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初心者のための英語学習法
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英語上達への近道

「やる気はあるのに、なんで英語学習がいつも続かないんだろう」
「英語学習って、どうやったら継続できるんだろう」と思ったことはありませんか?
英語学習がなかなか続かないのには、必ず原因があり、その原因を解消することで継続できるようになります。
継続できない主な原因は、以下の5つです。
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どうやって学習したらよいかわからないから
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目標設定に問題があるから
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モチベーションの維持が難しいから
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英語学習の時間が確保できないから
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英語学習仲間がいないから
途中で挫折せずに英語学習を続けるためには、上記の原因を解消させる取り組みが必要です。 しかし、ただ闇雲に頑張っても、効果はあまり期待できません。
英会話スクールやオンラインで学んでいるか、それとも独学で行っているかという学習タイプによって、やるべきことが変わってきます。
以下の、学習タイプ別やるべきことリストをご覧ください。
学習タイプ | やるべきこと |
---|---|
全員共通 | ・大目標と小目標を設定する ・英語学習の記録をつける ・SNSなどで友人知人に目標を公言する ・ご褒美システムを導入する |
英会話スクールやオンラインレッスンを利用している人 | ・スキマ時間を活用してレッスンの予習・復習をする ・毎回の授業でのゴールを設定する ・授業以外で毎日学べる学習素材を選び実践する |
独学で英語学習している人 | ・興味のある分野と英語学習を組み合わせて学ぶ ・動画や英語学習アプリを使いスキマ時間に学ぶ ・英語学習仲間を見つけて一緒に学ぶ ・英会話スクールなどプロの助けを得る |
本記事では、あなたがご自身の学習タイプに応じて、しっかりと英語学習を続けていけるように以下についてお伝えしていきます。
この記事でわかること
・英語学習が続かない原因
・すべての英語学習者がやるべき習慣化につながる行動
・英会話スクールやオンラインレッスン利用者がやるべき習慣化につながる行動
・独学の英語学習者がやるべき習慣化につながる行動
この記事を最後までお読みいただくと、自分自身のケースでは、どのように取り組んでいけば学習を習慣化できるのかが分かるでしょう。
ぜひ、英語学習を継続するためのヒントを見つけ、実践していってください。
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目次
1. 英語学習がなかなか続かない5つの原因

「英語学習をしてキャリアアップしよう!」と意気込んで勉強をスタートしたものの、なかなか継続できずに悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
本章では、英語学習がなかなか続かない原因となる、以下の5つについて解説していきます。
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どうやって学習したらよいかわからないから
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目標設定に問題があるから
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モチベーションの維持が難しいから
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英語学習の時間が確保できないから
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英語学習仲間がいないから
英語学習が続かない大きな原因として、具体的にどのような方法で勉強を進めていけば良いのか分からないという点が挙げられます。
学生時代は、学校の授業で課題が与えられ、それに基づいて勉強していた人も多いでしょう。しかし、大人になってからの英語学習は、自分で学習方法や教材を選択し、学習計画を立てていかなくてはなりません。
たとえば、仕事で英語を使えるようになりたいと思う場合、メールの書き方や英語でプレゼンテーションをするスキルなど、ビジネスシーンで必要なスキルを明確にした上で、それに合わせた教材や学習方法を選択していく必要があります。
しかし、英会話スクールや英語学習書籍はもちろん、インターネットでは無料で学べる英語学習素材もたくさんあるため選択肢が多すぎて、自分にとって最適な学習方法を見つけることができず、何から始めれば良いのか迷ってしまいがちです。
また、いざ英語学習をスタートしても、効果的な学習方法が確立されていないと、英語力アップの実感がないまま時間が過ぎていくため、焦りや不安が募り、最終的には学習を諦めてしまうという結果になりかねません。
1-1. どうやって学習したらよいかわからないから
原因解消のポイント
詳しくは2章以降でお伝えしますが、まずは自分がどのようなシーンで使える英語力を必要としているのかを明確にしていきましょう。
1-2. 目標設定に問題があるから
無理な目標を立てている、あるいは目標の立て方がわからないなど目標設定に問題があると、英語学習を継続していくのが難しくなりがちです。
目標設定に無理があったり曖昧だと、学習の方向性が定まらず、結果的に英語学習を中断してしまうことにつながりかねないため、気をつけましょう。
英語を勉強しようと思ったときに、「いつか英語を話せるようになりたい」といった漠然とした希望を持っている人は、具体的な目標を立てるとしても、どうしたら良いかわからないとなってしまう傾向があります。
また、中学生レベルの英文法もあやふやなのに「2ヶ月後の英検®で1級に合格する」といった非現実的な目標を設定してしまうと、達成できなかった場合に挫折感を味わいやすく、その後の英語学習モチベーションが下がってしまうかもしれません。
もし英検®の合格を目標設定とする場合は、「次回の受験では、Part1の正答率を7割以上にする」というように具体的で達成可能な目標にして、それに向けて単語暗記などを行っていくのがオススメです。
原因解消のポイント
詳しくは2章以降でお伝えしますが、少し頑張れば達成できそうな目標を設定することが大切です。
その際、いつまでに達成するかという期限を設定するようにしてください。
1-3. モチベーションの維持が難しいから
英語学習を続けていくうちに、思うように勉強が進まなかったり、勉強しても英語力が上がっている実感が得られないことで、モチベーションを維持できず英語学習を諦めてしまうケースが見られます。
最初は新鮮で楽しいと感じているかもしれませんが、語学学習は、単語の暗記や文法学習など地道なトレーニングを必要とする場面が多いため、学習自体に飽きてしまいがちです。完璧主義の傾向がある人は、少しでも間違えたり、スムーズに話せなかったりすると、自信を失い、モチベーションを失ってしまうかもしれません。
また、ある程度の英語レベルに達すると、なかなか進歩を実感しにくくなる「プラトー現象」と呼ばれる時期に入るため、勉強しても英語力がアップしないことに落ち込み、モチベーションが下がってしまう人もいます。
「プラトー現象」とは、頑張って英語学習に取り組んでいるにもかかわらず、英語力が伸びていると感じられない停滞期のことです。
これは自分の勉強方法が悪いわけでも、英語学習に向いていないわけでもなく、誰にでも起こり得るため、そういうものなのだと理解しておきましょう。
原因解消のポイント
詳しくは2章以降でお伝えしますが、学習に飽きたり、モチベーションが下がるのを防ぐために、学習内容に変化を取り入れたり、目標を再設定したりと、英語学習に変化と刺激を取り入れていくことを意識するようにしてください。
1-4. 英語学習の時間が確保できないから
英語学習が続かない大きな原因のひとつが、学習時間の確保です。仕事や家庭の忙しさの中で、まとまった学習時間を捻出するのが難しいと感じる人も多いでしょう。
平日は仕事に追われ、週末は家族との時間や休息にあてたいと思うビジネスマンや、育児や介護で平日休日問わず自分の時間が取りづらい人は、英語学習に多くの時間を割くことが難しいのが現状です。
さらに、疲れやストレスが溜まっていると、時間があったとしても勉強しようという気持ちになりづらいかもしれません。
原因解消のポイント
このような状態の中で英語学習を習慣化させるためには、次章で詳しく解説しますが、スキマ時間を有効活用したり、生活習慣の中に英語学習を組み込んだりすることで、英語学習を継続していくことが可能になります。
1-5. 英語学習仲間がいないから
英語学習が続かない最後の原因として、学習仲間がいないことが挙げられます。
ひとりで黙々と学習に取り組んでいると孤独を感じ、うまく進まないと勉強自体をストップしてしまいがちです。
独学で学習を進めている場合、目標達成に向けて励まし合ったり、情報交換をしたりする仲間がいないと、やる気がなくなってしまうことがあるかもしれません。
原因解消のポイント
詳しくは2章以降でお伝えしますが、オンラインの英語学習コミュニティや英会話スクールなど、学習仲間がいる場に属することで、お互いに学習の進捗状況を共有したり、励まし合ったりしながら学習を続けていくことができます。
英語学習は、継続することで成果につながっていきます。本章で述べた原因のなかに当てはまるものがあれば、それぞれの解決策を意識し、諦めずに、楽しみながら英語学習を続けていきましょう。
2. 【タイプ別】英語学習を続けるためにやるべきこと

「英語学習がなかなか続かない原因は分かったけれど、具体的に何をしたらいいのかもっと詳しく知りたい」と感じたのではないでしょうか?
学習に挫折してしまった原因を解消させるような取り組みが必要ですが、「とにかく頑張る」といった精神論や、「自宅にある教材をとにかく全部やってみよう」などやみくもに勉強しても、残念ながらあまり効果は期待できないでしょう。
英語学習を続けられるようになるためには、独学なのか、それとも英会話スクールやオンラインレッスンを利用して学んでいるかという学習タイプによって、やるべきことが変わってきます。
以下は、学習タイプ別にやるべきことを一覧にしたものです。
学習タイプ | やるべきこと |
---|---|
全員共通 |
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英会話スクールやオンラインレッスンを利用している人 |
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独学で英語学習している人 |
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3. すべての英語学習者がやるべき習慣化につながる行動4つ

英語学習を継続し習慣化していくためには、効果的な行動を取り入れることが大切です。
本章では、すべての英語学習者が実践すべき、以下の4つの行動についてご紹介します。
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大目標と小目標を設定する
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英語学習の記録をつける
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SNSなどで友人知人に目標を公言する
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ご褒美システムを導入する
以下で、ひとつずつ解説していきます。
3-1. 大目標と小目標を設定する
英語学習を習慣化させるためには、大目標と、それを達成するための具体的な小目標を設定しましょう。
「英語ができるようになりたい」と考えているだけでは、ゴールが見えないマラソンを走っているようなもので、途中で挫折してしまう可能性が高いからです。
そこで、まずは「いつまでに、どのような英語力を身につけたいのか」という、以下のような大目標を具体的に設定することが重要です。
大目標の例
・1年後の海外旅行までに、簡単な日常会話をスムーズに5分以上続けられるようになる
・1年後の英検®で、準1級に合格する
・半年後のプロジェクト開始時には、英語会議で積極的に2回以上発言できるようになる。
そして、大目標を設定したら、現在の立ち位置から目標達成まで何をしたら良いのかを考え、以下のように具体的な行動(小目標)を設定します。
小目標の例 | |
---|---|
大目標:1年後の英検®で、準1級に合格する | |
3ヶ月後 |
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6ヶ月後 |
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9ヶ月後 |
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このように、大目標を細分化して小目標を設定することで、日々の学習で何をすべきかが明確になり、達成感も得やすくなります。
また、定期的に小目標の達成度を振り返り、必要に応じて計画を修正していくことで、モチベーションを維持しながら着実に大目標へと近づいていくことができるでしょう。
3-2. 英語学習の記録をつける
英語学習の記録をつけることは、学習の習慣化にとても効果的です。
記録をつけることで、自分の学習状況を客観的に把握できるため、「これまでこれだけの量を学習してきたんだ」と積み重ねが目に見えてわかり、達成感を得られるからです。
手書きのノートやスマホの学習アプリ、パソコンのスプレッドシートなどを用いて、学習時間と学習内容、感想などを記録していきましょう。
以下のような項目を、必要に応じて記録していくことをオススメします。
英語学習記録に書いておくと良いもの
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学習時間
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新しく学んだ単語やフレーズ、文法事項
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使用した教材やウェブサイト
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つまずいた点や理解が難しかった部分
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できたこと、目標を達成したことなど褒めポイント
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学習方法や教材についての気づき
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次回の学習予定
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その他感想や反省点
また、週に一度や月に一度など定期的に過去の記録を見返すことで、自分の成長を実感でき、あわせて弱点や課題を発見することもできます。
たとえば、「リスニングの時間が少ない」「文法学習が不足している」といった課題が見つかれば、今後の学習計画を立てる上で役立ちます。
学習記録をつけて、「これだけ頑張ったんだ」と努力を目に見える形に可視化して、達成感を得ながら英語学習をしていきましょう。
3-3. SNSなどで友人知人に目標を公言する
SNSなどで身近な友人知人に自分の英語学習の目標を公言することも、英語学習の習慣化に良い影響があります。
友人知人に「1年以内に英検®で準1級に合格します」といった目標を宣言すると、「言ったからにはやらなくては」という思いや、「目標を達成できなかったらどう思われるだろうか」というプレッシャーを感じ、その目標を達成しようという気持ちが強くなります。
ほかにも、目標を公言する効果は以下のようなものがあります。
目標を公言する効果
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「言ったからにはやらなくては」とモチベーションにつながる
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周囲からのサポートや応援を得やすい
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英語学習中の仲間とつながりができる可能性がある
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成果報告をして周りから認めてもらうことで、自己肯定感が高まる
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成果報告をすることで、学習状況を客観的に把握できる
このように目標を公言し、自分自身へのコミットメントを高め、友人知人に応援されながら英語学習を継続していきましょう。
また、目標は一度公言したら終わりではありません。定期的にSNSなどで進捗状況を報告することで、周囲からの共感やサポートも得やすくなります。
3-4. ご褒美システムを導入する
英語学習を習慣化するためには、目標達成や日々の努力に対してご褒美システムを導入するのも効果的です。
英語学習は、すぐに結果が出るものではないため、学習モチベーションを維持するのが難しい場合があります。そのような場合に有効なのが、目標を達成した時や、事前に決めた学習時間をクリアできた際に、自分自身にご褒美を与えるというシステムです。
たとえば、以下のようなご褒美を決めてみてはどうでしょうか。
ご褒美の例
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好きな音楽を1曲聴く
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ストレッチをする
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好きな飲み物を飲む、お菓子を食べる
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SNSを10分だけチェックする
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ゲームを10分だけする
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好きな動画を10分だけ見る
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お気に入りのカフェに行きスイーツを食べる
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公園を散歩する
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日帰り旅行に行く
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欲しかったものを買う
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エステやマッサージを受ける
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友だちと会って遊ぶ
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新しい英語学習教材を買う
「毎日30分の学習が1週間継続できたら、週末にカフェで美味しいスイーツを食べる」
「その日に決めた勉強を終えたら、好きな動画を10分見る」
など、自分が楽しいと感じること、テンションが上がることをご褒美にしましょう。
すると、「これを達成したら、ご褒美がもらえる」というニンジンが目の前にぶら下がるため、頑張ろうという気持ちを高めることができます。また、小さな目標を達成するたびに自分を褒めてあげることで自己肯定感も高まります。
このように、ご褒美システムを設定することで、英語学習を楽しみながら続けられるものに変えていってください。
4. 英会話スクールやオンラインレッスン利用者がやるべき習慣化につながる行動3つ

英会話スクールやオンラインレッスンは、英語力の向上に効果的ですが、最大限の効果を上げるためには、ただ受講するだけではなく、日々の学習習慣を確立することが重要です。
本章では、英会話スクールやオンラインレッスンを利用している方が、学習を習慣化し、着実に英語力を伸ばしていくために実践すべき、以下の3つの行動をご紹介します。
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スキマ時間を活用してレッスンの予習・復習をする
-
毎回の授業でのゴールを設定する
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授業以外で毎日学べる学習素材を選び実践する
それでは、以下でひとつずつ解説していきます。
4-1. スキマ時間を活用してレッスンの予習・復習をする
英会話スクールやオンラインレッスンを受ける際には、レッスン以外でスキマ時間を活用し、予習と復習をすることが大切です。
英会話スクールやオンラインレッスンは、プロの講師から直接指導を受けられる貴重な機会ですが、レッスンに参加するだけでは学んだ内容が定着しにくく、効果も半減してしまいます。
学んだ内容を確実に定着させるために復習したり、事前にレッスンの内容を予習したりしておくことで、より積極的に授業に参加でき、理解も深まるでしょう。
しかし「必ず毎日30分、予習復習する」と考えると、負担に感じて挫折しかねません。そのため、「数分でも良いので」スキマ時間を活用して予習と復習を行うという意識を持ってみてください。通勤時間や昼休みなどのほんの数分で、レッスン前に教材の単語リストを軽くチェックしたり、レッスンで学んだ新しいフレーズを見返したりするだけでも、学習効果は向上します。
以下が、レッスンの予習復習やその他の学習に使える、スキマ時間と活用法の例です。
スキマ時間と活用法の例
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朝、起床後に着替えや洗顔をしながらテキストの本文音声を聞く
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トースターでパンが焼けるのを待つ間に、学んだ単語やフレーズを復習する
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通勤電車の中で、英語学習のオーディオブックやポッドキャストを聴く
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通勤電車の中で、英語のニュース記事や電子書籍を読む
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昼休みに、YouTubeチャンネルで興味のある英語動画を見る
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洗濯物を干しながら、英語でひとりごとを言う
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お風呂の中で、防水のスマホやタブレットを使い英語動画を見る
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お風呂の中で、習ったセンテンスを復唱する
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お風呂上がりにストレッチをしながら、音声入力でその日の学習内容をメモアプリに記録する
まとまった時間を確保するのが難しい場合でも、上記のようにスキマ時間を有効に活用し、レッスンの予習と復習をすることで、英会話スクールやオンラインレッスンで学んだ内容を着実に自分のものにしていきましょう。
4-2. 毎回の授業でのゴールを設定する
英会話スクールやオンラインレッスンを受講する際には、毎回の授業で達成したい具体的なゴールを設定してください。
最初の頃は刺激があり、楽しいと感じていたレッスンでも、慣れてくると単調に感じられ、続けるのが億劫になったりすることがあるかもしれません。
そこで、毎回のレッスンで以下のように具体的なゴールを設定し、授業に主体的に取り組むようにしてください。
毎回の授業でのゴール例
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新しい単語やフレーズを5つ以上学ぶ
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自分がよく間違える文法をひとつ克服する
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特定のトピックについて3分以上途切れることなく話す
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レッスンで学んだ新しい文法構造を3回以上使う
そしてこのゴールを達成していくことで、達成感を得ることができ、それが英語学習のモチベーションにもつながっていきます。
このように受け身的にレッスンを受けるのではなく、自分から積極的に関わることで、学習効果も高まり、着実に目標へと近づいていくことができるでしょう。
4-3. 授業以外で毎日学べる学習素材を選び実践する
英会話スクールやオンラインレッスンを受講している場合でも、「レッスンを受けていれば安心」と考えずに、授業以外の時間でも毎日英語に触れる学習習慣を確立することが大切です。
レッスンは英語に触れる良い機会ですが、週に数時間だけの学習では、インプット量もアウトプット量も十分とは言えません。授業以外で毎日学べる学習素材を選び、実践する習慣を身につけることで、レッスンで学んだ知識を定着させ、さらに理解を深めることができます。
以下のように自分の興味関心に合った学習素材を選び、毎日の予定に組み込めば、楽しみながら続けやすいでしょう。
毎日学べる学習素材の例
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通勤中に、好きなサッカー選手のインタビュー記事を英語で読む
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昼休みに、英語話者のYouTuberが投稿している料理レシピやゲーム実況などの動画を見る
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寝る前に、簡単な英語の本を読む
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休憩中に、好きな洋楽のプレイリストを聴き、分からない単語や表現を調べる
このように、自分のライフスタイルに合わせて、無理なく続けられる学習素材を選び、毎日の習慣に組み込むことで、無理なく英語学習を続けていくことができるでしょう。
たとえ5分や10分といった短い時間でも、毎日続けることで、1週間、1ヶ月、1年と積み重なり、着実に英語力をアップさせることができます。
5. 独学の英語学習者がやるべき習慣化につながる行動4つ

独学で英語学習を続けることは、自分のペースで学習を進められるというメリットがある一方で、モチベーションの維持や学習方法の確立など、多くの課題に直面することもあります。
本章では、独学で英語学習に取り組む方が、学習を習慣化し、着実に英語力を伸ばしていくために実践すべき、以下の4つの行動をご紹介します。
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興味のある分野と英語学習を組み合わせて学ぶ
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動画や英語学習アプリを使いスキマ時間に学ぶ
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英語学習仲間を見つけて一緒に学ぶ
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英会話スクールなどプロの助けを得る
それでは、以下でひとつずつ解説していきます。
5-1. 興味のある分野と英語学習を組み合わせて学ぶ
独学で英語学習を習慣化するためには、自分の興味のある分野と英語学習を意識的に組み合わせて学んでいきましょう。
独学の場合、英語学習を誰かに強制されるわけではないため、面白くない教材や興味のない内容だと、学習を続けるのが苦痛になり、途中であきらめてしまう可能性が高くなります。
しかし、好きなことや興味のある分野を通して英語を学ぶことで、学習へのモチベーションが高まり、学習を継続しやすくなるでしょう。
興味のある分野と組み合わせて英語を学ぶ例について、以下をご覧ください。
毎日学べる学習素材の例
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通勤中に、好きなサッカー選手のインタビュー記事を英語で読む
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昼休みに、英語話者のYouTuberが投稿している料理レシピやゲーム実況などの動画を見る
-
寝る前に、簡単な英語の本を読む
-
休憩中に、好きな洋楽のプレイリストを聴き、分からない単語や表現を調べる
このように、興味のある分野と英語学習を結びつけて、楽しく学びながら英語学習を習慣化させていきましょう。
5-2. 動画や英語学習アプリを使いスキマ時間に学ぶ
忙しい毎日の中で継続して英語学習を行うためには、動画コンテンツや英語学習アプリを活用して、スキマ時間で学ぶことが重要です。
そして、以下のように、インプット学習とアウトプット学習の両方をバランスよく行えるように意識すると、より効果的です。
場面 | 学習内容 | |
---|---|---|
インプット学習 |
・通勤電車に乗っている時 ・人が多い場所を歩いている時 ・洗濯物干しなど家事をしている時 |
・ポッドキャストやニュースなどを使いリスニング学習をする ・英語学習アプリを使い、単語やフレーズを覚える ・YouTubeで英語動画(英語話者による動画や英語リスニング用動画など)を見る |
アウトプット学習 |
・車の運転をしている時 ・人が少ない場所を歩いている時 ・ストレッチをしている時 |
・英語でひとりごとを言う ・シャドーイングをする |
※シャドーイングについては、「シャドーイングの正しいやり方5step!効果を高めるコツも紹介」で詳しいやり方を解説しているので、ぜひご覧ください。
学習する際には、通勤電車に乗ったらアプリを開く、洗濯物を干すときには英語のオーディオブックを聞くなど、すでに習慣化されている行動に英語学習を組み込むことを意識すると、無理なく継続しやすくなります。
スキマ時間に動画コンテンツや英語学習アプリを上手に活用し、学習習慣を確立していきましょう。
【アウトプット学習ができるアプリもおすすめ!】
5-3. 英語学習仲間を見つけて一緒に学ぶ
独学で英語学習に取り組む場合は、英語学習仲間を見つけて一緒に学ぶことをオススメします。
ひとりで黙々と学習を続けていると、誰かと進捗状況を共有したり、悩みを相談したりする機会が持てないため、やる気がなくなった時や英語力の向上が感じられない時に、挫折してしまう可能性があります。
しかし、同じ目標を持つ仲間がいれば、お互いに励まし合い、刺激し合いながら学習を続けることができるでしょう。「自分だけが頑張っているのではない」という安心感や、仲間の頑張りを見て「自分ももっと頑張ろう」という意欲が湧いてくるはずです。
英語学習仲間は、以下のようにして見つけてみましょう。
英語学習仲間の見つけ方
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友人知人で英語を勉強している人に声をかける
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英会話スクールに通う
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自治体の語学講座に参加する
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大学の生涯学習センターで語学講座に参加する
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地域の掲示板に、英語学習仲間募集の張り紙をする
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Facebookなどにあるオンラインの英語学習コミュニティに参加する
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SNSでハッシュタグを使って英語学習者とつながる
リアルの場で英語学習仲間を見つけるのが難しい場合は、XやInstagramなどで「#英語学習」といったハッシュタグで検索し、同じように英語を学んでいる人たちを見つけて交流してみてください。
仲間と一緒に励まし合いながら、英語学習のモチベーションを維持して楽しく学び続けていきましょう。
5-4. 英会話スクールなどプロの助けを得る
独学で英語学習を進めているもののなかなか成果が出ないと感じている場合は、英会話スクールなどのプロの助けを借りると、学習習慣を確立しやすく、英語力の向上にもつながりやすいです。
独学で正しい学習方法が分からないまま進めてしまうと、せっかくの努力を無駄にしてしまう可能性がありますが、英会話スクールで、自分のレベルや目標に合った授業を受けることで、効率的に学習を進めることができるでしょう。
プロの講師から、独学では気づきにくい文法や発音の誤りについて指導してもらえますし、毎週定期的にスクールに通うことは、学習習慣を確立するうえで大きな助けとなります。
もし、毎週決まった時間に通うのが難しい場合は、週末などを利用して参加できる短期集中型の英語ワークショップに参加したり、オンラインセミナーを受講したりする方法もあります。プロの指導を受け、独学ではクリアしづらい苦手分野を克服していってください。
英会話スクールで学ぶならイーオンがおすすめ!
私たちイーオンは、海外旅行やビジネスシーンなどでの英会話力を総合的に向上させていけるよう、
・実践的なロールプレイ
・学んだ表現のさまざまなシチュエーションでの応用練習
・海外文化やビジネス文化を踏まえたコミュニケーション方法の指導
を盛り込んだレッスンを行っています。
スマホやパソコンから空き状況を確認してレッスン前日でも振替可能、しかも振替回数は制限なしという、通いやすく続けやすい環境です。
(※一部の学校では振替不可)
まずはぜひお気軽に、無料体験レッスンで雰囲気をお確かめになってみてください。
6. まとめ
本記事では、英語学習が続かない原因と、その解決方法についてお伝えしました。
英語学習が継続できない主な原因は、以下の5つです。
-
どうやって学習したらよいかわからないから
-
目標設定に問題があるから
-
モチベーションの維持が難しいから
-
英語学習の時間が確保できないから
-
英語学習仲間がいないから
この5つの原因を解消するためには、以下の学習タイプ別にやるべきことを行うことで、英語学習を習慣化していくことができます。
学習タイプ | やるべきこと |
---|---|
全員共通 |
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英会話スクールやオンラインレッスンを利用している人 |
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独学で英語学習している人 |
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英語力は、毎日コツコツと継続して勉強していくことで向上していきます。本記事でお伝えした内容を参考に、ぜひ実践していってください。
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