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試験対策/資格取得
「TOEIC® L&Rテスト500点って、どのくらいのレベル感なんだろう?」
そのような疑問を抱いている方に結論からお伝えすると、英検®に換算すると準2級(高校中級程度)が目安で、高校英語の基礎が身についたレベルといえます。
この記事では、TOEIC® L&Rテスト500点の実際のレベルや就職活動での位置付け、効果的な学習方法まで、詳しく解説します。
【この記事を読むと得られるメリット】
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TOEIC® L&Rテスト500点のレベル感が詳しくわかる
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履歴書への500点の記載や評価について情報収集できる
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500点を突破するための勉強方法がわかる
これからTOEIC® L&Rテストにチャレンジする方にとって、500点はまず目指したい節目のスコアです。次のステップへの足がかりにするためにも、本記事の情報をお役立てください。
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目次
1. TOEIC® L&Rテスト500点は「高校英語の基礎」が身についたレベル
冒頭でも軽く触れましたが、まずはTOEIC® L&Rテスト500点のレベルはどの程度なのか、詳しく見ていきましょう。
1. 500点は英検®準2級(高校中級程度)の実力
2. 550点を突破すると英検®2級レベルに
3. TOEIC® L&Rテストの平均点は612点(2023年)
4. 就活でのアピールは難しいが英語学習のスタートラインに最適
1-1. 500点は英検®準2級(高校中級程度)の実力
文部科学省作成のCEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)との対照表では、A2に該当するレベルとして、英検®準2級とTOEIC® L&Rテスト 225〜545点の範囲が位置付けられています。
英検®準2級は、高校中級程度が目安です。
補足として、500点は225〜545点の範囲内でも上位レベルに該当するため、準2級または、2025年に新設された準2級プラス相当の英語力と捉えることもできます。
CEFRについては、下表をご覧ください。
TOEIC® L&Rテスト 500点のスコアは、「B1寄りのA2」という位置付けになります。A2は「基本的な表現が理解でき、簡単な表現を使ってコミュニケーションができる」という初級レベルです。
出典:文部科学省「資料7 英語の資格・検定試験に関する基礎資料」 、IIBC「TOEIC Program各テストスコアとCEFRとの対照表」、公益財団法人 日本英語検定協会「各級の目安」
1-2. 550点を突破すると英検®2級レベルに
一方、500点から550点を突破すると、前出の対照表では「CEFR:B1」にランクが変わります。
500点では初級レベルとみなされていましたが、550点では「中級」の域に入ることになります。
英検®で換算すると、2級に合格している人は、TOEIC® L&Rテスト 550点突破が見えてくる状況です。
出典:文部科学省「資料7 英語の資格・検定試験に関する基礎資料」 、IIBC「TOEIC Program各テストスコアとCEFRとの対照表」
1-3. TOEIC® L&Rテストの平均点は612点(2023年)
もうひとつ、“TOEIC® L&Rテストの平均点” という観点から、500点のレベル感を見てみましょう。
TOEIC® L&Rテストの平均点は612点(2023年)です。500点のスコアは、平均よりも100点以上下回る水準となります。
もう少し詳しく見ると、社会人の受験者の平均スコアは639点、学生の受験者の平均スコアは589点となっています。
所属学校別の学生データは、以下のとおりです。
| 高校 | 510 |
|---|---|
| 高専 | 493 |
| 短大 | 485 |
| 大学 | 596 |
| 大学院 | 639 |
| 語学学校 | 568 |
| 専門学校 | 514 |
上記から、TOEIC® L&Rテスト 500点のスコアは、高校・高専・短大・専門学校の平均点と同程度であることがわかります。
出典:IIBC「TOEIC®Program DATA & ANALYSIS 2024」、2023年度(2023年4月〜2024年3月)のTOEIC® Programの公開テストおよびIPテストにおける実受験者のデータ、上記はすべて公開テストの数値
1-4. 就活でのアピールは難しいが英語学習のスタートラインに最適
TOEIC® L&Rテスト500点は、高校・高専・短大・専門学校生の平均程度であり、大学生や大学院生にとっては、平均よりも100点程度低い点数となります。
よって、就職活動で積極的なアピールとして使うには難しいレベル感となります。ただし、ここから始まる学習の土台としては、とても良いスタートラインです。
500点が取れるということは、高校中級までの基礎力が身についている証拠でもあります。英語学習を続ければ、600点・700点といった上位スコアも十分狙える段階です。
これから初めてTOEIC® L&Rテストを受験する方は、まずは500点突破を最初の目標にするとよいでしょう。
2. 就職・転職活動におけるTOEIC® L&Rテスト500点のリアルな立ち位置
続いて、就職活動・転職活動におけるTOEIC® L&Rテスト 500点の立ち位置について、詳しく見ていきましょう。
1. 履歴書には書くべき?→英語を多用しない職種であれば基本的には不利になることはない
2. 面接で聞かれたら【○点取得に向けて勉強中です】と意欲を伝えよう
2-1. 履歴書には書くべき?→英語を多用しない職種であれば基本的には不利になることはない
「TOEIC® L&Rテスト 500点は、履歴書に書いてもよいですか?」
という質問がよくありますが、結論からいえば、書くこと自体に問題はありません。英語を多用しない職種であれば、基本的に不利になることはないと考えられます。
ただし、英語力が重視される職種であれば、500点で有利に立つことは難しい状況です。以下は転職におけるTOEIC® L&Rテストのスコア目安です。
「500点ではアピールできないなら、受験したこと自体を書かないほうがよい?」
という点が悩みどころかと思いますが、何も書かないよりは、500点でも記載があったほうが、「英語力を高めるために努力中である」ことを示すためには役立ちます。
具体例としては、
「20XX年○月 TOEIC® L&Rテスト Listening & Reading Test 500点 取得(現在600点取得に向けて学習中)」
のように記載するのがおすすめです。
とくに新卒採用では、現在の能力より成長ポテンシャルを重視する企業も少なくありません。
2-2. 面接で聞かれたら【○点取得に向けて勉強中です】と意欲を伝えよう
面接でTOEIC® L&Rテストについて質問された際は、現状を正直に伝えつつ、今後の学習計画も併せて説明するようにしましょう。
500点は強みとしてアピールできる点数ではないからこそ、 “意欲を伝える受け答え” が鍵となります。
【面接での効果的な回答例】
・具体的な目標を伝える:「現在は500点ですが、来年の春までに600点到達を目指し、毎日1時間の学習を続けています」といった具体性のある説明が効果的です。数値目標と学習時間を明確に伝えると、計画性と実行力をアピールできます。
・業務との関連性を意識して答える:「貴社の海外展開に将来的に貢献したいと考えており、そのために英語力向上に取り組んでいます」など、志望動機と関連付けた回答を心がけましょう。単なるスコアアップではなく、仕事への意欲として伝わります。
・学習方法や進捗を具体的に述べる:「英会話スクールのオンライン対策コースを受講中で、3ヶ月後に卒業する予定です」など、実際の取り組み内容を話すと説得力が増します。
このように、「500点は途中経過で、現在進行形で英語力を高めている最中」ということが伝わると、面接官にも好印象を与えられます。
※具体的な実践として対策コースの受講を検討されている方は、イーオンの「TOEIC® L&Rテストオンライン対策コース」のページをご覧ください。
3. これから500点突破を目指す人向けの勉強法
さて、ここからは「TOEIC® L&Rテストで500点を突破したい」という方に向けて、勉強法を解説していきます。以下7つのポイントを確認しましょう。
1. まずは公式問題集を一度解いて実力を知る
2. 中学・高校レベルの単語を音と一緒に覚える
3. 中学英文法をおさらいして基礎を固める
4. 公式問題集の音声を何度も聞いて耳を慣らす
5. 英文を声に出して読む音読を習慣にする
6. 簡単な英文をたくさん読む多読で英語に慣れる
7. 時間配分を意識して問題を解く練習をする
3-1. まずは公式問題集を一度解いて実力を知る
まずは、公式の問題集を入手するところから始めましょう。
公式問題集には、本番のテストと同じ仕様の模擬試験が2回分、収録されています。これを解くことで、現在の実力がどれくらいなのか、すぐにわかります。
リスニング各パート(Part1〜4)とリーディング各パート(Part5〜7)で、どこが得意で、どこに課題があるかを把握しましょう。
たとえば「Part2は7割取れるが、Part7は3割以下」というように、具体的な傾向をつかむことが大切です。
自分が弱い分野を集中的に取り組むようにすると、効率的にスコアアップを狙えます。
3-2. 中学・高校レベルの単語を音と一緒に覚える
TOEIC® L&Rテスト500点レベルに必要な語彙数は、約1500〜2000語が目安です。これは中学・高校で習う基本単語で、ほぼ対応できるレベルです。まずは、中学・高校の英単語をしっかりと復習しましょう。
ただし、文字(スペル)だけでなく、音声を聞いても意味がわかるように習得することが重要です。
単語集に付属している音声やアプリの読み上げ機能を使い、「見る・聞く・発音する」の3段階で記憶に定着させましょう。
英単語を覚えるのが苦手という方は、「英単語が覚えられない人必見の効果的な学習法9選─長期記憶のコツ」の記事も参考にしてみてください。
3-3. 中学英文法をおさらいして基礎を固める
文法力は、TOEIC® L&Rテスト全体の得点力を左右する重要な要素です。
とくにPart5・6での確実な得点と、Part7での長文読解に直接影響するため、まずは中学レベルの文法事項を完璧に習得することが500点突破の近道となります。
| Part5 | 短文穴埋め問題 30問 不完全な文章を完成させるために、4つの答えの中から最も適当なものを選び解答用紙にマークする。 |
|---|---|
| Part6 | 長文穴埋め問題 16問 不完全な文章を完成させるために、4つの答え(単語や句または一文)の中から最も適当なものを選び解答用紙にマークする。各長文には設問が4問ずつある。 |
| Part7 | 1つの文書:29問 複数の文書:25問 いろいろな文書が印刷されている。設問を読み、4つの答えの中から最も適当なものを選び解答用紙にマークする。文書内に新たな一文を挿入するのに最も適切な箇所を選ぶ設問もある。各文書には設問が数問ずつある。 |
出典:IIBC「【公式】テストの形式と構成」
たとえば、Part5の穴埋め問題では、品詞の判別で正解にたどり着けるケースが多いため、文法の知識があれば、一定のスコア確保が狙えます。
中学英語のおさらいについては、「「中学英語やり直し」の効果が倍増する5つのステップと実践アドバイス」も参考にしてみてください。
3-4. 公式問題集の音声を何度も聞いて耳を慣らす
リスニングセクションでの得点アップには、TOEIC® L&Rテスト特有の問題形式に慣れることが不可欠です。
リスニングセクションは、以下のように4つのパートで構成されています。
| Part1 | 写真描写問題 6問 1枚の写真について4つの短い説明文が1度だけ放送される。説明文は印刷されていない。4つのうち、写真を最も的確に描写しているものを選び解答用紙にマークする。 |
|---|---|
| Part2 | 応答問題 25問 1つの質問または文章とそれに対する3つの答えがそれぞれ1度だけ放送される。印刷はされていない。設問に対して最もふさわしい答えを選び解答用紙にマークする。 |
| Part3 | 会話問題 39問 2人または3人の人物による会話が1度だけ放送される。印刷はされていない。会話を聞いて問題用紙に印刷された設問(設問は放送される)と解答を読み、4つの答えの中から最も適当なものを選び解答用紙にマークする。会話の中で聞いたことと、問題用紙に印刷された図などで見た情報を関連づけて解答する設問もある。 各会話には設問が3問ずつある。 |
| Part4 | 説明文問題 30問 アナウンスやナレーションのようなミニトークが1度だけ放送される。印刷はされていない。各トークを聞いて問題用紙に印刷された設問(設問は放送される)と解答を読み、4つの答えの中から最も適当なものを選び解答用紙にマークする。トークの中で聞いたことと、問題用紙に印刷された図などで見た情報を関連づけて解答する設問もある。各トークには質問が3問ずつある。 |
出典:IIBC「【公式】テストの形式と構成」
さまざまなリスニング教材に手を出すよりも、まずは公式問題集の音声を徹底的に聞き込むことをおすすめします。
最初はテキストを見ずに音声だけを聞き、大まかに内容把握を試みましょう。聞き取れなかった部分をテキストで確認し、再度音声を聞いて確認します。
毎日15〜20分程度でも継続していくうちに、リスニング力の向上を実感できるはずです。
3-5. 英文を声に出して読む音読を習慣にする
TOEIC® L&Rテストはリスニングとリーディングの試験であり、スピーキングの試験はありませんが、音読は4技能を総合的に鍛えてくれるため、ぜひおすすめしたい勉強法です。
声に出して読むと、リスニング力・発音・読解スピード・文法感覚といった複数のスキルを、同時に鍛えられます。
公式問題集のPart2の短い応答文やPart3の会話文を使って、毎日10〜15分の音読を継続しましょう。音声を聞きながら同時に発声する「オーバーラッピング」の練習もおすすめです。
音読で英語の語順に慣れると、長文を読むときも音声を聞くときも、日本語に置き換えずに理解できるようになります。結果として、全体的なスコアアップにつながります。
3-6. 簡単な英文をたくさん読む多読で英語に慣れる
大量の英文に触れる多読練習は、読解スピードの向上と英語への心理的な抵抗感を和らげるために効果があります。
多読を続けると、「英語の文章を読むことへの慣れ」が生まれ、長い英文でも抵抗なく読めるようになるからです。
多読を行うときは、自分の現在のレベルよりも易しめの英文(たとえば英検®3級レベル)から始めてください。難しい文を読み解くよりも、たくさんの英文に触れることを優先します。
わからない単語があっても逐一調べず、前後の文脈から推測して読み進めることも大切です。
3-7. 時間配分を意識して問題を解く練習をする
TOEIC® L&Rテストは、時間との戦いでもあります。時間が足りずに最後まで解けない受験者が多いため、まずは時間内に解き切ることを目標にしましょう。
各パートの時間配分を意識するだけでも、得点アップにつながりますので、実践してみてください。
たとえば、リーディングセクション75分のうち、「Part5・6を20分で解き、残りの55分をPart7に充てる」といった目標を立てます。
Part5は1問20〜30秒、Part6は1セット(4問)を2分程度で解くことを目指し、時間をかけすぎない練習をしましょう。
4. 500点・600点を目指すなら目標スコア別のオンライン対策コースがおすすめ
TOEIC® L&Rテストで500点を突破し、さらに600点以上を目指したい方には、目標スコア別のオンライン対策コースがおすすめです。
イーオンの「TOEIC® L&Rテスト オンライン対策コース」では、以下のとおり、目標スコア別にクラスが分かれています。
・500点台を目指すBASICクラス:初めて受験する方や現在のスコアが300前後〜400点くらいの方向け
・600点台を目指すBASIC PLUSクラス:現在のスコアが450〜550点くらいの方向け
・700点台を目指すSTRATEGIESクラス:現在のスコアが550〜600点くらいの方向け
「まずは500点を超えたい」「次の目標として600点を目指したい」という具体的な目標に合わせて、最適なカリキュラムが組まれているので、効率的にスコアアップできます。
また、この専門コースの特徴として、
実際に高得点を取得した教師が、実体験に基づいて悩みに寄り添ってくれるため、スコアが伸び悩んでいる人にとって、大きな助けとなるはずです。
詳しくは以下のリンクよりご確認ください。
5. まとめ
本記事では「TOEIC® L&Rテスト 500点」をテーマに解説しました。要点をまとめておきましょう。
TOEIC® L&Rテスト500点のレベル感として、以下のポイントを解説しました。
1. 500点は英検®準2級(高校中級程度)の実力
2. 550点を突破すると英検®2級レベルに
3. TOEIC® L&Rテストの平均点は612点(2023年)
4. 就活でのアピールは難しいが英語学習のスタートラインに最適
就職・転職活動における疑問について解説しました。
1. 履歴書には書くべき?→英語を多用しない職種であれば基本的には不利になることはない
2. 面接で聞かれたら【○点取得に向けて勉強中です】と意欲を伝えよう
これから500点突破を目指す人向けの勉強法として、以下を解説しました。
1. まずは公式問題集を一度解いて実力を知る
2. 中学・高校レベルの単語を音と一緒に覚える
3. 中学英文法をおさらいして基礎を固める
4. 公式問題集の音声を何度も聞いて耳を慣らす
5. 英文を声に出して読む音読を習慣にする
6. 簡単な英文をたくさん読む多読で英語に慣れる
7. 時間配分を意識して問題を解く練習をする
TOEIC® L&Rテスト500点は、より高いレベルへの出発点として位置付けてください。500点突破により基礎力を身につけ、学習を続ければ、600点・700点といった上位スコアへの到達も十分に可能です。英語力を自分の武器にして、今後のキャリアに役立てていきましょう。
TOEIC® L&Rテスト is a registered trademark of ETS. This website is not endorsed or approved by ETS. ※ L&R means LISTENING AND READING.
※ 英検®・英検Jr.®は、公益財団法人日本英語検定協会の登録商標です。このコンテンツは、公益財団法人日本英語検定協会の承認や推奨、その他の検討を受けたものではありません。
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