ニュースリリース

2015.09.14

イーオン、キッズ向け教材を10年ぶり全面刷新
新教材「ENGLISH OCEAN」を2016年度より導入

~センゲージラーニングとの共同開発、生徒のアクティブラーニングを促すオリジナル教材~

 英会話教室を運営する株式会社イーオン(本社:東京都新宿区、代表取締役:三宅義和、以下「イーオン」)は、同社の子供向け英語教育専門の教室「イーオンキッズ」における小学生向けの教材を10年ぶりに全面刷新し、新教材「ENGLISH OCEAN」を2016年度より全国の教室で導入します。

 現在、初等教育における英語学習では、文部科学省の方針により、小学5、6年生で英語を正式な「教科」とすることや、「「外国語活動」を小学3、4年生に前倒しされることが盛り込まれるなど、大きな転換期を迎えています。
 英語教育が“4技能(読む・聞く・書く・話す)の総合的育成”へ重点を移していくなかで、英会話学校のキッズクラスに求められる役割も多様化しており、この度それらのニーズに対応するため、10年ぶりとなる全面刷新を行うことを決定しました。

 今回、新たに導入する新教材「ENGLISH OCEAN」は、世界各国の教育機関へ教材をはじめとする様々な商品やサービスを提供するセンゲージラーニング株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:松村達生、以下「センゲージラーニング」)と共同開発したオリジナルの学習教材となります。センゲージラーニングのグローバルな視点と学習法を取り入れるとともに、イーオンの40年にわたる指導法やイーオン語学研究所の教材作りのノウハウを合わせ、世界で活躍できる英語力とコミュニケーション力の習得に向けた内容となっています。

 「ENGLISH OCEAN」では、4技能による“使える英語力”はもちろんのこと、主体的・能動的に学ぶアクティブラーニング※1の考えを教材の主軸に据えています。英文中の単語がわからないような状況でも挿絵などから積極的に情報を得ていく“受信力”や、毎回ユニットの最後にはプレゼンテーションの時間を設け、自らの考えを周囲に伝えていく“発信力”を養える構成としています。また、21世紀型スキルと呼ばれる、批判的思考力(批評精神を持って考える力)と問題解決能力や、他者とのコミュニケーション・コラボレーション能力も、ロールプレイやグループワークなどを通じて自然と身につけることができるよう構成されています。

※1アクティブラーニング:教員による一方向的な講義形式の教育とは異なり、学修者の能動的な学修への参加を取り入れた教授・学習法の総称。学修者が能動的に学修することによって、認知的、倫理的、社会的能力、教養、知識、経験を含めた汎用的能力の育成を図る。

 さらに、ICT教育に対応したデジタル機器を使用するレッスンなどを行うほか、サイエンスやアートなど世界共通のアカデミックな知識を蓄える文献も豊富に取り揃え、世界で活躍できる能力を総合的に養います。

 イーオンは今後も多様化するニーズに応え、より充実した英語教育の発展、サービスの提供に努めてまいります。

<参考資料>

■新教材「ENGLISH OCEAN」の特長

 イーオンキッズでは教育理念として、「英語をコミュニケーションの手段として使いこなし、世界で活躍できる国際人を育てます。生涯にわたり自分を高めていける自律した学習態度の基礎を養います」を掲げています。
 グローバル化が加速し、変容の時を迎えている社会において、また小学校での英語教育の早期化・教科化などが進められているなかで、英会話スクールにおけるキッズクラスの役割もまた変化しつつあります。そのような状況において、教育理念を実現していくためには、4技能による“使える英語力”の向上はもちろんのこと、より主体的・能動的に学ぶ姿勢も身につけられるような学習方法を提供していく必要があると考え、新教材の開発を決定しました。

 センゲージラーニングとの共同開発により、グローバルな視点と学習法を取り入れるとともに、イーオンの40年にわたる指導法やイーオン語学研究所の教材作りのノウハウを合わせることで、日本人の子どもに適した新しい教材「ENGLISH OCEAN」が誕生しました。

■学習内容の4つの柱

1.英語力向上に必要な4要素「語彙、文法、音声、ディスコース」を網羅

語彙、文法では、新たに学ぶ語彙を同じユニットで学ぶ構文の中で繰り返し練習することができるほか、音声では、低学年と中学年のフォニックス※2、高学年は発音を文脈の中で学ぶことができます。またディスコースでは、絵本などを使った読み書きのトレーニングを通じて英語に触れる機会を増やすとともに、プレゼンテーションのトレーニング等を通じて発話する機会を増やすことで、総合的に英語力を引き上げます。

※2英語において、綴り字と発音との間に規則性を明示し、正しい読み方の学習を容易にさせる方法の一つ。

2.英語の「受信力・発信力」を鍛える内容

〈受信力〉分からない単語や箇所があっても、積極的に情報を得て文章を理解し、前向きに読み 進める力を養います。(Lesson5 Literacy、Lesson6 Project)テキスト内の挿絵や、ベン図・チャートを活用し情報を積極的に受信することで、リーディング・ストラテジーを身につけます。
〈発信力〉毎回のレッスンの最後には、ブレインストーミングやプレゼンテーションの場を設けることで、学習した内容を実際に発信していく力を養います。

3.「21世紀型スキル」の習得

ロールプレイ、グループワーク、コンテスト、創作、発表などを通して、グローバル社会を生き抜くために必要な批判的思考力・問題解決能力や、他者とのコミュニケーション・コラボレーション能力などの21世紀型スキルを自然と身につけることができるよう構成されています。

4.「自ら学ぶ力」

ユニットのはじめと終わりに、生徒自身がゴールを設定して自己評価する項目を加え、達成度を意識しながら学習を進めることができるほか、プレゼンテーション時には、気をつけるべき点を自分で決めて振り返りができるチェックボックスを設けるなど、自律学習を促進させる仕組みを作りました。

■教材の構成
〈生徒用コンポーネンツ〉

・Student Book
・Workbook 
・Storybook =ユニットごとに1冊付属。
・DVD=歌、テーマ関連の場面、storybook、関連語彙、専門家の話を収録したDVD。
※専門家の話は、Blue/Purpleのみ収録
・Student CD=Student Book・Workbookの音声を収録したCD。
・Portfolio=Projectのレッスンで使用するプレゼン用のシート。

〈レッスン構成〉

レッスンは、1ユニット=6レッスンの全44レッスンで構成されます。
〈詳細〉

Book 1: 3ユニット(19レッスン:18 レギュラーレッスン+1スペシャルレッスン)
Book 2: 4ユニット(25レッスン:24レギュラーレッスン+1スペシャルレッスン)

【「ENGLISH OCEAN」の由来】
変化の激しいグローバル社会の中で、豊かにたくましく生きていくために必要な力を、英語学習とともに養えるカリキュラムを目指して制作された同教材は、“教室の英語”を超えて、世界の中で役立つ英語=“大海の英語”の習得を目標としています。各コンテンツもこの“大海の英語( =ENGLISH OCEAN)を見据えてのカリキュラムとなっています。

■センゲージラーニング株式会社
センゲージ ラーニング株式会社は、米国ボストンに本社を置く、教育情報サービス企業、Cengage Learning100%出資の日本法人です。生涯学習に関わる様々なソースを提供する世界有数の教育情報プロバイダーとして、教育現場において、子どもから大学院レベルの学生や教師、または様々な教育機関へ、多種多様なニーズに応じた、様々な商品やサービスを提供しています。

本件に関するお問い合わせ

【イーオンについて】
 イーオンは1973年に創業以来、日本人に最適な語学教育を通し、世界で通用する人材育成に高い評価をいただいています。日本人の英語上達のためにオリジナル教材を開発。人格、指導力ともに優れた日本人教師と外国人教師を採用。それぞれの強みを活かした効果的なレッスンで、苦手を克服しながらコミュニケーション力を高め、ビジネス英語や資格取得に大きな成果を挙げています。
 イーオンでは、安心して英語を学んでいただくために、
 ●生徒様の授業料に対して、「前受金分別信託制度」導入しています。
 ●外国人教師の99%は北米で採用。来日後は全員日本の社会保険に加入させています。
 ●文部科学省所管の「全国外国語教育振興協会」の加盟校です。
株式会社イーオン(本社所在地:東京都新宿区、代表者:三宅義和)は、現在、全国主要都市に251校を有し、幼児から学生、社会人の方々が通いやすく学びやすい環境とカリキュラムを構築。グループ全体で生徒数10万人を超える実績とともに、その約50%は未来を担う子どもたちであることもイーオンの信頼の証しです。
◆イーオン公式HP:https://www.aeonet.co.jp/

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