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試験対策/資格取得
「仕事が忙しすぎて、TOEFL iBT®テストの勉強時間が確保できない」
「社会人になって英語から遠ざかっているのに、本当に100点なんて取れるのだろうか」
TOEFL iBT®テストを前に、いろいろな不安が頭をよぎっているかもしれません。たしかに、100点を目指すとなれば、非常に高いレベルの英語力が必要です。
だからこそ、社会人ならではの戦略と効率的な学習法が不可欠です。
本記事では、社会人がTOEFL iBT®テストで高スコアを目指すための、実践的な勉強法を解説します。
【この記事を読むと得られるメリット】
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社会人がTOEFL iBT®テストを受けるうえで知っておくべきポイントがわかる
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各セクションの効率的な対策法を習得できる
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忙しい日々でも時間を捻出する勉強習慣を身につけられる
留学や転職など、あなたが目指す目標に向けて、確実な一歩を踏み出すためにお役立てください。
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1分で予約可能。レッスンやカウンセリングなどを体験できます!
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お電話でのご予約・お問い合わせTEL:0800-111-1111受付時間 10:00~19:00(土・日・祝含む)
目次
1. 社会人のTOEFL iBT®テスト100点越えには戦略が不可
社会人がTOEFL iBT®テスト100点を達成できるかどうかは、純粋な英語力だけでなく、「戦略」も必要です。まずはそのレベル感やほかの試験との違いを見ていきましょう。
1. 他試験での高得点者も苦戦する特有の難しさとは?
2. 社会人は学習時間の確保と効率化が鍵
3. 理想はTOEFL iBT®テストの情報を持っている教師の個別指導を受けること
1-1. 他試験での高得点者も苦戦する特有の難しさとは?
TOEFL iBT®テストは、TOEIC® L&Rテスト800点以上の方でも、最初は戸惑うケースが少なくありません。その理由として、まずスピーキング・ライティングの技能も含んだ4技能が問われることが挙げられます。
以下はTOEFL iBT®テストの試験構成です。
出典:「TOEFL iBT® Free Practice Test 問題集」 をもとに作成
さらに、100点突破となれば、英検®1級を取得している方でも、苦戦するレベルです。これには、TOEFL iBT®テストの特性が大きく影響しています。最大の違いは、出題内容の学術性です。
TOEIC® L&Rテストがビジネスシーンや日常会話を扱うのに対し、TOEFL iBT®テストは大学レベルの講義や学術論文が中心となります。
【TOEFL iBT®テスト特有のチャレンジングな要素】
・アカデミック語彙が頻出する:専門分野の単語や学術的表現が多数登場し、一般的な英語学習では触れない語彙力が求められます。たとえば、生物学の「allelopathy(アレロパシー)」や心理学の「cognitive dissonance(認知的不協和)」など、各分野の基礎用語を理解していないと文脈がつかめません。
・思考スキルも求められる:読んだ内容と聞いた内容を組み合わせて答える問題や、複数のソースから情報を統合する能力が試される問題などが出題されます。語彙力や文法知識だけでは対応できない、高いレベルの思考スキルが求められるのです。
他試験で高スコアを持つ方でも、これらの要素に慣れるまでは、本来の実力を発揮できない場合があります。
しかし逆にいえば、TOEFL iBT®テスト特有の出題形式に慣れれば、十分にスコアアップが期待できるということでもあります。
1-2. 社会人は学習時間の確保と効率化が鍵
単なる英語力以上の対策が必要となるTOEFL iBT®テストですが、社会人の最大の制約は、時間が限られることです。
2021年の総務省の調査によると、仕事をしている人が学習や自己啓発などに充てている時間は、1日あたりわずか7分しかありません(出典:総務省「令和3年社会生活基本調査」
)。
社会人がTOEFL iBT®テストにチャレンジするためには、学習時間の確保と効率化が鍵となります。
一方、社会人には、学生にはない強みもあります。経済力を活かしてオンライン教材や個人指導を利用したり、仕事で培ったマネジメント力を学習に応用したりすることも可能です。
「時間がない」という制約を、むしろ集中力を高めるバネとして、最短ルートで目標達成をプランニングしてください。
まるで仕事をするときのようにビジネスパーソンのスキルを発揮すれば、100点という高い目標にも近づくことができます。
1-3. 理想はTOEFL iBT®テストの情報を持っている教師の個別指導を受けること
「大学・大学院への留学やキャリアアップのために、確実にTOEFL iBT®テストのスコアアップを狙いたい」という方には、プライベートレッスン(個別指導)の利用をおすすめします。
日本においては、TOEFL iBT®テストは英検®やTOEIC® L&Rテストに比較して受験者数が少なく、情報が限られている現状があります。
具体的に、何をどう勉強すればよいのか的確な情報が得られず、独学では非効率な状況に陥ってしまう方が少なくありません。
そこで、TOEFL iBT®テストで高スコアを取得している教師から、直接指導を受けることができれば、それが理想です。
イーオンのプライベートレッスンでは、厳しい採用試験を突破した高レベルな教師が直接指導を行っています。詳しく知りたい方は、「プライベートレッスン」
にてご確認いただけます。
また、お急ぎの方はぜひ無料体験レッスンにお申込みください。1分で予約可能で、レッスンやカウンセリングなどを体験できます。
2. まずはTOEFL iBT®テスト公式の情報をしっかり把握することが大切
インターネットを検索すると、TOEFL iBT®テストに関するさまざまな情報がヒットしますが、まずは公式の情報をしっかり把握することが大切です。ここでは、学習をスタートする前にチェックしておきたい情報ソースをご紹介します。
1. ETSの公式サイトで最新情報を確認しよう
2. 40分で体験できる無料のサンプルテストを解いてみる
3. 無料対策セミナーをダウンロードして活用する
※以下の内容は本記事執筆時点(2025年8月現在)の情報です。リンク先などは変更になることがあります。
2-1. ETSの公式サイトで最新情報を確認しよう
まず、最新の試験形式や出題傾向は、 ETS(試験運営団体)の公式サイトでかならず確認してください。
「TOEFL iBT テスト対策」のページでは、以下の3ステップで、TOEFL iBT®テストの対策が解説されています。
(1)まずはテストの全体像を知ろう
(2)現在の実力をチェックしよう
(3)学習を始めよう
まずは上記に目を通しておくと、全体像を把握できます。
2-2. 40分で体験できる無料のサンプルテストを解いてみる
「Sample the TOEFL iBT Test」 のページでは、約2時間のTOEFL iBT®テストを40分間で体験できる、無料のサンプルテストが公開されています。
初めてTOEFL iBT®テストを受ける方は、「TOEFL iBT®テストってどんなもの?」という疑問を解消できます。まずは40分間、チャレンジしてみましょう。
2-3. 無料対策セミナーをダウンロードして活用する
「スコア80以上を目指す方へ」にアクセスしていただくと、無料対策セミナーがダウンロードできます。ここで公開されているものは、すべてダウンロードして活用しましょう。
「TOEFLテストセミナー・自己学習」のページでも、最新のセミナー動画や、過去のウェビナーのアーカイブ動画を確認できます。
さまざまな教材を自己購入して手を広げる前に、まずは公式サイトで提供されている学習リソースを、最大限に使い尽くすことをおすすめします。
また、有料の公式教材は、「TOEFL iBTテスト教材比較表」にて一覧表で確認できます。
3. 社会人向けTOEFL iBT®テストのための学習計画
仕事と両立しながらTOEFL 100点を目指すには、現実的な学習計画が欠かせません。ここでは、目標達成までに必要な期間や時間の目安を解説します。
1. TOEIC® L&Rテスト700点台の人なら100点到達まで450〜600時間が目安
2. 6カ月で目指すなら平日2時間・休日5時間(週20時間)の学習時間を確保しよう
3-1. TOEIC® L&Rテスト700点台の人なら100点到達まで450〜600時間が目安
まずは総学習時間の目安を計算してみましょう。
ここでは、「TOEIC® L&Rテスト 700点台の英語力のある人が、TOEFL iBT®テスト 100点を目指す場合」を考えます。
TOEIC® L&Rテスト 700点台は、TOEFL iBT®テストに換算すると、約53〜57点程度に相当します(ただし、スピーキング・ライティングの試験がない分、実際はより低い可能性があります)。
・TOEIC® L&Rテストのスコア:700点台(=TOEFL iBT®テスト換算 約53〜57点程度)
・TOEFL iBT®テストの目標スコア:100点
・必要なスコアアップ:約43〜47点
TOEFL iBT®テストでは、一般的に「20〜30点上げるために200時間の授業学習が必要」とされています。独学であれば、40点以上のスコアアップには約450〜600時間の集中した学習が必要と考えられます。
上記はあくまでも目安とはなりますが、あなたの現在の英語力にあわせて、必要な勉強時間を計算してみてください。
参考: 株式会社アゴス・ジャパン「TOEICとTOEFL®iBTスコア換算表(アゴス・ジャパン調べ)を発表」
、旺文社 英語の友「TOEFL iBTテストとは:概要と勉強法・試験対策」
3-2. 6カ月で目指すなら平日2時間・休日5時間(週20時間)の学習時間を確保しよう
仮に、約500時間の勉強時間を6カ月で確保するならば、平日1日あたり2時間、休日(土日)各5時間程度となります。
仕事をしながらでは、計画通りに学習できない日も出てきます。そこで、週20時間を目標に設定しつつ、実際には週25時間の枠を確保しておくと、遅れが生じても対応できるゆとりが生まれるので、おすすめです。
なお、この時間配分はひとつの理想形ですが、すべての人に適用できるわけではありません。自分のライフスタイルに合わせて調整しつつ、週20時間以上の学習時間確保を目指してください。
4. スコアを最大化するセクション別TOEFL iBT®テスト攻略法
TOEFL iBT®テストで高得点を狙うには、4つのセクション(Reading・Listening・Speaking・Writing)それぞれの特性を理解して、対策する必要があります。以下でポイントをご紹介します。
1. リーディング:アカデミック単語と文章構造の速読をマスターする
2. リスニング:学術的な内容を正確に聞き取る力を身につける
3. スピーキング:オンライン英会話で瞬発力と要約力を磨く
4. ライティング:添削サービスを活用して主張力と要約力を鍛える
4-1. リーディング:アカデミック単語と文章構造の速読をマスターする
Readingセクションでは、大学レベルのアカデミックな英文を、制限時間内で正確に処理する高度な読解力が必要です。
TOEFL iBT®テスト専用の単語集を使い、アカデミックな語彙をしっかり習得しなければなりません。単純な暗記では応用が利かないため、以下のポイントを意識して、対策を進めましょう。
4-1-1. 語源とコロケーションから語彙を増やす
「photo-(光)」「-graphy(記録)」から「photograph」「photography」「photosynthesis」へ展開するような、語源ベースの学習を進めましょう。知らない語句を推測するときの精度が向上します。
さらに、「conduct research」「empirical evidence」「theoretical framework」といった学術的コロケーション(単語の組み合わせ)を記憶して、スムーズに文脈を理解できるようにしていきましょう。
4-1-2. 段落とディスコースマーカーに気を配る
学術文章の段落の多くは、「問題提起→仮説設定→実験結果→考察→結論」といった論理構造になっています。「however」「furthermore」「consequently」といったディスコースマーカー(論理的な流れの目印となる表現)を素早く見つけ、論理展開を先読みする技術を身につけてください。
4-1-3. スキミングとスキャニングを活用する
スキミング(文章全体の大意を素早く把握する読み方)や、スキャニング(特定の情報を探し出す読み方)の技術は、TOEFL iBT®テストのReadingセクションで高得点を取るためには、習得すべきスキルです。
スキミングでは冒頭文・各段落の第一文・結論部分に注目して文章構造を瞬時に理解し、スキャニングでは問題で問われているキーワードやその言い換え語を文中から効率的に見つけ出します。何度も練習して、スピードと精度を向上させていきましょう。
4-2. リスニング:学術的な内容を正確に聞き取る力を身につける
Listeningセクションは、多くの日本人受験者にとって最大の難関です。
リスニング学習では、質的向上と量的拡大を同時に追求してください。その際に意識したいポイントは以下のとおりです。
4-2-1. シャドーイングとディクテーションを併用する
Listeningセクションの模試音声は、1つの講義音声を反復して聞き込みましょう。
シャドーイング:一般的にスクリプトを見ずに音声だけを頼りにして行うことを指し、それが理想的です。
最初はスクリプトを見ながらオーバーラッピング、次にスクリプトなしでのシャドーイング、
次にスクリプトなしでのシャドーイング、最後に重要部分のディクテーションという3段階で完全習得を目指します。
音韻変化や連結音も含めて完璧に再現できるレベルまで練習しましょう。
・リアルタイムで内容を理解する力
・聞いた瞬間に内容を理解する力
が大きく向上します。
4-2-2. さまざまな分野の背景知識を学ぶ
生物学、心理学、考古学、天文学など出題頻度の高い分野について、英語版Wikipediaや学術サイトで基礎知識をインプットしておきましょう。
専門用語や概念を事前に理解していれば、内容の予測ができます。これは大きなアドバンテージです。
4-2-3. メモ取り術を磨く
Listeningセクションでは、いかに上手にメモが取れるかどうかが得点を左右します。
たとえば、「講義は Main Idea / Supporting Points / Examples の3段、会話は Problem / Options / Decision に整理する」「固有名詞・数字は確実に記録、形容詞や副詞は省略」「動詞は矢印や記号で簡略化する」など、自分なりのメモ取り術を磨きましょう。
4-3. スピーキング:オンライン英会話で瞬発力と要約力を磨く
Speakingセクションでは、限られた準備時間で、論理的かつ説得力のある解答が求められます。
流暢に話せるだけでは高得点は難しく、話す内容の深さと適切な構成が必要です。独学では限界があるため、オンライン英会話で練習を重ねることをおすすめします。
オンライン英会話を活用する際にも、漫然と会話するのではなく、以下のポイントを意識して取り組みましょう。
4-3-1. 論理構成のパターンを徹底的に練習する
Independentは「立場→理由→結論」のような骨組みを使い、IntegratedではListeningの主張と要点を中心に、Readingとの関係(賛否や対応する点)を客観的に要約します。
TOEFL iBT®テストのSpeakingは準備時間が15〜30秒ほどしかありません。即興力が必要となるので、限られた時間で瞬発的に論理的な話の組み立てができるように、練習しましょう。
4-3-2. 高度な語彙や複文を使いこなす
「I think〜」や「good」といった初級表現は、多用しないようにします。高得点のためには、言語運用能力(Language Use)を示す必要があるからです。代わりに、「I'm convinced that〜」「tremendously beneficial」「undoubtedly contribute to〜」のようなレベルの表現を、自然に使いこなせるように練習しましょう。
さらに、単文ではなく、関係代名詞や分詞構文を駆使した複文を話すことも、言語運用能力の高さをアピールすることにつながります。
4-3-3. 抑揚とポーズを意図的に使う
棒読みのような話し方では、 Delivery(発話の明瞭さ・流暢さ・聞きやすさ)の評価が得られません。
正確で自然な発音やイントネーションはもちろん、重要ポイントで声調を変える、論理転換のときに適切にポーズを入れる、結論部では力強く断言するなど、聞き手を引きつける話し方にも気を配りましょう。
4-4. ライティング:添削サービスを活用して主張力と要約力を鍛える
Writingセクションでは、限られた時間内で、明確な論理構造と洗練されたアカデミック表現を備えた英文を仕上げなければなりません。表面的な文法の正確さだけでは高得点は狙えず、深い思考力と高度な表現力が必要です。
「週に5本以上の執筆 + そのうちの2本はプロの添削を受ける」といったサイクルで練習を重ねることをおすすめします。
たとえば、イーオンの「オンラインSpeaking&Writingコース」 では、英作文の添削が受けられます。
英作文に取り組む際に意識したいポイントは、以下のとおりです。
4-4-1. 複層的な論証構造をしっかり構築する
Academic Discussion Taskでは他者意見への建設的批判と自説の差別化を明確に示し、Integrated Taskでは要約の精度と分析的な視点の両方で高評価を狙いましょう。
ただ理由を列挙しただけでは、高得点は難しくなります。「一般論→具体例→反証→結論強化」のような高度な論証パターンを練習してください。
4-4-2. 幼稚な表現を避けて学術的な表現を心がける
たとえば、「very important」を「of paramount significance」に、「show」を「demonstrate」「illustrate」「substantiate」に言い換えるなど、文脈に応じたフォーマルな語彙の使い分けが、自然にできるようにしましょう。このような表現力がないと、幼稚な文章と判断されてしまいます。
さらに「It is worth noting that」「What merits particular attention is」のような、学術的な定型表現をしっかり使いこなし、知性のある文章を心がけてください。
4-4-3. 時間配分に注意する
Academic Discussionでは「構想2分→執筆7分→見直し1分」、Integratedでは「音読理解3分→メモ整理2分→執筆13分→推敲2分」のように、タイムマネジメントをしっかり行うようにしましょう。
優れた内容でも、時間切れで不完全な文章となれば、低評価です。推敲の時間を残し、冠詞・単複・時制の誤り・スペルミスなどを確実に修正することも重要です。
5. 忙しい社会人向け TOEFL iBT®テストのための3つの時間術
最後に、忙しい社会人がどのように学習時間を捻出すればよいか、3つの時間術をご紹介します。
1. 「通勤時間」と「昼休み」でインプット学習を進める
2. 「朝活」「夕活」で集中できる勉強時間を確保する
3. 「週末」はインプットの復習とアウトプット演習に充てる
5-1. 「通勤時間」と「昼休み」でインプット学習を進める
平日の「通勤時間」と「昼休み」は、毎日決まった時間が確保できるので、学習時間に充てれば習慣化しやすく、非常に効率が良くなります。
たとえば、以下のようなイメージです。
・朝の通勤時間(30分):単語アプリで単語を記憶。例文は音声を聞き、意味と用法を頭の中でイメージする。
・昼休み(30分):60分休憩のうち、30分で昼食を済ませ、残りの30分を学習時間に。リスニング音声を再生して、主要トピックやキーワードをメモしていく。
・夜の帰宅時間(30分):朝の通勤と昼休みの学習で出てきた新しい単語を復習し、記憶に定着させる。
これだけで90分の学習時間が確保できます。こう考えれば、「自分にもできそう」と感じる方も、多いのではないでしょうか。
5-2. 「朝活」「夕活」で集中できる勉強時間を確保する
一方、しっかりと腰を据えて取り組む時間も、TOEFL iBT®テスト対策には必要です。とくに、ライティングやスピーキングの練習は、集中できる環境で取り組みたいものです。
「朝活」の効用はすでに有名ですが、「夕活」も組み合わせると、しっかり時間を捻出できます。
退勤後、会社のデスクか、それが不可能な場合は帰り道のカフェなどで、30分〜1時間の時間を確保しましょう。これも習慣化すれば簡単です。
たとえば、以下のようなパターンが考えられます。
・朝活(起床直後の30分〜1時間):ライティング練習やスピーキング録音を行う。
・夕活(退勤後の30分〜1時間):問題集や弱点補強に集中する。
通勤時間やお昼休憩でのインプットを、朝活・夕活でアウトプットするイメージで学習を進めていくと、バランスが取れたサイクルになります。
5-3. 「週末」はインプットの復習とアウトプット演習に充てる
毎週末には、「この1週間の総復習」として、インプット復習とアウトプット演習に集中しましょう。
・土曜日:平日学習した語彙・文法・読解内容の総復習で記憶定着を確実にする。
・日曜日:本番同様の時間配分で模擬試験を解く。
上記に加えて、イーオンのオンライン英会話やオンラインSpeaking&Writingコースなど、プロの教師による指導も組み込んでいけば、準備は万端です。
TOEFL iBT®テスト100点突破に向けて、まっすぐ進んでいきましょう。
6. まとめ
本記事では「社会人のTOEFL iBT®テスト」をテーマに解説しました。要点をまとめておきましょう。
スコアを最大化するセクション別TOEFL iBT®テスト攻略法として、以下を解説しました。
1. リーディング:アカデミック単語と文章構造の速読をマスターする
2. リスニング:学術的な内容を正確に聞き取る力を身につける
3. スピーキング:オンライン英会話で瞬発力と要約力を磨く
4. ライティング:添削サービスを活用して主張力と要約力を鍛える
忙しい社会人向け TOEFL iBT®テストのための3つの時間術は以下のとおりです。
1. 「通勤時間」と「昼休み」でインプット学習を進める
2. 「朝活」「夕活」で集中できる勉強時間を確保する
3. 「週末」はインプットの復習とアウトプット演習に充てる
本記事でご紹介した戦略と学習法を参考に、ぜひ自分なりの成功パターンを見つけてください。半年後、1年後には目標スコアを手にし、新たなキャリアステージへの扉を開いていることでしょう。
※TOEFL is a registered trademark of ETS. This (publication/ product/ website) is not endorsed or approved by ETS.
TOEIC is a registered trademark of ETS. This website is not endorsed or approved by ETS. ※ L&R means LISTENING AND READING.
※ 英検®・英検Jr.®は、公益財団法人日本英語検定協会の登録商標です。このコンテンツは、公益財団法人日本英語検定協会の承認や推奨、その他の検討を受けたものではありません。
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