レポート
2017.09.20
中学・高校英語教員を対象とした「英語を英語で教えるための指導力・英語力 向上セミナー」を開催しました。
開催日・場所:
2017年
2017年
2017年
2017年
2017年
:英会話イーオン 東京本社
:英会話イーオン 中部本部ビル
:AP大阪淀屋橋
:英会話イーオン 岡山本社
:天神クリスタルビル
中学生・高校生に英語を教えられている熱心な先生方(5会場合計:実数298名)にお集まりいただき、アクティビティにもご参加、積極的に英語を使ってコミュニケーションを取っていただきました。
13:00~13:45
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基調講演
【東京・名古屋・大阪・福岡会場】
次期学習指導要領の実施前に理解しておくこと・成すべきこと
―生徒の未来を切り拓く英語教育を展開するために―
講師:向後 秀明氏 (敬愛大学 国際学部国際学科 教授、 前 文部科学省初等中等教育局 教科調査官)
【岡山会場】
新教育課程における外国語教育が目指すもの
―中学校学習指導要領の改訂を中心に―
講師:平木 裕氏(文部科学省初等中等教育局 視学官)
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13:55~14:40
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生徒のやる気と英語力を高める教師の話し方 ~クラスルームイングリッシュとティーチャートーク~
【5会場共通】
講師:菅井 幸子(法人部 学校教育課 教務コーディネーター)
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14:50~15:55
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スピーキング力向上トレーニング ~音読からディスカッションへ~
【東京会場】 講師:箱田 勝良(法人部 企業研修課 教務コーディネーター)
【名古屋会場】 講師:廣田 雄士(中部本部教務課トレーナー)
【大阪会場】 講師:伊熊 文(関西本部教務課トレーナー)
【岡山会場】 講師:山﨑 浩(西部本部教務課トレーナー)
【福岡会場】 講師:筑場 隆子(九州本部教務課トレーナー)
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16:10~17:00
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発信力を養う技術統合の仕方 ~検定教科書の効果的な使い方~
【5会場共通】
講師:菅井 幸子(法人部 学校教育課 教務コーディネーター)
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【基調講演:次期学習指導要領の実施前に理解しておくこと・成すべきこと】について
- 苦手意識のある生徒にこそ英語で授業すべきだという考えに、努力しようという気持ちになった。
- 教育界の現状を理解することができた。時間があっという間にきてしまって残念。
- 向後先生のお話にはいつも勇気をいただきます。人生80年の時代に、18歳で終わってしまう英語学習など何の意味もないといつも思っています。
- ややあきらめかけていた英語の授業をすべて英語で行うことを、あらためて明確に意識できた。
- 入試における4技能重視という大きな変革がありますが、学校の状況に合わせて、生徒のレベルに合わせて“目的”を意識したアクティビティをすることが大切であると分かりました。
【基調講演:新教育課程における外国語教育が目指すもの】について
- 指導要領改訂について非常に気になることばかりだったので、分かりやすく教えて頂けて、この先の指導に必ず生かしたいです。
- 新しい情報が知れたので。文科省の方の気持ちを聞いたのは初めて!
- なんとなく知っていた新学習指導要領を今回はとても詳しく知れてよかった。
- 改訂のポイントをわかりやすく説明していただき、少し気が軽くなった。
- 新しい学習指導要領について、自校でシェアします。
- 新教育課程については大変分かりやすく良かったです。しかしその理想を現場レベルでどう実現するかという具体的な方法がもっと知りたかったです。
【生徒のやる気と英語力を高める教師の話し方】について
- 今までに使ったことのないフレーズを知る機会になり、気づきになった。
- フィードバックの方法がとても参考になりました。生徒たちとのコミュニケーションがよく取れていたりすることで、英語でのフィードバック(Praise Acknowledge)がしやすくなると思いました。これらは日本語で自然にやっていたことかなと思いました。英語でやってみます。
- 講師の方が表情がとても素敵で、まず子どもたちの前に立つ者として、表情から大切にしたいと思いました。
- 教師がinput providerになる、ということはあまり意識していなかったので、sophisticatedなセンテンスをイメージするのはとてもいい勉強になりました。
- 実践的で役に立ちました。2学期から活用していきたいです。
【スピーキング力向上トレーニング】について
- Discussionは難しいものだと思っていたのですが、今日教えていただいたものを参考にすれば、できるような気がしてきました。段階を追っておこなうことの重要さを学びました。
- 初めてのトレーニングでとても勉強になりました。意見を英語で話すことの難しさを感じた。
- あらかじめリーディング素材でディスカッションの際の意見のヒントを与えておく重要性を確認できた。その素材の選び方が大きく影響すると感じた。
- いつもやっていることも多く、間違ったことを教えていないのだ、という自信になった。
- ディスカッションの指導方法がわかりました。
- 難しいと思う生徒の気持ちがわかりました。でも議題を変えて活用してみたいと思います。
【発信力を養う技能統合の仕方】について
- 教材研究を行う時に、技能統合ということを意識していませんでした。もう少し工夫をすれば、生徒の英語力を高めることにつながるということを学ばせていただきました。
- コミュニケーション英語、英語表現という高校英語の中の後者での実践方法をご紹介いただいたが、中学でも”目的(GOAL)"を決めて指導していく上ではとても使える内容でした。
- 「目的」を考えた授業作りをこれから実践していきたいと強く感じました。Dictogloss、是非やってみたいと思います。Happy Teaching!
- 統合型授業を難しく考えていましたが、今日お話をうかがい、ちょっとしたことから実践したいと思いました。
- ペアで活動することが多く、楽しかったです。自分の発信力をもっとつけていきたいです。
- さっそく授業で使ってみようと思います。
イーオン学校教育課として、多くの自治体や研究会、学校での先生方への研修を担当させていただいたことが、今回のセミナー内容に生かされています。限られた時間の中で、そのすべてをお見せすることはできませんでしたが、皆さんから多くのポジティブなフィードバックをいただくことができました。長時間のセミナーとなりましたが、英語を使ったアクティビティ、お互いの取り組みや意見交換など全てにおいて、積極的にご参加いただき本当にありがとうございました。今後も先生方はじめ、英語を必要とされている皆様のお力になれるようなセミナーを企画して参りますので、ご期待ください。
学校単位・教育委員会単位などでの勉強会・講演・セミナー等は、イーオン各エリアの法人部学校教育課に、ぜひ、ご相談ください。
【イーオンについて】
イーオンは1973年に創業以来、日本人に最適な語学教育を通し、世界で通用する人材育成に高い評価をいただいています。日本人の英語上達のためにオリジナル教材を開発。人格、指導力ともに優れた日本人教師と外国人教師を採用。それぞれの強みを活かした効果的なレッスンで、苦手を克服しながらコミュニケーション力を高め、ビジネス英語や資格取得に大きな成果を挙げています。
イーオンでは、安心して英語を学んでいただくために、
●生徒様の授業料に対して、「前受金分別信託制度」導入しています。
●外国人教師の99%は北米で採用。来日後は全員日本の社会保険に加入させています。
●文部科学省所管の「全国外国語教育振興協会」の加盟校です。
株式会社イーオン(本社所在地:東京都新宿区、代表者:三宅義和)は、現在、全国主要都市に251校を有し、幼児から学生、社会人の方々が通いやすく学びやすい環境とカリキュラムを構築。グループ全体で生徒数10万人を超える実績とともに、その約50%は未来を担う子どもたちであることもイーオンの信頼の証しです。
◆イーオン公式HP:https://www.aeonet.co.jp/