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英語上達への近道

「中学・高校の授業で英語が全然わからなかった」
「仕事で英語を使う機会が増えたけど、基礎力がなくて困っている」
このように、英語が “わからない” とお悩みの方は、少なくないのではないでしょうか。
近年、英語力は、さまざまなシーンで必須のスキルとなりつつあります。受験・就職・ビジネスなど、英語力の低さが足かせとなり、選択肢が狭まってしまう恐れもあるのです。
英語がわからないと不安になってしまいますが、解決策はありますのでご安心ください。
必要なのは、なぜ、わからないのか知ること、そして正しい学習方法を知ることです。
この記事では、英語がわからないと悩んでいる方が、着実に英語力が伸びている実感を得られるよう、サポートします。
さっそく、英語がわからない原因から見ていきましょう。
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目次
1. 英語が「わからない」と感じる原因を知ろう

英語が「わからない」と感じる要因はさまざまですが、大きく分けると以下の4つが考えられます。
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基礎となる単語力・文法力の不足
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学習方法のミスマッチ
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英語に触れる機会の少なさ
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心理的な障壁や苦手意識
自分がどの部分でつまずいているのかを把握することが、英語学習を進める第一歩となります。
それぞれ見ていきましょう。
1-1. 基礎となる単語力・文法力の不足
1つめの原因は「基礎となる単語力・文法力の不足」です。
では、なぜ、単語力や文法力が身につかないのでしょうか。
じつは、英語がわからなくなるとき、多くの人は日本語の感覚で英語を理解しようとする罠に陥っています。
陥りがちな単語・文法の罠
- ひとつの単語に対してひとつの意味だけで丸暗記している
- たとえば、"run"という動詞は、「走る」という意味だけでなく、「経営する」「流れる」「立候補する」など、文脈によって多様な意味を持ちます。「run=走る」と日本語で暗記してしまうと、英語がわからなくなります。
- 英語と日本語では単語の並び方(語順)が違うことを明確に意識できていない
- 英語は「主語+動詞+目的語」の語順が基本ですが、日本語は「主語+目的語+動詞」の語順です。この違いを意識せずに、日本語の語順で英語を理解しようとすると、非常に時間がかかったり、意味を取り違えたりしてしまいます。
- 動詞の使い方が変化する「時制」の感覚をつかめていない
- 時制とは現在・過去・未来など「時」を表す概念ですが、英語には「現在完了形」や「過去完了進行形」など、日本語にはない時制の概念も存在します。まずは日本語にない感覚をつかむところから始める必要があります。
- 前置詞を日本語と同じ感覚で使おうとして混乱している
- 前置詞(on、in、at など)も、単に日本語の言葉をあてて暗記をしていると、使い方を間違えてしまいます。たとえばonを「~の上に」と覚えていると、on the ceiling「天井についている」やon the door「ドアに貼ってある」というような使い方ができません。日本語の訳で覚えるのではなく、「onは『~に接触している』ということを表す」というように、概念として覚えましょう。
「英語がわからない」と困ってしまったら、まずは「日本語の感覚で英語をわかろうとしていないか?」という点を、自問してみてください。
私たちは母語が日本語であるがゆえに、日本語を通して英語を理解しようとしています。しかし、本来、日本語と英語はまったく異なる言語なのです。
「英語と日本語は、根本的に違う」と、はっきり強く意識しましょう。両者が違うことがわかるだけでも、大きな進歩です。
1-2. 学習方法のミスマッチ
2つめの原因は「学習方法のミスマッチ」です。
つまり、自分に合わない勉強法を選んでしまうことが、英語学習でつまずく原因になるのです。
英語がわかるようになる勉強法は、人それぞれです。ほかの人に効果があった勉強法でも、自分に合うとは限りません。
自分に合わない方法で勉強すると、なかなか英語が頭に入らず、効率が悪くなります。
せっかく英語を勉強しているのに、成果が出ないと、
「自分には英語は無理なのかも」
「どうせわからないから、もういいや」
と投げ出したくなるのも当然です。
一度立ち止まって、
「今の勉強法は、本当に自分に合っているだろうか?」
と確認するところから、始めてみてください。
具体的にどんな学習スタイルがあるのかは、記事の後半で詳しく説明します。続けてご覧ください。
1-3. 英語に触れる機会の少なさ
3つめの原因は「英語に触れる機会の少なさ」です。
日本で暮らしていると、日常生活の中で英語を使う機会がほとんどありません。
英語を読む・聞く・話す・書くという4つの力を使う量が、とても少ないのです。
日本人の英語学習者が英語に触れる機会が少ない理由
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日常の会話は日本語がほとんどで、英語を使う必要がない。
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学校の授業以外で英語を使う場面が、とても限られている。
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テレビ・ラジオ・映画・音楽など、日本のメディアは日本語が中心で、英語に触れるチャンスが少ない。
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英語の本や雑誌を読む習慣が、日本人にはあまりない。
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仕事で英語を使うのは、一部の職種や業界に限られている。
日本人の英語学習者の多くは、英語を「勉強」するものだと考えています。
英語を「使う」「楽しむ」という発想があまりないのです。
英語とのつながりが学習の場だけになると、どうしても英語漬けの環境から遠ざかってしまいます。
英語に触れる量を増やすことが、「わからない」から「わかる」への脱出に欠かせないのです。
1-4. 心理的な障壁や苦手意識
4つめの原因は「心理的な障壁や苦手意識」です。
英語の学習では、知識や勉強時間だけでなく、心の問題も大きく影響します。
とくに学生の頃に英語が苦手だった人は、「英語=苦手」というイメージが強く刻み込まれています。
「英語は難しい」「自分には無理に決まってる」といったマイナスの思い込みが、英語学習の邪魔をしているのです。
英語学習における心理的障壁の例
- 完璧主義
- 間違えるのが怖くて、英語を使うのを避けてしまう。
- 劣等感
- ほかの人と比べて自分の英語力は低いと感じ、自信をなくす。
- 恥ずかしさ
- 英語を使ったら笑われるのではないかと、不安になる。
- 不安感
- 英語の授業についていけなくなるのではないかと、心配する。
- 諦め
- 英語は上達しないと諦めて、「わからない」状態を受け入れてしまう。
心の中に障壁があると、英語の学習に積極的に取り組めなくなります。
「わかろう」という意欲がなくなり、「わからない」状態から抜け出す力が弱まってしまうのです。
英語に前向きな気持ちで取り組めるかどうかが、「わからない」から「わかる」への分かれ道なのです。
以上、英語がわからない4つの原因を見てきました。
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基礎となる単語力・文法力の不足
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学習方法のミスマッチ
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英語に触れる機会の少なさ
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心理的な障壁や苦手意識
自分に当てはまるケースを発見できると、それだけで “気づき” になり、次の一歩を踏み出しやすくなるものです。
続いて以下では、具体的に何をしていけばよいか、行動面を確認していきましょう。
2. 「わからない」を乗り越える第一歩を踏み出そう

「英語がわからない」状態から脱するには、行動を起こすことが大切です。
ここでは3つのポイントをご紹介します。
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中学英語の復習でつまずきポイントを克服
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毎日コツコツ覚えて単語力強化
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ネイティブの発音に親しむリスニングとシャドーイング
2-1. 中学英語の復習でつまずきポイントを克服
1つめは「中学英語の復習でつまずきポイントを克服」です。
中学英語には、基本的な単語・熟語、文法事項が網羅されています。基礎力を身につけたい人は、中学英語から始めましょう。
中学校の教科書や授業で英語がわからなかった方は、中学英語を「教科書ではないアプローチ」から学ぶことにチャレンジしてみてください。
具体的にまずおすすめしたいのは、YouTube動画です。
YouTubeで[中学英語]と検索すると、中学英語のレクチャー動画を見つけられます。
音楽に乗せてリズミカルに教えてくれる動画や、海外移住者による実践的な解説、予備校の先生による講義形式など、さまざまなタイプがあります。
自分にとって、おもしろく感じられる動画を選び、何度も繰り返し視聴してみてください。
少しずつ、その動画の内容がわかるようになってきたら、中学校の英語の教科書や中学英語の参考書を開いてみましょう。今までよりもスムーズに理解できるはずです。
中学英語の学び方については、以下の記事でも詳しく解説しています。あわせて参考にしてみてください。
2-2. 毎日コツコツ覚えて単語力強化
2つめは「毎日コツコツ覚えて単語力強化」です。
単語を覚えるのは地道な作業ですが、覚えた分だけ英語がわかりやすくなるので、毎日コツコツ取り組みましょう。
ただし、英語がわからないと苦しんでいる方にとって、英単語の暗記こそ苦行に感じられるかもしれません。
そこで、単語学習を楽しく効果的に進めるためには「英単語ゲーム」をおすすめします。
スマートフォンのアプリで、ゲーム感覚で英単語を覚えられるアプリが多く登場しています。Apple StoreやGoogle Playで[英単語 ゲーム]と検索してみてください。
また、英語の語源やイメージを使った連想記憶法も、英単語の記憶に役立ちます。
英単語には語源となるラテン語やギリシャ語、ゲルマン語などがあり、それらを知ることで単語の意味や綴りの法則性が理解しやすくなるのです。
たとえば、「aud(聞く、音)」を語源とする単語には、
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audio(音響)
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audible(聞こえる)
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audience(聴衆)
などがあります。
語源や単語の成り立ちと意味が紐付くと、記憶に定着しやすくなります。
もうひとつ、英単語を画像イメージと結びつけるのも効果的です。
たとえば、「fluffy(ふわふわした)」という単語は、ふわふわのお菓子や動物の毛並みを想像すると覚えやすいでしょう。

抽象的な単語でも、視覚化することでイメージが膨らみ、記憶に残りやすくなります。
2-3. ネイティブの発音に親しむリスニングとシャドーイング
3つめは「ネイティブの発音に親しむリスニングとシャドーイング」です。
前出の中学英語や英単語によって、文法や単語のスキルを高めるのと同時に、語学学習では欠かせないのが「音」からの習得です。
日本語とは異なる英語の発音やイントネーションに慣れるためには、英語を聞く時間を増やすことが不可欠です。
ただし、音の学習は、得意な人と不得意な人がいるのも事実です。
たとえば、流行の楽曲にたとえてイメージすると、わかりやすいかもしれません。数回、曲が流れているのを聞いただけで覚える人もいれば、何度もカラオケで練習しないと覚えない人もいます。
「英語の音声は、毎日聞くようにしているのに、英語がわかるようにならない」
という方は、より“積極的な聞き方”に変えてみましょう。歌を口ずさみながら覚えるような感じです。
具体的には、ただ聞くだけではなく、音声のすぐ後に真似て発声する「シャドイーング」がおすすめです。
シャドーイングのやり方
- (1)英語の音声を準備する:
- YouTubeのシャドーイング用の動画や、好きなドラマ・映画、著名人のインタビュー動画など、英語の音声を準備します。初心者の方は英語の字幕付きのものを選んでください。
- (2)選んだ音声を聞く:
- 選んだ音声を何度か聞いてみます。意味がわからない部分は、字幕を見て意味を確認しましょう。
- (3)音声を聞きながら声に出す:
- 音声を聞きながら、声に出して同じように発音してみます。字幕を見ながらで構いません。最初はうまく発音できなくてもまったく問題ありません。
- (4)徐々にそっくりに近づける:
- 音声と同時に、影武者のようにそっくりに話す状態を目指して、練習します。発音やイントネーション、話すリズムなども真似しましょう。
シャドーイングは、英語の音の流れをつかむのに最適な学習法です。教材の英文を声に出して何度も繰り返し読むことで、英語の発音の癖をつかむことができるのです。
リスニング力はもちろん、スピーキング力(英会話力)のトレーニングもなります。
以上、ここまでの話をまとめておきましょう。
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中学英語の復習から始め、つまずきの原因を克服することが英語力の基礎づくりになる
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英語力の要となる単語は、ゲームやイメージ活用で楽しく覚える
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リスニングとシャドーイングで、発音やリズムに親しみ、英語の音の流れを体感する
継続すると、かならず英語が「わかる」状態になります。時間がかかっても粘り強く続けることが大切です。
3. 「わからない」と伝える英語表現を知っておこう

続いて、実際に英語でコミュニケーションする機会のある方にとって重要な、「わからないと伝える表現」を確認しておきましょう。
ネイティブスピーカーの言っていることが聞き取れなかったり、言葉の意味がわからなかったりすることは、誰にでもあります。
「わからない」を表す英語フレーズを、以下のシチュエーション別に見ていきましょう。
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聞き取れないとき
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聞き取れるが意味がわからないとき
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意味はわかるが答えがわからないとき
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明言を避けたいとき
3-1. 聞き取れないとき
1つめのシチュエーションは「聞き取れないとき」です。
ネイティブスピーカーとの会話で、相手の言葉がはっきり聞き取れないときは、以下のような表現が使えます。
-
Sorry, I didn't catch that.(すみません、聞き取れませんでした)
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Could you say that again?(もう一度、言っていただけますか)
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Would you mind speaking more slowly?(もう少しゆっくり話していただけますか)
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Could you speak up a little?(少し大きな声で話していただけますか)
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I'm afraid I didn't understand. Could you repeat that?(恐れ入りますが、理解できませんでした。もう一度言っていただけますか)
わからないことを素直に伝える表現を身につけると、自信を持って会話を続けられるようになります。
相手もきっと快く、ゆっくりと繰り返してくれるはずです。
3-2. 聞き取れるが意味がわからないとき
2つめのシチュエーションは「聞き取れるが意味がわからないとき」です。
相手の言葉は聞き取れたものの、使われている単語や表現の意味がわからない場合は、以下のように尋ねるとよいでしょう。
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What does ○○ mean?(○○はどういう意味ですか?)
-
I'm afraid I don't have a definite answer.(その単語になじみがありません)
-
I don't understand what you mean by ○○.(○○というのが、どういう意味なのかわかりません)
-
Can you explain ○○ in simpler terms?(もう少し平易な言葉で○○を説明していただけますか?)
-
What is ○○ in Japanese?(日本語で○○は何と言いますか?)
ネイティブスピーカーの話す英語には、スラング・イディオム(慣用的な言い回し)・専門用語など、辞書に載っていない単語や表現が、頻繁に出てくるものです。
意味がわからないことを率直に伝え、説明を求めることは、英語学習の貴重なチャンスにもなります。
3-3. 意味はわかるが答えがわからないとき
3つめのシチュエーションは「意味はわかるが答えがわからないとき」です。
"I don't know." と言いがちですが、これは直球の表現です。場面や相手によっては、失礼に聞こえてしまうかもしれません。とくに、目上の人に対して使うときは注意が必要です。
以下はどれも「わかりません」と伝える表現ですが、かっこ内の日本語のような柔らかいニュアンスになります。
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I'm not sure.(はっきりとは言えません/自信がありません)
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I can't say for certain.(確かなことは言えません/断言できません)
-
I'm afraid I don't have a definite answer.(確実なお答えができず、申し訳ありません)
日本語でも、相手に質問したとき、「知らない」と即答されると、あまりよい印象は受けないでしょう。
同じように英語でも、失礼ではない言い回しを心掛けることで、円滑にコミュニケーションできます。
3-4. 明言を避けたいとき
4つめのシチュエーションは「明言を避けたいとき」です。
本当に答えがわからないわけではないものの、回答を保留したいシチュエーションでは、次のようなフレーズを使えます。
-
That's a difficult question.(それは難しい質問ですね)
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Let me think about that for a moment.(ちょっと考えさせてください)
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I don't have an answer for that right now.(今はお答えできません)
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I'm afraid I can't give you a clear answer.(はっきりとしたお答えができなくて恐縮です)
このようなフレーズの使い分けができれば、相手や状況に応じて、上手く言葉を濁すこともできるようになります。
ゆとりを持った対応が可能になるでしょう。
4. 自分に合った学習スタイルを見つけよう

英語学習を効果的に進めるためには、自分に合った学習スタイルを見つけることが大切です。
本記事の前半でも触れたように、学習方法のミスマッチは、英語が「わからない」状態を引き起こします。
ここでは、英語学習に役立つ4つのスタイルを紹介し、自分に合った学習法を見つけるためのヒントをお伝えします。
4-1. 4つの学習スタイル
いくつか存在する学習スタイル理論の中で、広く知られているのが、VARK(Visual, Auditory, Reading/Writing, Kinesthetic)モデルです。

以下は、4つのスタイルの詳細です。
- (1)視覚型(Visual):イメージや映像を通して学ぶ
- 視覚型の人は、図表やグラフ、イラストなどの視覚情報を使って勉強するのが得意です。写真や映像、カラフルなマーカー、文法事項の図解などが、学ぶ内容を理解するために役立ちます。
- (2)聴覚型(Auditory):音声や音楽を通して学ぶ
- 聴覚型の人は、音を聞いて学ぶのに向いています。教室での先生の話や、録音された講義を聞くのが効果的です。リスニング教材を聞いたり、ラジオを聞いたり、文章を声に出して読んだりするのも、聴覚型の学習者には役立ちます。
- (3)読み書き型(Reading/Writing):文字情報を通して学ぶ
- 読み書き型の人は、文字で書かれた情報を読んだり書いたりして、理解を深めるのを好みます。授業中にノートを取ることで、情報を頭に入れやすくなります。教科書やプリント、新聞、書籍など、テキストを読んで学ぶのも得意です。
- (4)体験型(Kinesthetic):実際に体験しながら学ぶ
- 体験型(運動感覚型とも呼ばれます)の人は、体を動かしながら学ぶのが好きです。体を動かしたり、ディスカッションしたりする授業が、よく合います。現地実習やボランティア活動を通じた学びなどは、体験型の学習者にぴったりです。
4-2. 自分の学習スタイルを知るためのセルフチェック
自分に合った学習スタイルを見つけるには、まず自分がどのタイプかを知ることが大切です。
以下のようなチェック項目を使えば、簡単に自分の学習スタイルを診断できます。
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図やグラフを見ると、内容がよくわかる 。
⇒ 視覚型 -
人の話を聞いた方が、文章を読むよりも頭に入る。
⇒ 聴覚型 -
文章を読んで勉強するのが得意だ。
⇒ 読み書き型 -
実際に体験しながら学ぶと、理解が深まる。
⇒ 体験型
VARK(視覚型、聴覚型、読み書き型、体験型)の学習スタイルを知ることは、自分がどのようなスタイルが得意なのか、苦手なのかを理解するのに役立ちます。
自分の学習スタイルがわかったら、そのスタイルに合った勉強法を意識して取り入れてみましょう。
そうすることで、学習効果をより高められるはずです。
4-3. 学習スタイル別のおすすめ英語学習法
以下に、4つの学習スタイルごとに、おすすめの英語学習法を紹介します。
自分の強みを生かしつつ、弱点を補う方法を参考にして、英語学習のバランスを取っていきましょう。
視覚型
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語彙や文法の要点をイラストや図解でまとめた教材を活用する
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英語の映画やドラマを見る
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単語カードやマインドマップの図解で単語を整理する
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英語の絵本や漫画を読む
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英単語の意味をイメージと関連づけて覚える
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ノートを取るときは色やイラストを積極的に使う
聴覚型
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ラジオ英会話番組やポッドキャスト、音声教材を活用する
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英語の音楽を聴く
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シャドーイングで英語の発音とイントネーションを習得する
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英語のニュース番組やトークショーを視聴する
読み書き型
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多読(たくさん本を読む学習)を取り入れる
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英語で日記やブログを書く、SNSに参加する
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ディクテーション(音声を聞いて書き取る練習)でリスニング力と書く力を同時に鍛える
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英語の新聞や雑誌を読む
体験型
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英会話教室に通う
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留学や語学研修に参加する
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外国人の友人と英語で交流する
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日常生活の中で英語を使う機会を意識的に増やす
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英語のゲームやアプリで楽しみながら学ぶ
ただし、英語学習では、視覚・聴覚・読み書き・体験のすべての要素が大切です。
自分の学習スタイルを知って、得意な面を生かしながら、苦手な面を克服する学習法を取り入れましょう。
たとえば、
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視覚型が得意な人は、聴覚型の学習法を取り入れて、リスニング力を強化できます。
-
聴覚型の人が読み書き型の学習法に取り組めば、読解力とライティング力を伸ばせるでしょう。
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読み書き型が得意な人は、体験型の学習法で実践的なコミュニケーション力を養えます。
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体験型の人が視覚型の学習法を取り入れれば、語彙力や文法力が向上するでしょう。
自分の得意なスタイルを活かしつつ、苦手なスタイルにも挑戦することで、英語はもっとわかるようになります。
なお、どのような学習スタイルが自分に合っているのか、わからなくなってしまったときは、英語を教える専門家である、私たちイーオンにご相談ください。
イーオンは、創業当時より語学教育研究の専門機関において、800種類以上にのぼるオリジナルの教材開発を行ってきました。
英語がわかるようになるために、どのようなメソッドやカリキュラムが有効であるかを研究し、最も効果的に上達していくレッスンを独自に開発しています。
高レベルな教師陣はもちろんですが、専任のカウンセラーが、不安や疑問の解決はもちろん、学習のアドバイスまで、細やかに上達をバックアップする仕組みがあります。
詳しくは以下のページから、ご確認ください。
5. まとめ
本記事では「英語がわからない」をテーマに解説しました。要点をまとめておきましょう。
英語が「わからない」と感じる原因として、以下が挙げられます。
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基礎となる単語力・文法力の不足
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学習方法のミスマッチ
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英語に触れる機会の少なさ
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心理的な障壁や苦手意識
「わからない」を乗り越える第一歩として、以下を解説しました。
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中学英語の復習でつまずきポイントを克服
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毎日コツコツ覚えて単語力強化
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ネイティブの発音に親しむリスニングとシャドーイング
英語でコミュニケーションを取る際は、「わからない」ことを適切に伝える表現を使いこなせるようにすると、自信を持って話せます。
また、自分に合った学習スタイル(視覚型・聴覚型・読み書き型・体験型)を知ることで、より効率的に英語力を伸ばせます。得意な面は伸ばし、苦手な面は補う、そんな学習法を心がけましょう。
英語は、誰でもわかるようになれる言語です。諦めずに粘り強く取り組めば、英語との壁を乗り越えられるはずです。
"Where there's a will, there's a way."(意志があれば、方法はある)
焦らず、一歩一歩、前進していきましょう。
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