2016.12.21
11月27日(日)に開催された本発表会は、「暗唱部門」「オリジナルスピーチ部門」に分けて行われました。両部門には、イーオンキッズ東日本に通うお子様たちが、各校、各エリアでの予選を勝ち抜き、この日の本選に出場しました。関東圏を中心に、遠くは盛岡・会津から応援に駆けつけた兄弟姉妹や保護者様など大勢の方が見守る中で始まりました。
コンテストには、日本の英語教育界を代表する2名の先生に、審査員としてご参加いただきました。上智大学言語教育研究センター教授の藤田保先生は、NPO小学校英語指導者認定協議会や公益財団法人 日本英語検定協会で理事を務め、日本の英語教育改革をけん引していらっしゃる方です。玉川大学大学院教授の佐藤久美子先生は、子どもの言語習得・発達研究に従事し、その科学的成果に基づく英語教育を提案しています。ラジオ基礎英語の講師やNHK教育テレビ「えいごであそぼ」総合指導も務めています。
【Building Blocks Library】
【スピーチ (James Allen & John F. Kennedy)】
【小学校低学年】
【小学校中学年】
【小学校高学年】
【中学生】
【スピーチ講評】
佐藤久美子先生 (玉川大学大学院 教授)
本日参加された皆さんはどなたも大変素晴らしくて、私たち審査員は点数をつけるのに困ってしまいました。全員に最優秀賞を差し上げたい気持ちでいっぱいです。暗唱部門は昨年度と比べ、今年は一段とレベルアップしていたと思います。絵本の暗唱では、声色を上手に使いアクター、アクトレスのように演じられていましたね。スピーチの暗唱は、皆さんの年齢よりも難しい内容でしたが、内容を理解してその気分でお話しすることが大切だなと思いました。オリジナルスピーチ部門は、内容がとても素敵でした。低学年の皆さんは家族への愛情がにじみ出ていて、ユーモアあふれる内容でしたね。中学年になると興味の幅も広がり、相手が知らないことを自分の言葉で伝えられていましたね。内容がじっくり伝わってきました。高学年の皆さんは、自分たちの身近な話題から世界へ思うことを広げていく、というところが素晴らしかったです。中学生の皆さんは発音が素晴らしく甲乙つけられません。自分の意見を言った後、理由を言うときに、First, Second, Finallyなど、順番を言えるようなワードを少し入れていくと、さらに内容がブラッシュアップされるかなと思いました。皆さん、本当に素晴らしい内容でした。ありがとうございました。
藤田 保先生 (上智大学言語教育研究センター 教授)
本日参加された皆さんにとって、こうして晴れの舞台で発表した経験そのものが、色々な形で活きてくると思います。これからは英語という言葉を超えて、「きちんと自分の考えや意見を伝える」ということが、より大事になってくるのではないでしょうか。スピーチに関して言えば、大切なのはまず自分の考えや主張を持ち、それを伝える、ということ。そのためには普段から色々なことを考えることが必要だと思います。本を読んでも、友達と話しても、ただ単に言われた通りにするのではなく、「私はどうなのかな」と自分の考えを持つことが、「人にきちんと伝えること」につながっていきます。暗唱に関しては、「夢」と「政治」について語る2つの違ったスピーチをしていましたが、どちらも同じ調子で暗唱をされていた人が多かったかなと思います。内容によって話し方も変えてみようと考えられると、さらにいい暗唱になると思います。また、話しているときの強調の仕方も大切ですね。ここを伝えたいなと思うところを強く言うだけでなく、ゆっくり言ってみると、聞いている人は耳をそばだててくれます。そういうことも考慮してみると発表の仕方もよりよくなっていくのではないかと思います。今日ここに立っているだけでも本当に素晴らしく、全員に賞をあげたいというのが正直な気持ちです。これからもますます頑張ってください。
【イーオンについて】
イーオンは1973年に創業以来、日本人に最適な語学教育を通し、世界で通用する人材育成に高い評価をいただいています。日本人の英語上達のためにオリジナル教材を開発。人格、指導力ともに優れた日本人教師と外国人教師を採用。それぞれの強みを活かした効果的なレッスンで、苦手を克服しながらコミュニケーション力を高め、ビジネス英語や資格取得に大きな成果を挙げています。
イーオンでは、安心して英語を学んでいただくために、
●生徒様の授業料に対して、「前受金分別信託制度」導入しています。
●外国人教師の99%は北米で採用。来日後は全員日本の社会保険に加入させています。
●文部科学省所管の「全国外国語教育振興協会」の加盟校です。
株式会社イーオン(本社所在地:東京都新宿区、代表者:三宅義和)は、現在、全国主要都市に250校を有し、幼児から学生、社会人の方々が通いやすく学びやすい環境とカリキュラムを構築。グループ全体で生徒数10万人を超える実績とともに、その約50%は未来を担う子どもたちであることもイーオンの信頼の証しです。
◆イーオン公式HP:https://www.aeonet.co.jp/