英語をゼロから独学で習得するには?最初に知っておきたい取り組み方

2024.09.05
  • 初心者のための英語学習法

「英語を独学で習得したいけど、何から始めればいいのかわからない……」

英語学習をゼロから独学で始めようと考えている人は少なくありません。

しかし、英語学習の方法は多種多様で、どのように取り組めばよいのか迷ってしまう人も多いでしょう。

そこでこの記事では、独学でゼロから英語学習を始める人が最初に知っておくべきことをまとめました。独学に適した学習方法や、おすすめの教材、学習ツールなどをご紹介します。

ご一読いただくと、独学での英語学習で何をすべきかわかります。効率的かつ着実に英語力を伸ばしていきましょう。

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目次

1. 独学でゼロから英語に取り組みたい人が最初に知っておくべきこと

さっそくですが、英語の独学を始める前に、まず知っておくべき重要なことから見ていきましょう。4つのポイントを解説します。

  1. スタート地点に応じて必要な学習時間は変わる
  2. 「英語で何をしたいか」によって重点を置く学習ポイントは変わる
  3. 教材選びは非常に大切だと認識する
  4. 独学が向いている人・向いていない人がいる

1-1. スタート地点に応じて必要な学習時間は変わる

1つめのポイントは「スタート地点に応じて必要な学習時間は変わる」です。

「英語を独学で習得するためには、どれくらいの時間がかかりますか?」

という質問は多く、それを聞きたい気持ちもよくわかります。

しかしながら、非常に個人差が大きく、一概にはいえないのが正直なところです。

「ゼロから」といっても、アルファベットから始めるのか、学校での英語教育を終えたうえで取り組むのか、その記憶がどれほど残っているのか——、といった状況で差が出てきます。

「どうしても時間を知りたい」という方のために、あくまでも目安ですがお示しすると、小中高での勉強も含めて、およそ2,000時間以上は、最低ラインといえるでしょう。

小中高で英語を学んだ時間にも個人差がありますが、仮に1,000時間とすると、独学で追加1,000時間が必要となります。

1,000時間の学習時間を確保するには、1日1時間で2.7年、1日3時間で10.9ヶ月かかります。

以上よりわかるとおり、英語学習は一朝一夕にはいきません。長期戦で取り組む覚悟を決め、コツコツと継続することが成功の秘訣です。

1-2. 「英語で何をしたいか」によって重点を置く学習ポイントは変わる

2つめのポイントは「『英語で何をしたいか』によって重点を置く学習ポイントは変わる」です。

先ほど「スタート地点」について触れましたが、目指す「ゴール地点」によっても、どのような英語学習をすべきか、方向性が変わります。

ビジネスシーンで使いたいのか、日常会話を楽しみたいのか、資格試験に合格したいのか……など、目的が違えば、勉強法も変わってきます。

英語学習の目的別アプローチの例

ビジネス英語を習得したい
ビジネスメールの書き方、会議や商談での英語表現、ビジネス文書の読み方など、実践的なビジネス英語スキルに必要な知識を身につけるだけでなく、実際にビジネスシーンに特化した会話練習も大切です。
日常会話を楽しみたい
自分が話したいトピックについて、役立つ会話表現や単語を学ぶだけでなく、実際に話す練習の機会を持つことが大切です。
資格試験に合格したい
受験する試験に特化した問題集で試験形式に慣れたり、繰り返し解いたりすることが大切です。基礎力となる文法の復習や単語学習もコツコツ続ける必要があります。
留学や海外旅行で使いたい
留学先や旅行先で使える実践的な表現や語彙を学ぶだけでなく、現地の人が話す英語がわかるように、リスニング力を鍛えておくことも重要です。

自分の目的を見据えて、それに適した学習法を選択することが、着実な英語習得へとつながるでしょう。

漠然と英語を勉強するのではなく、「何のために英語を学ぶのか」を常に意識しながら学習を進めることが重要です。

1-3. 教材選びは非常に大切だと認識する

3つめのポイントは「教材選びは非常に大切だと認識する」です。

英語の独学において、教材選びは非常に重要なポイントです。

自分のレベルにフィットし、モチベーションを維持できる教材を選ばなければなりません。自分に合わない教材を選んでしまうと、挫折の危険性があります。

英語教材の選び方のコツ

現在の英語力にマッチしたレベルの教材を厳選する
自分のレベルに合った教材を見極めることが大切です。実際に手に取ってみて、やってみたい・できそう、と思うものを選ぶとよいでしょう。
英語を使う目的に合致した教材を選択する
日常会話を目指すなら会話表現の教材を、ビジネスで使うならビジネス英語の教材を選ぶなど、学習目的に沿った教材選びが大切です。
音声が利用できる素材を選ぶ
読むだけ、書くだけにならないように、必ず音声が活用できる教材を選びましょう。

よくある失敗は、早く英語をできるようになりたい気持ちが先走って、難しすぎる教材を選んでしまうことです。

ゼロから英語を学びたい方は、「これでは簡単すぎるかもしれない」と感じるくらいのレベルからスタートし、達成感を得ながら続けたほうが効果が出やすいでしょう。

1-4. 独学が向いている人・向いていない人がいる

4つめのポイントは「独学が向いている人・向いていない人がいる」です。

自学自習のスタイルが合う人とそうでない人がいることを認識しておくことも大切です。

周りに左右されず自分のペースで勉強できる人は、独学に適しているでしょう。一方、強制されないと勉強が続かない人にとっては、独学は向いていないかもしれません。

独学に向いている人の特徴

計画を立てて実践できる
自ら学習計画を作成し、それを着実に実行に移せる強い意志と行動力が備わっている人は、独学で成果を上げやすいでしょう。
自発的に学ぶことを好む
自発的に学習に取り組むことが好きで、誰かに言われるまでもなく自ら率先して勉強する習慣が身についている人は、独学に向いています。
粘り強く努力を継続できる
英語学習には時間がかかります。コツコツと地道な努力を積み重ねる持続力と忍耐力がある人は、独学でも挫折しにくいでしょう。

独学では自己管理能力が試されます。スケジュール管理をしっかりと行い、計画的に学習を進めながら、復習を怠らない姿勢が重要です。

独学に不安を感じるなら、早い段階で英会話教室を検討するのも賢明な判断かもしれません。英会話教室で、自分に合った学習カリキュラムを案内してもらうことも一案です。

英会話教室を検討される方は、以下の記事もあわせてご覧ください。

2. ゼロから独学で英語を学ぶ人におすすめの基本カリキュラム

続いて、ゼロから英語の独学をスタートさせる人におすすめの基本的な学習カリキュラムを紹介します。

  1. 中学文法を復習する
  2. 英単語 2,000語を覚える
  3. 好きな分野の動画視聴を日課にする
  4. ニュースを英語で読む
  5. AI英会話アプリと話す

2-1. 中学文法を復習する

1つめのカリキュラムは「中学文法を復習する」です。

英語学習の第一歩は、中学レベルの英文法を一通りマスターすることです。

苦手意識を持つ人も多い文法ですが、文法の復習は、英語力向上のために大切な基盤です。

英文法の復習法

中学英語の参考書で文法項目を体系的に学ぶ
中学文法の参考書を使って、英文の構造や文法ルールを整理して学習します。基本的な品詞や時制から、徐々に応用的な文法事項へと進んでいきましょう。
英語の文型を例文とともに暗記する
英語の基本的な文型(SVO、SVOC、SVOOなど)を例文とセットで覚えると、英文の基本構造が頭に入りやすくなります。
中学英語の問題集を繰り返し解く
文法事項の定着には反復練習が欠かせません。中学レベルの問題集を繰り返し解き、文法ルールを使いこなす力を身につけましょう。間違えた問題は復習して、定着を図りましょう。

中学英語の基礎固めは地味な作業に思えるかもしれませんが、この土台作りをおろそかにすると、その後の学習で壁にぶつかります。

英語の基礎文法は、反復練習を通して体に染み込ませることが大切です。

中学英語の学び直しについては、以下の記事で詳しく取り上げていますので、あわせてご覧ください。

2-2. 英単語 2,000語を覚える

2つめのカリキュラムは「英単語 2,000語を覚える」です。

英単語力は、リスニング・リーディング・スピーキング・ライティングのあらゆる英語スキルの基盤となります。

まずは「2,000語」を目標として語彙(ボキャブラリー)を増やしましょう。

2,000語を目指す根拠は、文部科学省が定める学習指導要領で、

「小学校で 600〜700 語程度、中学校で 1,600〜1,800 語程度」

とされているからです。つまり、中学レベルの最低ラインが2,000語強となります。

また、2,000語程度の語彙があれば、一般的な英語の文章の80%以上は理解できると考えられています。

英単語学習のコツ

基本的な単語から優先的に覚える
日常会話でよく使われる基礎単語を重点的に暗記します。最初から難しい単語を詰め込むのではなく、使用頻度の高い重要単語を着実にマスターしましょう。
語源を意識して単語を記憶する
英単語の語源やルーツを知ると、語彙の記憶定着が図れます。語源から単語の意味を類推したり、関連語彙を連想したりする練習が語彙力アップにつながります。
例文とともに単語を覚える
単語の意味だけでなく、実際の文章の中での使われ方も一緒に覚えましょう。単語を多様な文脈の中で理解することが、語彙の運用力を高めることにつながります。
繰り返し復習して単語を定着させる
一度覚えた単語も時間とともに忘れていくものです。定期的に復習を行い、学習した単語を長期記憶に定着させることが重要です。単語帳やカードを活用して、反復学習を習慣化しましょう。

1日10個でも20個でも、自分に無理のない範囲で単語を覚える習慣をつけましょう。

日々の地道な努力の積み重ねが、気づいたときには大きな語彙力となって自分の身についているはずです。

2-3. 好きな分野の動画視聴を日課にする

3つめのカリキュラムは「好きな分野の動画視聴を日課にする」です。

英語学習を続けるコツは、自分の好きな分野の英語に触れる機会を増やすことです。

YouTubeをはじめとする動画サイトには、エンターテインメント・ビジネス・美容・自己啓発など、あらゆるジャンルの英語動画コンテンツが豊富にそろっています。

自分の興味のある分野の英語動画を見つけ、楽しみながら自然と英語力を高めていきましょう。

動画視聴の効果を高めるコツ

字幕表示機能を活用する
英語字幕をオンにすれば、リスニングと読解を同時に鍛えられます。英語と日本語の字幕を切り替えて視聴するのも効果的です。
シャドーイング(聞いた英語を即座に真似して発音する練習法)をする
動画の音声に合わせて、声に出して英語を真似してみましょう。ネイティブの発音や抑揚、リズムを模倣すれば、英語の発音が上達します。繰り返し練習することが大切です。
わからない表現はメモして復習する
動画の中で耳にした新しい単語やフレーズは、メモしておきます。後で辞書で調べたり、例文を見たりして復習し、語彙や表現を着実に身につけていきましょう。
興味のある場面を繰り返し視聴する
内容が理解できるまで、何度も繰り返して見ることが重要です。英語の表現やニュアンスは、反復視聴によって少しずつ理解が深まります。

自分の興味のある分野の英語動画を見つけ、毎日少しずつ視聴する習慣を作っていきましょう。

2-4. ニュースを英語で読む

4つめのカリキュラムは「ニュースを英語で読む」です。

ニュースを英語で読むことは、英語の読解力を高めるのに最適な学習法です。

英語のニュースサイトの例

BBC News
イギリスの公共放送局BBCが運営するニュースサイト。国際ニュースや政治、経済、科学技術など、幅広い分野の記事を掲載しています。英語学習者向けのBBC Learning Englishのコンテンツも充実しています。
CNN
アメリカのケーブルテレビニュース局CNNが運営するニュースサイト。世界各地の最新ニュースを24時間体制で発信しています。ビジネスやエンターテインメント、スポーツなどの専門セクションも充実しています。
The New York Times
アメリカの大手新聞社が運営するニュースサイト。国際ニュースや政治、経済、文化、科学技術など、高品質な記事を掲載しています。オピニオン欄も有名で、世界中の知識人が寄稿しています。
The Guardian
イギリスの大手新聞社が運営するニュースサイト。リベラル寄りの視点で、国際ニュースや政治、社会問題などを深く掘り下げた記事を掲載しています。環境問題や人権問題についての報道にも定評があります。

ニュースを英語で読んでいると、時事英語にたくさん触れることができますし、英語の書き言葉に慣れることができます。

ニュースの読み方のコツ

日本語の記事を先に読んで背景知識をつける
初心者の場合、英文記事を読む前に、まず日本語で同じトピックの記事を読んでおくとよいでしょう。内容の背景を理解したうえで英文に取り組めば、格段に読解がしやすくなります。
見出しと写真から大まかな内容を推測する
記事の見出しや添付された写真をヒントに、大まかな内容を予測してみましょう。背景知識を動員しながら、記事の概要をつかむことが読解のポイントです。
内容理解を優先する
報道メディアは語彙レベルが高いため、辞書なしには読解が難しいものです。とはいえ、一語一句すべて調べていては読み進められません。未知の単語は推測しながら、内容を理解することを最優先に読み進めましょう。
気になる語句は後で復習する
読解中に出てきた重要語句や表現は、あとでゆっくり復習します。語彙力アップのためにも、わからない単語は調べる習慣をつけておくことが大切です。

わからない単語だらけで最初は挫折しそうになるかもしれませんが、数をこなしていくうちに少しずつ英文が読めるようになっていきます。

英字新聞を読む習慣は、確実に英語力を押し上げてくれるはずです。

2-5. AI英会話アプリと話す

5つめのカリキュラムは「AI英会話アプリと話す」です。

英語力を高めるには、アウトプット(発話)の機会を増やすことが何より大切です。

これまで、英語の独学における最大の課題は、英会話の練習機会が限られていることでした。

しかし近年は、スマートフォンの英会話アプリを利用すれば、AIとの会話練習を通して手軽にスピーキング力を鍛えられます。

音声認識技術によって発音の評価もしてもらえるので、正しい発音の習得にも役立つでしょう。

AI英会話の活用法

実践的な会話練習を積む
アプリを使えば、日常的な会話シーンを想定した実践的な表現を練習できます。相手の質問に瞬時に反応する力や、状況に応じて適切に受け答えする力を養えます。
発音の評価をフィードバックしてもらう
AIによる発音評価機能を使うと、自分の発音の改善点がわかります。正確な発音を身につけるために、評価結果を参考にしながら発音練習を重ねましょう。
文法の間違いを指摘してもらう
文法チェック機能も、独学の強い味方です。自分の発話の文法的な誤りを指摘してもらえば、文法力の弱点克服につながります。
自分の伝えたいことを英語で話す
アプリ相手とはいえ、伝えたい内容を英語で話すことが大切です。言いたいことを簡単な英語に言い換える努力を重ねれば、スピーキング力が確実に向上します。

AI英会話は、24時間いつでも利用できるのが大きな魅力です。AIアプリを使えば、日本にいながら手軽に英会話できる環境が手に入ります。まさに、現代のテクノロジーの恩恵といえるでしょう。

詳しくは、イーオンの対話型英会話学習アプリ「Al Speak Tutor 2」をご確認ください。

3. 独学で活用したい英語学習ツール

独学での英語習得をサポートしてくれる、便利な学習ツールを活用することも重要です。自分に合ったツールを賢く使いこなせば、英語学習の効率を大きく高められます。

ここでは、代表的な英語学習ツールをいくつか紹介しましょう。

  1. オンライン英会話
  2. ラジオ英語講座
  3. サブスク音楽配信サービスの教材
  4. 生成AI

3-1. オンライン英会話

1つめは「オンライン英会話」です。

オンライン英会話は、インターネットを介して気軽に英会話レッスンが受けられる便利なサービスです。

自宅にいながらレッスンを受けられるため、自分のペースで効率的に学習を進められるのが大きな魅力です。

独学をメインとしつつも、定期的にオンライン英会話レッスンを取り入れれば、スピーキング力と発音の上達を加速できるでしょう。

プロの講師による的確なフィードバックは、自学自習では得られない貴重な気づきを与えてくれます。

英語学習のモチベーションを維持するためにも、オンライン英会話の活用は非常に有効な手段だといえます。

詳しくは、イーオンの「オンライン英会話」をご覧ください。

3-2. ラジオ英語講座

2つめは「ラジオ英語講座」です。

ラジオ英語講座は、日本人英語学習者向けに作られた番組で、リスニングから語彙、文法、会話表現まで体系的に学べるのが特徴です。

スマートフォンやパソコンでラジオが聞ける『radiko』などのサービスを使えば、場所や時間を問わずに聴取できるので便利です。

多くの番組は15分程度の尺なので、英語学習を日課として定着させるのにちょうどよい長さだといえます。

たとえば、通勤・通学の “ながら時間” を利用して講座を聞き、帰宅後や週末などに講座内容をノートにまとめて復習すれば、着実に英語力の向上が期待できます。

ラジオ英語講座について詳しくは、以下の記事にてご確認ください。

3-3. サブスク音楽配信サービスの教材

3つめは「サブスク音楽配信サービスの教材」です。

Apple Music、Google Play Music、Amazon Musicなど、定額制の音楽配信サービスを利用している場合、良質な英語教材を利用できる可能性があります。

音楽配信サービスというと英語学習とは無縁に思えるかもしれませんが、英語教材の音声コンテンツも配信されていることがあるのです。

自分に合う教材があれば、追加料金なしに利用できますので、検索してみましょう。

いつでも好きなときに学習できるため、自分のライフスタイルに合わせた英語学習が可能になります。

3-4. 生成AI

4つめは「生成AI」です。

ChatGPTに代表される生成AIは、英語学習の新しい可能性を切り開いてくれるツールです。

生成AIを活用すれば、英作文の添削、英語での質疑応答、長文の要約作成など、まるで英語の個人教師がついているかのような多用な学習が可能となります。

AIを活用すれば、自分のペースで英語の発信力と思考力を鍛えられるでしょう。

ただし、AIの添削や回答をそのままうのみにするのは危険です。AIの出力は参考程度に留め、最終的な判断は自分で下すことが重要です。

それさえ注意すれば、生成AIは英語学習の心強い味方になってくれるはずです。

4. 自分には英語の独学は無理だと思ったら考えること

英語の独学を続けていくうえで、挫折しそうになることもあるかもしれません。

挫折しそうになったとき、そのまま英語から遠ざかるのではなく、学習法を見直しながら継続することが重要です。以下のポイントを確認しましょう。

  1. 期間を決めてスクールに通うのも手
  2. 自分のペースで学び続けることが大切
  3. 英語の悩みを相談できる相手を見つけよう

4-1. 期間を決めてスクールに通うのも手

英語の独学に行き詰まりを感じたら、期間を区切って英会話スクールに通ってみるのも、ひとつの選択肢です。

スクールでは、経験豊富な講師陣があなたの英語学習をサポートしてくれます。つまずいても、講師に相談すれば適切なアドバイスを受け取れます。

とはいえ、

「できる限り、独学で学びたい」

という気持ちが強い場合は、長期的に通うのではなく、短期と割り切って通う方法がよいでしょう。

短期であっても、スクールに通えば、自分一人では築けなかった学習習慣が身につくケースが少なくありません。英語学習の基礎固めに、スクール通いは効果的な方法といえるでしょう。

詳しくは、英会話イーオンのページをご覧ください。

※無料体験レッスンは以下のページより、お気軽にお申込みください。

4-2. 自分のペースで学び続けることが大切

独学で挫折しそうになるとき、つい、気持ちが焦って大きな目標を追いかけすぎていることがあります。

しかし、英語学習で何より大切なのは、自分のペースを保ちながら、地道に継続することです。

冒頭で勉強時間の目安を見たように、英語力の向上は一朝一夕では成し遂げられません(以下再掲)。

小さな進歩を積み重ねていくことが重要なのです。

現実的な目標を立て、毎日コツコツと学習時間を確保し、自分で自分を褒めながら適度な息抜きも取り入れることが、長く学び続けるコツだといえます。

完璧を目指すのではなく、昨日の自分を少しずつ超えていければそれで十分です。

自分のペースを大切にしながら、小さな積み重ねを続ける先に、大きな成果が待っています。

4-3. 英語の悩みを相談できる相手を見つけよう

英語学習でつまずいた時、一人で抱え込まずに周りの力を借りることも大切です。

信頼できる講師やクラスメイト、英語学習仲間など、英語の悩みを打ち明けられる相手を見つけましょう。身近な友人や家族に愚痴を聞いてもらうだけでも、ストレス発散になるはずです。

問題を一人で抱え込むと視野が狭くなりがちです。英語学習の相談相手を作り、コミュニケーションを図りながら前に進んでいきましょう。

身近に相談相手がいない場合には、英会話イーオンにて専門のカウンセラーに相談する方法もご検討ください。

一人で悩まず、周りの助けを借りる勇気を持つことが、英語学習の壁を乗り越える鍵となるでしょう。

5. まとめ

本記事では「英語をゼロから独学する方法」をテーマに解説しました。要点をまとめておきましょう。

独学でゼロから英語に取り組みたい人が最初に知っておくべきこととして、以下を解説しました。

  1. スタート地点に応じて必要な学習時間は変わる
  2. 「英語で何をしたいか」によって重点を置く学習ポイントは変わる
  3. 教材選びは非常に大切だと認識する
  4. 独学が向いている人・向いていない人がいる

ゼロから独学で英語を学ぶ人におすすめの基本カリキュラムは以下のとおりです。

  1. 中学文法を復習する
  2. 英単語 2,000語を覚える
  3. 好きな分野の動画視聴を日課にする
  4. ニュースを英語で読む
  5. AI英会話アプリと話す

独学で活用したい英語学習ツールとして、以下が挙げられます。

  1. オンライン英会話
  2. ラジオ英語講座
  3. サブスク音楽配信サービスの教材
  4. 生成AI

英語の独学は孤独な戦いに思えるかもしれません。しかし、今はインターネットを通じて、さまざまな情報に触れ、効果的に英語学習を進める環境が整っています。

悩んだときには、独学にこだわりすぎずに周囲の助けも借りながら、楽しく英語学習を続けていきましょう。

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