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Special Information

2014.07.25

教務課主任トレーナー
薬袋 佐恵子
*TOEFL620(PBT)取得
*TOEIC L&R テスト990点(満点)
*英検1級
*国連英検A級

今、話題の「TOEFL®テスト」 とは、どんなテスト?
〜 イーオン教務課トレーナー 薬袋佐恵子がご説明します 〜

 大学入試や卒業認定などへの「TOEFLテスト」の導入について議論されており、TOEFLを英語運用能力の判断基準にする構想が検討されるなど、英語教育に大きな変化が起こりつつあります。

 日本では、英語でのコミュニケーション能力を判断するテストとして「英検」や「TOEIC L&R テスト」がよく知られてますが、「TOEFLテスト」については、「海外の大学留学のために受けるテスト」という程度で、内容までは理解されていないのが現実のようです。

■英語圏の大学・大学院留学する際の判断基準に利用されています。

 TOEFLテスト(Test of English as a Foreign Language)は、英語を母国語としない人たちの英語コミュニケーション能力を測るため、1964年に米国非営利教育団体であるETS(Educational Testing Service)によって開発されたものです。このテストの目的として一般的にメジャーといわれているのは、大学・大学院留学の際の判断基準としての利用です。つまり、留学した大学1年生などがキャンパスや講義でコミュニケーションがとれるように、「読む」「聞く」「話す」「書く」といった4技能を総合的に求められるテストになります。

■TOEFL®iBTテスト、TOEFL®ITPテスト。2つの違いは?

 ところで、日本で行われているTOEFLテストには、世界的に留学の判断基準に利用されているiBTテスト(Internet-based Test)と、団体向けテストプログラムに利用されているITPテスト(Institutional Test Program)の2種類があります。今、国内入試など検定制度への活用を議論されて話題になっているのはiBTテストの方で、指定された会場で一人一台割り当てられたパソコンの画面を操作して受験します。
 他方、パソコンを使わずペーパー形式で行うITPテストは、国内の大学・大学院の入試や単位認定、また都道府県によっては英語教職員の研修の一環として利用されています。こちらのテストの特徴は、Speakingが出題されないこと、文法・構文問題があること、2007年まで実施されていたPBTテスト(Paper-based Test)の過去問題が再利用されていることがあげられます。ITPテストは団体向けのテストプログラムのため、個人の申込・個人の集まりでは実施することはできません。

■TOEFL®テストは難しい?

 現在、話題になっているiBTテストの内容について、詳しくご説明します。語学証明として幅広く使えるTOEFLテストですが、英検を取得するより難易度はかなり高いといえます。留学先のキャンパスや講義でコミュニケーションがとれる実力を問うものですので、単に暗記や受験テクニックでは対応できない、「読む」「聞く」「話す」「書く」を使いこなす実践的な英語力が試されます。また、海外の授業では、自分の意見を述べる機会が多いため、iBTテストでは英語力に加えて、ディスカッション能力も求められます。
 このテストでは全セクションで、大学で講義を受けるようにメモをとることができます。所要時間が4〜4.5時間と非常に長いため、普通の高校生が受験するには多大な集中力が必要なテストであるといえます。

TOEIC®iBTテストの所要時間と配点

@ Reading(リーディング)

 リーディングでは、大学の教養課程で学習するアカデミックな話題が幅広く取り上げられ、細かい内容というより大意を素早く読み取れる力、速読力、行間を読む推測力が求められます。

A Listening(リスニング)

 リスニングでは、キャンパスを舞台にした会話や教授の講義、ディスカッションに対応し、大意を素早く聞き取れる力、相手の意図や趣旨を理解する力、聞き取った内容から推測する力が試されます。

B Speaking(スピーキング)

 スピーキングでは、提示された題目に対して自分の意見をまとめるものと、「読む」「聞く」「話す」の複数のスキルを使いこなす問題があります。短時間で考えを理論的にまとめる力、内容の大意を把握する力、意見や考えを明確に伝える力、正確に文を作る力が求められます。

C Writing(ライティング)

 ライティングでは、「読む」「聞く」「書く」の複数のスキルが使いこなせるかどうかの問題と、提示された題目に対して自分の意見をエッセイにまとめるものがあります。スピードが要求されるため、タイピングのブラインドタッチ練習も必要です。短時間で考えを理論的にまとめる力、内容の大意を把握する力、正確に文を作る力が試されます。

■TOEFL®テスト対策は、まずは英検コースで

 TOEFLテストは、例えばマークシートでマルバツをつけるような試験とはまったく異なるため、自分の意見や考えを理路整然と伝えていく英語力を磨くことが重要です。大学の講義を想定したアカデミックな単語を数多く使った出題で、さらにリスニングの時間も非常に長いため、普通の高校生がいきなりTOEFLから入るのはハードルが高すぎると思われます。
 TOEFLテスト対策には、TOEFLテストが日本英語検定の試験問題で求めている英語力と似ている点が多いため、まずは英検2級までをしっかり対策して受験することで、英語のスキルを確実に伸ばしていくことができます。

TOEFL®テスト、TOEIC® L&R テスト、英検 換算表 (出典:イーオン)

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TOEFL is a registered trademark of Educational Testing Service(ETS). This website is not endorsed or approved by ETS.

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