イーオンの英会話コラム

「英会話が初めて」の超初心者へおすすめしたいレッスン前の準備7選

「英会話が初めてだけど、どう準備したらいいのかな?」

最初は、そのような不安を感じるかもしれません。

初めての英会話レッスンは、わからないことが多く、緊張することもあるでしょう。

しかし、せっかく英会話を始めるのですから、初めての体験をネガティブな記憶ではなく、前向きな一歩にしたいものです。そのほうが、今後のモチベーション維持にも、つながるからです。

本記事では、「英会話が初めて」という初心者の方を対象に、レッスン前の準備についてご紹介します。

不安を払拭し、リラックスして英会話にチャレンジするお手伝いをします。初めてのレッスン前に、お役立てください。さっそく見ていきましょう。

1. まず英会話レッスンの流れを把握

もし、“これから何をするのか、わからない場所” に放り込まれたら、誰でも不安になるものです。

そこでまずは、英会話レッスンの流れを把握すると安心できます。

すでに受講されるレッスンが決まっている方は、そのレッスン内容を確認して、具体的にイメージしましょう。

以下では、イーオンの英会話レッスンを例にして、具体例をご紹介します。

  1-1. 通学タイプの英会話スクールの場合

まず、通学タイプの英会話スクールの場合を見てみましょう。

詳細はレッスンにより異なりますが、《50分》のレッスンの場合、基本的な流れは以下のとおりです。

   ● ウォームアップ《2分》

   週末のことや最近気になっていることなどの身近な会話を英語で話し合います。

   英語を話すモードに切り替えます。

  ● 解説・リスニング《8分》

   表現や文法など、その日のレッスンのポイントを説明します。

   リスニングを通して、実際に使われるシチュエーションを確認しながら、適切な使い方を学びます。

  ● 練習《15分》

   学んだ表現を使い、話す練習をします。まずはテキストの文章を声に出して読み、その後は2人1組に

   なり実際に話し、学んだ表現をしっかりと身につけます。

  ● 実践的なロールプレイ《10分》

   学んだ表現を実際の場面で使えるようにロールプレイを行います。友人との会話やレストランや

   ショッピング、職場での会話など、様々なシーンにおける使い方を身につけます。

  ● 応用《15分》

   様々なシチュエーションにおいて、学んだ表現を応用して使えるようにします。

   以前学んだ表現も用い、会話のバリエーションを広げます。

   出典:楽しく日常会話を身につけたい

  1-2. オンライン英会話の場合

1対1のオンラインレッスンの場合は、受講される方の目的や英語力のレベルによって、さまざまなパターンがあります。

イーオン ・オンラインレッスンの「一般英会話コース」の場合、1レッスンは《20分》です。

最初の5分程度であいさつや軽い雑談をし、その後、テキストを使ってレッスンを進めるのが基本的なパターンとなります。

たとえば “【入門】English Voyage” のカリキュラムでは、あいさつや自己紹介といった基本から学習内容に含まれています。

   【入門】English Voyage

   挨拶や自己紹介といった基本から始め、簡単な受け答え、身の回りのことを話せることを目標とした

   テキストです。英会話が初めての方でも失敗を恐れず、英語でのコミュニケーションの楽しさが実感

   できるように工夫されています。

   【学習内容】

   「挨拶をする」「お礼を言う」「もう一度言ってくれるように頼む」「道を尋ねる」「ほめる」「来客

   をもてなす」「ショッピングをする」「レストランで注文をする」「趣味について話す」「天気につい

   て話す」 「日常の行動について話す」など

   出典:オンライン英会話

2. 初めての英会話レッスン参加前のおすすめ準備 7選

レッスンの流れがイメージできたら、準備を進めていきましょう。

覚えておきたい定番英語から意外なアプローチまで、準備しておくと「初めての英会話」が有意義になる、7選をご紹介します。

  2-1. 定番のあいさつ

1つ目は「定番のあいさつ」です。

英会話レッスンを始めるときには、教師やほかの生徒とあいさつすることになります。定番のあいさつを覚えておくと、自信を持ってレッスンに臨めます。

時間帯にかかわらず、いつでも使えるのは、“Hello.”“Hi.” です。

時間帯に応じて、“Good morning.”(朝)、“Good afternoon.”(昼)、“Good evening.”(晩)を使い分けることもできます。

会話のきっかけ作りによく使われる“How are you?”は、日本語では「元気ですか?」というニュアンスです。

“Hi, how are you?” と聞かれたら、“I’m good. How are you?”(元気です。あなたはいかがですか?)と答えてみましょう。

上記のフレーズの音声は、「カンタン英会話フレーズ~日常会話編~初対面のあいさつ」にて確認できます。ぜひ、音声を聞きながら練習してみてください。

  2-2. 自己紹介

2つ目は「自己紹介」です。

あいさつの後は、自分の名前を名乗ります。

レッスンの流れでは、教師がまず先に自分の名前を名乗り、その後に生徒へ名前を尋ねる場合が多いでしょう。

以下は会話の例です。

日本人の名前は外国人にとって難しい発音も多いので、「○○と呼んでください」と加えると、より親切です。

英会話レッスンで使う、簡単なニックネームをあらかじめ準備しておくとよいでしょう。

名前のほかに、簡単な自己紹介ができるとコミュニケーションがスムーズになります。

出身地や趣味などの基本情報以外に、「英話を学ぶ目的」を簡単に述べられると役立ちます。

自己紹介については、「カンタン英会話フレーズ~日常会話編~初対面での自己紹介」も、あわせて参考にしてみてください。

  2-3. スモールトーク対策

3つ目は「スモールトーク対策」です。

スモールトーク(small talk)とは、カジュアルな雑談や軽いトピックを通じた、社交的なやり取りのことを指します。

英語圏の文化では、友人や同僚、ときには見知らぬ人との間でも、スモールトークを通じてコミュニケーションが行われます。リラックスした雰囲気を作り、相手との良好な関係を築く手段となっています。

英会話レッスンでも、その日の授業に入る前に、スモールトークが行われるケースが多いでしょう。

スモールトークのトピックになりそうな単語やフレーズを予習しておくと自信が持てます。

  2-4. 英会話専用ノート

4つ目は「英会話専用ノート」です。

英会話レッスンの歩みを記録しながら理解を深めるために、レッスン専用のノートを1冊準備することが非常に有効です。

このノートには、レッスンで学んだ単語・フレーズ・文法・発音などを記録していきます。自分の疑問点や教師からのフィードバックもメモすることで、英語力の向上に役立ちます。

英会話の習得は長い道のりです。途中で挫折しそうになるかもしれません。そんなとき、「これまでの積み重ね」が具現化されたノートの存在は、支えになります。

「ここまでがんばってきた努力が無駄になる(無駄にはしたくない)」

という気持ちが、踏ん張る力を与えてくれるからです。

ぜひ、初回のレッスンから大切に使っていくノートを1冊、準備してみてください。

  2-5. 水分・のど飴・リップクリーム

5つ目は「水分・のど飴・リップクリーム」です。

英会話の練習を有意義にするために、のど・舌・唇のコンディションを整えておきましょう。

私たちは、日本語で話しているときでも、のどの調子が悪かったり、唇が乾燥したりすると、話しづらさを感じます。

英会話であれば、なおのこと影響すると考えて、しっかりケアしておきましょう。

  2-6. 口の体操・顔の筋トレ

6つ目は「口の体操・顔の筋トレ」です。

英会話では、日本語とは異なる口元や顔の筋肉の動きが必要となります。

これらの筋肉が、柔軟で動かしやすい状態にあることで、英会話レッスンの成果を最大化できます。

とくに、日本語でも日常的に話をする機会の多くない人は、口元や顔の筋肉がこわばりやすくなっています。

演劇部やアナウンサーの滑舌トレーニングのように、口元と顔の筋肉を活性化させるトレーニングをしましょう。

こういった簡単な前準備だけでも、英会話のスムーズな発話の助けとなります。

英語は日本語とは異なる口の動きが多いので、「今までとは違う動きを練習するための準備体操」をして、英語の発話に慣れる基盤を作っていきましょう。

  2-7. 体を締め付けない服装

7つ目は「体を締め付けない服装」です。

英会話の練習では、深くしっかりとした腹式呼吸ができる状態になっていることが不可欠です。

英語の発音やイントネーション、リズムを表現するためには、安定した呼吸が必要となるからです。

腹式呼吸を妨げるような、体を締め付ける服装は避け、深く呼吸しやすい服装を選びましょう。

3. タイプ別に準備しておくとよいアイテムやフレーズ

続いて、以下のタイプ別に準備しておくとよいアイテムやフレーズをご紹介します。

  3-1. 緊張しやすい人

緊張しやすい人は、「体温調節しやすい服装」を心掛けるとよいでしょう。

英会話では声を出すので暑さを感じやすく、緊張も相まって汗をかいたり、顔がのぼせたりすると、集中できません。

脱ぎ着ができるジャケットやカーディガンなど、その場で体温調節できる準備があると安心です。

自分にとって快適な状態を保ち、英会話に集中できるようにしましょう。

  3-2. 発音に自信がない人

発音に自信がなく、「自分の発音が通じないのでは?」と心配な場合、次のような対処法を準備しておくとよいでしょう。

発音を尋ねる英文として、以下を参考にしてみてください。

発音に自信がなくても、通じなかったときの対処法があれば、英会話レッスン中のコミュニケーションに積極的になれます。

重要なのは、完璧な発音よりも、意思を伝えるための柔軟なコミュニケーション方法を見つけることです。失敗を恐れずにチャレンジしてみましょう。

  3-3. リスニングが苦手な人

リスニングが苦手で、「教師の話が聞き取れなかったらどうしよう」と心配な場合、聞き取れなかった際に使えるフレーズの準備がおすすめです。

あるいはより短く、“Pardon?” や、“Excuse me?”“Sorry?” と尋ねることでも、聞き取れなかったことは伝えられます。

英会話レッスンでは、聞き取れなかった部分を、何となくわかったつもりにならず、どんどん質問して、もう一度発音してもらいましょう。

その繰り返しで、リスニング力が向上していきます。

  3-4. 文法が苦手な人

「文法が苦手」という方は、受験英語で習うような書き言葉の文法は、かならずしも英会話では必要ないことを知っておきましょう。

日本語でも、新聞や書籍に使われている書き言葉を、日常会話で使わないのと同じです。

英会話が初めての方は、難しく捉えすぎず、最初は「基本的な文法さえわかればいい」と割り切るのがおすすめです。

なお、

「基本的な文法も、すっかり忘れてしまった」

「いきなり英会話をスタートするのは不安」

という方は、基礎英文法のレッスンを先に受講するという方法もあります。

出典:オンライン英会話

上記はイーオン ・オンラインレッスンの一般英会話コース内のレッスンです。詳しくは「イーオン オンライン英会話」よりご確認ください。

4. 英会話が初めてなら撃沈しても大丈夫

英会話が初めての方は、「初めての英会話で撃沈した」と感じることもあるでしょう。

しかし、心配する必要はありません。失敗は成長の一部であり、英語学習において大切な経験です。

  4-1. 失敗するほど上達する

失敗は、上達への第一歩です。

間違いを恐れずに英語を使ってみることが大切であり、その姿勢こそ素晴らしいといえます。

たとえ間違えたとしても、その経験から学び、次に活かすことができます。

英語を話すうえでの失敗は、実際のところ、新しい言語の習得過程には不可欠なプロセスです。

失敗を通じて、発音、語彙、文法の正しい使い方が、どんどん身についていきます。

  4-2. 完璧を求めない

完璧な英語を話すことにこだわりすぎると、実際の会話で自信を失いがちです。

しかし、大切なのは正しさではなく、相手とコミュニケーションすることです。相手の話を理解し、自分の伝えたいことを英語で話せることがゴールです。

初めは、簡単な単語やシンプルな短文から始めましょう。

英語で通じ合える楽しさを実感しながら、徐々に表現を豊かにしていくことが効果的です。

  4-3. 継続は力

英語学習において、最も重要なのは継続です。

日々の練習と経験を積むことで、徐々に自信がつき、英会話力が向上します。

たとえば「週に1回、英会話スクールに通う」と決めたら、それを続けることが大切です。

未来の自分をポジティブに想像しながら、どうぞ英会話を楽しんでください。

5. まとめ

本記事では「初めての英会話」をテーマに解説しました。要点をまとめておきましょう。

初めての英会話レッスン参加前のおすすめ準備 7選として、以下をご紹介しました。

以下のタイプ別に準備しておくとよいアイテムやフレーズは以下のとおりです。

初めてのときは、誰でも不安や緊張があるものです。しかし、その過程も含めて “英語の練習” ですから、心配する必要はありません。

“Practice, Practice, Practice!” と自分に言い聞かせながら、でも楽しんで、英語を習得していきましょう。

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