特集・お役立ち 年末年始の英語あいさつで印象アップ|ビジネススモールトーク特集
年末年始での「挨拶」英語で何て言う?
そろそろ冬期休暇に入りますね。皆様は楽しみな予定ありますか?
でもその前に・・
仕事納めの日や仕事始めの時、《年末年始の英語でのあいさつ、スモールトーク》って、困りませんか?
日本語では「今年もお世話になりました。来年もよろしくお願いします。」や「明けましておめでとうございます。」を伝えたり、
「冬休みは帰省するの?」など話しますよね。
でも英語では、どのような表現を使うのでしょうか・・?
イーオンが誇るネイティブ講師に聞いてみました!
今回登場するのは、
イギリス出身のPaul先生、スコットランド出身のGordon先生、アメリカ出身のSteve先生です。
英語のビジネススモールトーク
《休暇前》年末年始の予定を聞くフレーズ集
◎イギリス出身のPaul先生から学ぶ「年末年始の予定を聞く」フレーズ集
1. What are you doing for the Christmas holidays/break?
2. What are you up to over the holidays?
3. Anything planned for Christmas and New Year?
4. Do you have anything planned for Christmas and New year?
◎スコットランド出身のGordon先生から学ぶ「年末年始の予定を聞く」フレーズ集
Do you have any plans over the holidays?
◎アメリカ出身のSteve先生から学ぶ「年末年始の予定を聞く」フレーズ集
Do you have any plans for the winter holiday?
ここに注目!イギリス出身のPaul先生のフレーズ
1つ目のChristmas holiday/breakは、イギリスで冬期休暇というそうです。
クリスマスとは言え、年末年始の期間も含むそうです。
2つ目のbe up toも知っておきたい表現です。
いくつかの意味がありますが、今回のように予定を聞く際に使うことができます。
overとforの違い
ここで、「over the holidays」と「for the winter holiday」の
overとforに関して気づかれた方はいらっしゃいますか?
“クリスマス休暇”の「休暇に」という意味で、
イギリス出身のPaul先生とスコットランド出身のGordon先生は、over the holidayという表現を使い、
アメリカ出身のSteve先生は、for the winter vacationと言っています。
overもforも意味は同じですが、
イギリスではover
アメリカではforが多く使われるようです。
使い方に少しだけ注意!
意味が同じとはいえ、使い方は少し注意が必要です。
注意)overは1日の休暇には使えません。
例えば、Any plans over new year’s eve?(大みそかは何をしているの?)とは、言えません。
なぜなら、大晦日は1日だけの為です。
なので、アメリカでは、Christmasは25日のみを指すことが多いので、over Christmasという表現は一般的ではありません。
でも、イギリスでは・・
Christmasも1日(25日)の為、over Christmasと言えないと思いきや、
イギリスでは、ChristmasはChristmas Eve(24日)とChristmas(25日)
そして、26日のboxing day (ビッグセール)も含むことがあるので、over Christmasも言えます。
英語のビジネススモールトーク
《休暇前》年末年始の予定を聞かれたらどんな答えができる?
◎イギリス出身のPaul先生から学ぶ「年末年始の予定を答える」フレーズ集
1. Relaxing at home. (家でゆっくりします。)
2. Nothing special. Spending time at home with the family. (特に何もしないですね。家で家族と過ごします。)
3. Gorging on food/Stuffing my face with food.(たくさん食べる予定です。)
ここに注目!
3つ目にある、2つの表現は「たくさん食べる」を伝えたい時に使います。
gorgeは、「喉」という意味があり、そこから派生して、(食べ物を)詰め込む・むさぼり食うという意味があります。
また、次の表現「Stuffing my face with food.」のstuffも詰め込むという意味、
何かを中にぎゅうぎゅう押し込むというニュアンスがあります。
顔中に食べ物を詰め込むというイメージからたくさん食べるという意味になります。
一般的に思いつきそうな“eat a lot”に加えて、覚えておくと表現の幅が広がりますね。
その他の言い方は?
◎スコットランド出身Gordon先生から学ぶ「年末年始の予定を答える」フレーズ
I'm planning to go back to my hometown. (実家に帰る予定です。)
◎アメリカ出身Steve先生から学ぶ「年末年始の予定を答える」フレーズ
I hope I will be relaxing.(ゆっくりできたらいいですね。)
※I will be relaxing.だけでなく、I hopeを付けることで、「そうなるといいなぁ」の気持ちが伝わりますね。
英語のビジネススモールトーク
《休暇前》仕事納めの最終出勤日、オフィスを出る時なんて言う?
◎アメリカ出身Steve先生から学ぶ「最終出勤日」フレーズ
Have a safe and enjoyable holiday. (安全で楽しい休暇をお過ごしください。)
◎イギリス出身Paul先生から学ぶ「最終出勤日」フレーズ
Have a lovely Christmas and a happy new year! (素敵なクリスマスと年明けを!)
◎スコットランド出身Gordon先生 から学ぶ「最終出勤日」フレーズ
Have a nice Christmas and a Happy New Year.(良いクリスマスと年始をお過ごしください。)
ここは少し注意!
Paul先生とGordon先生の挨拶には、Christmasがあるので、最終出勤日がクリスマスを過ぎていたら、Christmasを抜かして言う必要がありますね。
英語のビジネススモールトーク
《休暇後》年明けの仕事始め、なんて挨拶する?
◎イギリス出身Paul先生から学ぶ「年明けの初出勤日」フレーズ
Happy New Year! (明けましておめでとうございます。)
◎スコットランド出身Gordon先生から学ぶ「年明けの初出勤日」フレーズ
Good morning! Hope you had a nice Christmas break! (おはようございます!いい冬期休暇を過ごせてましたか。)
◎アメリカ出身Steve先生から学ぶ「年明けの初出勤日」フレーズ
How was your vacation? (年末年始どうでしたか?)
英語のビジネススモールトーク
《休暇後》冬期休暇をどう過ごしたのか、どう聞く?
◎アメリカ出身Steve先生から学ぶ「年末年始について聞く」フレーズ
1.How was your vacation? (年末年始どうでした?)
◎イギリス出身Paul先生から学ぶ「年末年始について聞く」フレーズ
2.Did you have a nice Christmas (break)? (いいクリスマス休暇でしたか?)
◎スコットランド出身Gordon先生から学ぶ「年末年始について聞く」フレーズ
3.What did you do for Christmas/New Year (Hogmanay)?
ここに注目!
1. Steve先生は、年末年始明けの初めの挨拶も、冬休みの話題を聞く時もどちらも“How was your vacation?”だそうです。
3. 大晦日のことをスコットランドでは、Hogmanayと言うそうです。 スコットランドだけかな?とGordon先生は言っていました。
英語のビジネススモールトーク
《休暇後》年末年始について、どう答える?
◎イギリス出身Paul先生から学ぶ「年末年始について答える」フレーズ
It was relaxing/great. / I put on 5 kilograms. (ゆっくりできました。/5キロ太りました。)
《英語のビジネススモールトーク②|《休暇前》年末年始の予定を聞かれたらどんな答えができる?》で
「Gorging on food/Stuffing my face with food.(たくさん食べる予定です。)」の表現を紹介してくれたPaul先生ですが、
その結果、“I put on 5 kilograms.”とのことです(笑)
※put on には太るという意味があります。
◎アメリカ出身Steve先生から学ぶ「年末年始について答える」フレーズ
It was good. I was able to spend time relaxing and spent time with my wife's family.(奥さんの家族とゆっくり過ごせました。)
◎スコットランド出身Gordon先生から学ぶ「年末年始について答える」フレーズ
Yeah, I spent time with the family and got to relax a lot!
ここに注目!
“got to relax a lot”との表現がありますが、get to(動詞)の構文で「(動詞)することができる」という意味になります。
まとめ
3人の先生に年末年始に使える表現を教えてもらいました。
色々な表現がありました。国によって使う表現が少し違ったり面白い発見もありました。
お気に入りの表現があったら、ぜひ、使ってみてくださいね。
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編集者
ニューヨークにて英語を学ぶ。英検1級。TOEICテスト975点。
イーオンに各校にて10年間教務主任をし、現在は、多くの企業や教育機関にて英語研修を担当。