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英語上達への近道

「英語ペラペラになりたいけど、どうすればいいの?」
日本人の多くが抱えるこの悩みは、ますます重要な課題となっています。
仕事でもプライベートでも、英語を話せると、大きなアドバンテージになる場面が増えてきました。
しかしながら、具体的に何をすれば、流暢に英語を話せるのかわからず、一歩を踏み出せない方もいるでしょう。
この記事では、英語をペラペラに話すために必要な4つの要素と、それを実現する実践的な勉強法をご紹介します。
「英語ペラペラ」の状態を、“いつか叶えたい夢” ではなく、現実に実現できる目標へ変え、習得していただければと思います。
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目次
1. 英語ペラペラに必要な4つの要素

まず、英語をペラペラに話すためには、押さえておくべき必須要素があります。
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基本文法の理解
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語彙力
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リスニング力
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発音の習得
以下では、それぞれ詳しく解説します。
1-1. 基本文法の理解
1つ目の要素は「基本文法の理解」です。
文法は言語の「骨格」のようなものです。文法を理解してはじめて、意図したとおりの意味を、相手に伝えられるようになります。
文法の理解が不十分だと、誤解やコミュニケーションミスの原因となります。
ただし、日常の会話で使う「話し言葉」の文法と、「書き言葉」の文法では、必要とされるレベルが異なります。
「英語ペラペラ」を目指すうえでは、書き言葉でよく使う複雑な文法は、かならずしも必要ではありません。
目安としては、中学校までの義務教育で習うような、基礎的な文法を十分に習得していることが、要件です。
1-2. 語彙力
2つ目の要素は「語彙力」です。
語彙(ボキャブラリー)は、言語の基本的な構成パーツです。コミュニケーションの基礎を形成し、伝えたい情報や感情を表現する手段となります。
日本語でも、言葉を知らないとスムーズに話し続けることは困難です。英語ではこの問題がさらに顕著になります。
逆にいえば、基本文法をマスターした後は、語彙力さえあれば、単語を入れ替えるだけで無限に英語の文章が作れるようになります。
1-3. リスニング力
3つ目の要素は「リスニング力」です。
「英語がペラペラ」というと、発音の流暢さに焦点が当たりがちです。しかし発音を習得するためには、先に「聞き取る力」が必要です。
母国語を習得する赤ちゃんも、この世に生まれてから数年は、ひたすら言語を聞いています。聞き慣れた音を、徐々に真似することで、口からその音を出せるようになります。
加えて、実際のコミュニケーションでは、相手の話している内容を理解できないと、会話が続きません。
とくに、ネイティブスピーカーとの会話では、学校の授業で習うリスニングと異なり、スペル通りには発音されないことが多くあります。
英語の音の変化の例
- リンキング(リエゾン)
- 単語と単語がつなげた音で発音される。
〔例〕an apple(アンナップル) - リダクション
- 特定の単語や音が省略される。
〔例〕Do you want to go?(ドゥ ヤ ウォナ ゴー?)
「Do you」が「ドゥ ヤ」と省略され、「want to」が「ウォナ」と短縮される。 - フラッピング
- 「t」のスペルが「r」や「d」の音に変わる。
〔例〕betterの「t」が「d」に変わり「ベター」ではなく「ベダー」と発音される。
上記はあくまでも一例ですが、英語ペラペラを目指す方は、ネイティブスピーカーが普段の会話で話す生の英語を理解できるように、トレーニングが必要です。
1-4. 発音の習得
4つ目の要素は「発音の習得」です。
「r」や「th」のような日本語にない音を、スムーズに発音できるように練習するだけでなく、英語の音が持つ特性を、多角的につかんで習得する必要があります。
英語の発音特性の例
- ストレス(リエゾン)
- 英語の単語や文において、特定の音節に強調(アクセント)を置くこと。
〔例〕「information」は第3音節にストレスがあり、「in-for-MAY-shun」と発音される。 - リズム
- 「ストレスタイミング」とも呼ばれ、強調された音節(ストレスのある音節)が一定のリズムを持って繰り返されること。話し言葉に独特のリズム感が生まれる。
〔例〕「I want to go to the store.」は、「I WANna GO to the STORE.」と強弱のリズムをつける。 - イントネーション
- 話し言葉における声の高低の変化を指す。
〔例〕疑問文では、文末で声が上がる(上昇イントネーション)。たとえば、「Are you coming?」と聞く際には、「coming?」の部分で声が高くなる。
以上の4つの要素は、相互に影響し合っているため、バランスよく鍛えることが大切です。
英語ペラペラに必要な4要素
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基本文法の理解
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語彙力
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リスニング力
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発音の習得
2. 日本にいながら実践できる英語ペラペラ勉強法

「留学しないと、英語ペラペラにはなれない?」
という質問を受けることがあります。
結論からいえば、日本にいても、効率的な勉強法を用いれば、英語のスキルを大きく向上できます。
ここでは以下5つの具体的な勉強法を、ご紹介します。
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毎日1時間のシャドーイングを続ける
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中学レベルの英文法を徹底習得する
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計画的に語彙を増やす
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対話型AIを相手に発音練習をする
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週1回の英会話スクールでフィードバックを受ける
2-1. 毎日1時間のシャドーイングを続ける
1つ目の勉強法は「毎日1時間のシャドーイングを続ける」です。
シャドーイング(Shadowing)は、英語の「発音」と「リスニング」を同時に鍛える効果的な方法です。
この練習では、ネイティブスピーカーの話す英語を聞きながら、その内容をほぼ同時に(またはわずかな遅れで)、追いかけるように真似して話します。
学校の授業などで行われるリピート練習(先生が発音した後に、生徒が繰り返す)と異なるのは、お手本となるスピーカーが話した後、できるだけ間を空けずに、すぐ真似することです。
Shadowing(影をつける)という名前のとおり、ぴったりくっついて、できるだけそっくりに真似するのがポイントです。
シャドーイング用の教材は、さまざまな出版社より出版されています。自分に合うものを探してみましょう。
無料で入手したい方は、YouTube動画から探す方法もあります。
「できるだけ早く、英語ペラペラになる必要がある」という方は、毎日1時間のシャドーイングを目標にしましょう。
「そこまで時間を確保するのは難しい」という方も、5分、10分という短時間であっても、毎日、シャドーイングを続けてみてください。1年後の結果に、驚くはずです。
2-2. 中学レベルの英文法を徹底習得する
2つ目の勉強法は「中学レベルの英文法を徹底習得する」です。
文法は、シャドーイングだけでは効率的な理解が難しいので、別途勉強しましょう。
前述のとおり、
「中学校までの義務教育で習うような、基礎的な文法を十分に習得している状態」
を早期に実現しておくと、英語がペラペラになるまでのスピードが速くなります。
中学英語の学び直しについては、「中学英語 学び直し」の記事で詳説しています。以下は同記事からの引用です。
中学英語 学び直しの5ステップ
- ステップ1
- YouTube動画でウォーミングアップする
- ステップ2
- 小学生向けのテキストを1冊学ぶ
- ステップ3
- 中学英語の参考書を1冊×3周する
- ステップ4
- 学んだ知識を使うことで定着させる
- ステップ5
- 英会話レッスンにチャレンジする
なお、注意点として、英語がペラペラの方のなかには、
「文法の勉強はまったくせずに、英語ペラペラになった」
と体験談を話す方もいます。
こういった体験談を聞くと、「自分も真似したい」と思うものです。しかし、そういった方々は、特殊な背景を持つケースが、多く見られます。
たとえば、ミュージシャンのように耳やリズム感がよかったり、文法を勉強しなくてもネイティブスピーカーに指摘してもらって学べる環境があったり、という具合です。
一般的な環境にある方が、日本で英語ペラペラを目指すなら、基本的な英文法はしっかり学んだほうが効率的といえます。
2-3. 計画的に語彙を増やす
3つ目の勉強法は「計画的に語彙を増やす」です。
単語やフレーズについては、計画的に覚えて、ボキャブラリーを増やしていく必要があります。
どの程度の語彙力が必要なのかといえば、まず目指すべきレベルは、中学英語の2,200〜2,500語です。
- 小学英語レベル
- 600〜700語
- 中学英語レベル
- 2,200〜2,500語
参考:小学校・中学校で習う英語

出典:文部科学省「中学学習指導要領(平成29年告示)」 より作成
まずは、中学英語レベルまでの語彙力をしっかり構築し、その次に、自分が使いたい分野の語彙(例:ビジネス、海外旅行、日常英会話など)に進んでいきましょう。
効率よく記憶するメソッドは、英語に限らず、さまざまな手法があります。
それぞれの人の脳のタイプや得意分野によって、最適解は異なります。一概に「○○の手法が最適」とはいえません。
以下に暗記法のアイデアをご紹介します。いくつかのテクニックを試し、自分にとって覚えやすい方法を模索してみてください。
語彙を効率的に増やす方法
- ビジュアルラーニング(視覚的な学習)
- 単語ごとに関連する画像を探し、それを見ながら単語を覚えます(例:「apple」の単語を学習するとき、リンゴの画像を同時に見る)
- ストーリー法
- 覚えたい単語を使って、短いストーリーを作成します(例:「sunny」「beach」「holiday」という単語で、ビーチでの晴れた休日についてのストーリーを考える)。ストーリーを作ることで、単語同士を関連付け、記憶に残りやすくします。
- 音声との関連付け
- 単語の発音を聞きながら、同時に単語の意味や用法を学習します。音楽や歌のメロディと紐付けて覚えるのも効果的です。
- アクティブリコール(想起学習)
- 単語カードを作成し、表面に英単語、裏面にその意味を書きます。定期的にカードを見て、英単語を見たときにその意味を思い出す練習をします。逆に、意味を見てその英単語を思い出す練習も有効です。
- スペースドリピティション(間隔反復学習)
- 学習した情報を一定の間隔で繰り返し復習することで記憶に定着させる学習方法です。たとえば、新しい単語を覚えるときに、1日目、2日目、4日目、8日目……というように、一定の間隔で復習する計画を立てます。
たとえば、視覚的な記憶に強いタイプの方なら、ビジュアルラーニングが効果的な可能性があります。音の記憶に強いタイプの方なら、音声と関連付けることで、効率的に記憶できるでしょう。
このように、自分に合う方法を見つけ、語彙力を鍛えていきましょう。
2-4. 対話型AIを相手に発音練習をする
4つ目の勉強法は「対話型AIを相手に発音練習をする」です。
日本在住の英語学習者にとって悩ましい課題として、
「ネイティブスピーカーとの実践的な会話を、日本にいながら十分に行うのは難しい」
という点がありました。
この課題が、AIの登場によって、一気に解決されようとしていることを、ご存じでしょうか。
対話型AIのアプリを使うと、まるでネイティブスピーカーと会話しているように、AIと英会話ができます。
これから英語ペラペラになりたい方にとって、このテクノロジーを使わない手はありません。たとえば、以下は「AI Speak Tutor 2」の例です。

職業別のシチュエーションに応じた会話練習メニューもあります。

「私の発音で、ちゃんと伝わったかな?」
と不安な場合も、聞き取った結果を評価して可視化してくれるので、便利です。

詳しくは「AI Speak Tutor 2(AIスピークチューター2)」のページより、ご確認ください。
2-5. 週1回の英会話スクールでフィードバックを受ける
5つ目の勉強法は「週1回の英会話スクールでフィードバックを受ける」です。
ここまでに、4つの勉強法をご紹介してきました。
-
毎日1時間のシャドーイングを続ける
-
中学レベルの英文法を徹底習得する
-
計画的に語彙を増やす
-
対話型AIを相手に発音練習をする
これらの成果をつなぎ合わせ、一生ものの英語スキルとして定着させるために、週1回の英会話スクールを組み込むことが効果的です。
プロの教師から直接フィードバックを受けることで、自分の弱点を理解し、大幅に成長できるのが、その利点です。
加えて、完全に独学では、多くの方が途中で挫折してしまいます。
なぜなら、モチベーションを維持するためには、程よい強制(義務、責任)と他者とのつながりが不可欠だからです。
具体例を挙げましょう。英会話スクールに通うことで、たとえば以下の心理が生じます(実際に生じる心理は、個人差があります)。
「予約をキャンセルするのは避けたいから、がんばってレッスンを受けよう」
「レッスンで、いいところを見せたいから、練習をがんばろう」
「先生が熱心に教えてくれるので、その熱意に応えて上達したい」
「勉強仲間ができたので、自分だけ脱落せずに、みんなでがんばりたい」
人が誰しも持っている、義務感・プライド・感謝・仲間といった他者とのつながり意識を、効果的に活用することで、英語の勉強を継続しやすくなります。
「英会話レッスンは、どういうものを選べばいい?」
という疑問については、次のセクションで具体的にご紹介します。
3. 英語ペラペラになりたい人におすすめの英会話レッスン

英語がペラペラになりたい方へ、おすすめの英会話レッスンとしては、以下が挙げられます。
- 忙しい人向け
- オンライン英会話
- 勉強したのに話せない人向け
- L&Aメソッド
- 集中的に英語力を上げたい方向け
- プライベートレッスン
ひとつずつ、見ていきましょう。
3-1. 忙しい人向け:オンライン英会話
1つ目のおすすめレッスンは「オンライン英会話」です。
オンライン英会話は、自宅からインターネットを通じてレッスンを受ける形式です。忙しい方でも、いつでも・どこでも受講できる点が魅力です。
たとえば、イーオンのオンライン英会話の場合、朝7時〜24時まで開講・レッスン開始20分前まで予約可能です。ちょっとした空き時間を利用して、英会話を継続できます。
詳しくは「オンライン英会話」のページにて、ご確認ください。
3-2. 勉強したのに話せない人向け:L&Aメソッド
2つ目のおすすめレッスンは「L&Aメソッド」です。
「L&Aメソッド」は、イーオンオリジナルの教授法で、「長い間、学習してきたのに話せない」という日本人の弱点を、徹底的に分析して開発されました。
L=Learningとは「知ること」、A=Acquisitionとは「使うこと」です。
Learningで知識やルールを理解し、Acquisitionで英語を話す自信を獲得し、「話せる英語」「使える英語」が身につきます。
「今まで、英語を勉強してきたのに、話せない」
と悩んでいる方には、L&Aメソッドが非常におすすめです。

出典:レッスン・授業料
詳しくは、レッスン・授業料(英会話イーオン)のページより、ご確認ください。
3-3. 集中的に英語力を上げたい方向け:プライベートレッスン
3つ目のおすすめレッスンは「プライベートレッスン」です。
プライベートレッスンは、個人の目標やニーズに合わせ、カスタマイズされた指導を受けられます。
たとえば、ビジネスや留学などの理由で、英語力を集中的に上げたい方に最適です。

出典:レッスン・授業料
詳しくは、レッスン・授業料(英会話イーオン)のページより、ご確認ください。
4. まとめ
本記事では「英語がペラペラになるには?」をテーマに解説しました。要点をまとめておきましょう。
英語ペラペラに必要な4つの要素は、次のとおりです。
-
基本文法の理解
-
語彙力
-
リスニング力
-
発音の習得
日本にいながら実践できる英語ペラペラ勉強法として、以下の5つをご紹介しました。
-
毎日1時間のシャドーイングを続ける
-
中学レベルの英文法を徹底習得する
-
計画的に語彙を増やす
-
対話型AIを相手に発音練習をする
-
週1回の英会話スクールでフィードバックを受ける
英語ペラペラになりたい人におすすめの英会話レッスンは、以下の3つ挙げられます。
- 忙しい人向け
- オンライン英会話
- 勉強したのに話せない人向け
- L&Aメソッド
- 集中的に英語力を上げたい方向け
- プライベートレッスン
英語がペラペラになるまでの道のりは、遠く感じられるかもしれません。しかし、続けることで、かならず到達できます。さっそく今日から、行動をスタートしましょう。
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