2015.09.10
9月6日(日)に行われた本講演会には、雨天にもかかわらず、イーオン宇都宮校の生徒様を中心に、近隣にお住まいの英語学習や英字新聞にご興味のある一般の方、60名のご参加をいただきました。参加者の皆様はとても積極的で、高橋編集長の一つ一つのお言葉に深くうなずきながら、熱心に聴き入っていました。質問コーナーでは、日頃の英語学習に関するお悩み相談から、高橋編集長の海外滞在時のエピソードまで、ざっくばらんにお話しいただき、とても和やかな雰囲気で講演会を終了しました。
今回のテーマは「英語習得、成功/失敗を分ける5つのコト」。以下の5つのポイントを軸にお話しいただきました。
英語は楽して身につく方法はない、ある程度の努力とモチベーションが必要です。「中高で6年間も勉強したのに身につかない…」という声をよく聞きますが、それは練習が足りないから。「英語=勉強+練習」という意識を持ち、両者のバランスを取ることが大切です。
英語を身に付けるのに必要な練習量が100だとすると、一般的な日本人の練習量はたったの2! 英語力を伸ばすには、「基礎(=文法、ボキャブラリー)を押さえて、量をこなす(=英語に触れる、使う)」ことが必要です。基礎がないまま量をこなしても効果は薄いです。生活の中に英語を取り入れることが大切です。
文法=過去の人が学習者のためにまとめてくれた言語の法則集。
文法力の進化3段階
第一段階:そもそも文法を知らない
↓(文法を学ぶ必要あり)
第二段階:知っているが、会話などで生かすことができるレベルではない
↓(音読、会話で使う、などの練習の必要あり)
第三段階:文法が体に染みついており、意識しなくても会話で使える
第三段階に到達するには、文法という「理論」を学ぶだけでなく、それを実際に使う「実践」が必要です。
ナチュラルスピードの英語は、1分間に160~180語話されます。これを聞き取るには、「聞き取り能力」「速読力(=英語の処理能力)」が必要です。速読を妨げるのは一度日本語に訳してからでないと理解できない「悪癖」。これを矯正するには「多読」「音読」「リスニング」の訓練を通し、英語を英語の語順のまま理解できるようにすることが大切です。また語句の意味より「機能」に注目すると素早く理解し、先読みできるようになります。
例)such as+具体例、according to+情報のソース など
表現力を磨くには「インプット」が不可欠。聞いたことのない知識は使えません。実際に自分は使えるか、という視点を持ち、使い方や最新表現も合わせてインプットし、覚えた知識をアウトプットしてみることが大切です。
お薦めのアウトプットの練習法
・英語で独り言を20~30分間話し続ける(今日のできごと、写真などを題材にして)
・読んだ記事を英語で要約(本文中に出てきた語句を使えるので定着しやすい)
・Google検索を活用
イーオンでは、今後も皆さまの英語学習のためになるスキルアップ講座や、モチベーションアップのための講演などを開催してまいります。
【イーオンについて】
イーオンは1973年に創業以来、日本人に最適な語学教育を通し、世界で通用する人材育成に高い評価をいただいています。日本人の英語上達のためにオリジナル教材を開発。人格、指導力ともに優れた日本人教師と外国人教師を採用。それぞれの強みを活かした効果的なレッスンで、苦手を克服しながらコミュニケーション力を高め、ビジネス英語や資格取得に大きな成果を挙げています。
イーオンでは、安心して英語を学んでいただくために、
●生徒様の授業料に対して、「前受金分別信託制度」導入しています。
●外国人教師の99%は北米で採用。来日後は全員日本の社会保険に加入させています。
●文部科学省所管の「全国外国語教育振興協会」の加盟校です。
株式会社イーオン(本社所在地:東京都新宿区、代表者:三宅義和)は、現在、全国主要都市に251校を有し、幼児から学生、社会人の方々が通いやすく学びやすい環境とカリキュラムを構築。グループ全体で生徒数10万人を超える実績とともに、その約50%は未来を担う子どもたちであることもイーオンの信頼の証しです。
◆イーオン公式HP:https://www.aeonet.co.jp/