英語ができない11の原因と今度こそ努力が報われる正しい勉強法

2024.01.18
  • 英語上達への近道

「私は、英語ができない──」

そのように思っているとしたら、まずは、原因と向き合ってみましょう。

原因を知ることは、英語ができるようになるために、非常に重要な第一歩です。

この記事では、英語学習で直面しやすい11の問題点と、それらを克服するための効果的な勉強法を解説します。

英語ができない悩みを手放して、英語学習に対する新たな視点を持ち、実用的な方法で英語習得を進めていきましょう。

今度こそ、英語に対する努力が報われ、「英語ができる」と自信を持って言えるようになります。さっそく見ていきましょう。

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目次

1. 英語ができない11の原因

英語学習において直面する障壁は、さまざまな形で存在します。

以下では、「英語ができない」と感じる11の原因を深掘りし、それぞれに対する具体例をご紹介します。

  1. 自己否定の思い込み
  2. 文法に対する過度なこだわり
  3. 語彙力のなさ
  4. 発音に対する強迫観念
  5. 恐れと緊張
  6. 一方向の学習方法
  7. 具体的ではない目標設定
  8. 時間管理の問題
  9. 学習レベルの問題
  10. 教える人の適性
  11. 必要性の欠如

これらを理解し対処することで、英語学習の質を高められます。ひとつずつ、見ていきましょう。

1-1. 自己否定の思い込み

1つ目の原因は「自己否定の思い込み」です。

「私は英語が苦手だ」「私には英語は無理」といった気持ちが強いと、それ自体が、“英語ができない状態” を加速させてしまいます。できないと思いながら勉強すると、学習効率が落ちるからです。

「私はまったく英語ができない」という方に詳しくお話を聞くと、小学・中学レベルの英語は何となく理解できていたり、基本的な単語は知っていたりします。

「できない」という固定観念は、“現在の英語力” ではなく、“過去の経験” に影響を受けていることが多いのです。

たとえば、過去に試験で低い点数を取ったり、先生や親に叱られたりした経験から、「自分は英語ができない」という固定観念に縛られ、抜け出せなくなることがあります。

自己否定の思い込みの具体例

過去の失敗経験
学生時代の試験で低い点数を取ったり、発表の際にうまく話せなかった経験から、「英語は自分には向いていない」と感じる。
他者からの否定的なフィードバック
先生や親、友人から「発音が下手」などと言われた経験が、自己評価を下げる。
周囲との比較
周囲の人が英語を上手に話しているのを見て、「自分には無理だ」と感じる。
一般的な固定観念
「日本人にとって英語は難しい」といった一般論が刷り込まれてしまう。

しかし、英語は適切なトレーニングによって、誰でもできるようになります。「英語ができない」というのは、思い込みなのです。

まずは、無意識のうちに自己否定に陥っている自分に “気付く” ことが大切です。気付ければ、対処できます。

ネガティブな思い込みを克服し、ポジティブな自己評価を築くことで、前向きな姿勢を作っていきましょう。

1-2. 文法に対する過度なこだわり

2つ目の原因は「文法に対する過度なこだわり」です。

日本人の英語学習者の多くは、つらかった受験英語の影響で、間違いを恐れ、文法に固執する傾向があります。

「難しい文法がわからない。だから、私は英語ができない」

と認識しがちです。

文法への過度なこだわりの具体例

完璧主義
間違いを恐れて、会話中に言葉を選びすぎる。自然な流れの会話が難しくなる。
受験英語の影響
学校で習った文法ルールに固執し、実際のコミュニケーションで柔軟に応用できない。
自己表現の制限
文法的な不安から、思い切って話すことを避け、表現力が制限される。

しかし、英語はコミュニケーションのツールであり、文法的な完璧さよりも伝達のスムーズさが重要です。

「文法が多少間違ってもいいから、まずは伝えることを大切にする」

このように考え方を変えることで、英語をより自然に、そして効果的に使用できるようになります。

1-3. 語彙力のなさ

3つ目の原因は「語彙力のなさ」です。

単語やフレーズの知識が限られていると、表現の幅が狭くなり、コミュニケーションが難しくなります。

語彙力不足が引き起こす問題

コミュニケーションの制限
限られた語彙では、思いや意図を正確に伝えることが難しくなる。
言葉が見つからないことによるパニック
言葉が続かずに止まってしまい、コミュニケーションが途切れがちになる。
理解度の低下
相手が使った単語が理解できないと、全体の意味を正しく捉えられない。

日本人の英語学習者に多いのは、英単語を丸暗記したものの、英会話の場になると言葉が出ない(あるいは相手の言葉が理解できない)という悩みです。

努力の方向性を、英単語の丸暗記ではなく、「フレーズや言い回しなどの、実際の使用方法を学ぶこと」に切り替えると解決できます。

1-4. 発音に対する強迫観念

4つ目の原因は「発音に対する強迫観念」です。

「発音が変だと、バカにされるのではないか」と過度のプレッシャーを感じている方が、多くいます。

たとえば近年では、YouTubeなどで「有名人の発音チェック」といったコンテンツが人気です。「発音が下手だと、低評価を下される」という印象を受けるかもしれません。

しかし、これらはエンターテイメントに過ぎず、実際の日常生活では、日本人の発音が批評されるわけではありません。

発音に対する強迫観念の影響

過度のプレッシャー
完璧な発音でなければいけないと思い込むことで、不必要なストレスが生じ、リラックスして会話ができない。
焦点の喪失
本来の目的であるコミュニケーションよりも、形式的な完璧さに焦点が移る。

「完璧な発音よりも、相手に伝えることが大事」

と割り切って、強迫観念を手放していきましょう。

そのようにして練習していく過程で、発音はいずれ上達します。

1-5. 恐れと緊張

5つ目の原因は「恐れと緊張」です。

間違いを恐れて話すことを避けたり、緊張して自分の考えをうまく伝えられなかったりすることは、多くの学習者にとって共通の課題です。

これらの感情は自然な反応ですが、それを克服しない限り、「英語ができない」と感じてしまう状況から抜け出せません。

恐れと緊張の影響

失敗が怖い
間違いを恐れることで、自信を失い、積極的に話すことを避ける。
コミュニケーションに緊張する
緊張すると、考えがまとまらず、伝えたいことをうまく伝えられない。
ストレスと焦り
緊張や恐怖を感じることで、ストレスが増し、学習に対する焦りが生じる。

英語を話す際の恐怖や緊張を克服することは、重要なステップです。

詳しくは後述しますが、「安心して失敗できる、安全な場所」を確保することも大切です。自分に合う英会話スクールは、そのような場所のひとつです。

1-6. 一方向の学習方法

6つ目の原因は「一方向の学習方法」です。

一方向の学習方法に固執することは、英語の習得を妨げる原因です。

この場合の「一方向」とは、「聞くだけ」「読むだけ」「書くだけ」「話すだけ」といった偏った勉強法を指します。

一方向の学習方法の問題点

努力の量と成長が見合わない
多大な努力をしていても、勉強法が偏っていると努力に見合った成長が実感できず「自分には英語は向いていない」と失望しやすい。
実用的なスキルの欠如
実際のコミュニケーションシーンで必要な総合的なスキルが身につかない。
モチベーションの低下
一方向の学習に限定すると、飽きやすく、学習へのモチベーションを維持するのが難しい。

英語学習においては、聞く・話す・読む・書くの各スキルをバランスよく学ぶことで、実際のコミュニケーションシーンでの適応力が高まります。

受験英語は、一方向の学習方法に陥りやすいといえます。

多角的なアプローチを取り入れることで、見違えるように英語ができるようになるケースも、珍しくありません。

1-7. 具体的ではない目標設定

7つ目の原因は「具体的ではない目標設定」です。

目標が抽象的だと、英語の学習が順調に進まないことがあります。

たとえば、「英語を話せるようになりたい」という目標は、具体性に欠けていて、効果的な行動計画を立てにくいのです。

抽象的な目標の問題点

計画をうまく立てられない
具体的で効果的な学習計画を立てられないので、学習がうまく進められない。
達成感を得にくい
進捗を把握しにくいので「英語ができるようになってきた」という達成感を得にくい。
モチベーションの欠如
英語に対するモチベーション維持が難しい。

英語は学習範囲が非常に広いため、目標を明確にし、自分にとって必要な優先順位で取り組むことが重要です。

そうすれば、「だんだん英語ができるようになってきた」といううれしさを噛みしめながら、英語習得を進められます。

1-8. 時間管理の問題

8つ目の原因は「時間管理の問題」です。

英語学習は、まとめて一気にやるのではなく、毎日少しずつ継続することが大切です。

たとえば1週間に7時間の英語学習の時間を確保できる場合、週末に7時間一気にやるのではなく、毎日1時間ずつ配分したほうが、学習効果は高まります。

その理由は、言語学習においてはエクスポージャーが重要だからです。繰り返し、自身を英語にさらし、触れ続けることで、英語力が高まっていきます。

時間管理ができないと起きる問題

不規則な学習スケジュール
毎日一定の時間を確保せず、週末にまとめて学習するような不規則なスケジュールでは、効率的に英語が身につかない。
間隔の空きすぎ
英語に触れない期間が長く続くと、その空白期間に、身につけた英語力が失われてしまう。
不自然なプロセス
毎日の学習は、母国語を身につけたときの自然な言語習得プロセスに近いため、より直感的に英語を使えるようになる。時間管理ができないと、この自然なプロセスの効果を活かせない。

英語学習における時間管理は、毎日の少量の学習を通じて長期的な記憶を育み、実践的なスキルを向上させるために重要です。このアプローチにより、英語を自然に身につけることが可能になります。

自分で管理するのが難しい場合は、英会話スクールのカリキュラムに従うことが効果的です。スクールでは、プロの指導と計画的なカリキュラムが提供され、学習の進行をサポートします。

1-9. 学習レベルの問題

9つ目の原因は「学習レベルの問題」です。

自分のレベルに合った英語を勉強しないと「英語ができない」という思い込みが強化され、負のスパイラルに入ってしまいます。

学習レベルが合わないと起きる問題

不適切な教材の選択
自分のレベルに合わない教材を選ぶと、学習効率が低下して、なかなか上達の実感が得られない。
学習意欲の減少
難しすぎる学習内容はモチベーションの低下を引き起こし、学習を継続することが困難になる。
自己評価の低下
上級者たちに混ざって勉強し、ほかの人と比較して自分の進捗が遅いと感じると、自信を失う原因となる。

日本語に置き換えて考えてみれば、イメージしやすいでしょう。まだ、小学1年生の語彙力や漢字力しかないのに、高校3年生向けのテキストを渡されても、自信を失うばかりです。

「私は英語ができる、楽しい」と感じられるレベルの英語を学ぶことが、長期的な学習効率を高めます。

1-10. 教える人の適性

10番目の原因は「教える人の適性」です。

適切な指導者を見つけることは、英語学習における成功の鍵です。

教師との相性が良好なら、学習効果が高まり、モチベーションも向上します。反対に、教師の教え方が合わないと、学習の継続が難しくなることがあります。

事実、そのような経験をして「英語ができない」と悩んでいる人は、少なくありません。

教師の適性とその重要性

教え方の相性
教師の教え方が自分の学習スタイルに合っていないと、学習内容の理解が難しくなる。
コミュニケーションスタイル
教師とのコミュニケーションがスムーズでないと、学習効率が低下する。
モチベーションの影響
適切な指導者に出会うことで、学習へのモチベーションが高まる。よい教師は、生徒が自信を持って英語に取り組むサポートができる。

自分に合う教師との出会いは、英語習得の道をより楽しく、より豊かにしてくれます。

教師を選ぶ際には、英語を教える指導者としてプロフェッショナルであることを、よく確認しましょう。

1-11. 必要性の欠如

11番目の原因は「必要性の欠如」です。

英語を学ぶ必然性を実感できていない場合、それは英語ができない原因となります。

とくに、日常生活で英語を使う機会が少ない場合、学習への動機付けが弱くなりがちです。

必要性の欠如が引き起こす問題

動機付けの欠如
英語を学ぶ具体的な必要性が感じられないと、学習へのモチベーションが低下する。
実用性の欠如
日常生活や仕事で英語を使用する機会がないと、学習した内容の実用性を感じにくい。
義務感による苦痛
自分にとっての利得が感じられないのに義務感で英語を勉強することは、大きなストレスとなり、やがて英語自体が苦痛になる。

実生活や将来の目標において、英語がどのように役立つかを理解し、学習への意欲を高めることが重要です。

英語学習が、自分にどのようなメリットや利益をもたらすのか、英語を使って何をしたいのか、具体的にイメージしてみましょう。

英語学習の必要性を感じることは、学習のモチベーションを高め、英語力の向上へとつながっていきます。

2. 今度こそ努力が報われる英語の正しい勉強法

英語ができない原因が見えてきたら、今度こそ努力が報われる、正しい方法で英語に取り組んでいきましょう。

ここでは8つのポイントをご紹介します。

  1. 「勉強」というより「練習」する
  2. 英語ができると信じさせてくれるコーチ(教師)を選ぶ
  3. 聞く・話す・読む・書くをバランスよく鍛える
  4. 英語に対するトラウマは手放す
  5. 自分と比べる
  6. 目的を描いてから学習法を選ぶ
  7. スクールのカリキュラムをやり切る

2-1. 「勉強」というより「練習」する

1つ目のポイントは「『勉強』というより『練習』する」です。

英語は学校で習う教科でもあるため、英語を「学力」と直結して認識している方が多いようです。

しかし実際のところ、スポーツや楽器を習得するときのように、英語習得の基本は「練習」です。よりよく練習するために、「勉強」があります。

筋トレ・マラソン・ヨガ・ギター・ピアノ・バイクの運転・料理など、ご自身がよく練習して、やり方をマスターしたものがあれば、それを思い浮かべてみましょう。

1週間、2週間では身につきませんが、何ヶ月・何年と練習するうちに、上達したのではないでしょうか。“その練習と英語の習得は同じ” と、捉え直してみてください。

「練習が主軸にあって、練習をよりよくするために、勉強もする」

という感覚で英語に取り組むと、英語はできるようになります。

2-2. 英語ができると信じさせてくれるコーチ(教師)を選ぶ

2つ目のポイントは「英語ができると信じさせてくれるコーチ(教師)を選ぶ」です。

スポーツの練習に優れたコーチが欠かせないように、英語の勉強でも、コーチの役割を果たしてくれる教師の存在が欠かせません。

コーチは、ただ知識を伝えるだけでなく、教え子たちに自信をつけさせ、モチベーションを高める役割を担います。

成長を一緒に喜び励ます姿勢や、生徒一人ひとりによって異なる学習スタイルへの理解、悩みに対する共感と必要なサポートなど、コーチの存在は心強いものです。

ぜひ、よき師を見つけて、英語の道を切り開いてください。

なお、イーオンではレッスンに「コーチング」をプラスして、学習継続をサポートする仕組みをご提供しています。

詳しくは「イーオンのコーチングサービス AEON UP!」にて、ご確認ください。

2-3. 聞く・話す・読む・書くをバランスよく鍛える

3つ目のポイントは「聞く・話す・読む・書くをバランスよく鍛える」です。

英語は、さまざまな要素から複合的に成り立っています。それらをバランスよく同時に鍛えると、スムーズに英語力が上がっていく実感を得られるはずです。

その理由は、「相乗効果」にあります。

たとえば、聞く力がついてくると、自然と発音も上達します。書く力が付いてくると、頭の中で文章が作れるので、会話がスムーズになります。

もし、「英語の映画を観る」という練習をしているなら、この練習を「聞く」という1度で終わらせるのはもったいないことです。

聞き取ったフレーズを書き出し、それについて話す練習をすれば、“1粒で2度も3度もおいしい” という状態を作れます。これが相乗効果です。

できる限り相乗効果を狙い、1つの努力から得られる英語力を、最大化していきましょう。

2-4. 英語に対するトラウマは手放す

4つ目のポイントは「英語に対するトラウマは手放す」です。

英語学習の過程で経験した、過去の挫折や傷ついた出来事は、新たなチャレンジの障壁となることがあります。

これらのトラウマを手放し前向きになることが、英語ができるようになるために必要です。

英語に対するトラウマ克服法(一例)

過去の経験の再評価
失敗や恥ずかしい体験を、学習の機会として捉え直していきます。たとえば、過去の発音ミスから学んだ教訓を活かし、発音練習に取り組んでみましょう。
ポジティブな思考法
否定的な自己認識をポジティブなものに転換します。たとえば、「私は英語が苦手」という考えを「英語を上達させるために挑戦中」という考え方に変えます。
小さな成功の積み重ね
小さな成功を積み重ねることで自信を育てます。毎日、少しずつでも英会話を続けることで、徐々に自信が育ちます。
サポートと共感
家族や友人、教師からのサポートや共感は大きな助けとなります。学習の悩みを話し合い、励ましてもらいましょう。

自分を受け入れ、ポジティブな気持ちで英語に向き合うことが、新しいチャレンジにつながっていきます。

2-5. 自分と比べる

5つ目のポイントは「自分と比べる」です。

世の中にはさまざまな人がいます。同僚や友人の中には、言語習得が得意で英語がペラペラな人がいるかもしれません。インターネット上に目を向ければ、いとも簡単に習得しているように見える人もいます。

これらの人々(他者)のことは、忘れましょう。気にする必要はありません。

気にして英語ができるようになるなら、いくらでも気にしてよいのですが、残念ながら逆効果になることがほとんどです。

その代わり、過去の自分と比べてください。“過去の自分に比較してどれだけ成長したか” をモチベーションにしましょう。

そのためには、現時点のレベルを記録しておくことが役立ちます。たとえば、イーオンでは「イーオンスケール」で今の英語力を見える化できます。

イーオンスケールの活用方法は「英会話イーオンで【私のベストレッスン】を探しに行こう」もあわせてご覧ください。

2-6. 目的を描いてから学習法を選ぶ

6つ目のポイントは「目的を描いてから学習法を選ぶ」です。

漠然と「英語を勉強しなくてはいけない」と思っている状態であれば、一度立ち止まってみましょう。

自分に問いかけてみます。

「なぜ、英語を学びたいのか?」

この質問に答えることから、英語習得の道が始まります。

目的を明確にしたら、その目的に、さらに気持ちを込めてください。

海外旅行のためなら、異国の地で地元の人と自然な会話を楽しむシーンを心に描いてみます。

ビジネス英語を学ぶなら、会議室で堂々と話す自分を想像し、そのときの感情をリアルに感じてみてください。

試験対策なら、試験を終えた後の満足感や達成感を、先取りするように味わってみます。

日常会話の向上を目指すなら、友人や恋人との心温まる交流の瞬間を、想像してみてください。

そして、これらの目的を叶えてくれる手段として、学習法を選びましょう。目的を明確にした後なら、何をすべきか、自然と見えてくるはずです。

目的別レッスンのポイントは、以下のページも参考にしてみてください。

2-7. スクールのカリキュラムをやり切る

7つ目のポイントは「スクールのカリキュラムをやり切る」です。

英会話スクールのカリキュラムは、一貫性のある体系的な学習を可能にします。

「英語ができない」と嘆いている方は、一度、スクールのカリキュラムをやり切ってみることをおすすめします。

スクールのプログラムに従って学習を進めることは、初心者の方の基礎固めに最適です。「勉強の仕方がわからない」というつまずきがなくなるためです。

3. 自分らしく学べば英語はできるようになる

最後に、これから「英語ができない」という自分を卒業していきたい方へ、伝えたいことがあります。

3-1. 自分に合う学習スタイルを探す

まず、自分に合う学習スタイルを探すことに、貪欲になってください。

人にはさまざまな学習スタイルがあります。

英語に関しては、さまざまな学習方法が次から次へと開発され、迷ってしまうかもしれません。

しかしながら、大切なのは自分にしっくりくる感覚と成長の実感です。たとえ「古い」といわれる手法であっても、自分の英語力が増すなら、それでよいのです。

たとえば、視覚的に情報を得ることを好む人は、図表やイラストを使った学習が有効です。一方、音声による情報の吸収が得意な人は、オーディオブックや英語の歌を活用するとよいでしょう。

自分に合った学習方法を見つけるために、さまざまな手法を試してみましょう。固定観念にとらわれないことです。

自分にとって楽しく、快適に感じられる方法がかならずあります。

3-2. 小さな一歩をしっかり祝う

英語学習では、けして完璧主義にならないでください。

少しでもできるようになったら、そんな自分を盛大にお祝いしましょう。

新しい言葉を覚えた、まったくわからなかった英語の歌詞がわかるようになった、英語であいさつができた、など、どれも大きな進歩です。

赤ちゃんが母国語を覚えるときを、イメージしてみてください。「ママ、パパ」と言えただけで、家族は大喜びです。赤ちゃんはうれしくて、もっと言葉を覚えます。

小さな成功を積み重ねた先に、英語の習得があります。小さな成功を祝って自信をつけ、モチベーションを高めていきましょう。

3-3. 優れた教師に出会う

先にも述べたことですが、英語学習においては、教師の存在が重要です。

貴重な人生の時間を無駄にしないためにも、自分に合う教師と出会う重要性に、目を向けていただければと思います。

イーオンには「英語を教えるプロフェッショナル」が在籍しています。

出典:英会話イーオン HP

「いい先生に出会えない」という方は、信頼できる質の高い教師陣のページをご覧のうえ、イーオンの教師を選択肢に検討していただければと思います。

4. まとめ

本記事では「英語ができない」をテーマに解説しました。要点をまとめておきましょう。

英語ができない11の原因として、以下が挙げられます。

  1. 自己否定の思い込み
  2. 文法に対する過度なこだわり
  3. 語彙力のなさ
  4. 発音に対する強迫観念
  5. 恐れと緊張
  6. 一方向の学習方法
  7. 具体的ではない目標設定
  8. 時間管理の問題
  9. 学習レベルの問題
  10. 教える人の適性
  11. 必要性の欠如

今度こそ努力が報われる英語の正しい勉強法として、以下を解説しました。

  1. 「勉強」というより「練習」する
  2. 英語ができると信じさせてくれるコーチ(教師)を選ぶ
  3. 聞く・話す・読む・書くをバランスよく鍛える
  4. 英語に対するトラウマは手放す
  5. 自分と比べる
  6. 目的を描いてから学習法を選ぶ
  7. スクールのカリキュラムをやり切る

自分に合う適切な方法で学んでいけば、英語はできるようになります。どうぞ自分に合うスタイルや教師を見つけ、楽しみながら英語を習得していってください。

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