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"音のつながり"を意識すればリスニングはもっとラクになる! 箱田勝良 先生 Katsuyoshi Hakoda イーオン東京本社 教務課

イーオンの教師となって14年目という箱田勝良先生は、外国人教師のリクルーターの経験もある英会話教育のベテラン。「レッスンを通じて生徒さんの人生の一面に関わり、役に立てるのがうれしい」という箱田先生に、今回はリスニングの上達のポイントについてアドバイスをしていただきました。

私が英会話を習い始めたのは5歳のときで、中学生になった兄が英語を学び始めたのを見て面白そうだと思ったのがきっかけです。そのレッスンは高校卒業まで続け、その後イギリス留学をし、気づいたら話せるようになっていましたので、英語を習得するまでにあまり悩んだことはありませんでした。

箱田勝良 先生 Katsuyoshi Hakoda イーオン東京本社 教務課

ところが、イーオンに入社し、初めてアメリカ人と話したのですが、「自分の英語がなかなか通じない」ことにビックリ。アメリカ英語とイギリス英語は想像以上に発音も表現も違ったのです。得意だったはずの英語が伝わらない、理解できない...。私は初めて壁にぶつかりました。

英語にはさまざまな音の変化の法則があります。たとえば、有名なものであれば米英共通の変化で"an apple"の発音が「アン アップル」ではなく「ァナポォ」と音がつながって聞こえるものが挙げられます。
アメリカ英語特有の法則で私が一番てこずったのは、"better"が「べラー」、"water"が「ワーラー」のように聞こえる"t"の変化でした。また、同音語の違いにも混乱しました。"court"と"caught"はイギリスでは同音ですが、アメリカでは別の音になります。頭の中で同音語のグループ分けをし直すのにとても苦労しました。

そこで、私はアメリカの映画を観て徹底的にアメリカ英語に触れるようにしました。英語の字幕を観ながら音を聴き、音の変化や母音を中心に声に出して練習したのです。これは一般的なリスニングの上達法としても役に立つと思います。

私は音楽も好きで1人でカラオケを楽しむこともありますが、洋楽を聴くのもリスニングの練習に効果的でした。歌詞には日常でよく使う熟語やフレーズも出てきますし、歌うことで音の変化も自然に体で覚えられました。

また、知らない単語はいくら聴いても聴き取れませんから、単語力をつけることもリスニング力のアップには大切です。同時に、"I eat breakfast every day."という文なら「私は・食べる・朝食を・毎日」というように、言葉の意味のかたまりごとに文頭から順に理解する習慣をつけることも必要です。

日本の学校での英語学習はリスニングの練習が少なすぎます。だから、映画やドラマ、音楽などを通してナマの英語を聴く機会をもっと増やしましょう!
箱田勝良 先生 Katsuyoshi Hakoda イーオン東京本社 教務課 正確な発音のモノマネと英文の読み書きがスピーキング上手への近道です!

日本人の英会話教師の立場から、日本人のスピーキング上達のコツについていくつかお話させて頂きます。

日本では外来語などの影響もあって、ついカタカナ発音で話してしまう人が多いと思います。日本人がwaterを「ウオーター」ではなく「ワラァ」という感じにネイティブ風の正確な発音をすると、周りの人にからかわれて話しづらくなるケースもありますね。

実は私も中学校の英語の授業のとき、正しい発音をするとクラスメイトに笑われるので、わざとカタカナ発音を使っていました。でも、実際にはカタカナ発音に慣れてしまうと正しい発音が身につきにくくなります。

スピーキングを独習するときは、DVDやCDで音声を流しながらテキストを見て文意を理解しつつ、聞こえるままにマネをして発音するのが一番です。実際に声を出して、聞こえたとおりに何回も繰り返すことがスキルアップにつながります。

また、毎日の生活の中で目に入るものや自分の行動を英語に置き換えるのも効果的ですね。学校で習った"This is a pen."という文が現実の英会話に出てくることはまずありません。実際に使える表現を増やすためにも、日常の身近なことをどんどん英語で言ってみましょう。ひとり言レッスンなら、いくら間違えても恥ずかしくありません。

英語で会話しようとすると、文型にとらわれすぎて逆にヘンな文を作って話してしまう人や、頭の中に日本語を並べて単語ごとに英語に置き換えながら話そうとする人もいますが、それでは何を言いたいのかが伝わらなくなってしまいます。

スピーキングとは瞬時に単語やフレーズを組み合わせながら声に出していくことですから、英文を読むことや英語で日記を書くなどの英作文を行うこともスピーキングの練習として効果的です。気に入った表現は書き留めておいて、英作文するときに使ってみるのが良いでしょう。

箱田勝良 先生 Katsuyoshi Hakoda イーオン東京本社 教務課

自然な英語の文章に触れるには、好きなジャンルのインターネットの英語サイトの記事、英語の本や雑誌・新聞などを読むのもいいですね。サッカーが好きならサッカー関連の記事を読んでみましょう。興味のあるものなら読み続けるのも苦になりませんし、自分なりの知識がベースにあれば知らない単語が出てきても内容が推測しやすいはずです。また、単語やフレーズは単体で暗記するよりも文脈の中で覚えると、会話するときに適切な表現が思い浮かぶようになります。

ひとり言レッスンや英文日記は今日からでも始められます。ぜひ毎日の生活の中で、楽しみながらスピーキングを練習しましょう!

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