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英会話教室選び

「英会話教室に通いたいけど、たくさんありすぎてどこが良いのかが分からない…」
「せっかく英会話教室に通うなら、自分に合う教室を選んでしっかり結果を出したいけど、どうやって選べばいいの?」
この記事にたどりついた方は、英会話教室に通いたいけど選び方が分からず悩んでいることでしょう。
英会話教室を選ぶ時は、以下の7つの項目を元に自分にあった教室を選べば間違いありません。

英会話教室を調べてみると、教室数や種類が多く、どの教室が自分に合っているのか選ぶのは一苦労でしょう。
だからと言って、なんとなくで選ぶと「続かない」「成果が出ない」「お金が無駄になる」といった後悔をしたというのもよくある話です。
そこでこの記事では、英会話教室の選び方を項目に分けて詳しく解説します。
この記事でわかること
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英会話教室を選ぶときの比較ポイント
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目的に合った英会話教室の選び方のポイントと教室タイプ
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自分に合った英会話教室を選ぶ時の具体的な判断材料
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無料体験レッスンで確認すべきポイント
この記事を最後まで読み進めると、自分に合った英会話教室の選び方が分かり、目的達成ができる教室を正しく選ぶことができるようになります。
「自分で選ぶことが億劫だな…」と感じる人は、8.【目的別】おすすめの選び方と教室タイプで代表的な4つの目的別で選び方とおすすめの教室タイプをお伝えしているので、参考にしてください。
また、記事に最後には、無料体験レッスンで確認すべきポイントのチェックシートもあるので、無料体験レッスンを利用する際には参考にしてください。
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お電話でのご予約・お問い合わせTEL:0800-111-1111受付時間 10:00~19:00(土・日・祝含む)
目次
1. 英会話教室の選び方(1)受講形式を選ぶ

英会話教室には、主に「通学型」「オンライン型」「ハイブリッド型(通学+オンライン)」の3つの受講形式があります。
まずは、自分が好ましい学習スタイルやサポート体制の充実度などに合った受講形式を選ぶことが、
自分に合った英会話教室を選ぶカギです。
そうすることで、無理なく長く効果的に英語力を伸ばすことができます。
それぞれの違いについては、以下の表でまとめていますので、比較してみてください。
受講形式比較表
比較項目 | 通学型 | オンライン型 | ハイブリッド型(通学+オンライン) |
---|---|---|---|
レッスン形式 | スクールで受講 | 自宅で受講 | 状況に応じて選べる |
講師の質 | ◯〜◎(教室による) | △~〇(講師数が多く差も大きい) | 〇~◎(自由に選べる場合あり) |
料金 | △ 高め | ◎安い(月額数千円~) | △やや高め |
通いやすさ | △ 場所と時間に制限あり | ◎自宅なので通う必要なし | 〇通学とオンラインで選択肢がある |
続けやすさ | ◎ 習慣になりやすい | 〇自分次第 | 〇スケジュール調整しやすい |
サポート体制 | ◎ 学習相談など充実 | △少なめ | 〇基本的なサポート |
おすすめな人 | 集中して上達したい人 | 忙しい社会人・コスパ重視の人 | 柔軟に学びたい・中長期的にスキルアップをしたい人 |
さらにここでは、受講形式それぞれメリット・デメリット、どんな人に向いているのかを詳しくお伝えします。
受講形式を選ぶ参考にしてください。
1-1. 通学型
通学型の特徴は、実際に教室へ足を運び、講師と直接対面してレッスンを受ける形式です。
通学型の特徴
-
緊張感がありつつ、学習習慣を作りやすい(通学=強制力)
-
通学のための移動はもちろん、スケジュールを合わせる必要がある
通学型の最大のメリットは、臨場感と緊張感のある環境で集中しやすい点です。
講師と直接対面することで、「ちゃんとやらなきゃ」という意識が自然と高まり、学習へのモチベーションも維持しやすくなります。
一方で、教室まで通う手間や交通費がかかることや、レッスン時間が固定されているため、仕事や家事などで予定が変わりやすい人には柔軟性に欠ける点がネックになるかもしれません。
さらに、グループレッスンの場合では他の受講生の前で発言するのが恥ずかしい、間違えるのが怖いと感じる人もいます。
通学型の特徴を踏まえた上で、以下のような方に向いています。
通学型が向いている人
-
教室に入ることでスイッチが入る「集中型」の人
-
英語学習の習慣をきちんと作りたい人
-
初心者で、講師から直接サポートを受けたい人
-
対面のコミュニケーションが得意・好きな人
1-2. オンライン型
オンライン英会話は、ZoomやSkypeなどのビデオ通話ツールを使って、自宅や外出先からインターネット経由でレッスンを受けるスタイルです。
オンライン型の特徴
-
時間・場所の制約が少なく、柔軟に学べる
-
料金が比較的安価(1レッスン数百円〜)
最大のメリットは、時間と場所に縛られず受講でき、柔軟に学べることです。
出勤前や家事の合間、夜寝る前など、自分のスケジュールに合わせてレッスンを組み込むことができます。
さらに、価格が比較的リーズナブルなサービスも多く、たとえば「毎日25分」で月6,000円前後のプランもあります。
ただし、自由度が高い分、「今日は疲れたからやめようかな」と甘えが出やすい危険もあるので、身を引き締めて学習を進めることが大切です。
ここまでの特徴を踏まえた上で、以下のような方がオンライン型に向いています。
オンライン型が向いている人
-
忙しくて決まった時間に通えない人
-
自宅で効率的に学びたい人
-
コスパを重視する人
-
自己管理ができ、オンライン環境に慣れている人
1-3. ハイブリッド型
ハイブリッド型とは、通学型の対面レッスンと、オンライン英会話を組み合わせた学習スタイルです。
週に1回は教室に通って対面で指導を受けつつ、平日は自宅でオンラインレッスンを受講するなど、ライフスタイルや学習ペースに合わせて柔軟に設計ができます。
ハイブリッド型の特徴
-
通学の集中力+オンラインの柔軟性を両立できる
-
モチベーション維持と学習継続のバランスが取りやすい
ハイブリッド型の魅力は、対面の集中力と、オンラインの柔軟さを両立できることです。
通学によって臨場感のあるレッスンを体験しつつ、オンラインではスキマ時間を活用して効率的に学習を進めることができます。
また、教室で定期的に講師と会うことで、「やらなきゃ」と自然に気持ちが引き締まり、自宅ではオンラインでコツコツ継続学習を進めることができます。
ここまでの特徴を踏まえた上で、以下のような方がハイブリッド型に向いています。
ハイブリッド型が向いている人
-
学習のモチベーションの上がり下がりが激しい人
-
平日は忙しいけど、週末にはしっかり通いたい人
-
柔軟に学習ペースを調整したい人
-
両方の良さを取り入れて効率よく学びたい人
2. 英会話教室の選び方(2)英会話教室のレッスン形式を選ぶ

英会話教室を選ぶ時は、「自分に合ったレッスン形式」を選ぶことも重要です。
どんなに評判の良い教室でも、自分の性格や学習スタイルに合っていないと、効果を実感できなかったり、継続が難しくなったりします。
ここでは代表的なレッスン形式である「マンツーマンレッスン」と「グループレッスン」の違いを、自分の性格との相性に着目して解説します。
向いているレッスン形式比較表
向いているレッスン形式・環境 | 性格 |
---|---|
マンツーマンレッスン |
|
グループレッスン |
|
ここでは、レッスン形式それぞれの特徴と、どんな人に向いているのか詳しく解説します。
2-1. マンツーマンレッスン(個別レッスン)
マンツーマンレッスンとは、1人の生徒に対して1人の講師がつく形式の英会話レッスンです。
受講者のレベルや目的に合わせて内容を柔軟にカスタマイズできるため、
「話す量を増やしたい」
「弱点を集中して克服したい」
といったニーズに応えやすい特徴があります。
教室型・オンライン型のどちらでも提供されているレッスン形式で、最近では気軽に受けられるオンラインのマンツーマンレッスンが人気です。
このような特徴から、人前で話すのが苦手な人や、集中力が続きにくい人には、マンツーマンレッスンが向いています。
マンツーマンレッスンが向いている人
-
人前で英語を話すのが恥ずかしい
-
自分のペースでじっくり学びたい
-
集中力が切れやすい
-
一人だとついサボってしまう
2-2. グループレッスン
グループレッスンとは、複数人の受講生と一緒に受ける形式のレッスンです。
少人数制(2~6人)から中規模(10人前後)まで様々ですが、共通するのは「他の人と一緒に学ぶ環境」であるという点です。
講師がクラス全体を見ながら進行するため、発話量はマンツーマンより少なめになることもありますが、他の受講生とのやり取りの中で刺激を受けたり、表現の幅を学べるという魅力があります。
このような特徴から、人と一緒に学ぶことでやる気が出る人や、仲間と切磋琢磨したい人にはグループレッスンが最適です。
グループレッスンが向いている人
-
仲間と一緒に学ぶ方がやる気が出る
-
人の発言からも学びたい
-
競争心や協調性がある方が燃える
-
楽しく英会話を続けたい
3. 英会話教室の選び方(3)目的に合ったカリキュラムがある英会話教室を選ぶ

英会話教室選びで後悔しないためには、「どんな目的で英語を学びたいのか」に合ったカリキュラムがあるかどうかが非常に重要です。
例えば「TOEIC®対策」と「海外旅行で困らない日常英会話」では、学ぶべき内容も進め方もまったく異なります。
そのため、自分のゴールに合った学習内容・ペースで進められる英会話教室かどうか、しっかり確認しましょう。
3-1. 固定カリキュラム / オーダーメイド型カリキュラム
英会話教室のカリキュラムには、大きく分けて「固定カリキュラム」と「オーダーメイド型カリキュラム」の2種類があります。
カリキュラム | 特徴 |
---|---|
固定カリキュラム | 教材・進度が決まっており、迷わず進められる。初心者向け。 |
オーダーメイド型カリキュラム | レベル・目的に応じて自由に調整可能。 上級者・目標が明確な人に◎。 |
どちらにもメリット・デメリットがあるため、自分の性格や目的に合わせて選ぶことが大切です。
それぞれ詳しく紹介します。
3-1-1. 固定カリキュラム
固定カリキュラムは、あらかじめ決められたレッスンの流れや教材に沿って学習を進めていく形式です。
例えば「全30回で日常英会話をマスター」といったように、ステップバイステップで内容が組まれており、段階的にスキルアップできるのが特徴です。
特徴を踏まえた上で、固定カリキュラムのメリット・デメリットは以下のとおりです。
固定カリキュラムのメリット・デメリット
メリット |
|
---|---|
デメリット |
|
固定カリキュラムは、英語初心者にとって特に安心感があります。
一方で、決められた内容をそのまま進めるスタイルのため、「リスニングだけ強化したい」といった個別ニーズに応えにくく、学習スピードを自由に調整できないこともあります。
このようなメリット・デメリットから、固定カリキュラムは以下のような人に向いていると言えます。
固定カリキュラムが向いている人
-
英語学習が初めての人
-
1から順序立てて学びたい人
-
自分で学習プランを立てるのが苦手な人
3-1-2. オーダーメイド型カリキュラム
オーダーメイド型カリキュラムは、学習者一人ひとりの目的や英語力に合わせて、個別にレッスンプランを組み立てるスタイルです。
レベルチェックやカウンセリングを通じて、
「発音を強化したい」
「TOEIC®で◯点を目指したい」
など、具体的なニーズに応じてプログラムが設計されるのが大きな特徴です。
特徴を踏まえた上で、オーダーメイド型カリキュラムのメリット・デメリットは以下のとおりです。
オーダーメイド型カリキュラムのメリット・デメリット
メリット |
|
---|---|
デメリット |
|
オーダーメイド型カリキュラムの最大のメリットは、必要なスキルだけに絞って効率的に学べることです。
ただし、講師の指導力や教室の質に左右される部分が大きく、スクールによって当たり外れがある点には注意が必要です。
このようなメリット・デメリットを踏まえた上で、オーダーメイド型カリキュラムは以下のような人に向いていると言えます。
オーダーメイド型カリキュラムが向いている人
-
TOEIC®やビジネス英語など、明確な目標がある人
-
必要な内容だけを効率的に学びたい人
-
すでにある程度英語に慣れており、苦手分野を集中的に克服したい人
3-2. 目的に合ったコースのカリキュラム
カリキュラムの種類について確認をしたら、さらに自分の目的に合ったコースやカリキュラムを組めるかどうかの確認をしていきましょう。
以下の表は、代表的な学習目的に対して、どんなカリキュラムや英会話教室のタイプが合うかまとめたものです。
学習目的別|カリキュラムの内容例・選び方のポイント
目的 | カリキュラムの内容例 | 選び方のポイント |
---|---|---|
TOEIC®や英検®などの資格取得 | 問題演習・頻出単語・パート別攻略法中心 |
|
日常英会話を楽しみたい | アウトプット重視・ロールプレイなど |
|
留学・ワーホリに備えたい | 会話中心・空港/ホテル/レストランでの練習など |
|
仕事で英語が必要になった | ビジネスメール・電話対応・会議表現など |
|
自己投資・趣味として学びたい | 文法や発音といった基礎固めやトピックごとの会話練習など |
|
カリキュラムの確認をするときは、使用する教材も確認することがおすすめです。
目的に合わせて学ぶ内容が変わるため、「日常会話」「ビジネス」「旅行」「試験対策」など、教材の種類は多岐にわたります。
そのため、ご自身の目的に合った教材の準備があるかどうか、無料体験レッスンを利用する際などにチェックしましょう。
要注意!よくある失敗事例
教材やカリキュラムが固定されていた
失敗例
最初に選んだ英会話スクールでは、教材が固定されていて、興味のない分野が多く、学習が楽しくなくなった。
対策
教材の柔軟性やカスタマイズが可能か確認。自分の目的や興味に合わせて教材を選べるスクールが理想。
4. 英会話教室の選び方(4)ライフスタイルに合った英会話教室を選ぶ

どんなに評判の高い英会話教室でも、英語学習に挫折した人の多くが、
「忙しくて通えなくなった」
「続けたいけどスケジュールが合わなくなった」
といった「時間的・物理的なハードル」を理由に挙げています。
語学学習は「短期集中」ではなく、「継続」が何よりも成功のカギです。
だからこそ、あなたの今の生活リズムや習慣に合った教室を選ぶことが、結果的に最も効果的な選択になります。
具体的に、代表的なライフスタイルに合わせて向いているスクールタイプを以下の表にまとめました。
ライフスタイルに合ったスクールタイプ
ライフスタイル | おすすめのスクールタイプ |
---|---|
平日夜にしか時間が取れない |
|
土日しか時間がない |
|
子育て中・在宅勤務中 |
|
突発的に予定が変わりやすい |
|
通勤が長い・疲れやすい |
|
まずは、今の生活スタイルを振り返って、「無理なく学び続けられる環境か?」という視点で選んでみてください。
要注意!よくある失敗事例
レッスンの時間帯が合わなかった
失敗例
平日夜にオンラインレッスンを受けようと思っていたが、講師の予約枠が埋まっており、希望の時間に受けられないことが多かった。
対策
無料体験の際に、自分の希望時間帯でレッスン予約が可能か事前に確認。特に自分のライフスタイルに合ったスケジュール管理ができるスクールを選ぶ。
5. 英会話教室の選び方(5)講師の質がよい英会話教室を選ぶ

実は、英語の上達を左右する最大の要素の一つが「講師の質」だと言われています。
米国の教育心理学者ロバート・マルツァーノの研究によれば、教員の質や授業の在り方が生徒の学力や思考力の形成に深く関わるとされており、これは教材や学習環境よりも大きな影響力を持っています。
いくら魅力的なカリキュラムが組まれていても、講師との相性が悪かったり、教え方が合わなかったりすれば、結果的に「行くだけで終わる」スクールになってしまうことも少なくありません。
具体的に講師の質の見極める方法は、以下の3つです。
-
指導経験・資格の有無を確認する
-
体験レッスンで「教え方」と「話しやすさ」を確認する
-
口コミやSNSで評判などを確認する
ひとつずつ詳しく解説します。
5-1. 目安として指導経験・資格の有無を確認
まず確認したいのが、「講師歴の長さ」と「指導資格の有無」です。
これらの情報を確認することで、指導を受ける上で「信頼に値するのか」の目安になります。
講師歴の長さ | 3年以上ある =さまざまなレベルの生徒を教えてきた |
---|---|
代表的な英語指導資格 |
=理論に基づいて「どう教えるか」を学んだ証となる |
これらの情報は公式サイトや講師紹介ページに掲載されていることが多いので、事前に確認することがおすすめです。
5-2. 体験レッスンで「教え方」と「話しやすさ」を確認する
英会話は「人との会話」である以上、講師とのフィーリング(相性)はとても重要です。
特に初心者の場合は、
「何を言えばいいかわからないときに待ってくれるか?」
「褒めて伸ばすタイプか?」
といった雰囲気の違いが、学び続けるかどうかの分かれ道になります。
逆にフィーリングが合わない講師だった場合は、素直に学び入れることが出来なかったり、学ぶことが苦痛になり継続できなかったりする可能性が非常に高いです。
そのため、自分に合った講師がいるかどうかを体験レッスンで見極めていきましょう。
体験レッスンを受ける時に確認すべきポイントは、9.無料体験レッスンを活用して自分に合う教室をしっかり見極めよう!で詳しく解説しています。
ネイティブ講師と日本人講師、どちらがいいのか?
「講師の質」とは単に「英語がうまい人という訳ではなく、「わかりやすく教えられる人」のことです。
よく「ネイティブ講師がいい」という声もありますが、それが必ずしも正解ではありません。
自分のレベルや目的によって、どちらが適しているかが異なります。どちらの講師が自分にあっているのかを判断するために、以下を参考にしてください。
-
ネイティブ:海外の人と話すことにチャレンジしてみたい人向け
-
日本人:英語に自信がない人向け
要注意!よくある失敗事例
講師と合わなかった
失敗例
オンライン英会話を受講したが、担当講師の反応が薄く話しづらかった。
対策
無料体験時に講師との相性を確認したり、フレンドリーな印象の講師が多いスクールを選んだりすることでリラックスして受講しやすい。
5-3. 口コミやSNSで評判などを確認する
教室のサイトだけでは見えない「実態」を知るには、GoogleレビューやX(旧Twitter)、InstagramなどのSNSの評判が参考になります。
例えば「講師が頻繁に変わって定着しない」「質問しても説明が不十分だった」などの声があれば要注意です。
逆に「いつも楽しくてモチベーションが続く」「親身な指導がありがたい」などの声が多ければ安心材料になります。
このように、口コミや評判を確認して、好印象が持てる英会話教室を選ぶことも重要です。
6. 英会話教室の選び方(6)自分に合った料金の英会話教室を選ぶ

英会話を始めるうえで、費用面の不安はつきものです。
「なんとなく安そう」「高いから良さそう」といったイメージだけで選ぶと、あとから予想以上の出費に驚くこともあるので注意しましょう。
英会話教室の主な費用項目を以下の表にまとめました。
英会話教室の主な費用項目
項目 | 相場 | 補足情報 |
---|---|---|
月謝 | 通学型:1万~3万円前後 オンライン型:3千円~1万円前後 |
レッスン回数や講師の質により差あり |
入会金 | 1万~3万円程度 | キャンペーンで無料になることもあり |
教材費 | 5千円~1万円以上 | オリジナル教材は高めになる傾向あり |
その他費用 |
|
見落としがちなので要注意 |
ここでは、上記をふまえ、後悔しないために確認しておきたい3つのチェックポイントを詳しく解説します。
-
「トータルで月にいくらかかるか?」を計算する
-
キャンペーン価格は一時的か、通常価格はいくらか確認する
-
返金保証やお試し期間の有無を確認する
6-1. 「トータルで月にいくらかかるか?」を計算する
月謝が1万円以下でも、入会金・教材費・システム利用料などを含めると実質的な月額負担は想像以上に大きくなることがあります。
多くのスクールでは「月謝」だけを目立たせ、その他費用は小さく記載されていることが多いため、契約後に「思ったより高かった…」と後悔するケースが少なくありません。
総額を計算しておけば、「続けられるかどうか」の見通しが立てやすくなります。
例
月謝:12,000円
教材費:12,000円(半年利用と仮定 → 月あたり2,000円)
システム利用料:月1,100円
この場合、実質の月額負担は約15,100円となります。
このように、月謝だけで見たときよりは、12,000円であったとしても総額では3,000円以上高くなる計算です。
さらに入会金がかかる場合は、初期費用として数万円単位の出費が必要になることもあるので注意しましょう。
6-2. キャンペーン価格は一時的か、通常価格はいくらか確認する
「入会金無料」「初月半額」といったキャンペーンは確かに魅力的ですが、それが一時的な割引であることを忘れてはいけません。
特に、通学型やオンライン定額制のスクールでは、数ヶ月後に料金が通常価格へ戻ることが一般的です。
例
初月:5,000円(キャンペーン価格)
2ヶ月目以降:15,000円(通常価格)
年間続けた場合:総額は約17万円。
割引の恩恵を受けれるのは初月のみです。
長期的に学ぶほど、通常価格ベースでの支払い期間が圧倒的に長くなります。
そのため、一時的な割引に惹かれて契約するのではなく、「通常時に続けられる金額か?」を判断基準にするほうが合理的ですし、長い目で見て安心です。
6-3. 返金保証やお試し期間の有無を確認する
「もし合わなかったらどうしよう…」という不安を和らげるために、返金保証や無料体験レッスンの有無は重要な確認ポイントです。
特に、最初に数万円〜十数万円を一括で支払うコース型のスクールでは、途中で辞めた場合の返金条件(返金額・手数料・クーリングオフ制度の対応など)も要チェックです。
国民生活センターにも「語学スクールの高額契約に関するトラブル相談」は毎年寄せられており、特に「途中解約できない」「返金されなかった」というケースが多いです。
また、「体験レッスンを受けたことで、自分に合わないと気づけた」という声もあるため、実際にレッスンを体感してからの契約をすることがおすすめと言えます。
要注意!よくある失敗事例
料金だけで決めて後悔
失敗例
安さが魅力でオンライン英会話教室に決めたものの、レッスン内容が自分に合わず、モチベーションが続かなかった。
対策
料金だけで選ばず、カリキュラムやサポート体制もしっかり確認するべき。
例えば、最初に自分の目標(TOEIC®、会話力アップなど)に適した教室かどうかを確認しましょう。
7. 英会話教室の選び方(7)継続しやすい環境の英会話教室を選ぶ

ここまで英会話教室を選ぶ時のポイントを詳しくお話してきましたが、最終的には「継続」できるかどうかが重要となります。
短期間で一気に結果がでたり、話せるようになったりする人はごくわずかで、多くの人にとって語学習得は「習慣化」が重要な要素です。
モチベーションを保ち、無理なく学び続けるためには、自分ひとりの努力だけではなく、「継続をサポートしてくれる環境」が伴っているかどうかが大きなカギを握ります。
ここでは、継続しやすい環境かどうかを判断するために確認すべき内容を詳しくお伝えします。
継続しやすい環境かどうか判断する方法
-
継続を支える主なサポート体制を確認する
-
続けやすさの工夫があるかをチェックする
「自分に合った学習スタイル」だけでなく、「学び続けられる仕組み」があるか、この視点で教室を比較してみてください。
7-1. 継続を支える主なサポート体制を確認する
多くの英会話教室では、以下のようなサポート体制を用意しています。
英会話教室の主なサポート体制
ポート内容 | 期待できる効果・理由 |
---|---|
学習プラン相談・レベル診断 | 自分のレベルや目標に合った内容で無理なくスタートできる。 計画的に学べることで挫折リスクの軽減が期待できる。 |
次週教材の提供(動画・アプリ) | 教室外でも学習でき、習慣づけや予習・復習に役立つ。 時間が限られている人にも◎。 |
担当カウンセラーとの定期面談 | モチベーション低下を防ぎ、目標修正や悩み相談ができる。 学習の方向性を見失いにくくなる効果あり。 |
学習記録の可視化・進捗管理 | 学習履歴が見えることで達成感が得られ、次のステップへの意欲につながる(例:アプリでの学習記録表示)。 |
これらの体制は、英語力の向上はもちろん、「続けられる仕組み」をつくる上で非常に重要な要素です。
英会話教室によっては、サポート体制に違いがありますので、しっかり確認していきましょう。
7-2. 続けやすさの工夫があるかをチェックする
英会話教室を通う上では、サポート体制の他にも、「継続しやすい工夫」があるかどうかも重要です。
スクールでよくある工夫は、以下のとおりです。
継続しやすい工夫
工夫・仕組み | 継続しやすい理由 |
---|---|
予約・キャンセルが柔軟 | 仕事や家庭の都合で予定変更が必要なとき、振替がスムーズだと継続しやすい。 |
コミュニティ・学習仲間との交流 | 他の学習者と刺激し合える環境は、孤独になりがちな学習を支えてくれる(特にオンラインでは貴重)。 |
成果の「見える化」 | レベルチェックや講師のフィードバックで「上達が実感できる」ため、モチベーションが継続しやすい。 |
こうした工夫がある教室は、学習を継続するための環境が整っていると言えるでしょう。
体験レッスン時に、仕組みやサポート内容をしっかり確認してみてください。
8. 【目的別】おすすめのレッスンタイプ

ここまで、英会話教室の選び方について詳しく解説をしてきましたが、
「自分はどんな英会話教室を選べばよいのか、具体案を知りたい!」
という人も少なくないでしょう。
そこでこの章では、代表的な4つの目的に合わせて、おすすめの選び方と教室タイプを紹介します。
目的に合ったおすすめの選び方と教室タイプ
目的 | おすすめの選び方と教室タイプ |
---|---|
①TOEIC®スコアを上げたい人 | 「テスト対策特化型×オンライン型」がおすすめ |
②海外旅行で困らない英会話を学びたい人 | 「会話重視 × オンライン型」がおすすめ |
③仕事で英語を使うようになった人 | 「ビジネス英語 × マンツーマン」がおすすめ |
④将来のために基礎から学びたい人 | 「オーダーメイドカリキュラム×マンツーマンレッスン」がおすすめ |
教室選びの参考にしてください。
8-1. (1) TOEIC®スコアを上げたい人
TOEIC®スコアを上げるために英会話教室に通いたいのであれば、「テスト対策特化型×オンライン型」がおすすめです。
日本人講師は、自らも試験を経験してきた立場だからこそ、学習者がつまずきやすいポイントを的確にサポートできるからです。
例えば、長文読解の時間配分や、リスニングパートの先読みのコツなど、「日本人が苦手な部分」を熟知しています。
また、公式問題集や模擬テストを教材に使っているスクールでは、実戦形式でスコアアップを目指すことができるでしょう。
英会話教室選びのチェックポイント
8-2. (2)海外旅行で困らない英会話を学びたい人
海外旅行で困らないために英会話を学びたいと思っている人は、「会話重視 × オンライン型」がおすすめです。
旅行先で必要なのは、完璧な文法ではなく「通じる英語」です。買い物・レストラン・空港など、さまざまなシーンで使える「実用フレーズの引き出し」があると安心でしょう。
また、オンライン型は、1レッスンあたりの料金が安く、例えば1回25分の英会話を朝や帰宅後に習慣化することで、「聞く・話す」の瞬発力が自然と鍛えられます。
教材に旅行シーンを想定した内容が豊富なスクールも多いため、効率よく実践力を身に付けることができるでしょう。
英会話教室選びのチェックポイント
8-3. (3)仕事で英語を使うようになった人
仕事で英語を使うようになったので、英語力を強化したいと考えている人は、「ビジネス英語 × マンツーマン」がおすすめです。
ビジネス英語は、業種や業務内容によって使う語彙やフレーズが異なるため、汎用的な教材だけでは対応しきれないことも多くあるからです。
例えば、IT業界とホテル業界では、同じ「プレゼン」でも内容も用語もまったく異なります。
そのため、個別対応ができるマンツーマンレッスンが理想的でしょう。
また、講師も「ビジネス経験があるネイティブ」または「バイリンガルの日本人」だと、実務の視点から適切なアドバイスが受けられます。
英会話教室選びのチェックポイント
8-4. (4)将来のために基礎から学びたい人
将来のために基礎から英語を学んで、英会話力を高めたいという人は、「オーダーメイドカリキュラム×マンツーマンレッスン」がおすすめです。
「今すぐ必要ではないけれど、将来のために英語を身につけたい」そんな人には、自分のペースで無理なく続けられる環境が欠かせません。
一律のカリキュラムではなく、学習者のレベル・目標に合わせてカリキュラムを組めるスクールなら、習熟度に応じて柔軟に内容を調整できます。
特に初心者の場合、「質問しやすい雰囲気」「理解できるまで説明してくれる講師」の存在が、学習を継続するうえで非常に大切です。
英会話教室選びのチェックポイント
英会話イーオンなら目的やレベルに合ったコースから選べる!

自分の目的に合った英会話教室を選びたい!なら、イーオンの無料体験レッスンにぜひご参加ください。
私たちイーオンでは、これから英語に触れてもっと成長したい!!という方のために、さまざまな目的に合わせた数多くのコースやカリキュラムをご用意しています。
イーオンの特徴
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初心者でも通いやすいコースやカリキュラムをご用意!
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教えることに意欲と責任感を持ったプロフェッショナルな教師陣が徹底サポート!
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忙しい方でも自分のペースに合わせてレッスンカスタマイズが可能!
もちろん、あなたがつまずかないように、教師・カウンセラーがしっかりサポートいたします。
英語学習に関するお悩みは定期的な学習カウンセリングやアドバイスが受けられるので、モチベーションも維持でき、無理なく継続することが可能です!
一番下のクラスから“TOEIC® L&Rテスト940点”を獲得!

書く・話す・聞くことが苦手なNさんも、イーオンで8年以上コツコツ学び続けた結果、今では最上級クラスに。(参考:英会話AEON)
英語面接を突破し、英語が日常的に必要な職場へ転職も成功!
授業では幅広いトピックを扱い、会話力だけでなく視野も広がっています。
Nさんのように、英語を学ぶスタートを切りませんか?
9. 無料体験レッスンを活用して自分に合う教室をしっかり見極めよう!

ここまでの内容を確認して、自分に合いそうな英会話教室を2~3カ所選んだら、無料体験レッスンに行ってみましょう。
英会話教室選びで後悔しないためには、無料体験レッスンの活用がとても重要です。
Webサイトや口コミではわからない「教室の雰囲気」「講師の教え方」「自分との相性」などを、実際に体感できる貴重なチャンスです。
ここでは、以下の内容を詳しくご紹介します。
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無料体験レッスンの主な内容
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体験時に確認すべきチェック項目
無料体験は、「お試し」ではなく「判断材料」として積極的に活用しましょう。
しっかり比較・検討したうえで選ぶことで、英会話学習の第一歩を安心して踏み出すことができます。
9-1. 無料体験レッスンの主な内容
無料体験レッスンでは、実際のレッスンの雰囲気を体感できるだけでなく、英語力のレベルチェックや学習プランの提案など、入会前に必要な情報がしっかり得られるよう工夫されています。
ここでは一般的な体験レッスンの流れを詳しく紹介します。
無料体験レッスンの主な内容
内容 | 詳細 |
---|---|
レベルチェック | 簡単なヒアリングや会話、テストで現在の英語力を診断してくれる |
体験レッスン | 実際のレッスンと同じ流れで、講師とマンツーマンまたはグループで会話を行う |
教材紹介 | 実際に使う教材の内容や進め方を説明してくれる |
学習プランの提案 | 目標に応じたカリキュラムや受講スケジュールの提案してくれる |
料金説明・質問タイム | 費用・制度についての案内や、疑問点への回答してくれる |
このように、無料体験レッスンは「レッスンの雰囲気を試す」だけではなく、講師との相性、学習内容、料金、サポート体制などを総合的に判断できる場です。
見学感覚で気軽に参加しながらも、しっかりと比較材料を得る場として活用しましょう。
9-2. 体験レッスン時に確認すべきチェック項目
無料体験レッスンでは、以下のようなポイントを意識してチェックしてみましょう。
無料体験レッスンでチェックすべき項目
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1.
目的に合ったカリキュラムか
-
目標(TOEIC®、会話力、ビジネス英語)に対応したカリキュラムがあるか?
-
自分の英語力に合ったクラスで受講できるか?(初心者向け、上級者向けのクラスの有無)
-
-
2.
講師との相性
-
講師が親切で、フレンドリーに対応してくれるか?
-
質問に対して丁寧に答えてくれるか?
-
教師の話す英語(スピードや語彙)は自分の理解レベルに合っているか?
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3.
サポート体制
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講師以外のサポート体制(学習相談、進捗管理など)はしっかりしているか?
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進捗を管理するツールやアプリが使いやすいか?
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モチベーションを維持するためのサポートがあるか?
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4.
レッスンの進行スピード
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自分のペースに合わせたレッスンが提供されるか?
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5.
レッスンの時間帯やスケジュールの柔軟性
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自分の生活スタイルに合った時間帯でレッスンが受けられるか?
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時間変更やキャンセルのポリシーは明確か?
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6.
教材やレッスン内容の適切さ
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使用する教材が自分のレベルや目的に適しているか?
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カスタマイズ可能な教材や、オーダーメイド型のレッスンが提供されているか?
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7.
施設やオンラインツールの使いやすさ
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オンラインの場合、プラットフォームの操作は直感的で使いやすいか?
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教室の設備は清潔で快適か?
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8.
レッスン後のフィードバック
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レッスン後にフィードバックをもらえるか?
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改善点や今後の学習方法に関してアドバイスがもらえるか?
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「チェック項目を確認すること」に加えて、自分が直感で「ここなら続けられそう」と感じられるかどうかを大切にしてみてください。
体験レッスンは、英語学習の第一歩を踏み出すための大切な判断材料です。焦らず、じっくり比較して納得のいく教室を選びましょう。
10. まとめ
この記事では、英会話教室の選び方について詳しく解説をしてきました。最後にまとめましょう。
英会話教室を選ぶ時は、以下の7つの項目を元に自分にあった教室を選んでいきましょう。
項目 | 比較内容 |
---|---|
①受講形式を選ぶ | 通学型/オンライン型/ハイブリッド型 |
②レッスン形式を選ぶ | マンツーマン/グループレッスン |
③目的に合ったカリキュラムがある教室を選ぶ | 固定カリキュラム/オーダーメイド型カリキュラム |
④ライフスタイルに合った教室を選ぶ | 夜20時以降/週末集中/振替制度/駅近など |
⑤講師の質がよい教室を選ぶ | 指導経験・資格の有無/口コミやSNSの評判 |
⑥自分に合った料金の教室を選ぶ | 月謝だけでなく「トータル費用」を把握 |
⑦継続しやすい環境の教室を選ぶ | サポート体制/続けやすさの工夫 |
英会話教室をなんとなくで選ぶと「続かない」「成果が出ない」「お金が無駄になる」といった後悔をしたというのもよくある話です。
この記事が英会話教室の選び方で悩んでいる人の力になれることを願っています。
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