レポート

2016.07.05

ボランティア通訳ガイド養成講座(関西)
講座2「異文化を学ぶ!」を開催いたしました。

開催日:2016年6月19日  開催場所:AP大阪淀屋橋

講座の様子

 6月19日(日)に淀屋橋にあるAP大阪淀屋橋にてボランティア通訳ガイド養成講座の第2回講座(関西)「異文化を学ぶ!」を開催しました。

 全3回から成る講座、各回冒頭にはガイドを行うための特別セミナーを設定しています。第2回講座には、インターカルト日本語学校の加藤早苗学校長にご登壇頂きました。

講座2:異文化を学ぶ!

13:00~14:00 特別セミナー 【日本の魅力を再発見/外国人の「なぜ?」】

登壇者 インターカルト日本語学校 加藤早苗学校長

加藤早苗学校長

1977年に設立されたインターカルト日本語学校は年間50数か国の学生が集う、まさに異文化を体験する場所です。海外から来た学生たちから、日本で驚いたこと、困ったこと、日本のいいところ、残念だと思っていることを、日々、聞いています。例えば日本人が「海外の方が考える和食」と言えば懐石料理やお寿司、天ぷらを思い浮かべる人が多いと思いますが、外国人にとっての和食は意外にも、ラーメンやカレー、たこ焼きだったりします。また、学生たちのほとんどが日本を知ったきっかけとして、アニメやマンガ、ゲームを挙げます。私たちが普段の生活の中で「普通」に思っていることが世界では違う。これこそが異文化体験です。
「この国の人はこんなイメージ」というステレオタイプな考えを持ちがちですが、国や民族が同じでも、一人一人は違います。たとえば日本人は「礼儀正しく、時間に正確で、親切で、勤勉で、丁寧で、内気で、清潔で、知的」…これが外国人から見た日本人のイメージだそうです。すべてに当てはまるでしょうか。そうではないと思います。日本人から見た外国人も同じです。異文化との出会い、人との関わり合いを楽しんでほしいと思います。

会場アンケートから参加者の声

・リアルな外国人の日本に対する「なぜ?」の話が聞けてとても興味深かった。
・外国人の感覚の違いを理解することができた。日本に来る外国人が何を期待してるのか、考えるいい機会になった。
・日本人では当たり前で思いつかない「なぜ?」がとても面白いと思いました。
・日本人相手、外国人相手に限らず、固定概念にとらわれないように気を付ける必要があると思いました。

14:00~17:00 特別セミナー 【イーオン講師によるオールイングリッシュレッスン】

オールイングリッシュレッスンの様子

【ガイド中のとっさの一言 スモールトーク】
今回はフォローアップの質問についてでした。会話を広げたり、情報を明確にしたりと、前回のセミナーの内容も生かしつつ、話し始めをどうすれば良いかなど具体的な例をあげ、質問の仕方やスモールトークの大切さについてペアやグループワークを通して学びました。

【日本に関するFAQ/不測の事態FAQ】
ガイド中によく聞かれる質問(マナーや習慣、食べ物について)や、関西の有名な観光スポットについての説明、レストランでの不測の事態にスムーズに対応できるようにスマートフォンやタブレットも用いて実際に検索をするなど、より実践的な練習をしました。

【E-mailの書き方】
前回は主にゲストへの自己紹介、ガイドの打ち合わせについてのE-mailの練習をしましたが、今回はそれに対するゲストからの返信に対する更なるフォローアップメールの作成について学びました。

会場アンケートから参加者の声

・スモールトークに入っていくパターンがあることに気づきました。定形的な質問を事前に準備して、スムーズにスモールトークができるように今後練習したいと思います。
・事前のリサーチはもちろん重要ですが、不測の事態にも冷静に対処することを考えておく必要があると感じました。
・E-mailを英語で書いたことがないので、書き方等参考になりました。また、行程を考えるのは大変な作業だと気づきました。

【イーオンについて】
 イーオンは1973年に創業以来、日本人に最適な語学教育を通し、世界で通用する人材育成に高い評価をいただいています。日本人の英語上達のためにオリジナル教材を開発。人格、指導力ともに優れた日本人教師と外国人教師を採用。それぞれの強みを活かした効果的なレッスンで、苦手を克服しながらコミュニケーション力を高め、ビジネス英語や資格取得に大きな成果を挙げています。
 イーオンでは、安心して英語を学んでいただくために、
 ●生徒様の授業料に対して、「前受金分別信託制度」導入しています。
 ●外国人教師の99%は北米で採用。来日後は全員日本の社会保険に加入させています。
 ●文部科学省所管の「全国外国語教育振興協会」の加盟校です。
株式会社イーオン(本社所在地:東京都新宿区、代表者:三宅義和)は、現在、全国主要都市に250校を有し、幼児から学生、社会人の方々が通いやすく学びやすい環境とカリキュラムを構築。グループ全体で生徒数10万人を超える実績とともに、その約50%は未来を担う子どもたちであることもイーオンの信頼の証しです。
◆イーオン公式HP:https://www.aeonet.co.jp/

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