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試験対策/資格取得
「勉強しているのにTOEIC®︎ L&Rテストのリスニングが聞き取れない…」
「聞き取れるようになってスコアを上げたい…!」
そう考え、この記事にたどり着いたのではないでしょうか。 何度勉強してもリスニングのスコアが伸びないと、もどかしい気持ちになりますよね
でも大丈夫。TOEIC®︎ L&Rテストのリスニングには、特有の“聞き取りづらい原因”があり、そのための解決策もきちんと存在します。
下の表は、よくある「つまずきの原因」と「具体的な解決策」をまとめたものです。
| 原因 | 解決策 |
|---|---|
| 語彙力不足 | 専用の単語帳やアプリを使って語彙を増やそう |
| 文法や構文の理解不足 | 中高レベルの英文法を見直そう |
| 英語独特の音(リエゾン・弱形・発音変化)が聞き取れない | 専用の教材などで仕組みを学ぼう |
| 会話スピードについていけない | 音声付きの文章を聞きスピードを調整しながら慣れよう |
| 訛りやアクセントが聞き取れない | TOEIC®︎ L&Rテスト公式問題集のリスニングをたくさん聞こう |
| 英語を脳内で日本語訳してしまう | 音読トレーニングをしよう |
| 集中力が続かない | 問題集で本番さながらのトレーニングをしよう |
“聞き取れない原因”が明確になれば、聞き取れるようになるための対策法はちゃんと見えてきます。
さらに、4つのパートで分かれているTOEIC®︎ L&Rテストの試験には、それぞれに「よくある出題傾向」と「解き方のコツ」もあるのです。そこも押さえておけば、得点力は一気に上がっていくこと間違いありません。
そこで本記事では、以下の内容をまとめました。
この記事を読んでわかること
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聞き取れない原因と解決策
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聞き取れない中でも正答率を上げるコツ
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パート別の攻略ポイント
最後まで読んでいただくことで、TOEIC®︎ L&Rテストのリスニングに対する不安が和らぎ、スコアアップへの道筋が見えてくるはずです。
ぜひ、TOEIC®︎ L&Rテストのリスニング問題の学習にお役立てください。
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1分で予約可能。レッスンやカウンセリングなどを体験できます!
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お電話でのご予約・お問い合わせTEL:0800-111-1111受付時間 10:00~19:00(土・日・祝含む)
目次
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聞き取れる実感を得てハイスコアを取りたいならプロから学ぶのが近道
1. 「TOEIC®︎ L&Rテストのリスニングが聞き取れない…」を脱出する7つの方法
TOEIC®︎ L&Rテストのリスニングが聞き取れないと、「何をどう勉強すればいいの?」と悩んでしまいますよね。ですが、聞き取れない原因にはある程度パターンがあり、それぞれに対する有効な対策もあります。
ここでは、TOEIC®︎ L&Rテストのリスニングでつまずきやすい代表的な7つの原因と、その解決策をまとめました。
自分に当てはまりそうな項目から、ぜひチェックしてみてください。
原因 解決策 語彙力不足 専用の単語帳やアプリを使って語彙を増やそう 文法や構文の理解不足 中高レベルの英文法を見直そう 英語独特の音(リエゾン・弱形・発音変化)が聞き取れない 専用の教材などで仕組みを学ぼう 会話スピードについていけない 音声付きの文章を聞きスピードを調整しながら慣れよう 訛りやアクセントが聞き取れない TOEIC®︎ L&Rテスト公式問題集のリスニングをたくさん聞こう 英語を脳内で日本語訳してしまう 音読トレーニングをしよう 集中力が続かない 問題集で本番さながらのトレーニングをしよう それぞれの原因にアプローチする具体的な学習法を紹介していきます。
1-1. 【語彙力不足】専用の単語帳やアプリを使って語彙を増やそう
TOEIC®︎ L&Rテストのリスニングで音は聞こえるのに意味が理解できないときは、それは語彙力不足が原因かもしれません。
というのも、TOEIC®︎ L&Rテストのリスニングでは、ビジネス英語を含んだ幅広い分野の語彙が使われます。単語の意味がわからないと、聞こえた英語を理解することができず、正解を選ぶのが難しくなるのです。
そのため、TOEIC®︎ L&Rテストに特化した単語帳やアプリを使い、語彙力を高めましょう。
まずは、1日20語など目標を決めて覚えるでも構いません。徐々に、知っている単語を増やしていくことが必須です。
ただし、単語は一度の学習で定着するものではありません。
一度のインプットだけで終わらせず、単語を用いた例文を作ったり、音読したりして反復して記憶に定着させるようにしてください。
Tips TOEIC® L&Rテスト対策に役立つ単語教材の選び方
教材(単語帳やアプリ)を選ぶ際は、以下のようなポイントをチェックすると良いでしょう。
・例文や音声がついていて、使い方や発音も学べるか
・目指しているスコアに合っているか
・復習しやすい仕組みになっているか(チェック欄、暗記テスト機能など)
アプリを使う場合は、音声が聴けるか・クイズ形式で覚えられるか・スキマ時間に手軽になど、自分の学習スタイルに合った機能があるかどうかも重要です。
目的に合った教材を選び、繰り返し使うことで、TOEIC®︎ L&Rテストリスニングに必要な語彙力を効率よく伸ばしやすくなります。
1-2. 【文法や構文の理解不足】中高レベルの英文法を見直そう
TOEIC®︎ L&Rテストのリスニングが聞き取れない原因のひとつに、「文法や構文の理解不足」があります。
単語や発音それ自体が聞き取れても、文法がわからないと誤った解釈をしてしまうからです。
TOEIC®︎ L&Rテストでは、少し複雑な構文がよく登場します。単語として拾えても、その英文の構造が分からなければ、正解を導き出せないようになっているのです。
よって、何を話しているかを把握しやすくなるために、文法や構文のルールに慣れることが有効です。
TOEIC®︎ L&Rテストのリスニング対策として、主に中学〜高校英語の基礎文法を学んでおきましょう。
以下の文法は一例ですが、押さえておくだけでTOEIC®︎ L&Rテストのリスニング力向上に効果があります。文法 例 リスニング効果 疑問詞 What, When, Who, Where, Why, How 「この文で答えるべき情報は何か」が即座に分かる 時制 現在・過去・未来・現在完了
see, saw, will / be going to see, have seen話の時点(いつの出来事か)を正確に把握し、内容の流れを理解できる 助動詞 will, would, can, could, may, might, should など 話者の意図(推量・可能性・義務・依頼など)や話者の立場を正しく読み取れる 仮定法 If I were you, If I had known, I wish I were, I would go など 現実とは異なる状況(仮定・願望)を理解し、正しく解釈できる 関係代名詞 who, whom, whose, which, that など 省略されがちな接続詞や主語の役割を理解し、複雑な文構造もスムーズに読み解ける 代名詞 I, you, he, she, it, we, they, this, that, someone, each など 話中の「誰・何」を的確に指し、文脈を正しく理解できる 接続詞 and, but, or, because, if, when, although, while など 文と文の関係(追加・対比・理由など)を理解し、会話の展開がわかる 前置詞 in, on, at, for, by, with, from, about, before, after など 時間・場所・手段などの関係性を捉え、状況を的確に把握できる このような文法を理解しておくと、聞いた英語をすぐに意味として処理しやすくなり、聞き取った音がスムーズに理解できるようになります。
中高レベルの英文法を、重点的に復習してみましょう。文法を覚えるコツは、以下の記事で詳しく紹介しています。
1-3. 【英語独特の音(リエゾン・弱形・発音変化)が聞き取れない】専用の教材などで仕組みを学ぼう
英語独特の音の変化(リエゾン・弱形・音の脱落など)に慣れていないことも、TOEIC®︎ L&Rテストのリスニングが聞き取れない原因のひとつです。
というのも、TOEIC®︎ L&Rテストの音声は実際の会話に近く、英語は、文字どおりに発音されるわけではないからです。
英語独特の音 説明 例文 発音例 リエゾン 単語同士がつながって発音される not at all ナタロール 弱形 弱く速く発音される can(肯定文) クン(「キャン」ではなく短く弱い) 脱落 音が省略されて発音される next day ネクスデイ(tが発音されない) このように、実際の音声では単語がつながったり省略されたりして聞こえるため、辞書や単語帳で覚えた音とは異なります。
このような音の変化を知らないと、知っているはずの単語なのに聞き取れないという現象が起こるのです。つまり、リスニングで聞き取れるようになるには「英語の音の法則」を知ることが不可欠になってきます。
英語の音声変化に対応するには、以下の手順で学習をしましょう。ステップ1:英語の音の仕組みを学ぶ
まずは、教材を使い、リエゾン・弱形・音の脱落などの発音変化のルールを学びましょう。
※教材を選ぶ際のポイントは以下のとおりです。
・音声CDやアプリ付きで実際に聞ける練習型
・音声変化(リエゾン・脱落・弱形など)を扱っている
・音の仕組みを理論+視覚的に解説しているもの(図解や発音記号あり)
YouTubeで「connected speech」や「英語 リエゾン」などのキーワードで検索し、解説動画で感覚をつかむこともおすすめです。ステップ2:実際に音を聞いて確認する
TOEIC® L&Rテストの音声や練習問題を使って、スクリプトと照らし合わせながら、音がどう変化しているかを確認します。
ディクテーション(聞こえた通りに書き取る)をしながら聞くこともおすすめです。ステップ3:自分でも発音してみる
聞こえるようになるには、実際に自分の口でも発音してみることが有効です。
*音読や*シャドーイングを通じて、音のつながりやリズムを体で覚えていきましょう。
*音読(スクリプトを見ながら読む)
*音声に合わせてスクリプトを見ながら読む、シャドーイング(スクリプトなしで、音声を真似して発音)音声変化のルールを学び、耳と口を慣らすことで、リスニングの聞こえ方が確実に変わっていくことを実感できるはずです。
1-4. 【スピードについていけない】音声付きの文章を聞きスピードを調整しながら慣れよう
TOEIC®︎ L&Rテストのリスニングが聞き取れない原因には、スピードについていけないという問題もあります。
というのも、TOEIC®︎ L&Rテストの音声は、実際のネイティブ会話に近いナチュラルスピードで流れることが一般的です。
そのため、文法や単語は理解できるはずなのに、「速くて頭に入ってこない」「最後まで聞いたのに内容がぼんやりしている」と感じてしまうこともあるでしょう。
この場合、単語力や文法力だけでは不十分で、会話スピードへの慣れが不可欠になります。
TOEIC®︎ L&Rテストのスピードに慣れるためには、音声とスクリプトがセットになった教材を使い、スピード調整しながら繰り返し聞く練習が効果的です。
たとえば、以下のような学習ステップで、スピードに慣れることができます。
【TOEIC®︎ L&Rテストのリスニング音声スピードに慣れる方法】
①スクリプト付きの英文音声を用意する(TOEIC®︎ L&Rテストの例文やニュース英語など)
②最初はゆっくり(0.7〜0.8倍速)にして聞く
③内容がつかめたら、1.0倍速、さらに1.2倍速へ段階的に上げる
④慣れてきたら、オーバーラッピング、シャドーイング(スクリプトなしで)の順番で音読トレーニングを行う教材は、再生スピードを手軽に調整できるスマホアプリやオンライン教材、YouTubeなどを使うと、学習がスムーズに進みやすいです。
スクリプト付き音声を活用し、段階的にスピードを上げていくトレーニングで、着実に聞き取れる力を身につけていきましょう。
1-5. 【訛りやアクセントが聞き取れない】TOEIC®︎ L&Rテスト専用のリスニング教材をたくさん聞こう
TOEIC®︎ L&Rテストのリスニングが聞き取れない原因に、話し手の訛りやアクセントに慣れていないという点も挙げられるでしょう。
TOEIC®︎ L&Rテストでは、より実践的な国際英語のリスニング力を測る目的で、アメリカ・イギリス・オーストラリア・カナダの4カ国のスピーカーが使われています。
※近年「ニュージーランド」も含めて5カ国と記載する情報もありますが、TOEIC®︎ L&Rテスト公式の設計としては基本的にアメリカ・イギリス・カナダ・オーストラリアの4カ国が中心です。
日本人学習者が慣れているアメリカ英語とは異なる音声が流れる場面も多く、「知っている単語なのに聞き取れない」ということが起こります。単語 アメリカ英語 他国の英語 can't キャント カーン(英) today トゥデイ トゥダイ(豪) schedule スケジュール シェジュール(英) better ベラー ベター(英) water ワーター ウォーター/ウォーラー 対策としては、TOEIC®︎ L&Rテストのリスニング形式に特化した音声を、たくさん聞きましょう。
おすすめの学習方法は以下のとおりです。
ステップ1
TOEIC®︎ L&Rテスト公式問題集や模試形式の音声教材を用意する、準備する
実際のテストに近いナレーター(アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリアなど)の英語が収録されている音声教材を使いましょう。ステップ2く
まずスクリプトなしで繰り返し聞く
文字情報がない分、耳を研ぎ澄ませて細部まで注意深く聞いたり、文脈から意味を推測したりすることが、「聞いて理解する」力を鍛えます。ステップ3
スクリプトを見ながら聞き、どの発音が聞き取りにくいかチェックする
何が聞き取れなかったのか、苦手なアクセントや音の特徴を意識できるようになります。ステップ4
聞き取れなかった部分だけ重点的にリピート再生 ・オーバーラッピングを行う
音声と一緒に声に出して復習することで、「聞こえない音」が聞き取れるようになる耳が鍛えられます。TOEIC®︎ L&Rテスト形式の音声を日常的に聞くことで、各国の英語アクセントへの理解と対応力が着実に向上します。
TOEIC®︎ L&Rテストの音声に触れる機会を増やし、苦手なアクセントを把握・克服していきましょう。1-6. 【英語を脳内で日本語訳してしまう】音読トレーニングをしよう
TOEIC®︎ L&Rテストのリスニングが聞き取れない原因のひとつに、英語を脳内で日本語に訳してしまうことがあります。
TOEIC®︎ L&Rテストの音声はナチュラルスピードで流れるため、頭の中で翻訳していると、次の英文に追いつけなくなり、結果的に内容がつかみにくくなるのです。
特に、英語を日本語の語順と同じように後ろから訳すクセがあると、理解が追いつかないでしょう。
こうした“頭の中で日本語に訳すクセ”を減らすために効果的なのが、音読トレーニングです。
次の学習法で取り組むと、英語を英語のまま理解する力が鍛えられます。
【おすすめの音読トレーニング法】
①TOEIC®︎ L&Rテストの公式問題集や模試教材のスクリプトを使う
→ 実際の試験に近い英文と音声で練習でき、語彙・表現も実践的です。
②まずスクリプトを見ながらゆっくり音読する
→ 一文ごとに意味を確認し、英語の語順のまま理解する感覚をつかみましょう。
③音声を真似して音読(オーバーラッピング)
→ 音とリズムに慣れると、英文がかたまりで聞き取れるようになります。
④慣れてきたらスクリプトを見ずに音読する(シャドーイング)
→ 英語を日本語に変換せずに「英語のまま理解する」習慣が身につきます。
補足:音声あり・スクリプトなし
音源のスピードに合わせながら、口も動かし、かつ意味をとらえていくトレーニングになります。このような音読トレーニングを習慣化することで、英語を英語のまま理解できる回路ができ、リスニング力が格段にアップします。
1日5~10分でも、継続的に実施することで、効果が期待できますので、ぜひ今日から始めてみましょう。1-7.【集中力が続かない】問題集で本番さながらのトレーニングをしよう
TOEIC®︎ L&Rテストのリスニングが聞き取れない原因のひとつに、「集中力が続かない」ことが挙げられます。
TOEIC®︎ L&Rテストのリスニングパートは、約45分間途切れなく音声が流れ、100問もの問題に解答し続ける必要があるため、高い集中力が必要です。
しかし、普段から10分程度などの短い音声だけで学習していると、実際の試験で途中から注意力が切れてしまい、内容が頭に入らなくなるケースも少なくありません。
この集中力の課題を克服するには、本番を想定した長時間のリスニング練習が効果的です。
以下のような方法で取り組んでみましょう。▼45分間聞き続けるトレーニング
①TOEIC®︎ L&Rテストのリスニング問題をたくさん解く
②週に1回、TOEICのリーディングセクション全体や海外ドラマ1話分などを活用し、集中リスニング時間を計画的に確保する。(※トピック自体は好きなものでも可)最初から45分連続は大変なので、15分→30分→45分と少しずつ時間を伸ばすと負担が少なく、習慣化しやすいです。
TOEIC®︎ L&Rテストのリスニングでは、英語力だけでなく「45分間の集中力」も必須なので、本番に向けたトレーニングを日常に取り入れていきましょう。
2. TOEIC®︎ L&Rテストのリスニングが聞き取れない人でも正答率を上げるポイント
TOEIC®︎ L&Rテストのリスニングが聞き取れない原因は 1. 「TOEIC®︎ L&Rテストのリスニングが聞き取れない…」を脱出する7つの方法
でもお伝えしたとおり、様々です。
原因に見合った対策にぜひ取り組んでもらいたいですが、聞き取れない状況の中で、少しでも正答率を上げるポイントが存在します。それは以下の2つです。
TOEIC®︎ L&Rテストのリスニングが聞き取れない人でも正答率を上げるポイント 1. 先に設問を把握してから会話を聞く
2. 聞き逃しがあっても気にせず回答するすべてを完璧に聞き取れなくても、問題の構造や選択肢の特徴を理解することで、正解を導き出せる可能性は大いにあります。
ここでは、TOEIC®︎ L&Rテストのリスニング問題の点数につながる実践的なテクニックをご紹介します。
2-1. 先に設問を把握してから会話を聞く
TOEIC®︎ L&Rテストのリスニングでは、会話を聞く前に設問や選択肢をあらかじめ把握しておくことが、正答率アップのカギになります。
事前に設問を読んでおけば、「どの情報が必要か」を意識しながら聞くことができ、聞き逃しを防ぎやすくなるからです。
このスキルを鍛えるには、模試や公式問題集を使って、本番と同じように“先読み”する練習を取り入れることが効果的です。
以下の先読みするコツを押さえて取り組んでみてください。・疑問詞(who/what/where/when/why/how)や固有名詞、選択肢に共通するキーワード、数字、日付などに注目する
・解答し終えたら次の設問をすぐに読む音声再生が始まる前に設問を把握しておくと、明らかに不自然な選択肢(例えば話題に関係のない内容や極端な表現など)を除外しやすくなります。
慣れてくれば、音声を聞いている途中で「答え」に気づける場面も増えていくでしょう。
音声を「なんとなく聞く」のではなく、目的をもって聞くためにも、設問の先読みは必須のスキルです。
リスニング問題に苦手意識がある方ほど、ぜひ取り入れてみてください。2-2. 聞き逃しがあっても気にせず回答する
2点目に、多少の聞き逃しがあっても気にせず、わかる情報から判断して回答することが重要です。
なぜなら、音声の一語一句すべてを聞き取らなくても、「正答につながる情報」だけを聞き取れれば正解できることがあるからです。
一語聞き取れなかっただけで焦ったり、思考が止まったりしてしまうと、その後の大事な情報まで聞き逃すリスクは高まります。
たとえば、次のような問題をみてください。リスニングの音声
It was supposed to come on Wednesday, but there was a delay. They said it should arrive by Friday.
設問
When is the package expected to arrive?
(荷物はいつ到着する予定ですか?)
選択肢:
(A) On Tuesday
(B) On Wednesday
(C) On Friday
(D) On Sundayこのとき、「It was supposed to come on Wednesday, but there was a delay.」が聞き取れなかったとしても、「should arrive by Friday.」というキーワードが聞き取れれば、正解を選ぶことが可能です。
つまり、一語一句完璧に聞き取ることを目指すより、必要な情報を拾って解答する力をつけることがTOEIC®︎ L&Rテストのリスニングです。
聞き逃しがあっても立ち止まらず、落ち着いて次の情報に集中する習慣を意識しましょう。3. 【パート別】TOEIC®︎ L&Rテストのリスニングが聞き取れない人に効くコツと攻略法
2. TOEIC®︎ L&Rテストのリスニングが聞き取れない人でも正答率を上げるポイントで紹介した意識を持つだけでも正答率を上げることは可能です。
さらに、TOEIC®︎ L&Rテストのリスニングには、実は「パートごと」に特徴的な攻略ポイントがあります。
各パートの傾向を理解し、適切なコツを押さえることで、たとえすべてが完璧に聞き取れなくても正答率を上げることは十分に可能です。
ここでは、リスニングの4つのパートそれぞれに特化した「聞き取れない人向けの攻略法」をご紹介します。
自分が苦手と感じているパートを重点的にチェックしてみてください。3-1. Part1. 写真描写問題
TOEIC®︎ L&Rテストのリスニング問題Part1は、写真描写問題です。
写真に写っている人物や物、風景の状況を正確に聞き取り、描写文と照らし合わせる力が求められます。正答率を上げるために、以下のポイントに注意しましょう。ポイント 解説 写真の細部に目を向ける 単なる単語ではなく、状況を把握するようにしましょう。
・人物の服装・動作・状態・位置
・物の位置や状態
・風景や背景「現在進行形」で表現されることが多いことを留意する 写真は「今まさに行われている状況」を写しているため、聞き取り文では現在進行形が使われます。
モノや物体の状態を表す場合は、現在形や現在完了形が用いられることもあります。
例)「書類がすでに机に置かれている」=現在完了形。単語単位で判断せず、文全体で理解する 写真に写っている単語が聞き取り文に含まれていても、正解ではない場合があります。
「単語が一致しているから正解」と思わず、文全体の意味を理解して照合することが重要です。実際のテストでは以下のような問題が出題されます。
具体例)Part1. 写真描写問題
※TOEIC®︎ L&Rテスト公式サイト【公式】サンプル問題をベースに、独自で作成しています。
上記の写真から見て取れる状況としては、以下のようなものが挙げられます。
・Two women are sitting on a bench.(2人の女性がベンチに座っている)
・They are talking to each other.(お互いに向かい合い、会話をしている)
・They are outdoors in a park.(公園のような屋外である)
そして、選択肢の質問文全体を確認し、解答を選びましょう。
選択肢例
A. The women are sitting on a bench.(正解)
B. The women are running in the park.
C. A man is fixing the bench.
D. Some bicycles are parked near the bench.
不正解の選択肢にも、「The women」「in the park」「the bench.」など写真に描写されている単語はありますが、文章全体を見ると、写真に写っていない状況を描写しています。
このように、写真描写問題では、単語が一致しているものではなく、文全体で判断するようにすると、正答率がアップしやすくなります。3-2.Part2. 応答問題
TOEIC®︎ L&RテストのリスニングPart2は、短い会話の応答問題です。
発言に対して最も自然な応答を選ぶ力が求められます。正答率を上げるためには、以下のポイントに注意しましょう。
ポイント 解説 文頭の最初の 2~3 語に注目する(※特に疑問詞) 発言の冒頭に疑問詞(What, Where, How など)がある場合、その疑問に対する応答かどうかを意識して聞きます。 ひっかけの選択肢があることを留意する 1人目の発言に出てきた単語を応答文でも使用して、誤答を誘う問題があります。
単語が一致しているだけで正解とは限りません。“素直な答え”だけが正解ではないことを留意する 質問に単純に Yes/No で答えたり、疑問詞のみに注目したりすると、正解にならないことがあります。
会話の流れや話題の展開に沿った自然な応答を選ぶことが重要です。実際のテストでは、以下のような問題が出題されますが、ポイントを押さえておくことで、正解の選択肢にグッと近づけるでしょう。
具体例)Part2. 応答問題 質問文と音が似ている単語が出る問題 例)
Q: Could you make a copy of this report?
(このレポートのコピーを作ってもらえますか?)
選択肢
(A) Sure, I’ll take care of it right away。(◎ 正解:意味も会話にもも自然)
(B) No, I don’t drink coffee in the afternoon。(✕:「copy」と音が似ているが「coffee」なので不正解)
(C) Yes, I already copied them。(✕ ひっかけ:「copy」が含まれているが、文脈に合わないので不正解)質問の疑問詞(who, where, when など)だけで決めようとすると誤答になる問題 例)
Q:Where should we send the invoice?
(請求書はどこに送ればいいですか?)
選択肢
(A) Yes, please send it today。(✕:Where の質問に Yes/No で返答するのは文法的・意味的に不自然)
(B) You can email it to accounting department。(◎ 正解:場所を含む適切な返答)
(C) On the desk in my office。(✕ ひっかけ:場所ではあるが、請求書送付先としては不自然)一見正しそうに聞こえるが会話として不自然な返答になる問題 例)
Q:Did you enjoy the conference last weekend?
(先週末の会議は楽しめましたか?)
選択肢
(A) Yes, I met some great people there。(◎ 正解:自然で会話が成立)
(B) It starts at 9 a.m。(✕:時制が一致しておらず、質問の意図に対して適切ではない)
(C) Yes, I’m going next weekend。(✕:Yes/No疑問に見えるが、時制・文脈が合っていない)※TOEIC®︎ L&Rテスト公式サイト【公式】サンプル問題をベースに、独自で作成しています。
質問から選択肢に至るまで、すべて音声のみで判断する必要があるため、瞬時に「発言趣旨と文脈に適切な応答か」を選ぶ集中力も必要です。
「聞こえた単語」で安易に選ばず、ポイントをふまえて会話の流れに沿った自然な応答を意識するようにしましょう。3-3.Part3. 会話問題 / Part4. 説明文問題
Part3とPart4は、長めの会話・説明を一度で正確に把握し、設問に素早く答える必要があります。
正答率を上げるために、以下のポイントに注意しましょう。
ポイント 解説 事前に表題を読む 今から聞くリスニングが、どのような種類の会話・説明かを把握しておくと、聞き取りの焦点を絞りやすくなります。 設問と選択肢に目を通す 会話や説明文を聞く前に、設問と選択肢を確認しておくことで、「何を聴き取る必要があるか」を明確にできます。 会話の情報の順番に注目する 1つの問題に対して設問は通常3つありますが、答えのヒントは会話や説明文の情報の順番に沿って流れることが多いです。
落ち着いて、上から順番に回答を選びましょう。Part3とPart4の問題は、設問や選択肢は問題冊子に印刷されています。
どちらのパートも情報量が多いため、設問を先読みし、選択肢から登場人物や出てくる物、場面を想像することが攻略のポイントです。
先読みは、Part3とPart4それぞれ、以下のタイミングで行ってください。
・問題の放送の前に流れる『Directions』のタイミング
・前の問題にマークし終えた後、次の会話が始まるまでのインストラクション(例:”Questions 32 through 34 refer to the following conversation.”)が放送されている間
『Directions』については、出題傾向・設問パターンをしっかり把握していれば、聞かずに済みます。
そして、その時間を「設問先読みに専念」することで、選択肢に関連する箇所を特に集中して聞くことができるようになります。
ただし、放送が始まったら先読みはやめて聞くことに集中しましょう。
模試や演習で練習を重ね、先読みするコツをつかんでおくことが正答率のアップにつながります。
4. 聞き取れる実感を得てハイスコアを取りたいならプロから学ぶのが近道
ここまで紹介した攻略法を実践すれば、リスニング力の基礎を強化し、TOEIC®︎ L&Rテストの得点アップにつなげることができます。
しかし「安定して聞き取れる実感を得たい」「確実にハイスコアを狙いたい」と考えるなら、プロに学ぶことが大きな近道です。
プロから学ぶと、なぜより効果的なのかを見ていきましょう。
少しでも早くリスニングを聞き取れるようになって、スコアを伸ばしたいのであれば、ぜひプロの力を借りましょう。【聞き取れない原因を客観的に指摘してもらえる】
独学だと「なぜ聞き取れないのか」を自分で判断するのが難しく、対策が的外れになることがあります。
プロは音の連結・弱形・アクセントなど、聞き取りを妨げる要因を明確に指摘してくれるため、短期間で改善できます。
【リスニングに特化したトレーニング方法を指導してもらえる】
TOEIC®︎ L&Rテストリスニングは「音の聞き分け」「設問の意図理解」「集中力の維持」など複数のスキルが絡みます。
プロは受験者の弱点に応じて最適なトレーニング(シャドーイング、ディクテーション、パラフレーズ演習など)を組み合わせて指導してくれるので、効率的にリスニング力を伸ばせます。
【本番形式での実践力を強化できる】
リスニングテストは「知識」よりも「瞬発力」が求められます。
プロは模擬演習や過去傾向をもとに、本番同様のスピード感で解くコツや、実践練習の場を提供してくれるを提供してくれるため、実際の試験で落ち着いて対応できる力が身につきやすいです。TOEIC® L&Rテストでスコアアップを狙うなら、イーオンのオンライン対策コースへ
長年の英語教育実績を誇るイーオンのTOEIC® L&Rテスト対策コースでは、
実際に高得点を取得している経験豊富な教師が指導を行います。【イーオンが選ばれる理由】
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5. まとめ
TOEIC®︎ L&Rテストのリスニングが聞き取れない主な原因は以下の7つです。「つまずきの原因」が分かれば「具体的な対策方法」も分かるので、ぜひ本記事を参考に学習に取り入れてみてください。
原因 解決策 語彙力不足 専用の単語帳やアプリを使って語彙を増やそう 文法や構文の理解不足 中高レベルの英文法を見直そう 英語独特の音(リエゾン・弱形・発音変化)が聞き取れない 専用の教材などで仕組みを学ぼう 会話スピードについていけない 音声付きの文章を聞きスピードを調整しながら慣れよう 訛りやアクセントが聞き取れない TOEIC®︎ L&Rテスト公式問題集のリスニングをたくさん聞こう 英語を脳内で日本語訳してしまう 音読トレーニングをしよう 集中力が続かない 問題集で本番さながらのトレーニングをしよう また、TOEIC®︎ L&Rテストのリスニング問題にはパートごとに出題傾向や特徴があります。
出題傾向を意識し、設問先読みや重要情報の見極めなどのテクニックを身につけることで、効率的に正答率を上げることも可能です。
ぜひ今回紹介した対策を参考に、計画的な学習を続けていきましょう。
あなたが、TOEIC®︎ L&Rテストのリスニングで大幅なスコアアップをし、目標を叶えるために本記事がお役に立てば幸いです。
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