2013.08.28
NPO日本教育再興連盟が主催する「教育夏まつり2013」が、8月24日(土)福島県二本松市で開催されました。震災から2年が経った今年は、最前線で活躍されている教育関係者、音楽関係者、子どもたちの「ロールモデル」になりうる大学生が被災地に集合!現地の子どもたちと一緒になって二本松、そして福島、日本の未来について議論し、今出しえる“Answer”を考えていくイベントとなりました。
その中で教員・保護者向け講座「求められる!未来型・人材開発教育」が行われました。これからの教育は、言語とICTと広い視野を持った才能開発が必要との主旨に沿って、今、日本の最前線に立つ4名の講師が二本松から発信しました。その1つ『英語教育』について、英会話イーオン東京本社社長・三宅義和と法人部専任教師の筒井由美子が講演をさせていただきました。
冒頭三宅から、2011年から始まった全国の国公立小学校での外国語活動を、今や「教科」とするかが検討されていることに対し、「グローバル時代の昨今、話せない日本人が多いと言われている。その時に日本での学校英語教育があたかも間違っているかのように言われる方もいるが、決してそうではない。正しい基礎力、単語や文法などはしっかりと身につけることは重要である。しかし、圧倒的に練習する時間や正しいトレーニングの実践が不足している。日本では英語は教科として扱われてきたため、間違えることを恐れてコミュニケーションを取ろうという態度に欠ける部分もある。現在、小学校で外国語活動が始まったことは大変に意義があるのだが、これが教科になることで正しい・間違っているだけで低学年のうちから英語力の評価をつけることは、難しいのではないか」と提言させていただきました。
それを受けて法人部教師の筒井からは、正しいトレーニング法の一例として「音読トレーニング」を実演で紹介。会場の聴講者全員とのやりとりでは、最初は外国人の会話についていけなかった方も、単語の意味を確認する、音のつながりを確認する、アクセントの強弱を確認するといった1つ1つのやり方を学ぶ中で、最後にはしっかりと聞き取れる実感をもっていただけたようです。筒井は「学校英語では文字から意味を知るという学習方法を多く取り入れる傾向がありました。知識としての英語はそれで良いのですが、話せるようになるためには、音読とリスニングを並行する、音から学ぶトレーニングが必要です」と紹介。会場の共感を得ていました。
最後に三宅は、「日本の和を尊ぶ文化風習というのは大変に素晴らしいものです。一歩へりくだって相手を立てることができるのは高度な文化と言えます。しかし、グローバル人材の育成が叫ばれている今、私たちは様々な文化風習をバックボーンとする人たちと交渉していくためには、察して欲しいというだけでは通用しなくなっています。これからの未来を担う子どもたちは、伝えるべきこと・言うべきことはしっかりと眼を見て分かってもらえるまで話す。しかし相手の立場も理解しながら自国の文化も大切にする。その両立が必要なのだと思います。そのためにも世界に羽ばたけるツールとして英語をしっかりと身につけて、日本を元気にする若者の活躍を祈りたいと思います。」と締めくくりました。
【イーオンについて】
イーオンは1973年に創業以来、日本人に最適な語学教育を通し、世界で通用する人材育成に高い評価をいただいています。日本人の英語上達のためにオリジナル教材を開発。人格、指導力ともに優れた日本人教師と外国人教師を採用。それぞれの強みを活かした効果的なレッスンで、苦手を克服しながらコミュニケーション力を高め、ビジネス英語や資格取得にも大きな成果を挙げています。
イーオンでは、安心して英語を学んでいただくために
●生徒様の授業料に対して、「前受金分別信託制度」導入しています。
●外国人教師の99%は海外で採用。来日後は全員日本の社会保険に加入させています。
●安心して学べる「全国外国語教育振興協会」の加盟校です。
株式会社イーオン(本社所在地:岡山県岡山市、代表者:安藝清)は今年40周年を迎えました。現在、全国主要都市に253校を有し、幼児から学生、社会人の方々が通いやすく学びやすい環境とカリキュラムを構築。生徒数10万人を超える実績とともに、その約50%は未来を担う子供たちであることもイーオンの信頼の証しです。イーオンの詳細は、https://www.aeonet.co.jp/ をご参照ください。