AEON PRESS イーオン通信特別号 イーオン生徒様に贈る英語学習応援情報誌 イーオン通信大学号 vol.03 summer 2018

【巻頭言】大学入試の先を見据えた英語学習成功の鍵

二種類の対話
 英語力は、聞くもの・読むものとの対話を通して身に付く。その際重要なのは、思考力である。人との対話で身に付く英語力もある。それは、聞き手や読み手の理解や気持ちに配慮して英語を使う力である。この力を伸ばすには、人に対する敬意を前提とするコミュニケーションをたくさん経験する必要がある。
語彙と文法
 語彙や文法について、知っていることと使えることは異なる。これは、スケートのジャンプの技術を説明できることと実際にジャンプできることが別物であるのと同じである。語彙や文法は活用を通して、具体的には、情報や考え、気持ちを知ったり伝え合ったりすることを通して初めて身に付く。語彙は大切だが、あいまいさに耐えながら、背景知識を手掛かりにして文脈から意味を推測する力も大切である。即興で話すことは、書くこととは異なって瞬発力のある文法力を必要とする。それを手に入れるには、場数を踏むしかない。
情熱、時間と労力、粘り強さ
 英語力を伸ばすことは、筋肉を発達させることと似ている。情熱、時間と労力、粘り強さが必要である。胸筋や腹筋は、それぞれを鍛える努力をしないと発達しない。努力を止めた途端落ち始める。そして、変化を実感するまでに時間がかかる。英語の4技能も同様である。話さないと話せるようにならないし、書かないと書けるようにならない。継続しなければすぐに衰えてしまう。しかし、継続すればだれにでも身に付けられる。
おわりに
 自分の持ち味や知識・技能をグローバル社会で生かすためにも、人生をより豊かなものにするためにも、英語は有用である。そのための英語の習得には、「勉強するもの」から「使うことを通して身に付けるもの」への発想の転換が必要である。具体的には、情報や考え、気持ちをやり取りするために英語を聞く、読む、話す、書く。その副産物として、進路実現をする。これが、長期的展望に基づいた、時間と労力の無駄にならない英語との付き合い方である。自分のペースでいいから、可能性を信じて頑張ってほしい。

PROFILE

太田 光春

名古屋外国語大学 外国語学部 英語教育学科
学科長 教授

おおた みつはる
太田 光春 先生

1957年生まれ。愛知県公立高等学校で22年間教鞭をとり、その後、愛知県総合教育センター研究部教科研究室研究指導主事 兼 愛知県教育委員会高等学校教育課指導主事に。
2004年、国立教育政策研究所教育課程研究センター教育課程調査官、ならびに、文部科学省初等中等教育局教育課程課教科調査官、国際教育課外国語教育推進室教科調査官となる。2009年には文部科学省初等中等教育局視学官に。
2016年、名古屋外国語大学外国語学部英語教育学科教授。
2017年には同科学科長に就任、現在に至る。

毎日3時間英語を聞き、年間約15000ページ英語の本を読む。好きな作家は、ジョン・グリシャムとロバート・パーカー。
また、スポーツや音楽にも嗜みが深く、毎日、腕立てと腹筋を行い、金、土、日は、10キロの早朝ジョギングをしているほか、テニス、スキー、剣道などにも打ち込んでいたことも。フルート歴20年で、得意な曲は、精霊の踊り、ヴォカリーズ、愛のあいさつ、天使のセレナーデなど。

【研究分野(研究テーマ)】
英語教育(学習指導要領・言語活動の充実・評価のあり方(英語))

【社会的活動】
東京都英語教育戦略会議委員(平成26年度)
新潟県グローバル人材育成推進会議委員(平成26年度)
愛知県義務教育問題研究協議会委員(平成28年度)
愛知県義務教育問題研究協議会副会長(平成29年度)
愛知県義務教育問題研究協議会専門部会部会長(平成28・29年度)
平成29年度全国英語教育研究大会(全英連新潟大会)記念講演者

【主な著書】
高等学校学習指導要領解説 外国語編・英語編(文部科学省)作成
「小学校英語教育の進め方改訂版」(部分執筆)(株式会社成美堂)
「小学校外国語活動の進め方」(部分執筆)(株式会社成美堂)

イーオンに在籍した
高校3年生の進学調査

 この調査は英会話イーオンに2017年度に在籍した高校3年生の合格大学、進学先を調査したものです。国内の大学(私立大学、国立大学、公立大学)に進学される方が大部分を占め、入試形態としては一般入試が推薦入試を上回りました。AO入試での合格者も60名。主な合格大学一覧を見ると、東京大学・京都大学のようなトップクラスの大学合格者もいます。また、スーパーグローバル大学(※)に指定されている37大学のうちの29大学に202名の合格者を輩出しています。2020年からは、従来の「大学入試センター試験」に代わる「大学入学共通テスト」が実施されます。英語は「聞く・読む・話す・書く」という英語4技能を測るため、英検などの民間資格・検定試験が活用されることも決定いたしました。今後は入試のための英語学習ではなく、「実際に使える英語力」を身に付けておくことが、受験にも将来にも重要になってくるでしょう。
※スーパーグローバル大学 :大学の国際競争力向上とグローバル人材の育成を目的として、国が重点的に支援することを決めた大学のこと。

1. 進学先種別( 総数1072 名) 2. 入試形態(総数1023名/ 入試形態についての未回答者を除く)

3. 主な合格大学(*はスーパーグローバル大学)

≪参考値≫2017年度実用英検 合格者数(イーオン在籍生対象)

大学入学者の声

加藤 淳之介 各務原校(岐阜県)

東京大学 文科一類 一般入試

かとう じゅんのすけ
加藤 淳之介

各務原校(岐阜県)

通学歴:10年1ヶ月
2016年第2回実用英検準1級合格

 イーオンキッズの時から、トータルで約10年お世話になりました。幼い頃に飽きずに通えたのは、とにかく外国人の先生のユーモアたっぷりのジェスチャーや歌や遊びが面白かったからだと思います。中学校で英語が始まった時は特別勉強しなくても、自然に単語や文法が頭に入って来て驚きました。知らないうちに英語の勘が身についていたのでしょう。中学2年で英検2級、高校2年で準1級を取得することができました。週1回小学校1年生から6年生まで、遊びながら英語を学んできたという積み重ねの大きさに驚きました。
 東京大学受験を目標にしたのは高校2年の時です。過去問を解いてみると東大のリスニングは大変長く、難しいと感じました。そのため、外国人の先生とのプライベートレッスンで東大の過去問を一緒にやっていただきました。3ヶ月ほどレッスンを休学したことがありましたが、模擬試験でリスニングの得点が下がってしまい、改めて継続することの大切さを思い知りました。
 目標を東大入試に絞り、徹底的に傾向をつかみ対策を立てたことが合格の要因となったと思います。不安に感じた時は担当だったDavid先生がいつも「自分を信じなさい」「君なら大丈夫」と励ましてくれ、本当に心の支えとなりました。
 東大文科一類に合格したので、入学と同時に司法試験の勉強を始めました。今後私にとって英語は、アメリカをはじめ外国の司法制度を学ぶときに必要不可欠の手段となるでしょう。何になりたいかはまだわかりませんが、将来は司法試験に合格し、弁護士、裁判官、検察官などの道を考えていきたいです。

飯田 洋一 プライムツリー赤池校(愛知県)

京都大学 理学部 一般入試

いいだ よういち
飯田 洋一

プライムツリー赤池校(愛知県)

通学歴:13年6ヶ月
2015年第2回実用英検2級合格

 僕は5歳の頃からイーオンに通っていたので、英語に対する抵抗が少なかったと思います。小さい頃に積み重ねた土台の影響は大きく、知っている単語や見たことのある単語を元に、意味を知らない単語の推測を容易にできました。また、新しい単語は頭にすっと入ってくることが多かったです。京都大学の英語の入試問題は英文和訳と和文英訳を中心に構成されており、英会話だけでは対応しきれない部分もありました。しかし、自然に英語が頭に入ってきてくれるおかげで、いわゆる「受験のためのテクニック」を習得するだけであっという間に英語が一番の武器になりました。
 小さいときから習っていて感じたメリットを一つお伝えします。一般的な学生は文法や単語から英語を学び始めると思いますが、僕は違いました。5、6歳の頃、毎週イーオンに行っては意味もわからないまま先生が話す英語を、聞こえてくるままに繰り返していました。つまり、いきなり日常会話から入ったのです。小学生になり文のルールを学ぶと、「あのときに喋っていたあの文はあんな意味だったのか」と、次々に自分の頭の中で英語の回路が組み上がり始めました。当時は考えもしませんでしたが、意味もわからず集めていた英語のかけらが役に立ったのだと思います。
 これからは「英語を学ぶ」ことよりも「英語で学ぶ」ことに重きを置いていきたいです。大学では英語で書かれた参考書にも積極的に挑戦していきたいです。また、留学体験などを通して、自分の興味がある分野を海外で学ぶこともできたらいいなと考えています。将来は世界に活動の場を広げ、国籍を超えた交流を元に社会に貢献できたらと考えています。

大内 琳 大泉学園校(東京都)→湘南台校(神奈川県)

慶應義塾大学 総合政策学部 一般入試

おおうち りん
大内 琳

大泉学園校(東京都)→湘南台校(神奈川県)

通学歴:8年7ヶ月
2013年第2回実用英検準2級合格
2016年TEAP 265点

 私は小学校4年生の9月から週1回イーオンに通い始めました。小さい頃からイーオンに通って良かったなと思うことは、英語に苦手意識がないのでチャレンジしやすいこと、学校の授業につまずくことが少ないこと、リスニングが得意になったことです。
 受験でもリスニングの音声は特に速いとも難しいとも思いませんでした。また、教科書や単語帳にはなかなか載っていない会話の常套句などもイーオンでは当たり前に使っていたので、会話問題もすんなり解くことができました。受験のために主に取り組んだ対策は単語と文法です。英検を受けていたこともあってか、長文読解もそんなに苦しみませんでしたが、文法と単語の知識は足りないと感じました。単語に関しては覚えても忘れてしまうので、できるだけたくさん単語帳を見るということを心がけました。文法は分野別に学習した後、入試問題に挑戦していき、間違えたもの、知らなかったことをノートにまとめていました。
 現在も変わらずグループレッスンに通っています。今のクラスは内容がビジネス向けの時もあり難しいこともありますが、実用的なことも多く、英語を使って話すための瞬発力がついているかなと思います。また、自分の思いがうまく伝えられず、単語や文法の不足といった自分の欠点も見つけることができています。
 大学でも英語は学んでいくので、もっとレベルアップしてネイティブスピーカーと遜色なく話せるようになりたいです。できたら留学もしたいですし、英語を使う企業に就職して存分に英語を使っていきたいなと思っています。

伊藤 光加 東広島校(広島県)

広島大学 医学部  一般入試

いとう みか
伊藤 光加

東広島校(広島県)

通学歴:9年
2015年第3回実用英検2級合格

 イーオンに通い始めたのは小学生の時でした。小学生でも外国人の先生に教わることができたのでイーオンを選びました。最初は母に勧められ、興味だけで入ったのですが、今思えば早い時期からネイティブの英語に触れていたことで、自然とリスニング力が向上したと思います。文法や単語は、学校でも友達とあまり変わらないくらいの実力でしたが、リスニング力は周りの友達よりもついていたと思います。また、外国人の先生の授業を受けていたので、英語で外国人の方と会話をすることへの抵抗感があまりありませんでした。そして、レッスンはゲームをしながら英語を使うやり方で楽しかったので、レッスンに行くのが苦ではありませんでした。このように、早い時期から英語に親しむことで、私は大きくなってからの英語の勉強を周りの人よりも楽にすることができました。
 私は医療職を目指しており、高校生の頃は職場で英語を使うことはあまりないのではないかと思っていました。しかし、大学に入って教授や先輩などいろいろな方の話を聞くうちに、今の時代英語はどんな職業でも必要となるのだと分かりました。日本にいても他国の同業の方々との交流があったり、またそういった経験が向上心を高めることにつながるのだと知りました。私は日本国内で働こうと思っていますが、得意な英語を生かして海外の方々との交流に積極的に参加し、広い視野を持って仕事に取り組めるような医療従事者になりたいと思っています。

林崎 しおり 仙台ロフト校(宮城県)

早稲田大学 国際教養学部 推薦入試

はやしざき
林崎 しおり

仙台ロフト校(宮城県)

通学歴:2年
2016年第3回実用英検準1級合格
2017年TOEIC L&Rテスト 785点

 イーオンは週2回、部活の合間を縫って通学していました。外国人の先生のクラスでは本場の英語に触れることができ、日本人の先生はプロというだけあって、私たちEnglish learnerのつまずきやすいポイントを把握してくださっていたのでとても助かりました。TOEICL&Rテスト対策コースも受講していたことがあります。そちらのクラスでは日本人の先生から問題の読み取り方や解法のテクニックを学びました。先生が日本人ということで、細かいニュアンスについての質問をすることができました。自宅学習ではテキストの予習・復習を行い、分からない英単語はメモを取って自作の単語帳を作っていました。あとは発音の練習です。「発音できる英語は聞き取れる」といいますので、リスニング対策としても有効でした。私は高校二年生の春からイーオンに通い始め、同年秋から一年間カナダに留学もしました。イーオンで外国人の先生と会話して慣れていたからでしょうか、現地でも抵抗なく英語を使うことができました。その点でも、イーオンで身につけたものは有益だったと思います。私が今通っている早稲田大学国際教養学部では、ほとんどの授業が英語で進められます。加えて、留学生や帰国子女も多いことが特徴です。レベルの高い仲間に刺激を受けながら、毎日自分の英語運搬能力を磨いています。将来はグローバルに活躍したいと考えており、その第一歩としてまずは大学で昨今の世界情勢を学び、また多様性を理解・尊重できるだけの教養を身につけていきたいです。

野村 紗里 小倉校(福岡県)

九州大学 共創学部 推薦入試

のむら さり
野村 紗里

小倉校(福岡県)

通学歴:6年5ヶ月
2017年第3回実用英検準1級合格
2017年TOEIC L&Rテスト 855点

 私は小学校6年生からイーオンに通学していました。イーオンに通って本当に良かったと思っています。英語に早くから慣れ親しんでいたことで、高校で英語の授業が難しくなっても抵抗感を感じることなく勉強することができました。また、イーオンでスピーキング練習を積み重ねてきたことが、今ではとても自信になっています。日頃からイーオンで生の英語を聴いていたため耳が慣れ、センター試験の英語のリスニングでは特別な対策をする必要がなく、他の教科の勉強に時間を充てることができました。イーオンに通ったおかげで早い段階で英語の資格試験にも合格しました。英検準1級をもっているとセンター試験の英語を満点換算してくれる大学もあるので、大学受験の書類審査に役立ちました。
 将来は世界をフィールドに、野生動物や森林の保護活動に携わりたいと考えています。環境問題等、世界規模で起こっている問題を解決するためには、世界各国の人々と話し合い、解決策を導くことが必要です。ただ日本語のニュースや記事に触れるだけでなく、海外のニュースや論文も積極的に英語で読んでいきたいです。翻訳されるのを待たなくても、最新の情報を取り入れられるよう頑張りたいです。また、大学在学中には1年間の交換留学にも挑戦したいと考えています。イーオンで鍛えた英会話力をさらに向上させたいと思っています。

北村 千昌 三田ウッディタウン校(兵庫県)

神戸大学 医学部 一般入試

きたむら ちあき
北村 千昌

三田ウッディタウン校(兵庫県)

通学歴:5年4ヶ月
2013年第3回実用英検準2級合格

 イーオンでは週1回、グループレッスンを受講しています。クラスは入学から今まで、日本人の先生と外国人の先生の両方に担当してもらっています。英語は昔から好きだったので、受験だからといって「受験勉強」として英語を捉えてはいませんでした。学校で習った知識をただ持っているだけでなく、イーオンで実際に「使う」ことで、自分のものにするように心がけました。
 大学受験の前でもレッスンは休まず、いつも通りに通っていました。私が受講しているグループレッスンには月に1回、一人ずつスピーチをするユニットがあります。大学入試の2次試験には英作文もあったのですが、スピーチユニットのおかげで文章を組み立てるいい練習ができたと思います。また、レッスンは会話中心のクラスなのでリスニング力の維持にも役立ちました。それだけでなく、イーオンのレッスンに出席することで気持ちがリフレッシュでき、受験勉強が大変な時の精神面でのバックアップにもなりました。
 大学ではまず、TOEIC L&RテストやTOEFLテストのような資格試験に挑戦して、今の自分の英語力を知りたいです。そして行ったことのないアジア圏の国々に留学し、ボランティア経験もしたいです。大学卒業後は、国際的に活躍する医療従事者になりたいと思っています。

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