英検®2級は難しい?2024年最新の難易度と合格するための対策ポイント

2024.08.21
  • 試験対策/資格取得

「英検®2級って、難しい?」

という疑問に結論からお伝えすると、英検®2級の難しさは “高校卒業レベル”です。

一般的には、高校3年生であれば合格を狙えるレベルにあり、試験内容は大学入学共通テストや中堅大学の入試と同程度といえます。

この記事では、2024年にリニューアルされた最新情報を踏まえ、英検®2級の難易度や難しいポイントと対策について、解説します。

英検®2級の全体像をつかみ、対策の一歩を踏み出したい方は、ぜひこの記事をご活用ください。

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目次

1. 英検®2級の全体像

まずは、英検®2級の全体像から、確認しておきましょう。

  1. 英検®全体における位置付け
  2. 英検®2級の合格率は高校生で3割程度と推定
  3. 英検®2級に合格したらすごい?
  4. 英検®2級の審査基準
  5. 2024年にリニューアルされた英検®2級の全容
  6. 英検®2級の合格に必要な英語力のまとめ

1-1. 英検®全体における位置付け

まず、英検®全体における2級の位置付けは、以下のとおりとなっています。

冒頭でも触れたとおり、高校3年生であれば十分に2級合格を狙えます。進学校に通っている生徒であれば、高校1〜2年生で合格するケースも珍しくありません。

難関大学を目指していて、英語を武器としたい受験生では、英検®2級よりも上の準1級・1級を狙う人もいます。

1-2. 英検®2級の合格率は高校生で3割程度と推定

英検®2級の合格率は現在公表されていませんが、2016年に高校生の受験状況の分析が公開されているため、ご紹介します。

ポイントをまとめると、以下のとおりです。

  • 英検®2級 一次試験(高校生)の合格率:34.0%
  • 英検®2級 二次試験(全体)の合格率:80.4%

上記は母数が異なっているため、正確な合格率は算出できないものの、英検®2級の合格率は高校生の場合で3割程度と推定できます。

1-3. 英検®2級に合格したらすごい?

「英検®2級に合格するのは、すごいですか?」

といった質問を受けることがあります。

感覚的な話になってしまいますが、中学生〜高校1年生であれば、「英検®2級に合格してすごい!」と言われることが多いでしょう。

逆に高校3年生以上で「すごい」と評価されるには、準1級以上が欲しいところです。大学入試でも、準1級や1級に合格していると有利になるケースが多く見られます。以下は参考例です。

参考:早稲田大学 商学部

1-4. 英検®2級の審査基準

具体的な審査基準としては、英検®2級は以下のとおり定められています。

程度

社会生活に必要な英語を理解し、また使用することができる。

審査領域

読む
社会性のある内容の文章を理解することができる。
聞く
社会性のある内容を理解することができる。
話す
社会性のある話題についてやりとりすることができる。
書く
社会性のある話題について書くことができる。

ご覧いただくとわかるとおり、「社会性のある」というのがキーワードとなっています。

これは準2級の場合には「日常生活の〜」となっていた部分です。2級になると、話題がより高度になります。

参考までに、以下は過去の英検®2級の二次試験(面接)での出題例です。

環境にやさしい素材、オンライン会議、屋上緑化、ペット産業、新しいエネルギー、サプリメント

1-5. 2024年にリニューアルされた英検®2級の全容

英検®2級の試験は、一次試験と二次試験があります。

一次試験
筆記(85分)/リスニング(約25分)
二次試験
英語での面接(約7分)

一次試験の内容は、以下のとおりです。

英検®2級:一次試験

英検®2級は2024年にリニューアルされ、ライティングに新たに「英文要約」の問題が追加されている点に注意が必要です。

ライティングの設問が増えた分の試験時間調整として、リーディング問題の設問数が減っています。

英検®の問題形式一部リニューアル(2024年〜)

二次試験の内容は、以下のとおりです。

英検®2級:二次試験

1-6. 英検®2級の合格に必要な英語力のまとめ

ここまでの話を踏まえると、英検®2級の合格に必要な英語力は、以下のようにまとめられます。

  • 大学入試レベルの英語力(4000〜5000語程度の語彙、高校英語レベルの文法)
  • 読む・書く・聞く・話すの4技能のすべてのバランスの良いスキル
  • 社会性のある内容の文章を理解するリーディンの能力と、比較的ナチュラルなスピードで話される内容を理解するリスニング能力
  • 社会性のある話題について論理的に意見を述べるライティングとスピーキングの能力

続いて以下では、合格基準となるスコアについて、解説します。

2. 英検®2級の合格基準は4技能「正答率 6割以上」が目安

結論からお伝えすると、英検®2級の合格基準は、4技能それぞれで「正答率6割以上」が目安と考えられます。

以下でその詳細を見ていきましょう。

  1. 合否判定に使われる英検®CSEスコアとは?
  2. 英検®2級の合格基準スコア
  3. 英検®2級は「6割」程度の正答率の受験者の多くが合格
  4. 合格するためには技能のバランスが重要
  5. 英検®とCEFRの対応表

2-1. 合否判定に使われる英検®CSEスコアとは?

英検®の合否判定は、「英検®CSEスコア」によって行われます。

英検®CSEスコアとは、国際基準規格である CEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)と関連性を持たせて開発されたユニバーサルなスコア尺度です。

英検®を受験すると、英検®CSEスコアが提示されるので、たとえ不合格であったとしても、自分の現在地を明確に把握できる仕組みになっています。

2-2. 英検®2級の合格基準スコア

各級の技能ごとの満点スコアは以下のとおりとなっています。

2級の部分のみ抜き出してまとめると、以下のとおりです。

2-3. 英検®2級は「6割」程度の正答率の受験者の多くが合格

前述のとおり、一次試験で1520(満点は1950)、二次試験で460(満点は650)のスコアを取れば、英検®2級合格となります。

ただし、このスコアは統計的手法(※1)を用いて毎回算出されるため、自己採点で正答数を数えても採点ができません。

  • ※1
    英検®で採用されているのは項目応答理論(Item Response Theory:IRT)と呼ばれる手法で、テスト項目の難易度と受験者の能力に基づいてスコアが算出されます。

よって、設問数に対する正答数で合格基準を示すことはできませんが、日本英語検定協会によれば、

2級以下は各技能6割程度の正答率の受験者の多くが合格されています

とのことです(2016年度第1回一次試験の場合)。

2-4. 合格するためには4技能のバランスが重要

「正答率 6割が目安」とお伝えしましたが、これはリーディング・ライティング・リスニング・スピーキングのスコアを合算した数値ではありません。

各技能でそれぞれ、6割を超えている必要があります。

よって、苦手な技能を作らずに、どの技能もまんべんなく6割以上の正答ができるように準備しなければなりません。

この点が、総合点で判定される共通テストなどと比較して、英検®が難しいポイントといえます。

2-5. 英検®とCEFRの対応表

最後に、英検®とCEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)の対応表を確認しておきましょう。

CEFRは、Common European Framework of Reference for Languages の略語で、言語運用能力に関する国際的なガイドラインです。

英検®2級は、CEFRの「B1」にあたります。CEFRの各ランクの説明は、日本英語検定協会のページに掲載されています。

英検®2級に該当する「B1」の部分を抜粋すると、以下のとおりです。

自立した言語使用者:B1

仕事、学校、娯楽などで普段出会うような身近な話題について、標準的な話し方であれば、主要な点を理解できる。その言葉が話されている地域にいるときに起こりそうな、たいていの事態に対処することができる。身近な話題や個人的に関心のある話題について、筋の通った簡単な文章を作ることができる。

3. 英検®2級で難しいポイントと対策方法

ここまで、さまざまな角度から英検®2級の難易度について解説していきました。英検®2級に合格するためには、4技能におけるバランスがとれた、高校卒業程度の英語力が必要です。

以下では、英検®2級合格に求められるスキルのうち、とくに難しいポイントについて解説します。

  1. 5000語の語彙力を身につける
  2. 高校までの英文法を確実に習得する
  3. 長文問題を速読かつ精読できるリーディング力をつける
  4. リスニングは音声を活用したトレーニングの習慣化で正答率を高める
  5. 英検®の問題形式リニューアルに対応した問題集でライティング問題に備える
  6. スピーキングは聞き取りやすさと意見の明確さを鍛える

3-1. 5000語の語彙力を身につける

1つめのポイントは「5000語の語彙力を身につける」です。

大学入学共通テストに必要な語彙は4000〜5000語といわれます。英検®2級でも、同程度の語彙力が必要です。

5000語という語彙数に圧倒されてしまうかもしれませんが、その内のおよそ8割は中学校で習う単語といわれていますので、すでに知っている単語も多くあるかと思います。

まずは、聞いてわかる、読んでわかる需要語彙を増やすことから始めていきましょう。

効果的な語彙学習法

英検®2級用の単語帳の活用
Amazonなどで[英検®2級 英単語]と検索すると、さまざまな専用の単語帳がヒットします。英検®2級に特化した内容のため、効率的に学習できます。
英英辞典の利用
英英辞典で単語の意味を調べる習慣をつけると、英語で考える力が身につき、確実に語彙が定着します。
語源の理解
語根や接頭辞・接尾辞(※2)を意識すれば、知らない単語の意味も推測できるようになり、語彙の系統的な理解に役立ちます。Amazonなどで[語源 英単語]と検索すると、語源から語彙を増やすための単語帳や辞書が見つかります。

英検®2級の語彙は、単なる丸暗記では対応しきれません。毎日少しずつでも、地道な努力を重ねることが、語彙力の強化につながります。

  • ※2
    語根とは単語の中心的な意味を持つ部分、接頭辞は単語の前につけて意味を変える部分、接尾辞は単語の後ろにつけて品詞や意味を変える部分を指します。たとえば、"unhappiness"の場合、"happy"が語根、"un-"が接頭辞、"-ness"が接尾辞となります。

3-2. 高校までの英文法を確実に習得する

2つめのポイントは「高校までの英文法を確実に習得する」です。

英検®2級の出題範囲には、高校までに学ぶすべての英文法が含まれているため、中学英語〜高校英語の英文法を身につけておく必要があります。

英文法の効果的な学習法

英文法書の反復学習
中高の英文法を網羅した参考書を反復して学習し、基礎固めをしっかりしましょう。理解があやふやな文法項目からはじめることで文法学習が継続しやすくなります。
英文法問題集の活用
英検の出題傾向を押さえた英文法問題集を繰り返し解き、文法知識を定着させます。
長文読解への応用
文法学習で得た知識を英検®2級の長文問題の理解に役立てることで、文法知識の定着度合いを確認します。
英作文での活用
英検®2級の英作文問題(要約問題と意見陳述問題)の実践を通して、文法学習で得た知識をライティングにも活用します。

英検®2級では文法の知識を問う問題は短文の語句空所補充問題から削除されましたので、今まで以上に長文読解やライティング問題での文法知識を活用できる力が重要となります。よって、使いこなせるように連動して学ぶことが大切です。

3-3. 長文問題を速読かつ精読できるリーディング力をつける

3つめのポイントは「長文問題を速読かつ精読できるリーディング力をつける」です。

英検®2級の長文問題は、苦戦する受験者が多いパートです。以下は英検®2級 一次試験の筆記(85分)の時間配分をイメージしたものです。

英検®2級の長文問題は計14問出題されます。試験時間内で解き切るためには、長文問題を28分程度で解く必要があります。

英検®2級で読解する英文は計1500語程度です。問題を解く時間を考慮すると15分程度で読む必要があり、100語/分のスピードとなります。

これは一般的な大学入試で求められる100〜120語/分というスピードと同程度です。大学入試レベルの速読力と精読力の両立が求められます。

英検®2級レベルの読解力を高める効果的な方法

トピックの予測
文書のタイトル(Eメールなら宛名と件名)と設問を先に読み、関連する話題を予測しながら英文を読み、読解の精度を高めます。
パラグラフ(段落)リーディングの習慣化
段落ごとにトピックセンテンス(段落の主題を表す文)を見つけ、要旨をまとめる読み方を習慣づけると効率的です。
スキミングの実践
英文をさっと読んで大意をつかむことをスキミングと言います。このスキミングの実践を続けて、わからない単語があっても、内容の7~8割程度の理解を目指しましょう。
解いた問題の英文の精読
解き終えた問題の英文を、スラッシュ・リーディング(意味のまとまりごとに理解していく読み方)などのトレーニングを通して、構文や語彙に意識を向けて精読することで理解を深めます。
精読を終えた英文の速読
精読を終えた長文を、時間を意識して読み終える速読トレーニング(速読目安:1文書につき2~3分程度)をしましょう。

長文読解に苦手意識のある方は、以下の記事もあわせてご覧ください。

3-4. リスニングは音声を活用したトレーニングの習慣化で正答率を高める

4つめのポイントは「リスニングは音声を活用したトレーニングの習慣化で正答率を高める」です。

英検®2級のリスニングテスト(約25分)は、筆記試験(85分)と違って、受験者全員が時間内にすべての問題に解答ができるパートです。

つまり、リスニングテストは、英語の音声に慣れるためのトレーニングをしっかり積んで臨めば、高得点を狙えるパートです。

英検®2級のリスニングテスト対策に効果的な方法

英文を声に出すトレーニングの実践
英検®2級のリスニングテストの音声とスクリプトを活用して、英文を声に出すトレーニング(オーバーラッピングやシャドーイング)をしましょう。聞こえてきた音声をそっくり真似ることを意識することが大切です。
ディクテーションの実践
ディクテーション(音声を聞きながら書き取る練習)は、英語の文法知識や語彙、発音において自分の苦手な部分のあぶり出しができるので、リスニング力の正確さを高めるために効果的なトレーニングです。
ノート・テイキングの実践
英検®のリスニングテストでは、音声を聞いている間メモをとることができるので、キーワードなどを押さえておく練習をしておくと、本番でも大事なポイントを押さえやすくなります。
リスニング問題集の反復実践
過去問や問題集を使って繰り返し演習をすることで、出題形式やよく問われる質問タイプに慣れることができます。選択肢を問題音声が流れる前に先読みする練習もしておけると流れてくる音声の内容予測もできるようになります。
多聴の習慣化
英検®2級のリスニングでは、日常的な会話だけでなくナレーション(1人の話者がまとまった量の英文を話す)タイプの英語にも慣れておくことが大切です。海外ドラマや洋画を英語音声+日本語字幕で見たり、英語のニュースやポッドキャストを聞いたりすることを習慣化しておくことで、英検®2級に対応するリスニング力を養っていきましょう。

リスニング力は、日常的な心がけ次第で着実に伸ばせる能力です。英語音声に触れる機会を増やし、コツコツと実力を積み上げましょう。

3-5.英検®の問題形式リニューアルに対応した問題集でライティング問題に備える

5つめのポイントは「英検®の問題形式リニューアルに対応した問題集でライティング問題に備える」です。

2024年度から英検®2級のライティング問題の形式が変更され、要約問題が追加されました。新傾向の問題に対応するには、最新の学習教材を用いた対策が不可欠です。

英検®2級のライティング問題対策に効果的な学習法

新形式問題集の活用
改訂された出題傾向に対応した最新の問題集を入手し、出題形式に慣れておきましょう。また、時間を計って書き終える練習もしておくことが大切です。
読解力の強化
新しく追加された要約問題は、150語前後の英文を読み、45~55語で要約することが求められます。つまり、問題の英文を素早く読んで要旨を理解する力が大切になるので、前述のパラグラフ・リーディングを実践してスピーディーな内容理解ができるようにしましょう。
語彙力と構文力の強化
要約問題でも意見論述問題でも、使用している語彙や構文の正確さも評価の対象になります。問題集の解答例を活用して、自分でも使えそうな構文や単語を増やしておきましょう。意見論述問題の表現は、そのまま二次試験の意見発表にも役立つものが多いです。
見直しをする習慣
ライティング問題対策というと、つい誰かに添削してもらうことが大切と思われがちですが、本番の試験中は誰も直してくれません。日ごろから問題集で演習をするときに、自分が書いた英文を読み直して、客観的な視点でスペリングに間違いがないか、語句や構文が適切に使われているかなどチェックする習慣を持ちましょう。

ライティング力の向上には、実際に「書く」トレーニングを積むことが重要です。

サンプル解答を活用しながら、継続的にライティングのトレーニングを進めていきましょう。

3-6. スピーキングは聞き取りやすさと意見の明確さを鍛える

6つめのポイントは「スピーキングは聞き取りやすさと意見の明確さを鍛える」です。

英検®2級の二次試験では、面接官と英語で対話します。面接時間は約7分で、問題数は以下の5問です。

形式・課題 詳細
音読 60語程度のパッセージを読む。
パッセージについての質問 音読したパッセージの内容についての質問に答える。
イラストについての質問 3コマのイラストの展開を説明する。
受験者自身の意見など ある事象意見について自分の意見などを述べる。(カードのトピックに関連した内容)
受験者自身の意見など 日常生活の一般的な事柄に関する自分の意見などを述べる。(カードのトピックに直接関連しない内容も含む)

評価ポイントは、

応答内容、発音、語い、文法、語法、情報量、積極的にコミュニケーションを図ろうとする意欲や態度などの観点で評価

と記載されています。

総合的な英語コミュニケーション能力が問われるこの試験に臨むには、普段からスピーキング力を鍛えておく必要があります。

英検®2級二次面接対策に効果的な学習法

読解力の強化
二次面接のパッセージの音読は、60語前後の英文を20秒間で黙読した後に行います。この20秒間で内容をある程度理解して音読する必要があるので、日ごろから問題集を活用して20秒で読み終える訓練をしておきましょう。
初見音読の練習
前述のとおり、音読は20秒の黙読の後に行います。この20秒間で、内容の大まかな理解だけでなく、どのように読むかを決めておくことも重要です。問題集を活用して、読み方がわからない単語をどう読むか決めておく練習を習慣化しておきましょう。
音声モデルの活用
音読演習をした後に、問題集のサンプル音声を活用して、サウンドチェックをしましょう。自分が読んだ時と発音やイントネーションが違う箇所や読み方が難しかった単語の発音を確認して、真似てリピート練習をすることで、面接官にしっかり聞き取ってもらえるような英語らしい発音に近づけていきましょう。
質問1と2に役立つ文法項目の復習
質問1は、パッセージの内容に関するものです。準2級とは違い、パッセージからそのまま英文を抜き出して答えられないので、問われている質問をしっかり聞き、正しい構文で応答できることが大切です。質問2ではイラストを説明するので、時系列でわかりやすく話せるように過去形や過去進行形を使いこなせるように復習をしておきましょう。
質問3と4に役立つ意見表明の練習
質問3と4は、あなた自身の意見を問われます。日ごろからいろいろな事柄について、自分の意見を言えるように意見表明の練習をしておきましょう。二次面接の質問に特化したリストを作成しておき、意見を表明するスピーキング練習をすることも有用です。ライティング問題にも役立てるように、応答英文を書き出しておくとよいでしょう。

4. まとめ

本記事では「英検®2級の難しさ」をテーマに解説しました。要点をまとめておきましょう。

  • 英検®2級は高校卒業レベルの英語力が求められる試験
  • 社会性のある話題に対応できるリーディング・リスニング・ライティング・スピーキング力が必要
  • 合格の目安は4技能それぞれで正答率6割以上

英検®2級で難しいポイントと対策方法として、以下を解説しました。

  1. 5000語の語彙力を身につける
  2. 高校までの英文法を確実に習得する
  3. 長文問題を速読かつ精読できるリーディング力をつける
  4. リスニングは音声を活用したトレーニングの習慣化で正答率を高める
  5. 英検®の問題形式リニューアルに対応した問題集でライティング問題に備える
  6. スピーキングは聞き取りやすさと意見の明確さを鍛える

英検®2級への取り組みは、あなたの英語力を大きく飛躍させるステップになるはずです。着実に準備を進めて、ぜひ合格を手にしてください。

  • 英検®・英検Jr.®は、公益財団法人日本英語検定協会の登録商標です。このコンテンツは、公益財団法人日本英語検定協会の承認や推奨、その他の検討を受けたものではありません。

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