチャンスが多くほしい人
・英語での交渉力やコミュニケーション能力を高めたい人
・積極的に挑戦できる環境で働きたい人
1-3. TOEIC800点レベルのビジネス英語が求められる仕事3つ
TOEIC800点でできる仕事は以下の3つです。
TOEIC800点でできる仕事例
・ファンドマネージャー
・インハウス通訳/翻訳
・公認会計士(国際部門)
TOEIC800点は、実務に必要な英語力が備わっている英語レベルです。ビジネスの現場でスムーズなコミュニケーションが取れるでしょう。
TOEIC800点でできる仕事について紹介します。
1-3-1. ファンドマネージャー
ファンドマネージャーは、TOEIC800点以上でできる仕事の1つです。
ファンドマネージャーは、資産運用を担当するプロフェッショナルで、投資家から預かった資金を運用し、利益を最大化することが仕事です。
業務内容など仕事の詳細は以下のとおりです。
【ファンドマネージャーの仕事とは?】
業務内容 |
・市場動向の調査 ・ポートフォリオ管理 ・売買の決定 ・顧客対応 ・規制についての把握 |
---|---|
募集のある企業例 |
▶資産運用会社 ▶大手金融会社 ▶証券会社 |
魅力・メリット |
・運用成績が良ければ高収入を得られる ・世界の金融市場に関われる ・経済や金融の専門知識を得られる |
気を付けたいこと |
・常に成果が求められるため高いプレッシャーがかかりやすい ・市場時間に左右されワークバランスが崩れやすい ・高度な専門知識を学び続ける姿勢が必要 |
キャリアプラン例 |
・より高リターンのファンドへの転職 ・資産運用アドバイザー |
ファンドマネージャーは、高収入を得られる仕事ですが、成果主義の世界なのでプレッシャーが大きいことが特徴です。
また、市場の動きに左右されるため、冷静な判断力やストレス耐性も必要になります。
金融業界の中でもキャリアパスが多様で、資格などを取得すれば、よりハイレベル・高収入なポジションにいくことも可能です。
【ファンドマネージャーがおすすめの人】
・市場分析や金融トレンド、世界経済などの情報収集が得意な人
・精神的にタフな人
・高収入を目指したい人
1-3-2. 通訳/翻訳
通訳/翻訳のお仕事も、TOEIC800点でできる仕事です。
通訳/翻訳のお仕事は、特定の企業や団体に勤務する方法やフリーランスとして活動するなど、働き方は多様です。
通訳と翻訳の仕事の詳細は以下をご参考ください。
通訳 | 翻訳 | |
---|---|---|
業務内容 |
・会議、商談、プレゼンテーションの通訳 ・ニュースやイベントなどのリアルタイム通訳 ・官公庁や国際機関の通訳 ・病院や裁判、警察での通訳 ・海外訪問者の案内、通訳 |
・ビジネス文書の翻訳 |
募集のある企業例 | ▶商社、メーカー ▶コンサルティング会社 ▶金融業界 ▶官公庁、国際機関 ▶メディア、放送局、エンタメ業界 ▶医療、制約、法律関連業界 ▶旅行、観光、航空業界 |
▶IT、ソフトウェア業界 ▶出版、メディア、映像業界 ▶医療関連業界 ▶法律、金融、特許関連企業 |
魅力・メリット | ・著名人と直接関わりながら仕事ができる ・国際的な会議やスポーツ大会など現地での業務機会がある ・高収入を狙うことが可能 |
・柔軟性のある働き方がしやすい ・多様な分野に関わることができる ・年齢を重ねても続けやすい |
気を付けたいこと | ・集中力の維持、健康管理が重要 ・事前調査が欠かせない ・大きなイベントはプレッシャーがかかりやすい |
・納期管理次第では信用を失う ・適切に訳す配慮が必要 ・事前に専門用語は学ぶ必要がある ・単調で退屈しやすい |
キャリアアップ例 | ・通訳/翻訳会社の会社を立ち上げる ・専門分野に特化して特定の業界で活躍する ・通訳/翻訳のトレーナーになる |
通訳/翻訳の仕事は、多様な業界や企業で募集されている仕事です。
通訳は瞬発力や柔軟性ある対応、翻訳は業界用語や文章表現についての知識が求められるので、専門的なトレーニングが必要になります。
TOEICの点数だけでなく、実務経験や専門知識も問われるため、必要なスキルを磨くことが大切です。
【通訳/翻訳がおすすめの人】
・英語が持つニュアンスや表現を大切にできる人
・細かな文法や語彙にも気づける人
・集中力がある人
1-3-3. 公認会計士(国際部門)
TOEIC800点でできる仕事には、公認会計士(国際部門)も挙げられます。
国際部門では特にグローバル展開している企業や海外クライアントと仕事をする機会が主なので、英語への理解とコミュニケーション能力が必要です。
公認会計士の仕事については以下をご参考ください。
【公認会計士(国際部門)の仕事とは?】
業務内容 |
・メールや報告書の作成、会話でのやり取り ・監査業務財務分析の資料作成 ・文書、資料の読解 |
---|---|
募集のある企業例 |
▶大手監査法人 ▶大手企業(財務・経理部門) ▶会計事務所、税理士事務所 |
魅力・メリット |
・社会的信頼が高い ・将来にわたって安定した需要が見込める ・独立開業のチャンスを作りやすい |
気を付けたいこと |
・ミスが許されない高い責任感が必要 ・常に変化する規制に合わせて対応しなければならない ・信頼関係を築くコミュニケーション能力が必要 |
キャリアプラン例 |
・法人の経営に携わるパートナーになる ・独立して事務所を開業する |
公認会計士は安定した収入と社会的信頼を得ることができる職業です。
国際部門であれば英語を活かしながら、グローバルな環境で働くことができ、将来は海外でのキャリアアップも可能でしょう。
とくに、“USCPA”という米国の資格を持てば、海外の会計業務ができます。
法律や規制の変化に対応しなければいけないので、継続的な学習は不可欠ですが、将来安定して働ける仕事であると言えます。
【公認会計士(国際部門)がおすすめの人】
・ビジネス英語を活かしながら国際的な案件に対応したい人
・専門性の高い仕事をしたい人
・複雑な課題に挑戦したい人
1-4. TOEIC900点レベルのビジネス英語が求められる仕事2つ
TOEIC900点でできる仕事は、以下の2つです。
TOEIC900点でできる仕事例
・各種コンサルタント
・英文速記者
TOEIC900点は、非常に高い英語力を持っていると判断ができます。
高度な英語理解力があるので、ビジネスにおけるすべてのシーンで通用する英語力があると言えますが、TOEIC900点でできる仕事の例について紹介します。
1-4-1. 各種コンサルタント
TOEIC900点では、コンサルタントとしての仕事が1つの例として挙げられます。
コンサルタントは特定の分野において専門的知識や経験を持つプロフェッショナルで、企業や組織の持つ課題に対して解決アドバイスや支援を行います。
【各種コンサルタントの仕事とは?】
業務内容 |
・問題や課題の調査、分析 ・解決策の提案 ・実行支援、調整サポート ・プロジェクト管理 |
---|---|
募集のある企業例 |
▶戦略コンサルティングファーム ▶ITコンサルティング企業 ▶人事、組織コンサルティング企業 ▶金融、財務コンサルティング企業 ▶経営コンサルティング企業 ▶中小企業向けコンサルティング企業 |
魅力・メリット |
・特定の分野に限らず広範囲な業界に携われる ・問題解決能力が鍛えられる ・報酬が高い傾向にある |
気を付けたいこと |
・常に高い成果が求められるためプレッシャーがかかりやすい ・クライアントに合わせた働き方が求められワークバランスが取りにくい ・クライアントの業界や技術、トレンドを常に学習する必要がある |
キャリアプラン例 |
・専門分野に特化したコンサルタント ・フリーランス/独立 ・自身でコンサルティング企業を立ち上げる |
コンサルタントは業務効率化や経営戦略など、業界や企業ごとに異なる問題に対処する仕事です。
問題解決のために、調査・分析・戦略提案・実行支援を行って、クライアントのニーズに応えていきます。
TOEIC900点の英語力があれば、国内のみの案件に関わらず、海外の案件にも対応ができるでしょう。
企業全体の成長に貢献するため、やりがいを感じやすいです。
【各種コンサルタントはこんな人におすすめ】
・課題の整理や問題解決能力が高い人
・コミュニケーション能力が高い人
・高い学習意欲がある人
1-4-2. 英文速記者
英文速記者の仕事は、TOEIC900点で挑戦できる仕事です。
ただ、速記するには特別なスキルが必要なので、別途速記の特訓が必要です。
【英文速記者の仕事とは?】
業務内容 | ・会議、テレビ番組、裁判などでの発言を文字化する |
---|---|
募集のある企業例 |
・法律事務所など法務関連 ・ニュース放送局などのメディア関連 ・大手企業、国際的会議を開く企業 |
魅力・メリット |
・英文速記ができる人材が少なく市場価値が高い ・英語力を最大限に活かせる ・国際会議や政府機関など世界レベルの仕事に関われる |
気を付けたいこと |
・専門的なトレーニングをしなければ実務レベルになるのが難しい ・長時間、高い集中力を保つ必要がある ・プレッシャーがかかりやすい |
英文速記者という仕事は、高い英語力と専門技術を活かしてできる仕事です。
国際的な場で活躍できるため、グローバルな環境で働きたい人にぴったりと言えます。
ただし、高度なスキルと集中力が求められ、プレッシャーがある中で行う仕事のため、体力的な負担が大きいことも特徴です。
健康管理やスキルアップを意識しながら実務に備える必要性があります。
【英文速記者はこんな人におすすめ】
・高い英語力を持つ人
・ブラインドタッチが早く、正確にできる人
・プレッシャーに強い人
2. 仕事で求められるビジネス英語のレベルはどのくらい?

仕事で求められる英語レベルは、『CEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)』『TOEIC®Listening & Reading Test』『TOEFL iBT® Test』『実用英語技能検定(英検®)』の指標で測ることができます。
業務内容によっても求められる英語レベルは異なりますが、責任ある業務を任せられるビジネス英語レベルを取得するのなら、以下の基準は満たす必要があります。
指標 | レベルの目安 |
---|---|
CEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)
|
B2以上
|
TOEIC®Listening & Reading Test
|
800点以上
|
TOEFL iBT® Test
|
90点以上
|
実用英語技能検定(英検®)
|
準1級以上
|
企業によっては、応募要件に求めるスコアが明記されていることもあります。
スコアを見れば期待される対応業務のレベルも分かるので、求人と上記表を照らし合わせて確認すると、より適切なキャリア選択ができるようになります。
求人を探す際はぜひご活用ください。
3. ビジネス英語を使う仕事に就くためのステップ
ビジネス英語を使う仕事に就くためのステップは、以下の4ステップです。

ビジネス英語を活かせる仕事に就くための準備を始めていきましょう。
3-1. 自己分析と目標設定
まずは「自己分析と目標設定」をしていきましょう。
自己分析を行うことで、具体的にどんな仕事に就きたいのかが明確になり、取得すべき英語レベルが分かるようになるからです。
そのため、まずは目標設定のために、自己分析をしていきましょう。自己分析は、以下の事項を確認すると進めやすいです。
【自己分析で確認したい項目】
自分の強み | ・得意なこと ・他人から評価されること |
---|---|
自分の弱み |
・改善が必要な部分 ・他人から指摘されたこと |
やりがいを感じること |
・どのようなことをしていると最もやりがいを感じるか ・趣味や価値観 |
現時点の英語力 |
・CEFR、TOEIC®、TOEFL iBT® 、英検®の所持レベル ・無料英会話レッスン体験、アプリなどを使ってレベルの把握 |
過去の経験を振り返りながら、自分の強み・弱み・やりがいについて考えていきましょう。
上司や同僚、友人、家族など周囲の人に聞いてみることもおすすめです。
自己分析が終わったら、就きたい仕事に目星を付けながら目標設定をしていきます。ビジネス英語を活かした仕事を選ぶ際は、以下の項目を明確にすると決めやすいです。
【目標設定で確認したい事項】
・どんなキャリアを築きたいか
・どの程度のビジネス英語が必要か
・ビジネス英語の他に、求められるスキルや資格は何か
このように自己分析と目標設定を行うと、具体的な行動計画を立てることができます。
具体的な目標を持って、効率的に理想の働き方を実現していきましょう。
3-2. ビジネス英語を身につける
目標設定後は、ビジネス英語を身につける学習を進めていきましょう。
ビジネス英語は日常英会話と異なり、業界の専門用語、ビジネス特有の表現、ビジネスマナー、文化を学ぶことが求められます。
そのため、ビジネス英語に特化した学習を進めていくと効率的です。
ビジネス英語の学習には、以下の方法が挙げられます。
・ビジネス英語の教材を活用する
・ビジネス会話を想定して会話、メール作成をしてみる
・ビジネス英語のポッドキャストやニュースを聞く
・英会話レッスンを受けてプロから教わる
・業界の専門用語を学ぶ
ビジネス英語を身につけるアプローチは多様です。
状況や苦手部分などを加味し、組み合わせながら進めていきましょう。
- ビジネス英語の勉強を進めるなら、以下の記事もおすすめです。ぜひ参考にして、効率的に学習を進めてください。
3-3. 応募・面接対策
必要なビジネス英語を身に付けたら、応募・面接対策のステップへ進みましょう。
応募・面接対策では、英語の履歴書作成、面接の準備、そして業界特有の質問への対応を行うステップです。
というのも、応募や面接をする際は、あなたの英語力だけでなく、仕事に対する理解や意欲も問われるからです。
効果的にアピールできるよう、事前に想定し、準備を行うことがおすすめです。
どのように対策するかは、以下をご参考ください。
履歴書・職務経歴書の作成 | ・英文で必要事項を記入する ・強みや経験は簡潔かつ明確に表現する |
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面接練習 |
・英語で答えられる練習をする ・面接でのよくある質問は「自己紹介」「過去について」「なぜ応募したのか」など |
業界特有の質問に対する答え方 |
質問例) ・どのプログラミング言語を習得してますか? ・予算作成はどのように取り組みますか? ・顧客行動の分析はどのように取り組みますか? ・最新の技術はどこから情報を得ていますか? |
面接では、どれだけ職務に適応できるか、実際にチームの一員として働けるか、を見極めるために、さまざまな質問がされることが想定されます。
過去の経験や持っている知識を問われることが多いので、事前に想定練習しておくと、本番ではスムーズに答えやすくなります。
- 以下の記事は、履歴書など文書の作成やメールの練習に役立つ内容です。ぜひこちらもご参考ください。
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参考記事:ビジネス英語 手紙 書き方
参考記事:英語 ビジネスメール 返信
3-4. 就職・転職活動
応募書類や面接対策ができたら、いよいよ就職・転職活動をしていきましょう。
ビジネス英語を活かせる仕事を探す際は、求人サイトを利用するだけではなく、『ネットワーキング』を活用して、自分のスキルや経験をアピールする方法も取り入れて行うことをおすすめします。
【ネットワーキングの活用ポイント】
・SNSプロフィールをビジネス向けにする
・友人や同僚などと情報交換する
・業界イベントへ参加する
ネットワーキングを活用すれば、非公開を含めた多くの求人情報につながる可能性が高まります。
就活が有利に進めやすくなるため、積極的な行動を行うことが就職・転職活動ではおすすめです。
4. 仕事で活躍できるビジネス英語を身につけるコツ

ビジネス英語を身につけて仕事で活躍したいなら、インプットとアウトプットをバランスよく行うことを意識しましょう。
仕事で活躍できるビジネス英語を身につけるコツ
インプットとアウトプットをバランスよく行う
インプットをしなければ英語の知識は得られませんし、アウトプットが足りなければ実務で使うビジネス英語を身につけることはできません。
即戦力として活躍できるビジネス英語を身につけるなら、両方をバランスよく行いましょう。
インプットとアウトプット、それぞれの学習でのポイントをお伝えします。
4-1. 【インプット】まずは英語の基礎固めをしっかり行う
ビジネス英語を身につけるためには、まずインプット(=基礎固め)をしっかり行うことが重要です。
基礎がないと、正確な英語の理解やスムーズなアウトプットが難しくなるからです。
語彙や文法の知識が不足していると、メールの読み書きや会話の際に適切な表現が思い浮かばず、スムーズにやりとりも不可能でしょう。
例えば、英語の会議で「詳細について説明します」と言いたいとき、"I explain details." と言ってしまうと、文法的に不自然です。
正しくは、"I will explain the details." や "Let me go over the details." などの表現を使うべきですが、基礎ができていないと、適切な言い回しを選ぶのが難しくなります。
そのため、まずは単語・文法・ビジネスフレーズのインプットをしっかり行いましょう。
その後でアウトプットに移ることで、実践の場でスムーズに英語を使えるようになります。
- ビジネス英語のインプットは、以下の記事も参考になります。
4-2. 【アウトプット】第三者にフィードバックをもらう
ビジネス英語を実践的な場面でも使えるようにするには、アウトプットも不可欠です。
アウトプットをすると、自己学習だけでは自分の間違いや改善点に気づきやすくなり、実際のビジネスシーンで通用する英語力を効率的に伸ばすことができるからです。
さらに、第三者からフィードバックをもらうことで、自分では気づけない間違いを修正しながら実践的な英語力を向上させられます。
ビジネス英語力の向上に効果的な“第三者”とは、以下のような人やサービスがあります。
・語学スクール・オンライン英会話の講師
・ビジネス英語を使って働いている同僚や上司、友人、知人
近年では、AIを活用した学習ツールやアプリもありますが、より効率的に英語力を高めたいなら、“人”からフィードバックを得ることがおすすめです。
学んだ英語を積極的にアウトプットし、ネイティブスピーカーや上級者からのフィードバックを受ける環境を作ることで、より実践的なビジネス英語を身につけることができます。
5. ビジネス英語を短期間で身につけるならプロからのアドバイスを受けよう

ビジネス英語を短期間で確実に身につけたいなら、プロのフィードバックを受けることをおすすめします。
ビジネス英語には、業界特有の専門用語やフォーマルな表現が多く、自己流で学ぶと間違った表現を使ってしまうリスクがあるからです。
微妙なニュアンスの違いを理解するのは独学では難しく、実際のビジネスシーンで通用するレベルに到達するには適切な指導とフィードバックが不可欠です。
細かい修正を積み重ねることで、実践的なビジネス英語が身につき、仕事の場で自信を持って使えるようになるでしょう。
短期間でビジネス英語を習得し、実務で使えるレベルに到達したいなら、プロの指導を受けるのが最速の方法であると断言できます。
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6. まとめ
この記事では、ビジネス英語を活かした仕事について紹介しました。
「英語は世界語」とも言われるほど、英語は世界中で使われているので、ビジネス英語を活かした仕事は多岐にわたりますが、たとえば以下のような仕事があります。

英語レベルが上がるほど難易度も上がりますが、年収・報酬も伴って大きくなっていくことが特徴です。
ビジネス英語を活かしながら活躍できるポジションを狙うなら、以下の英語レベルは身につけましょう。
指標 | レベルの目安 |
---|---|
CEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)
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B1~C1
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TOEIC®Listening & Reading Test
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600~900
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TOEFL iBT® Test
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80~100
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実用英語技能検定(英検®)
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2級~1級
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ビジネス英語は難易度が高いですが、不可能ではありません。
現代は多様な勉強方法があるので、自分に合った勉強方法で習得を目指していくことができます。
ぜひ本記事を参考にして理想とした働き方を実現させてください。
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