2014.11.12
開催日:2014年11月1日
開催場所:イーオン東京本社主催:英会話イーオン
後援:一般社団法人全国外国語教育振興協会2014年11月1日(土)に行われた本講演は、小雨降る天気の中にもかかわらず、松本先生のお話を楽しみに、福島・宇都宮・甲府・山口など遠方からも多数参加され、熱気に包まれて始まりました。「今回の講演タイトル『英会話をつづけるコツ!』には、2つの意味がある」と松本先生。1つは英会話の勉強をつづけるコツ、もう1つは英語での会話をつづけるコツ。
① モティベーションをどうキープするか!
松本先生ご自身は中学・高校時代、実は英語が苦手だったそうです。高校の担任に「松本、好きになればいいんだよ、好きこそものの上手なれというだろう?」と言われても、(自分の内なる声)「好きになれないから困っているんじゃないか・・」と思っていたとか。その時、「英語を好きになる」「英語の勉強を好きになる」必要はないと思い、むしろ、「好きなことに英語を使えばいい」と気持ちを切り替えたエピソードをご紹介いただきました。
② アウトプットのゴール設定!
「英語を知っている」ではなく、「英語で何ができるか」というアウトプットのゴールを設定することが大切だと先生はおっしゃいます。例えば「自分のCan-doリストを作ろう!」ということで、いま英語で自分ができることをリスト化する方法として、英検が作成している各級別のCan-doリストを調べることをおススメいただきました。英検2級合格が目標!ではなく、2級のCan-doリストから、自分の好きなことができるようになる、その結果として2級合格したらよいのです。アウトプットを意識してインプットすることが効果的だと紹介いただきました。
③ ルーティーン化する!
「毎日必ずやることを決めるとよい」と先生はおっしゃいます。ただし、「毎日やること」はてんこもりにしない。てんこもり、は3日と続かないからです。例えば、朝食の時に「おとなの基礎英語」を観る、車の運転中はAFN(AM 810KH2)を聴く、自宅に戻ったら英語教材を音読するなどを紹介いただきました。
① 1分間話す(100 words程度)ことができるトピックを増やす!
会話はどういう展開になるかはわからない、だから何も準備しないのは無防備だとおっしゃいます。なので、例えば、自己紹介、趣味について、最近凝っていることについてなどトピックを用意しましょう。実践の相手はnative speakerであることにこだわる必要はありません。同じトピックについていろんな人と話すとだんだん上手になるのです。
② 会話の主導権を取る!
③ パニックに陥らないための表現!
④ 日本語を英語に訳そうとしない!感覚的につかむことが大事!
① パターン・プラクティス(中学時代)
He likes apples. → He likes oranges. → He doesn’t like oranges.
口からとにかく英語が出てくるようになった
② NHK講座の音読(腹式呼吸で立ってやる)
1つのレッスンを20~30回 1週間続けてやっていると口からスラスラ出てくるように
※モゴモゴ話すのではなく、ハッキリした発声でやることがポイント
③ 易しい英文の多読→訳さなくても分かる!ということを実感することが大事
※最初のページを開いて、わからない単語が3つ以上あったらやめた方が良い
④ スピーチとディベートの実践
※5技能活動(4技能+考える)→覚える学習から考える学習に早く移行する方が良い
※発音等よりも話の内容に焦点をあてる習慣がつくのが良い
⑤ 専門科目を英語で学ぶこと
最後に松本先生からは「英語を使って人生を豊かにしてください」と会場の皆さんにメッセージをいただきました。異文化の人と話すと、自分の常識を疑うことができる、発想が豊かに、柔軟になる。~すべき、~しなければならない、ということから解き放たれるのですと、温かいメッセージをいただきました。 As long as you keep on learning, you are a winner!
Q:ロビーで先生と話すときは大体通じるが、TOEICなどのテストでは正確さに欠けてしまうのをどうしたらよいか?
A(松本先生):普通に話すときに通じているのであれば、あまり気にする必要はない。ただ正確さを上げたいのであれば、自分が話している会話を録音して聞いてみる。または正しい英文を読む、書く、音読する、ということを繰り返すと正確さがアップする。
A(菅井先生):サンプルを音読練習すると良い。テストは健康診断くらいに思って、まずは日常会話を大事にすると良い。
中学英語の文法を使えば大体のことはつぶやけるようになります。
TwitterやFacebookなどのSNSや、日記、メモを書くとき、英語でつぶやくことを自分化して、毎日のルーティンにすることをおすすめします。文法に関しては、うやむやになっているところを文法書で確認し、苦手な部分を苦手ではなくしていくとよいでしょう。
① イーオンでの松本先生の講演会に行きました。学習のヒントを沢山もらえて、すごくやる気になってます!
→I attended Professor Matsumoto’s lecture at AEON. I got a lot of study tips. I’m so motivated now!
② 天気がよくないなあ。あんまり出かけたくないや。家でのんびりしようかな。
→The weather isn’t great. I don’t feel like going out. I think I’m going to stay in and relax.
③ ヤバい!寝過ごした!目覚ましが鳴ったときに起きたのに、また寝ちゃったよ~。会社に間に合いますように!
→Oh no! I overslept! I woke up when the alarm went off, but I went back to sleep. I hope I can get to work on time!
※twitterなどつぶやきではたまに主語のI を省略してカッコよく書いたりもできます。
講演後、松本先生のサイン会を開催しました。
人気のある先生のサインとあって、多くの方が本にサインをもらっていました。
このような講演会は、今後も続けていきたいと考えています。
【イーオンについて】
イーオンは1973年に創業以来、日本人に最適な語学教育を通し、世界で通用する人材育成に高い評価をいただいています。日本人の英語上達のためにオリジナル教材を開発。人格、指導力ともに優れた日本人教師と外国人教師を採用。それぞれの強みを活かした効果的なレッスンで、苦手を克服しながらコミュニケーション力を高め、ビジネス英語や資格取得にも大きな成果を挙げています。
イーオンでは、安心して英語を学んでいただくために、
●生徒様の授業料に対して、「前受金分別信託制度」導入しています。
●外国人教師の99%は北米で採用。来日後は全員日本の社会保険に加入させています。
●文部科学省所管の「全国外国語教育振興協会」の加盟校です。
株式会社イーオン(本社所在地:東京都新宿区、代表者:三宅義和)は、現在、全国主要都市に253校を有し、幼児から学生、社会人の方々が通いやすく学びやすい環境とカリキュラムを構築。生徒数10万人を超える実績とともに、その約50%は未来を担う子どもたちであることもイーオンの信頼の証しです。イーオンの詳細は、https://www.aeonet.co.jp/ をご参照ください。