ニュースリリース

2014.03.06

イーオンは、イーオンキッズ保護者を対象とした
「子どもの英語学習に関する意識調査」を実施

~「小学校の英語教育」の早期化について、約8割の保護者が肯定的~

 英会話教室を運営する株式会社イーオン(本社:東京都新宿区、代表取締役:三宅義和、以下「イーオン」)は、イーオンキッズに通う小学生以下のお子様の保護者396名を対象に、「子どもの英語学習に関する意識調査」を実施しました。
 文部科学省が昨年12月に作成した「英語教育改革実施計画」では、小学3~4年生から英語教育を開始する方針が示されるなど、初等教育における英語学習は大きな転換点を迎えつつあります。
 そこで今回、イーオンでは、「英語教育実施の早期化について」や「英語教育環境に求めること」「英会話スクールとの使い分け」などについて、保護者がどのように考えているのかを調査しました。主な調査結果は以下の通りです。

調査結果トピックス

■ 「小学校の英語教育」の早期化について、「よいことだと思う」が約8割。

小学校の英語教育を今後3~4年生から開始するという文部科学省の方針について、約8割の保護者が「よいことだと思う」と回答しました。一方少数ではあるものの、否定的な理由として、「母国語の勉強に力を入れるべき」「他の教科の時間が削られるのが心配」という声が挙げられたほか、「文法ばかりではなく会話を重視した内容にしてほしい」など、授業内容に対する意見も見られました。

■ 「今後の英語教育環境(学校教育、英会話スクール教育)に求めること」の第1位は、 「海外の同学年の子どもたちとの交流の場を増やしてほしい」。

今後の英語教育環境に求めることでは、「海外の同学年の子どもたちとの交流の場を増やしてほしい」が290名に上り1位となりました。2位以下も「とにかく英語が話せるように教育してほしい(261名)」「サマースクールなど、実践的な英語を使う機会を広げてほしい(258名)」が続き、実践的な英語に触れる機会を増やしてほしいと願う保護者の想いが明らかになりました。

■ 「小学校の英語教育」に求めること、第1位は「勉強ができるようになる」。
一方、「英会話スクール」に求めることは「英語が話せるようになる」がトップに。

「小学校の英語教育」と「英会話スクール」のそれぞれに対して期待することを1位~8位まで順位付けしてもらった結果、「小学校の英語教育」のトップは「勉強ができるようになる(進学、成績のため)」となり、以下「英語が話せるようになる」「外国のことをたくさん知る(異文化を学ぶ)」と続きました。一方、「英会話スクール」に期待することは、「英語が話せるようになる」がトップとなり、「外国人に対しての抵抗感をなくす」「グローバル社会に対応できる力をつける」が続く結果となりました。

■ 英会話スクールに通い始めた子どもの変化は、「英語が好きになった」が過半数を獲得。未就学児に限ると「英語の歌を歌う(口ずさむ)ようになった」がトップに。

イーオンキッズのスクールに通い始めたことにより、子どもが「英語が好きになった」と回答する保護者が半数以上の210名に上り、以下「習った単語、文章などを日常で使うようになった(178名)」「外国人に対して抵抗が無くなった(131名)」と続きました。また6歳以下の未就学児に限ってみると、トップは「英語の歌を歌う(口ずさむ)ようになった」となり、英語を楽しむところから英語学習を始めるという、イーオンの教え方が反映された結果となりました。

≪考察~英語教育の早期化と英会話スクールの役割~≫
 文部科学省が示した英語教育早期化の方針を踏まえて実施した今回のアンケートですが、保護者の意見は約8割が肯定的なもので、「早ければ早い方がいいと思う」という声が多く聞かれました。
 一方で、少数ではありますが、「早すぎる」「どちらとも言えない」と回答した理由の中には、「文法ばかりではなく会話を重視した内容にしてほしい」など授業内容に対する意見も見られました。この“会話”を重視する傾向は「英語教育に求めること」の設問にも顕著に見られ、「海外の同学年の子どもたちとの交流の場を増やしてほしい」「とにかく英語が話せるように教育してほしい」が上位に挙げられました。
 イーオンは、このニーズに応えていくことが、初等教育の英語学習における英会話スクールの大きな役割であると考えます。実際、アンケートでも「英会話スクール」に期待することとして、「英語が話せるようになる」を1位に挙げる人が203名と過半数を超える結果となりました。イーオンをはじめとする英会話スクールには、レッスンを通じて英語を使う機会を提供することで、子どもたちの「英会話力」を高めていくことが求められているようです。

■調査概要

■調査結果サマリー

【英語教育について】

1-1.「小学校の英語教育の早期化」について

[「小学校の英語教育の早期化」について] 円グラフ

小学校の英語教育を3~4年生から開始するという文部科学省の方針についてどう思うかを尋ねたところ、約8割となる312名が早期化について「よいことだと思う」と回答しました。また「どちらとも言えない」と回答した72名の中にも、「もっと早いほうがよいから」という方が 16名おり、大多数の保護者が英語教育の早期化を肯定的にとらえていることがわかる結果となりました。
一方、「早すぎる」「どちらとも言えない」と回答した理由としては、「母国語である日本語(国語)の勉強に力を入れるべき」「国語や算数など他の教科の時間が削られるのが心配」という声が挙げられたほか、「文法ばかりではなく会話を重視した内容にしてほしい」などと、授業内容に対する意見も見られました。

1-2.今後の英語教育に求めること

今後の英語教育環境(学校での教育、および英会話スクールでの教育)に求めることを尋ねたところ、最も多かった回答は「海外の同学年の子どもたちとの交流の場を増やしてほしい」で、290名に上りました。以下「とにかく英語が話せるように教育してほしい」が261名、「サマースクールなど、実践的な英語を使う機会を広げてほしい」が258名と僅差で続く結果となるなど、実践的な英語に触れる機会を増やしてほしいと願う保護者の想いが明らかになりました。

[今後の英語教育に求めること] グラフ

【小学校での英語教育と英会話スクールの使い分けについて】

2-1.「小学校の英語教育」と「英会話スクール」それぞれに求めるもの

「小学校の英語教育」と「英会話スクール」のそれぞれに対して期待することについて、下記項目に順位付けをしてもらいました。

アンケート項目

その結果、「小学校」に対して期待していることの1位に「勉強ができるようになる(進学、成績のため)」を挙げた方が最も多く116名に上りました。一方、「英会話スクール」に期待することとして、「英語が話せるようになる」を1位に挙げる人が203名と過半数を超える結果となりました。

[「小学校の英語教育」と「英会話スクール」それぞれに求めるもの] グラフ

また順位付けをもとに、1位~8位までを点数化し合計点を算出 ※1 した結果、「小学校の英語教育」における総合順位は「勉強ができるようになる(進学、成績のため)」「英語が話せるようになる」「外国のことをたくさん知る(異文化を学ぶ)」の順に、「英会話スクール」では「英語が話せるようになる」「外国人に対しての抵抗感をなくす」「グローバル社会に対応できる力をつける」の順になりました。
※1:1位=8点/2位=7点/3位=6点/4位=5点/5位=4点/6位=3点/7位=2点/8位=1点とし、合計点を算出。

[「小学校の英語教育」と「英会話スクール」それぞれに求めるもの] 順位表

2-2.スクールに通い始めた子どもたちの変化

イーオンキッズのスクールに通い始めたことによる、子どもの英語に対する変化について尋ねたところ、「英語が好きになった」との回答が最も多く、半数以上の210名に上りました。以下、「習った単語、文章などを日常で使うようになった(178名)」「外国人に対して抵抗が無くなった(131名)」、「英語の歌を歌う(口ずさむ)ようになった(127名)」と続く結果となりました。
また6歳以下の未就学児に限ってみると、トップは「英語の歌を歌う(口ずさむ)ようになった」となり、英語を楽しむところから英語学習を始めるという、イーオンの教え方が反映された結果となりました。

[スクールに通い始めた子どもたちの変化] グラフ

[スクールに通い始めた子どもたちの変化] グラフ

【2014年からイーオンは新経営体制に変わりました。】

 株式会社イーオン(本社所在地:東京都新宿区)は、本年1月1日より代表取締役社長に三宅義和が就任して、これまでの地域子会社(イースト、セントラル、ウエスト)を一つに集約した新しい体制でスタートいたしました。会社の意思統一と運営戦略を全国的に迅速化し、時代変化により適応できる環境を整え、生徒様へのサービス強化を図ってまいります。また、前株式会社イーオンは、株式会社イーオンホールディングスに商号変更し、グループ会社の経営管理、並びに関連事業の拡大に邁進する所存です。
 
 イーオンは1973年に創業以来、日本人に最適な語学教育を通して、世界で通用する人材育成に高い評価をいただいています。全国47都道府県の主要都市に253のスクールを有し、幼児から学生、社会人の方々が通いやすく学びやすい環境とカリキュラムを構築。現在生徒数10万人を超える実績とともに、その約50%は未来を担う子供たちであることもイーオンの信頼の証しです。イーオンの詳細はhttps://www.aeonet.co.jp/をご参照ください。

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