レポート

2014.06.19

英会話イーオンと英字新聞ジャパンタイムズ共催セミナー
「英語でキャリアアップを実現!“確実に”効果の出る英語習得法」を開催しました。

開催日:2014年6月14日  開催場所:イーオン東京本社

講演の様子

 6月14日(土)英会話イーオンとジャパンタイムズの共催で行われたセミナー、「英語でキャリアアップを実現! 確実に効果の出る英語習得法」は、お陰様で会場は満席となりました。また、当日の模様はUstreamでライブ配信され、最大186人に視聴をいただきました。多勢の方にこのイベントをお届けすることができ、スタッフ一同嬉しく思います。ご聴講ありがとうございました!

【講演内容の一部をご紹介】

第1部:イーオンのグループ会社・留学ジャーナルの田仲愛先生による「イマドキ!あなたのキャリア設計には何が必要なのか?」

田仲愛先生

 留学ジャーナルでキャリアカウンセラーとして活躍する田仲愛先生から、「英語ができることがキャリア形成にどのように役立つのか」の基調講演からスタートしました。急速なグローバル化や、日本の少子高齢化によって国内市場の縮小が起きている現状から「生き残りのための国際化」が起こり、業種・職種問わず「英語力」が求められる時代になってきていることを、キャリアの専門家として相談を受けた実例を挙げて紹介しました。英語力は、キャリアの可能性を拡げるツールであることを結びの言葉として、次の講演者2名による「英語力を伸ばすための学習法」につながる話をしました。

【聴講生のアンケートの声】
「英語力があることで、キャリアアップや仕事の幅が広がることがよく理解できました」
「いま英語を使う職場にいなくても、いつか突然来るかもしれないその日に備えようと思いました」
「自分のキャリア設計を考えるキッカケになりました」
「子どもに英語を教えていて、海外の動向や英語のニーズがこんなにあることを知りました。何故・いま、英語を学ばなくてはいけないのかをしっかり伝えたいと思います」

第2部: Japan Times ST編集長・高橋敏之先生による「リーディング・ライティング・文法 学習のコツ」

高橋敏之先生

 英字新聞の強みである「リーディング/ライティング/文法」の学習のコツを、ジャパンタイムズST編集長の高橋敏之先生が担当しました。文法は4技能に先立つ土台として、文法を知っていれば理解できる範囲・表現できる範囲が広がり、文法を学べば「コミュニケーション能力」が伸びる!と紹介。中でも文法書の例題を読んで終わらせるのではなく音読する、という勉強法には、皆、深くうなずいていました。
 リーディングのコツは、「文の構造をとらえる力をつける」「語句の『使い方』を押さえる」「『推測』する習慣を身につける」の3点を紹介。具体的な勉強方法の1例として、単語を覚えるときに意味だけを知るのではなく、その使い方・用法まで覚えることが、リーディングやリスニングの先読みの力を養えることを力説しました。また英字新聞の編集長として、知らない単語はあっても、意味の分からない単語はほとんどないという面白いエピソードも披露。それは文脈から判断したり、単語の形から語句の意味を推測しているとのこと。そうした力を養うには「辞書を引く」ことが有効だと話していました。ライティング力を伸ばすコツでは具体的な練習法も紹介し、初級者には今日起きたことを3つ箇条書きにして英語で書いてみる、中級者には読んだ英文記事や視聴した海外ドラマの内容の要約を英語で書いてみることをお勧めしました。

【聴講生のアンケートの声】
「漠然と英語に触れるのではなく、知らないことはメモしたり、知っていることでも自分が使えるのか意識するとか、具体的に学習態度が学べた」
「新聞の編集長らしく、キャッチーなコピーが多くてわかりやすかった」
「文法の重要性がよくわかった/文法を積極的に学ぼうと思った」
「長年英語学習をしていて疑問に思っていたことがクリアになる具体的な話が多くて役立ちそう」

第3部:英会話イーオンの箱田勝良先生による「リスニング・スピーキング学習のコツ」

箱田勝良先生

 英会話スクールの強みである「スピーキング/リスニング」の学習のコツを、イーオン法人部で数々の企業英語研修を手掛ける箱田勝良先生が担当しました。英語の4技能はお互いに関係するもので、例えばメールのやりとりが多い人が、ライティングスキルだけを学びたがることはかえって効率が悪く、スピーキング力を上げることが結果的にライティング力の向上にもつながることをお話ししました。 中でもリスニングとスピーキングは音を媒介とした技能なので、英会話教師として長年指導をしてきた立場から、「教科」としての英語よりも「実技」としても英語の要素が強く、スポーツや音楽などの練習と同じような感覚で臨んで欲しいと、具体的な練習方法をたくさん紹介していました。まずは音源を使って、会場全体でリスニングにチャレンジ!しました。これが結構なスピード、分量で、なかなか大変な作業となりました。そこで先生は、どうして聞けないのかを1つ1つ解説をしていきます。最初は「発音の法則を知る」として、リエゾンや音の脱落など1部を紹介し、実際に会場にもリスニング音源の原稿を読み上げてもらいました。次に音読の「サイトトランスレーション」「オーバーラッピング」にも挑戦していくと、最初はわからなかった内容がドンドン理解できる、話せるようになり、みなさん嬉しそうにしていたのが印象的でした。

【聴講生のアンケートの声】
「リスニングやスピーキングのどこでつまずいているのか、どこを強化したらよいのかがよく分かった」
「イベントでアクティビティをするとは思わず緊張したが、トレーニング方法として今後も自分で試そうと思った」
「リスニングはできるけどスピーキングが苦手と思っていましたが、両方が密接にかかわっていることを改めて理解しました」
「発音を意識すると自分の声がネイティブっぽく聞こえて驚きました」

第4部:3人の先生方のパネルディスカッションと質疑応答

① 「”確実”に効果の出た私の英語習得法」
② 「英語でキャリアアップとは?」

【質疑応答】
「辞書は英和・英英のどちらを使うほうが良いでしょうか?」
「仕事で英語を使う機会が少ないので、日本語から英語脳にスイッチを切り替える上手な方法はないですか?」

【講師からのメッセージ】

田仲先生:
自分の中に「小さなアメリカ」を作ろう!
留学に行っても必ず英語が話せるようになるわけではありません。日本に居ながらにして学ぶ方法はたくさんあります。コツコツとlife-long learningでいきましょう。
高橋先生:
英語学習に目標をもってください!
初めは何かしら目標があったはずですので、ご自身の好きなことに結び付けながら楽しんで学習していくことが大切です。
箱田先生:
やめないで続けてください!
英語に向いている・向いていないはありません。勉強はやめても英語は触れ続けてください。やめなければ必ず上手くなります。


講演後には、個別に各先生に質問できる時間も用意しました。それぞれの先生に長蛇の列ができ、最後までみなさん熱心に質問をされていました。

当日の講演動画ダイジェストを近日オープンいたします!
Ustreamには、ほぼフルバージョンの動画がアーカイブされています
http://jtimes.jp/jtaeon

【イーオン/ジャパンタイムズ共催イベントの舞台裏】
今回のセミナーでは、英会話イーオン、留学ジャーナル、ジャパンタイムズの3社で、講演内容や会場来場者へのプレゼント内容、各社ブースの設置など、何度も打ち合わせを重ねてきました。

3時間という限られた時間の中で、各社の特長や強みを活かしながら、「皆さんに楽しんでいただくにはどうしたらよいか」を合言葉に、構成や演出が決めていきました。また、Ustreamの配信チームも、会場下見やテスト配信などを何度も重ね、当日に備えていました。

おかげさまでアンケートでも「こんな面白いイベントはもっと開催してほしい」「3社が異なる立場から英語学習のアドバイスをしてくれて、とても役に立った」「3人の先生たちも苦労して英語を学んできたことがわかり、自分も頑張ればできるようになるんだと励まされた」と嬉しいコメントをたくさんいただきました。

イーオンでは、今後も皆さんの英語学習のためになるスキルアップ講座や、モチベーションアップのための講演などを開催してまいります。

動画でイベントの様子を見る

本件に関するお問い合わせ

【イーオンについて】
イーオンは1973年に創業以来、日本人に最適な語学教育を通し、世界で通用する人材育成に高い評価をいただいています。日本人の英語上達のためにオリジナル教材を開発。人格、指導力ともに優れた日本人教師と外国人教師を採用。それぞれの強みを活かした効果的なレッスンで、苦手を克服しながらコミュニケーション力を高め、ビジネス英語や資格取得にも大きな成果を挙げています。
 イーオンでは、安心して英語を学んでいただくために、
 ●生徒様の授業料に対して、「前受金分別信託制度」導入しています。
 ●外国人教師の99%は北米で採用。来日後は全員日本の社会保険に加入させています。
 ●文部科学省所管の「全国外国語教育振興協会」の加盟校です。

株式会社イーオン(本社所在地:東京都新宿区、代表者:三宅義和)は、現在、全国主要都市に253校を有し、幼児から学生、社会人の方々が通いやすく学びやすい環境とカリキュラムを構築。生徒数10万人を超える実績とともに、その約50%は未来を担う子どもたちであることもイーオンの信頼の証しです。イーオンの詳細は、https://www.aeonet.co.jp/ をご参照ください。

  • 無料体験レッスン・コース説明会のお申し込み
  • ニュースリリース一覧
  • イベント・セミナー一覧
  • ニュースレター一覧