小学校の英語の実態は?必修化後の英語レベルや家庭での学習まで網羅

2026.10.27
  • 小学生
  • 子ども

「小学校の英語ってどんなことをやるの?」

「自分たちの時代とはだいぶ違うようだけど、小学校の英語にわが子はついていけるかな」

「小学校の英語といっても、実際どう変わったのかよく分からない」

そう感じている親御様は少なくないはずです。

小学校の英語は3年生から始まり、2学年に分けて段階的な英語教育が行われています。

【小学校の英語教育の流れ】

3・4年生 「外国語活動」として必修化
「話す」「聞く」をメインに、英語の土台形成を図る
5・6年生 「外国語」として教科化
「話す」「聞く」「読む」「書く」の4つの英語技能を総合的に育てる

3年生の頃は、歌やダンス、ゲームが中心の楽しい授業となっており、英語に初めて触れる子どもでも楽しく授業が受けられるでしょう。

5年生からは、「読む」「書く」の授業も始まります。自己紹介を紙に書いたり、クラスメイトの書いた文章を読んだりなど3・4年生の頃とは違ったアプローチの授業も増えていくのが特徴です。

このように英語教育の義務化が進む中で、生徒たちの英語力の水準も上がってきています。

他方で、5年生から始まる「読む」「書く」の授業でつまずいてしまったり、教師の指導力に差があり英語が理解しにくかったりして、英語嫌いになってしまう子どももいます。

英語が好きではないと答えている子どもの割合が、年々上昇してきているのがおわかりいただけるでしょう。

ですが、小学校の英語教育は、中学・高校への接続をスムーズにするために、今後さらにレベルアップしていく可能性があります。

小学校での英語の授業に遅れをとってしまうと、苦手意識が芽生え、この先難しくなる勉強についていけなくなるかもしれません。長く続く英語教育に遅れをとらないためにも、事前学習を進めておくことが大切です。

本記事では、小学校の英語教育の概要と現状、そして小学校の英語教育に向けて事前にできる英語学習について漏れなく解説します。

この記事を読んでいただければ、小学校の英語教育の概要や流れを掴むことができ、これから始まる英語教育に向けて、ご家庭でお子さまとどのように英語に向き合っていくのかを決めることができるでしょう。

さっそく、小学校の英語教育の概要からご紹介します。

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目次

1.小学校における英語教育の基本概要

小学校の英語の授業は、2011年に小学5年生から導入され、2020年には、小学3年生からの英語の授業を行うようになりました。

英語教育が導入された背景として、日本が、他国に比べて英語学習が遅れているという課題がありました。

その課題を解決し、将来的にグローバルに活躍できる人材を育成できるようにと、小学校からの英語の授業が始まったのです。

3年生から英語の授業が始まるのには、段階的に英語に親しみ、中学・高校と続く英語教育にスムーズに接続できるようにするという狙いがあります。

小学校3・4年生 英語を楽しみ、英語を楽しみ、興味を持ち、好きになる
小学校5・6年生 読む・書く・聞く・話すの4技能を伸ばしはじめ中学への接続を意識
中学校・高校 小学校で育てた土台を元に4技能をさらに伸ばす
社会人以降 グローバルに活躍できる人材へ!

上記のような流れで、総合的な英語力の底上げを目指し、グローバルに活躍できる人材を目指していく目的があるのです。

ここからは、具体的な学年ごとの概要を紹介します。

1-1.小学校3・4年生:「外国語活動」の必修化

2020年に必修化されたばかりの、小学校3・4年生の英語の授業は「外国語活動」と呼ばれ、「話す」「聞く」をメインに進んでいきます。

文部科学省が掲げている「外国語活動」の基本理念は、以下の3つです。

【外国語活動の基本理念】

  • 外国語を用いたコミュニケーションを図る素地となる資質
  • 能力の育成・幅広い言語に関する能力の育成
  • 外国語の音声や基本的な表現への慣れ親しみ

つまり小学校3・4年生では、英語に慣れ、楽しめるようになる土台を形成していくこととなります。

そのため実際の授業では、子どもたちが英語を好きになれるよう、歌やリズムゲーム、ペア活動などを通した積極的なコミュニケーションを中心に展開されるのが特徴です。

【外国語活動の主な授業内容】

  • 自己紹介やインタビュー形式のペア活動
  • 歌やゲームを取り入れたレクリエーション
  • 国際理解を深めるための映像学習
  • 挨拶や簡単な会話についてのリスニング
  • 大文字のアルファベットを使った名前の書き取り など

英語に親しんだことのない子どもでも、楽しんで学びやすい内容となっているでしょう。

1-2.小学校5・6年生:「外国語」として教科化

小学校5・6年生の英語の授業は、「外国語」として、国語や算数と同じように教科化されます。

文部科学省が認定した教科書が授業で使われ、テストもあり、評定もつくのが特徴です。

また、3・4年生の頃からさらにステップアップし、「話す」「聞く」「読む」「書く」の4技能を総合的に育てる授業が始まるのです。

文部科学省は、「外国語」についての基本的な考え方を以下のように示しています。

【外国語の基本理念】

  • 外国語を用いたコミュニケーションを図る基礎となる資質/能力の育成
  • 「聞くこと」「話すこと」及び、「読むこと」「書くこと」の4技能を扱う
  • 音声から文字への指導を行う
  • 言語活動を通して、文や文構造への理解を図る

5〜6年生の英語学習では、聞いた音を文字に結びつけたり、文の仕組みに対する新たな気付きや理解を得たりします。

つまり、3・4年生の時の「慣れ親しみ」から一歩進み、言語を体系的に学びながらコミュニケーションスキルの向上が図られているのです。

「外国語」の主な授業内容は、以下のとおりです。

【外国語の主な授業内容】

  • 自己紹介や相互インタビュー
  • リスニングを通じた会話内容の理解
  • 誕生日や家族の呼称など身近な言語の書き写し
  • アルファベット(大文字・小文字)の練習
  • 複数の英単語を用いた簡単な文章の作成
  • 特定の場面に基づくコミュニケーション など

こうした段階的な学習によって、中学校からの本格的な英語の授業へと、スムーズに接続できることを目指しています。

2.【学年別】小学校英語の学習到達目標と具体的な授業内容

小学校から始まる英語は、学年別に以下のような学習到達目標が設定されています。

学年 学習到達目標
3年 英語の音への抵抗感をなくし、やり取りの楽しさを知る
4年 日常や日本と世界における共通点・相違点を通して、コミュニケーションの範囲を広げる
5年 「読む」「書く」という技術を身につけながら、具体的な情報を聞いたり話したりする力もつける
6年 中学校への接続に向けて、他人や周囲、過去や未来など視点を広げ、語順への気づきを得る

出典:文部科学省「小学校学習指導要領(平成 29 年告示)解説 外国語活動・外国語編」

また、語彙の習得数にも目標が設定されており、習う単語はおおむね600~700語程度となります。

ここからは、学年ごとに、目標達成のためにどのような授業を行っているのか、具体的に解説します。

なお、より詳しい授業内容については、「小学校の英語はいつから?遅れを防ぐ英語力の目安と学習方法も解説」で解説しているので、あわせて読んでみてください。

2-1. 3年生の学習到達目標と授業内容

3年生の学習到達目標と、具体的な授業の内容は以下の通りです。

授業時間 年間35単位(週1回)
目標 英語の音への抵抗感をなくし、やり取りの楽しさを知る
授業内容 ・簡単な挨拶や簡単な質問を、歌やゲームを使って学び、英語に親しむ
・アルファベットの大文字や数字を学ぶ など

例)
Hello!
How are you?
I like blue.
How many? 数 (1-20)

出典:文部科学省「小学校学習指導要領(平成 29 年告示)解説 外国語活動・外国語編」

出典:文部科学省「第3学年 年間指導計画例(3月最終版)」

3年生では、「話す」「聞く」活動を中心に、英語を楽しみ、慣れることが重要になります。

そのため、歌やゲームのほか、リズム遊びやクイズなど、楽しみながら学べる授業が多いのが特徴です。

たとえばABCの歌でアルファベットを覚えたり、英語のリズムゲームに親しんだりして、自然と英語を身近なものにしていくのです。

英語が初めてという子どもにも、親しみやすいよう工夫がされていると分かります。

2-2. 4年生の学習到達目標と授業内容

4年生の学習到達目標と、具体的な授業の内容は以下の通りです。

授業時間 年間35単位(週1回)
目標 日常や日本と世界における共通点・相違点を通して、コミュニケーションの範囲を広げる
授業内容 ・ロールプレイングやクイズを通して、お互いの好きなものを質問しあったり、道案内をしたりする
・絵本の内容を聞いて理解し、反応する
・アルファベットの小文字や曜日、時刻の言い方を学ぶ など

例)
How’s the weather?
Do you have a pen?
Go straight.
What time is it?
How many letters? I have (six).

出典:文部科学省「小学校学習指導要領(平成 29 年告示)解説 外国語活動・外国語編」

出典:文部科学省「第4学年 年間指導計画例(3月最終版)」

4年生では、3年生から引き続き英語に親しむ授業が中心となりますが、より幅広い範囲についてのコミュニケーションを行うことや、相手に配慮をしながら話せるようになることを目標としています。

学校によって教え方に差はありますが、地域の地図や校舎内を舞台に、道案内を実際に行ってみるような授業も出てきます。

3年生のときと比べると、こうしたロールプレイングやクイズなど、クラスメイトと積極的に意見交流しあう場面も増えていくでしょう。

2-3. 5年生の学習到達目標と授業内容

5年生の学習到達目標と、具体的な授業の内容は以下の通りです。

授業時間 年間70単位(週2回)
目標 「読む」「書く」という技術を身につけながら、具体的な情報を聞いたり話したりする力もつける
授業内容 ・自分の名前や誕生日、行きたい場所などを書いて紹介する
・ロールプレイングなどをしつつ大文字と小文字を使い分ける
・注文ゲームや尊敬する人の紹介プレゼンなどを行う など

例)
When is your birthday?- My birthday is August 19th.
She is a good tennis player.

出典:文部科学省「小学校学習指導要領(平成 29 年告示)解説 外国語活動・外国語編」

出典:文部科学省「第5学年 年間指導計画例(3月最終版)」

5年生からは、3・4年生までの楽しみながら行う授業に加えて、英文を書いたり、教科書を読んだりする場面が増えていきます。

たとえば自己紹介も、自分の名前や誕生日、好きなことを書いた自己紹介カードを作って、クラスメイトに渡すような授業が出てくるでしょう。

とはいえ、「読む」「書く」だけではなく、クラスメイトと発表しあったり、ロールプレイングを行ったりと、引き続き英語での交流が多くなるような授業も積極的に行われます。

また、なぜそれが好きなのか、何が面白かったかなど、理由やより具体的な情報を聞いたり、話したりできることを目標に学習することが特徴です。

2-4. 6年生の学習到達目標と授業内容

6年生の学習到達目標と、具体的な授業の内容は以下の通りです。

授業時間 年間70単位(週2回)
目標 中学校への接続に向けて、他人や周囲、過去や未来など視点を広げ、語順への気づきを得る
授業内容 ・自分や他人、地域などについての紹介文を書く
・過去形を使い自らの思い出や感想を書く
・1つのテーマに対してお互いの考えを伝え合う など

例)
Welcome to Japan.
In summer, we have fireworks festival.
I saw the blue sea.
I went to (my grandparents’ house).
What do you want to be? - I want to be a (vet).

出典:文部科学省「小学校学習指導要領(平成 29 年告示)解説 外国語活動・外国語編」

出典:文部科学省「第6学年 年間指導計画例(3月最終版)」

6年生の授業では、中学校へのスムーズな接続に向けて、より幅広い視点での授業が進んでいきます。

たとえば、これまでは自分のことを多く紹介してきましたが、6年生からは他人について紹介したり、自分の住む地域についてプレゼンしたりという授業が増えるのです。

それだけでなく、自分が夏休みなどに体験したことについて説明したり、将来就きたい職業について伝えたりといったことも出てきます。

また、英語特経の文構造「主語(S)+動詞(V)」「主語(S)+動詞(V)+補語(C)」「主語(S)+動詞(V)+目的語(O)」を理解し、自分で正しい語順で文章が書けるように練習していく授業もあります。

このように、英語の「話す」「聞く」「読む」「書く」を総合的に育てていくのが、6年生の授業の特徴です。

3.小学校からの英語教育義務化で生徒たちの学力はグングン上がっている

ここまでお読みになり、小学3年生から6年生まで、段階的な学習によって英語力を高めることができるように設計されていることがお分かりいただけたかと思います。

実際に、小学校からの英語授業が義務化されてから、児童や生徒たちの学力は上昇しています。

以下は、令和5年に文部科学省が行った「英語教育実施状況調査の調査結果です。


段階的な流れ

出典:文部科学省「令和5年度「英語教育実施状況調査」概要」

※小学校への外国語活動の導入は平成23年からですが、調査開始が25年からのためそこからの比較となっています。

これは中学3年生時点でのデータですが、5年生からの「外国語活動」が義務化されてから、2年後の平成25年(2013年)時点で、英検®3級レベルの英語力を持つ生徒は、32.2%でした。

しかし、2020年に学習指導要領が改訂され、外国語活動の授業が3年生から始まるようになってから3年後の令和5年(2023年)には、50.0%にまで増加しています。

つまり、英語教育を取り入れたことで、子どもたちの英語力は鍛えられていると言えるでしょう。

また、小学生での英検®︎受験者数も上昇傾向にあります。

年 全小学生の人数(人) 英検®受験者数(人) 受験率
2025 5,812,375 516,844 約8.9%
2024 5,941,733 547,536 約9.2%
2023 6,049,685 551,604 約9.1%
2022 6,151,305 524,833 約8.5%
2021 6,223,394 461,154 約7.4%

出典:文部科学省「令和7年度学校基本統計(学校基本調査の結果)」

出典:文部科学省「令和6年度学校基本統計(学校基本調査の結果)」

出典:文部科学省「令和5年度学校基本統計(学校基本調査の結果)」

出典:文部科学省「令和4年度学校基本統計(学校基本調査の結果)」

出典:文部科学省「令和3年度学校基本統計(学校基本調査の結果)」

出典:英検®「受験の状況」

上記は、小学生の英検®受験者数の推移です。

2021年から比べると、年々受験率は増加していることがわかります。2025年には少し下がっているものの、2021年と比べて小学生の人数は減少していながら、5万人以上も英検®受験者が増えている状況です。

こうした受験者数の推移から、子どもたちの英語への興味・関心、そして英語力も年々向上しているとわかると言えるでしょう。今後も、このような数値が増加していく可能性も考えられます。

その一方で、実は小学校で英語嫌いになってしまい、中学校の授業についていけなくなる子どもも増えているとのです。

次の章で詳しく解説します。

4.小学校で英語嫌いになる子も年々増えている

英語力が鍛えられている子どもがいる一方で、現在小学校で英語嫌いになってしまう子も増えているのです。

下記の調査結果をご覧ください。

段階的な流れ

出典:文部科学省「令和8年度 全国学力・学習状況調査 報告書・調査結果資料3.質問調査結果(児童生徒、学校)」

上記のように、英語の勉強が好きではないと答えた子どもの割合が、年々上昇しています。

中学生に入ると、小学生の頃よりも大幅に増えているのがお分かりいただけるでしょう。

英語の勉強が好きではないという子どもが増えているのには、以下の3つの理由があります。

【英語の勉強が好きではなくなる理由】

  • 英語を話すのが恥ずかしいと感じる子が多い
  • 5年生からの英語授業の変化で苦手意識が膨らむ子もいる
  • 先生ごとの指導力に差がある

ここでは、上記の3つの理由について解説します。

4-1.理由(1)英語を話すのが恥ずかしいと感じる子が多い

まず、英語を話すのが恥ずかしいと感じる子どもは、英語の授業に苦手意識をもってしまいやすいです。

恥ずかしさを感じる原因は、人それぞれですが、授業の中で発音を笑われる、もしくは笑われた人を見て不安になったなどの原因が該当するでしょう。

たとえばみんなで英語のクイズを出し合う授業の場合、皆の前で上手くしゃべれず、笑われてしまったら、それだけで「もう二度とやりたくない」と感じてしまいます。

「恥ずかしいのを我慢してやらなければいけない授業」と思ってしまった途端、週に1~2回の英語の授業が苦痛になり、英語嫌いが加速していくのです。

【体験談】早くから英語に触れることで
恥ずかしがり屋な性格でも積極的に発言できるようになる

※インタビュー当時のクラス、コメントです。

「英語を話すのが恥ずかしい」といった理由は、早くから英会話に慣れさせることで解消することもあります。

イーオンキッズに通っているアオイちゃんは、もともと恥ずかしがり屋な性格で、最初は積極的に英語で発言するのが難しかったそうです。

しかし、子どもへの対応方法を熟知した講師陣のサポートや、同年代のクラスメートとの交流、さらに教室の楽しい雰囲気の中で、いつしか授業中も積極的に話せるようになりました。

困ったところも気軽に質問できるので、「分からない」を放置する心配もなく、お母さまも「安心できる」と仰ってくださっています。

詳しい体験談は「小学 1・2年生クラス 保護者様・生徒様の声」からも確認できますので、ぜひご覧ください。

4-2.理由(2)5年生からの英語授業の変化で苦手意識が膨らむ子もいる

次に、4年生と5年生との授業内容の変化についていけず、「これまで楽しかったのに、嫌いになった」と感じてしまう子どももいます。

5年生になると、これまでの歌やリズムを多く取り入れた授業から一転、文章を読み、書くという授業も増えます。

楽しいユニークな授業が好きだった子どもだと、受け入れるのに時間がかかるかもしれません。

一度授業がつまらないと感じてしまい、楽しいと思えないままで過ごしてしまうと、授業内容もなかなか理解しづらくなるでしょう。

そして、中学校の授業は、小学校の勉強ありきで進んでいくため、小学校の英語が理解できていなければ、最初から授業に置いていかれてしまうかもしれません。

授業内容が変化しても柔軟に対応できるよう、英語学習が始まる前に英語に触れ、慣れておくことが大事でしょう。

【体験談】事前にイーオンキッズに通って
英語を書く力がグングン伸びた!

※インタビュー当時のクラス、コメントです。

イーオンキッズに通われているハルカちゃんは、イーオンキッズに通ってから、自分で英語の文章を考え、人前で発表する力が身についたと言います。

学校の宿題や、イーオンキッズの予習も主体的に取り組むなど、英語学習への意欲の高まりも実感されているそうです。

書く力や読む力だけではなく、ハルカちゃんは聞く力や話す力も伸ばせています。英語の4技能をバランスよく伸ばせているとわかりますね。

詳しい体験談は「小学 3・4年生クラス 保護者様・生徒様の声」からも確認できますので、ぜひご覧ください。

4-3.理由(3)先生ごとの指導力に差がある

最後に、小学校では基本的に、担任の先生が授業を行うため、先生の英語力や指導力次第で、指導についていけるか・理解できるかが大きく左右されるでしょう。

文部科学省は小学校の先生の英語力の目安として、CEFR B2レベル相当(英検®︎準1級程度)を推奨しています。

しかし、令和5年に文部科学省が行った「令和5年度公立小学校における英語教育実施状況調査」によると、推奨する英語力を取得している先生は、対象教師数85,847人中、3,683人でした。

段階的な流れ

出典:文部科学省「令和5年度公立小学校における英語教育実施状況調査」

これは、全体のたった4%程度です。

こうした事態を改善するため、自治体ごとに試験費用の助成制度を設けるなど対策は行っていますが、未だ改善には至り切れていないのが現状です。

学校によってはこうした英語力の不足を防ぐために、ALT講師を呼んだり、ICT機器を活用したりもしています。しかし、全ての学校で対策が完全に行われているわけではありません。

結果的に、先生によって、英語の授業が分かりづらく、難しい・つまらないと感じてしまう子どもも出てきてしまうのが現状です。

5.小学校の英語教育は今後も中学校レベルに合わせて改善される可能性がある

政府は毎年、自治体ごとに小中高の英語教育改善プランを作成しており、今後も課題の解決に向けて改善が行われる可能性は高いと見られています。

4-2.理由(2)5年生からの英語授業の変化で苦手意識が膨らむ子もいる でも少し触れましたが、中学校の授業は、小学校の勉強ありきで進んでいくものとなっています。

しかしながら、小中の連携がうまくいっていないことを課題として挙げている自治体は少なくありません。

結果として、中学生の「英語の勉強が好きではない」と答えた子どもの割合が、年々上昇してしまっているとも言えるでしょう。

そのような課題を解決するために、学習内容をもう少し改善するという試みがなされるかもしれないのです。

また、政府は以下のように生徒の英語力に対する目標を掲げています。令和5年時点までの達成度と合わせてご覧ください。

段階的な流れ

出典:文部科学省「令和5年度「英語教育実施状況調査」概要 」

このように、目標に向けて、子どもたちの学力は確実に上昇しています。

今後も目標達成に向けて、国全体で学習内容を改善する可能性もゼロとは言い切れません。

そのような中で英語嫌いになってしまうと、ますます授業についていくのが難しくなってしまいます。

さらにクラスメートとの英語力の差が広がってしまえば、本人が劣等感を感じてしまい、ますます英語嫌いになる可能性があるでしょう。

6.小学校の英語授業レベル上昇の可能性に備え事前に学習を進めておくと安心!

小学校の英語授業レベルが上昇しても、しっかり英語教育についていけるようになるためには、事前にご家庭で英語学習を進めておくと安心です。

小学校の英語は、英語に触れるのが初めての子どもでも親しみやすく、スムーズに中学校へ繋げられるようカリキュラムが組まれています。

しかし、4.小学校で英語嫌いになる子も年々増えているでもお話ししたように、英語嫌いになってしまう子も年々増加傾向にあるのが現状です。

さらに中学校では、小学校の英語を理解している前提で話が進んでいきます。

そのため、小学生でのつまずきや苦手意識を放っておくと、中学・高校と続く英語教育も、「理解できない」「苦手」という思いのまま進んでしまうのです。

小学校の英語授業で遅れをとらないためにも、ぜひ事前の英語学習をご家庭で取り入れてみてください。

【体験談】「英検®を受けたい!」
早期教育で身についた英語へのやる気

※インタビュー当時のクラス、コメントです。

イーオンキッズに通っている小学6年生のショウタくんは、中学生以上が受けることが多い英検®3級に、自分から挑戦したいと、とても意欲的に英語学習に取り組んでいました。

資格勉強も積極的に行い、見事英検®3級に合格しました。

そして、イーオンキッズでの学習の結果、学校での勉強は簡単に感じるというショウタくん。次なる検定級の合格も目指しているそうです。

この先英語の授業レベルが向上しても、遅れをとらず、しっかり授業についていけるといえるでしょう。

詳しい体験談は「小学 5・6年生クラス 保護者様・生徒様の声」からも確認できますので、ぜひご覧ください。

7.【発達段階別】小学校の英語に向けて事前にできる英語学習

事前に英語学習を家庭で取り入れてみようと思っても、自分の子どもにどんな学習をさせてあげたら良いか悩む方も多いでしょう。

ご家庭で英語学習を取り入れる際は、発達段階に合わせた英語学習を行うことが大切です。

年齢や脳の成長に合わせた学習を取り入れるほうが、英語を吸収しやすいからです。

年齢ごとの発達の特徴は以下の通りです。

年齢 発達の特徴
4・5歳 ・いろいろな言語に興味を抱く
・英語などほかの言語への抵抗感が少ない
・ルールのある遊びを楽しめるようになる

→ゲームや歌、ジェスチャーで楽しく英語を覚えるのがおすすめ
6歳 ・コミュニケーションがより活発になる
・「知りたい!」という好奇心や積極性が出てくる
・想像力が膨らんでくる

→楽しく英語を学びながら、どんな文字を書くのかも学ぶのがおすすめ
小学1・2年生 ・間違いを気にせずに取り組める
・文字を理解し、書くこともできる
・好奇心が強く「やってみたい」の気持ちが膨らんでくる

→英語でクイズを出したり、意見を交換したり、積極的に英語を口にする経験を積むのがおすすめ

※一般的な特徴を指すものであり、子どもによって多少異なる場合があります。

ここからは発達段階別に、どんな学習方法がおすすめなのかを、より詳しく解説します。参考にしてみてください。

【英語が苦手な親御様必見】上手なかかわり方のコツ

英語が苦手だったり、話すのに自信が無かったりする親御様でも、工夫次第でご家庭での英語学習が可能です。
具体的には、以下のような工夫で学習が進められます。

  • ジェスチャー遊び:動画サイトでアルファベットの歌を流しながら行う
  • 単語当てゲームや歌:英語音声付きのおもちゃやCDを活用する
  • 工作や塗り絵など:市販の英語の幼児向けワークやペーパークラフトを活用する
  • 絵本の読み聞かせ:英語の読み聞かせCDがついた絵本を活用する

ただし、ロールプレイやプレゼン、なりきり遊びなど、一人で英語を話すだけでは成立しない学習方法の場合、ご家庭での学習には限界があります。
英会話教室であれば、親御様に英語力がなくても、年齢に応じた英語学習が受けられるので、活用してみるのがおすすめです。

7-1. 4,5歳児に向けた英語学習

■ 7-1. 4,5歳児に向けた英語学習

こんな時期 ・いろいろな言語に興味を抱く
・英語などほかの言語への抵抗感が少ない
・ルールのある遊びを楽しめるようになる
こんな学習法がおすすめ ・アルファベットを体で表すなどのジェスチャー遊び
・英語カードを使った単語あてゲームや、ロールプレイ、歌
・工作や塗り絵などのものづくりを通して英語を学ぶ
・教材を用いたアルファベットのなぞり書きや表現の反復練習

4・5歳児は、いろんな言語に興味を抱く時期です。
また、英語をはじめ、多くの言語への抵抗感が少ない時期でもあります。
母語と同じように英語を吸収し成長できますし、ルールも覚えられるようになってきます。
そのため、簡単なゲームやロールプレイなど、ルールもありつつ楽しい遊びを通じ、身の回りの英語をどんどん口に出す学習方法が向いています。
また、ジェスチャー遊びで活発に体を動かしたり、じっくり机に座ってものづくりをしたりと、メリハリのある英語学習を行うと飽きずに楽しく取り組めるでしょう。

7-2. 6歳児に向けた英語学習

■ 7-2. 6歳児に向けた英語学習

こんな時期 ・コミュニケーションがより活発になる
・「知りたい!」という好奇心や積極性が出てくる
・想像力が膨らんでくる
こんな学習法がおすすめ ・カードゲームやジェスチャー遊び、歌、ロールプレイ
・英語を使った工作や塗り絵などのものづくり
・英語の発音と文字を比べながら文字を認識
・絵本の登場人物になりきってセリフを読むなりきり遊び

6歳児は更にコミュニケーションが活発になり、いろいろな物事への知的好奇心が膨らんでくる時期です。
知的好奇心の種を育てられるよう、英語を話すだけではなく、文字を読む・書くといった技能もどんどん育んでいきましょう。
また想像力が非常に豊かになってくる時期です。
さまざまなシチュエーションのロールプレイを試してみたり、絵本に自分の気持ちを載せながら呼んでみたりと、想像力を刺激する学習方法もおすすめです。

7-3.小学校1,2年生に向けた英語学習

■ 7-3. 小学校1,2年生に向けた英語学習

こんな時期 ・間違いを気にせずに取り組める
・文字を理解し、書くこともできる
・好奇心が強く「やってみたい」の気持ちが膨らんでくる
こんな学習法がおすすめ ・「この動物は何でしょう?」などと特徴だけを言って当ててもらうゲーム
・英語で自分の好きなものを伝えたり、相手の好きなものを聞いたりするインタビュー遊び
・英語の絵本などからキャラクターを想像し、絵に描いてみる遊び
・覚えた単語を、文字で書けるかどうかのクイズ遊び

小学校1,2年生は、「自分でやってみたい」という気持ちが強くなる時期です。
そのため、好きなものを言ってみたり、覚えた単語を文字で書いてみるなど、できるようになったことを何度も披露するような学習方法がおすすめです。
また、間違うことや他人との違いに抵抗感がないため、積極的に英語を話せる環境を整えてみてください。
「間違えても怖くない」「英語で話すのは楽しい!」と思ってもらえたら、小学校3年生から始まる英語学習も、スムーズに取り組み始められるでしょう。

ここまで年齢別の英語学習法をご紹介してきましたが、親御様が英語力に自信がないという場合は、英会話教室の利用がおすすめです。
年齢別に合わせた学習方法で子どもに英語を教えてくれる教室もあるので、小学校の英語教育に向けて、事前に勉強をスタートしたいという場合は、ぜひ検討してみてください。

イーオンキッズなら小学校の英語に向けて
着実にステップアップできる

英会話イーオンでは、小学校から始まる英語学習に向けて、着実にステップアップができます。
その理由は、お子さまの年齢ごとの発達段階に合わせた英語学習ができる環境が整っていることと、教育実績50年という時間の中で積み上げられたノウハウがあるからです。

まずはイーオンキッズの3つの強みをご覧ください。

【イーオンキッズの3つの強み】
・発達段階に合わせたイーオンオリジナルの教材を用意

イーオンキッズでは、年齢と発達段階に合わせ最適化された、オリジナル教材を使って授業を行っています。
たとえば6歳児には、ゲームやアクティビティを中心に、「知りたい!」という好奇心をグング高める教材を用意しています。
すべて、英語指導を40年以上研究してきたイーオン語学研究部作成の教材のため、楽しみながらも着実に学べる工夫がたくさん詰まっているのが特徴です。
もちろん、2020年に施行された新学習指導要領にも対応しているので、小学校から始まる英語学習にも不足ありません。

・英語で大事な4技能がバランスよく身につく

イーオンキッズでは、読む・聞く・話す・書くという英語の4技能全てをバランスよく身につけることを目標にしています。
そのため、小学校5年生から教科化する英語学習にも遅れをとる心配がありません。
さらに英語でのコミュニケーション能力も育んでいくため、英語嫌いの原因である「恥ずかしさ」を感じることも少なくなります。
英語が好きだと胸を張って言えるようになる土台をイーオンキッズで育むことで、小中高と続く長い英語学習も、楽しく取り組み続けられるでしょう。

・英語教育と児童教育のプロフェッショナル!

イーオンキッズの講師陣は、幼児教育や児童教育の研修を受けたプロフェッショナルばかりです。
英語の教え方や興味の持たせ方だけではなく、子どもとの接し方も熟知しているため、「指導力は大丈夫?」といった疑問や「飽きてしまうかも」という不安がないのが特徴です。
また、外国人講師と日本人講師がいるため、それぞれの良さを活かしたアプローチができます。
それだけではありません。実は、小学校英語指導者の育成においてもイーオンのカリキュラムが活躍しています。
イーオンは小学校での英語指導者を育成するNPO「J-SHINE」の認定団体です。イーオンキッズの講師を養成する高品質なカリキュラムは、小学校英語指導者育成にも活かされています。

このように、お子さまの発達段階に合わせた英語教育を用意し、お子さまの英語力を基礎から育てて行けるイーオンキッズなら、小学校から始まる英語学習にもしっかりと対応できます。

小学校の英語を楽しく学び、苦手意識を持つことなく、これからの英語学習に積極的に取り組んでいけるよう、ぜひ一度イーオンキッズの体験レッスンに足を運んでみてください。

8.まとめ

小学校の英語の授業は、3・4年生で必修化、5・6年生で教科化されています。

学年ごとの学習到達目標は以下の通りです。

学年 学習到達目標
3年 英語の音への抵抗感をなくし、やり取りの楽しさを知る
4年 日常や日本と世界における共通点・相違点を通して、コミュニケーションの範囲を広げる
5年 「読む」「書く」という技術を身に着けながら、具体的な情報を聞いたり話したりする力もつける
6年 中学校への接続に向けて、他人や周囲、過去や未来など視点を広げ、語順への気づきを得る

出典:文部科学省「小学校学習指導要領(平成 29 年告示)解説 外国語活動・外国語編」

そして小学校での英語授業が始まってから、子どもたちの学力は上昇傾向にありますが、一方で英語に苦手意識を感じる子どもも増えてきています。理由は以下の通りです。

【英語の勉強が好きではなくなる理由】

  • 英語を話すのが恥ずかしいと感じる子が多い
  • 5年生からの英語授業の変化で苦手意識が膨らむ子もいる
  • 先生ごとの指導力に差がある

英語に苦手意識を持つのを防ぐためには、小学校の英語が始まる前に、ご家庭で英語学習を始めておくのがおすすめです。

子どもの発達に合わせた英語学習を行い、小学校の英語をスムーズに始められるよう、ぜひ準備してみてください。

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