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英語上達への近道

「英語を習得したいけど独学ではやっぱり無理かな…」
独学で英語学習に取り組んでもなかなか上達しないと、やっぱり無理なのかと諦めたくなりますよね。
結論から申し上げると、独学で英語を習得するのは無理ではありません。
ただし、相当な根気と努力が必要です。

なぜなら、英語の習得は、英語を実践的に学べる環境に身を置けるか、が成功の確率を左右するものだからです。
実際に、ネイティブスピーカーと普通に対話できるほど流暢で自然な英会話ができる人(CFER B2レベル以上)が行った英語習得方法を確認してみましょう。
話せるようになった人の中で、「独学で習得した」と回答した人はごくわずかであることが分かります。
![国内英語習得者の学習方法 [海外経験あり 82%] [仕事・学校で身につけた 9%] インターナショナルスクール、国際系の大学に通っていたので授業が英語。外資系企業に勤めている、会社に英語を話す外人がいる。 [独学で身につけた 9%] 通学またはオンラインのスクールに通った。恋人が外国人。バックパック。](/column/images/image-post_35-3.webp)
参考)留学マナビジン
さらに、独学と言っても、バックパックやスクールなど、外国人と話さなければいけない状況を作っていた回答が見受けられます。
単語を覚えたり、リスニングしたりする程度での学習方法で習得できたと答えた人はほとんどいない、ということです。
一切の英語環境がない独学で英語習得した人はほとんどいないという現実から、独学は相当難易度が高く、根気と時間が必要であることが分かります。
ただ、独学という学習方法は「コストを抑えやすくて経済的」「時間拘束がない」など気軽に取り組みやすいメリットがあることも事実です。
仕事や学業、子育てなどで忙しい人や、なるべくコストをかけずに英語習得をしたい人は、やはり独学で学習を進めることが理想ですよね。
そこで本記事では以下の内容をまとめました。
- 本記事を読んで分かること
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独学で英語習得ができる人は本当にごく少数であること
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独学での英語習得が難しい理由
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英語習得を独学で進めるのはおすすめできない人
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独学での英語習得を成功させるコツ
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あなたの時間や労力を無駄にしないためにも、独学で進めるかを判断できる章も盛り込みました。
そのうえで、独学で学習を進めると決めた人には独学で英語習得を成功させるコツもお伝えします。
ぜひこの記事を参考にして、効率的な英語学習に役立ててください。
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目次
1. 英語の独学は無理ではないが相当な根気と努力がいる
独学で英語習得を目指すことは無理とは言いません。
ただし、独学で英語を習得できる人は極めて少数であることから、難しい学習方法であることが分かります。
英会話ができる人を対象にして行ったアンケート調査結果を見ても、英語習得している人は英語のために留学経験をしている人がほとんどですし、海外経験がなくても、国内で英語を話さなければいけない状況に身を置いています。
![英会話ができる160人に行ったアンケート調査 語学習得のために海外へ行った経験はありますか? [82% 経験あり] ワーホリ、留学、海外生活 [18% 経験なし] インターナショナルスクールに通っていた 英語が公用語の大学、会社である 恋人が外国人 通学またはオンラインスクールに通った](/column/images/image-post_35-4.webp)
参考:留学マナビジン
このように英語習得を成功している人を参考にすると、独学では下記のような相当な根気と努力が必要であることが分かります。
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英語学習を人生の最優先にして毎日取り組む根気
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英語を強制的に話さなければいけない環境に身を置く努力
独学で求められる「根気」と「努力」について具体的にみていきましょう。
1-1. 英語学習を人生の最優先にして毎日取り組む根気
英語を習得するには、英語学習を人生の最優先にして毎日取り組む根気が必要です。
なぜなら、言語習得には、語彙、文法、リスニング、スピーキング、発音など多岐にわたるスキルが必要であり、これらは短時間で身につくものではないからです。
英語習得を成功させた多くの人は、海外留学の有無に関わらず「人生で英語を最優先にした経験がある」と回答しています。

参考:留学マナビジン
何年もかけてコツコツと英語学習をした、というよりも、英語を最優先にして集中的に学習した経験から話せるようになった、という人が圧倒的に多いという結果が出ているのです。
毎日英語を使うことで次第に英語を使うことが当たり前になり、結果として英語を話せるようになります。
したがって、独学で英語を習得したいのであれば、英語学習を人生の最優先事項にして毎日英語学習を続ける根気が必要です。
1-2. 英語を強制的に話さなければいけない環境に身を置く努力
英語を独学で習得するなら、英語を話さなければいけない環境に身を置く努力も大切です。
なぜなら、英語習得には、言語的側面の学習だけではない以下のような壁を乗り越える必要があるからです。
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心理的プレッシャー(実践することへの恐怖心、抵抗感)
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ネイティブスピーカー(学習用とは違う)の自然な発話スピードやアクセントへの慣れ
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英語圏の文化(慣習やユーモア)への理解
上記のような壁は、知識だけで乗り越えられるものではありません。
実践し、経験を積むことでプレッシャーを感じにくくなり、理解ができるようになっていくものです。
初めは英語を話すことに対して強い抵抗を感じるかもしれませんが、この壁を乗り越えられなければ英語習得は難しいです。
本当に英語を習得したいのであれば、自発的に英語を話さなければいけない環境に身を置く努力が必要です。
2. 独学での英語習得が難しい3つの理由

前章で解説したように、相当な根気と努力があれば、独学でも英語習得は無理ではありません。
ただし、モチベーションや根性まかせで英語学習を進めると、失敗や挫折につながる危険があります。独学には失敗や挫折につながりやすい、以下のような特徴があるからです。
- ビジネス英語を独学する際に重要な3つのポイント
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モチベーション維持が難しいから
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英語が身についている実感がわきにくいから
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自分のレベルに合った教材や勉強方法を判断しにくいから
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独学での英語習得が難しい理由を1つずつ解説します。
2-1. モチベーション維持が難しいから
まず1つ目の理由に、独学は「モチベーション維持が難しい」という点が挙げられます。
学習をやめたところで誰かに迷惑がかかるわけでもなく、お金の損失が生じることもないため、簡単にサボれてしまうからです。
仕事や日常など英語よりも優先的に行うことがある状況なら、「今は忙しい」と英語学習を後回しにすることも簡単です。
特に締め切りや義務感がないことが独学の魅力ではあるものの、プレッシャーがない状況はサボりを許す気持ちになりやすいです。
また、英語学習を始めるときは「英語を習得するぞ!」という強い意気込みがあっても、いざリスニングやスピーキングの難しさに直面すると、モチベーションは急速に削がれてしまうことも懸念されます。
英語学習を怠っていることが生活に何ら悪影響を与えなければ、「別に英語を話せなくてもいいか」と諦めることも簡単でしょう。
このようにプレッシャーが生じにくい独学は長期的なモチベーション維持が難しく、挫折してしまう可能性が高まりやすい特徴があります。
2-2. 英語が身についている実感がわきにくいから
独学での英語習得が難しい2つ目の理由が、英語が身についている実感がわきにくい、というものです。
独学は他者によるフィードバックがないため、自分の言い回しや発音が正しいのかを客観的に判断できません。
通じる英語なのか分からないまま学習を進めることになりやすい、というデメリットが生じるのです。
成長が実感できなければ「自分の学習方法はダメだ」「自分には英語を話す才能がない」などのネガティブな感情がわきやすくなってしまい、英語学習が苦痛の時間になってしまうでしょう。
成長を実感することは、英語学習に楽しさを感じる大きな要因です。
身についている実感がわきづらい学習環境は、モチベーションが低下してしまうリスクがあるのです。
2-3. 自分のレベルに合った教材や勉強方法を判断しにくいから
独学での英語習得が困難になりやすい3つ目の理由は、自分のレベルに合った教材や勉強方法の判断が難しいことが挙げられます。
たとえば、独学の場合と英会話スクールを利用した場合で比較してみましょう。
独学 | 英会話スクール | |
---|---|---|
英語力の認識 | 自己判断 | プロによる正確な診断 |
教材、メソッド選び | 多種多様な教材、メソッドから自分で探す | 最適なものが提供される |
フィードバック | なし | プロの的確なフィードバック |
習得までの時間 | 長期間になりやすい | 短期間で成果を得やすい |
独学では、自分で自分の英語レベルや改善点を客観的に把握することは難しく、自分に合った教材を見極めることは難しいものです。
教材やメソッドを探すだけでも時間がかかるでしょう。
さらに、時間をかけて教材やメソッドを見つけても、間違ったままの理解で学習を進めてしまえば結果的に時間を無駄にしてしまう可能性も生じます。
3. 独学での英語勉強が向いていない人の特徴

独学で英語の習得を目指すことは容易いことではありませんが、無理なことでもありません。
そこで気になるのは「自分は独学で進めてよいか?」という点ですよね。
ここでは英語の独学をおすすめしない人を紹介します。
もし、これらに該当する場合、時間やお金を無駄にしないためにも、最初からプロに頼るなどして英語学習を進めることをおすすめします。
- 独学での英語学習が向いていない人
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自分の学習状況に応じた的確な勉強方法を選べない人
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英語らしい自然な発音をちゃんと身につけたい人
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自分の弱点や改善点がイマイチ分かっていない人
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独学をおすすめしない人の特徴について詳しく解説します。
3-1. 自分の学習状況に応じた的確な勉強方法を選べない人
自分に合った学習方法を見つけられない場合、独学はおすすめできません。
効果が期待できない学習に時間、労力を費やしたところで英語力の上達は見込めないからです。
例えば、リスニングに改善点があるにもかかわらず、語彙が足りないと思って暗記に取り組んでいたらリスニングスキルは改善しません。
成長を感じられないとモチベーション維持も難しく、学習が停滞しやすいです。
最終的には「英語は自分には無理だ」と挫折する可能性も高まります。
一方、取り組むべき学習に効率的に取り組んでいると、短期間でスキルアップができます。
「できた」「分かった」という体験がたくさんできるので、モチベーション維持もしやすくなるでしょう。
もしも今、何に取り組めばいいか分からない、という状態であるなら独学はおすすめしません。
3-2. 英語らしい自然な発音をちゃんと身につけたい人
英語らしい自然な発音をしっかり身につけたい人にも独学はおすすめできません。
発音の改善点は自分で気づきにくく、専門的な指導が必須だからです。
というのも、英語と日本語の発音には多くの違いがあります。
日本語 | 英語 | |
---|---|---|
母音 | あ・い・う・え・おの5つのみ重点が置かれる音 | 12以上の音が存在する(/ア/の音だけでも6種類) |
子音 | 15個ほどあり基本的に後ろに続く母音とセットで発音される | 20以上あり日本語にはない音も多い重点が置かれる音 |
リズム | 一音ずつ一定のリズム(等拍)例:ビジネス(び・じ・ね・す 4音節) | 強弱がある例: business(biz・nesの2音節) |
音のつながり | 単語同士がつながって話されることがない | 単語同士をつなげて話される |
このように、あらゆる要素において日本語と英語では違いがあります。
「R」と「L」の発音の違いや口の動かし方を完璧に頭で理解しているとしても、本当に自然な英語の発音ができているか、まで自分で判断することは難しいでしょう。
日本語の発音とは大きく異なる英語だからこそ、自然な英語の発音で話せるようになりたいなら独学はおすすめできません。
3-3. 自分の弱点や改善点がイマイチ分かっていない人
自分自身の弱点や改善点が把握できていない人にも独学はおすすめできません。
英語習得は弱点を把握し、改善していくことが上達につながるからです。
たとえ自分で正しく発音している、正しい言い回しをしている、と思っていても使用したときに通じなければ意味がありません。
間違えたまま身につけてしまえば、その分上達の妨げになります。
このように弱点や改善点が分からないと学習のミスマッチが起こりやすくなり、時間と労力が余計かかってしまう可能性が高まります。
4. 独学での英語習得を成功させるコツ

独学で英語習得するのは難易度が高い学習方法であることは前章で紹介しましたが、独学でやる、と決めたからには成功させたいですよね。
ここでは独学でも英語習得を成功させるためのコツとして以下の3つをご紹介します。
- 独学での英語習得を成功させるコツ
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英語を習得する“目的”を具体的に言語化する
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英語を実践する機会を作る
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モチベーションを保つ方法を見つける
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独学で英語習得を目指すなら、ぜひここで紹介するコツを取り入れて学習を進めてみてください。
4-1. 英語を習得する“目的”を具体的に言語化する
独学で英語学習をするなら、英語を習得する目的を言語化しましょう。
言語化することで学習目的が明確になり、モチベーションアップにつながります。
言語化のポイントは“具体的”することです。以下にいくつかの具体例を挙げます。

このように英語習得の目的を自分で明確に捉えると、英語学習が自分の夢や目標、楽しみのための手段であると捉えられるようになります。
さらに、目標にするべきレベルも明確になるため、漠然と進めるよりも効率よく進めやすくなるでしょう。
モチベーション維持にも効果のある方法なので、ぜひ今から取り入れてみてください。
4-2. 英語を実践する機会を作る
独学で英語習得を目指すなら、英語を実践する機会を作ることは非常に重要です。
実践する機会は成長を実感できたり、学習すべき部分が明確になりやすかったりするため、さらなる学習意欲への高まりが期待できるからです。
英語を実践する機会とは、具体的に以下のようなものがあります。
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字幕なしで映画やドラマを観てみる
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添削アプリを使ってみる
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オンラインや対面の英会話レッスンを使って話してみる
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旅行など海外へ行ったときは外国人と話してみる
実際に、英語学習をより効果的にするための方法についてのアンケート調査を見ても、英語実践に有効性を実感する人が圧倒的に多くいます。

身近に英語を話せる環境がない場合、実践する機会を作ることは簡単ではないですが、週に1回でもオンラインや対面の英会話レッスンを活用すれば成長や改善点を都度確認することができます。
イーオンでは無料で体験レッスンを実施しています。
レッスンの後はフィードバックシートがもらえ、どこができているか、改善点はどこなのかが明確に分かるようになっています。
そのときの自分の英語レベルが客観的に把握できるため、英語を独学で行う人におすすめです。
4-3. モチベーションを保つ方法を見つける
独学で英語学習を進めるなら、モチベーション維持できる方法を見つけることも大変有効です。
2. 独学での英語習得が難しい3つの理由でも紹介したとおり、独学学習にはモチベーションが低下しやすいというデメリットがあるからです。
そのため、モチベーションをアップさせるための方法を意識的に取り入れるようにしましょう。
モチベーションがどこで向上するかは人によって異なりますが、モチベーションの維持として効果的な方法には以下のものがあります。
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英語話者とコミュニケーションを取る
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洋楽や映画、アニメなど娯楽を取り入れる
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無理のない学習時間、方法を取り入れる
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英語学習仲間を見つける
モチベーションを維持する方法は1つに限定する必要はありません。
さまざまな方法を取り入れて、自然と継続できるような環境づくりを心がけてみてください。
5. 最短で効率よく英語を習得したいなら初めからプロを頼ろう

この記事では「独学でも英語習得は無理ではない」とお伝えしていますが、やはり時間もお金も無駄にすることなく最短で英語を習得したいなら、初めからプロに頼るべきです。
英語習得には継続的かつ効果的な学習が必要ですが、独学では自分の英語レベルに合わせた学習方法を見つけるだけでも時間がかかってしまうからです。
時間やお金の無駄を省くために、あなたもプロを頼って英語を話せている姿を実現させませんか?
私たちイーオンは教えることに意欲と責任感を持ったプロ講師が在籍。講師には外国人と日本人がいるので、どのような悩み、改善点を抱えていても効果的な学習が可能です。
英語を話せることに目的を置くのではなく、英語を「使える」ように導くことで生徒様の目標達成をサポートしています。
ここでイーオンに通われている西村様(会社員)の事例をご紹介します。

イーオンでのレッスンを始められた当初、西村様は英語を「読む」ことはできたものの、「書く・話す・聞く」が苦手で、下から2番目のレベルで学習を開始されました。
イーオンで学習に励まれた結果、留学経験がない中でTOEIC® L&Rテスト940点を獲得し、英語を使う会社への転職(キャリアアップ)も実現されています。
今後も企業の成長を支えるためにレベルアップされたい、と英語学習を継続されています。
生徒様一人一人にきめ細かなサポート、フォローを行えることがイーオンの強みです。
オンライン英会話の詳細は、以下よりご確認いただけます。
6. まとめ
今回は英語を独学で学ぶことが無理なのかを調査し、まとめました。
英語の独学は無理ではありませんが、相当な根気と努力が必要です。
独学での英語習得が難しい理由は下記のとおりです。
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モチベーション維持が難しいから
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英語が身についている実感がわきにくいから
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自分のレベルに合った教材や勉強方法を判断しにくいから
独学での英語習得を成功させるコツは下記のとおりです。
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英語を習得する“目的”を具体的に言語化する
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英語を実践する機会を作る
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モチベーションを保つ方法を見つける
最短で英語を話せるようになりたいなら、英会話スクールや海外留学など、英語環境に身を置くことが近道でしょう。
ぜひ今回の記事を参考にしてご自身の理想とする英語学習を選択してください。
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