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ニュースリリース

2017.09.12

イーオン、中学・高校の英語教師を対象とした
「中高における英語教育実態調査2017」を実施

 英会話教室を運営する株式会社イーオン(本社:東京都新宿区、代表取締役:三宅義和、以下「イーオン」)は、中学・高校で英語を教えている現役教師339名を対象に、「中高における英語教育実態調査2017」を実施しました。
 本調査は、イーオンが今夏、中学・高校の英語教師を対象に全国5都市で開催した「英語を英語で教えるための指導力・英語力向上セミナー」参加者に、「現在の授業運営状況」や「新大学入学共通テストへの外部試験導入についての考え」などについて、実際に生徒に英語を教えている現役教師の方がどのように考えているのかを明らかにするため実施したものです。
 主な調査結果は以下の通りです。

調査結果トピックス

■「授業は原則英語で行う」方針、高校での実践は授業時間の半分未満との回答が7割以上。
一方、中学では4割以上が実践できているという結果に。

文部科学省による中高の英語の授業運営における「授業は原則英語で行う」という基本方針に(高校では導入済、中学では2021年度より導入決定)について、現状どの程度実践できているのかを尋ねたところ、高校では「半分未満」「あまりできていない(25%未満)」合わせて7割を超え、多くの教師が授業の半分以上を日本語で行っているという結果となりました。一方、中学では「半分以上」「おおむね(75%以上)」合わせて4割を超える結果となり、先行して導入された高校を追い抜く形となりました。なお、実践しきれていない要因としては、「生徒のレベル・実態を考えるとすべて英語での実施は難しい」との回答が中高ともトップとなりました。

■先生にとって最もサポートが必要な項目、「技能統合型指導」が総合1位に。

現在の授業、教授法について、サポートが必要であると感じていることや困難に思っていることについて尋ねたところ、「技能統合型指導」※が高校で1位、中学で2位となり総合トップとなりました。また、中学では「英語で文法を説明する」が1位となったほか、中高ともに「スピーキング指導」や「ライティング指導」などについて、半数近くの方がサポートを必要としていることがわかりました。
※「英文を読み、その内容を第三者に英語で説明する」など、いくつかの技能を掛け合わせた学習指導

■新大学入学共通テスト(英語科目)への民間の外部試験導入について、高校では「よかったと思う」「不安に思う」が拮抗する一方、中学では好意的な見方が強い結果に。

2020年度からセンター試験に変わる大学入学共通テストでの英語試験において、4技能(話す・聞く・読む・書く)を測る民間の外部試験の導入が決定したことについて、意見を伺ったところ、高校では「よかったと思う」が37%、「不安に思う」が35%と拮抗したのに対し、中学では「よかったと思う」が46%となり、「不安に思う」の20%を大きく上回る結果となりました。さらに中高とも「どちらともいえない」が3割前後と判断に迷う先生も多いことがわかりました。
「よかったと思う」理由としては、「4技能を正しく測定、採点できるため」が中高とも高い割合を占め、「不安に思う」理由としては「経済格差・地域格差が出てしまうから」「学校での英語授業を資格試験対策のような内容に変質させかねないから」がほぼ同じ割合で高い結果となりました。
一方で、同テストが4技能を図る内容へと転換してくこと自体については、中高ともに7割前後が「よいことだと思う」と考えていることがわかりました。

■大学受験・英語科目で導入する外部試験にふさわしい試験は、中高とも「英検」が首位。

センター試験に変わる民間の外部試験導入について、どの試験がふさわしいかを尋ねたところ、中高とも「英検」が6割以上の票を獲得しトップとなりました。以下、高校では「GTEC for STUDENTS」、中学では「TOEIC L&Rテスト/TOEIC S&Wテスト」がそれぞれ2位で続く結果となりました。

■調査概要

■調査結果サマリー

【現在の英語授業・教授法について】

1.サポートが必要だと感じていること・困難を感じていることについて ※複数回答

現在の授業、教授法について、サポートが必要であると感じていることについて尋ねたところ、「技能統合型指導」(「英文を読み、その内容を第三者に英語で説明する」など、いくつかの技能を掛け合わせた学習指導)が高校で1位(93名)、中学でも2位(99名)となり、総合トップとなりました。
中学では「文法を英語で説明する」(116名)がトップとなり、また中高ともに「スピーキング指導」168名(中学84名/高校84名)や「ライティング指導」179名(中学97名/高校82名)など半数近くの方がサポートを必要としていることがわかりました。

2-1.「授業は英語で行う」基本方針について

現在、高校における英語の授業は「英語で行うことを基本とする」とされており、また2021年度には中学においても同様に英語での授業運営が盛り込まれています。そこで、現状において、どの程度英語での授業運営を実践できているかを尋ねると、高校では「半分未満(25〜50%未満)」との回答が4割を超え、「あまり英語を使った授業を行っていない(25%未満)」との回答約3割と合わせると、7割以上の方が、授業の半分以上の時間を日本語で行っている実態がわかりました。一方で、中学では「おおむね英語を使った授業を行っている」が1割以上、「半分以上は英語を使った授業を行っている」が3割に上るなど、先行して導入された高校を追い抜く結果となっています。

2-2.「授業は英語で行う」ことを行いきれていない要因について

上記設問にてA〜Cを選んだ方に、英語を使った授業を行い切れていない最も大きな要因を尋ねたところ「生徒のレベル・実態を考えるとすべて英語での実施は難しい」(中学95名/高校73名)との回答が中高ともに回答者の半数を超え、ひときわ高い結果となりました。以下、高校では「現状の入試に対応するためには、必ずしも英語の授業運営が必要とはいえないから」(26名)、中学では「すべて英語で授業運営をするには、自身の英語に自信がないため」(24名)がそれぞれ2位に続く結果となりました。

3-1.自身の英語スキルアップにかけられる時間について

先生自身の英語力アップのための取り組みについて、どれぐらい日常的に時間を割けているのかを尋ねたところ、高校では8割以上(127名)、中学では9割以上(167名)が「1日1時間未満(全く取れない含む)」という厳しい結果となりました。ただし、週単位で見てみると、「週4時間以上」という方が高校で2割強、中学で1割強となったほか、「週1〜3時間」程度との回答者もそれぞれ半数以上を占める結果となり、何とか時間を確保しようとしている様子が見て取れる結果となりました。

【大学受験・英語科目について】

1.新大学入学共通テスト・英語科目への外部試験導入について

2020年度からセンター試験に代わる大学入学共通テストの英語試験において、「読む・聞く・話す・書く」の4技能を測る民間外部試験が導入されることが決定しました。大学入学共通テストの英語4技能試験において、民間試験の導入が決定したことについて意見を伺ったところ、中学では「よかったと思う」が46%となり、「不安に思う」の20%を大きく上回ったのに対し、高校では「不安に思う」が37%となり「よかったと思う」の35%を僅差で上回る結果となり意見が割れました。中高とも「どちらともいえない」が3割前後と一定数いることから、判断に迷っている先生も多い様子がうかがえます。

センター試験に代わる民間外部試験の導入について「よかったと思う」という回答者(中学84名、高校54名)にその最も大きな理由を伺ったところ、中高それぞれ回答者の6割以上が「4技能を正しく測定、採点できるため」(中学56名/高校33名)と回答し、トップとなりました。
以下、「大学受験後も役に立つ資格として利用できるから」(中学17名/高校12名)が中高とも2位で続く結果となりました。

同じくセンター試験に代わる民間外部試験の導入について「不安に思う」という回答者(中学37名、高校57名)にも最も大きな理由を伺ったところ、中高とも「経済格差・地域格差が出てしまうから」(中学12名/高校15名)「学校での英語授業を資格試験対策のような内容に変質させかねないから」(中学12名/高校14名)がほぼ同じ票数で並ぶ形となり、高校ではさらに「それぞれの外部試験間の評価基準を平等に設定できるのか疑問に思うから」(高校14名)も上位に並ぶ結果となりました。

2.現行のマークシート方式の試験と民間4技能試験を併用する移行期間について

センター試験に代わる民間外部試験の導入について、2023年度までは現行方式と民間4技能試験を併用する“移行期間”が設定されたことに対し、意見を伺ったところ、中学では47%、高校でも43 %が「よいことだと思う」と回答する結果となりました。
一方で、「どちらともいえない」が、中学で39%、高校でも32 %となるなど、こちらも判断に迷っている先生も多い様子がうかがえました。

“移行期間”の設定に対し、「よいことだと思う」と回答した方(中学86名、高校67名)に、その最も大きな理由を伺ったところ、高校では「変革期に受験を迎える生徒たちの、混乱や負担を軽減することができるから」(32名)、中学では「教員や学校現場が民間4技能試験導入に慣れていくのに必要な期間だと思うから」(49名)がそれぞれトップとなりました。

“移行期間”の設定に対し、「不安に思う」と回答した方(中学26名、高校39名)に、その理由を伺ったところ、中高ともトップが「システムが複雑すぎるため、志望大学によってどの試験を受ければよいのか生徒も教員も混乱するから」(中学12名/高校18名)、続いて「採択する試験形式が違う大学を受験する場合(A大学はマークシートのみ、B大学は民間試験のみ、という場合)は、複数の試験対策をする必要があり、生徒の負担が増えるから」(中学7名/高校15名)という結果となりました。

3.新大学入学共通テスト・英語科目の内容が4技能を図るものへ転換していくことについて

大学入学共通テストでの英語試験が「4技能を図る内容へと転換していくこと」自体については、中学で69%、高校では73%といずれも高い割合で「よいことだと思う」と考えていることがわかる結果となりました。

4技能を図る内容へと転換していくことが「よいことだと思う」と回答した方(中学128名、高校114名)に、その理由を尋ねたところ、中高とも「4技能試験のために学習すれば、将来英語を使いこなせるようになると思うから」(中学55名/高校53名)がトップとなりました。
続いて、「学習指導要領の内容と大学入試試験の内容が合致するようになるから」(中学36名/高校31名)がそれぞれ2位という結果となりました。

4.民間試験のうち、どの試験が大学受験の英語試験にふさわしいかについて ※複数回答

大学入試での英語科目の民間外部試験の導入について、どの試験がふさわしいと思うか尋ねたところ、「英検」が中高ともに6割(中学118名/高校104名)を超える票を獲得し、昨年に続いてトップとなりました。以下、高校では「GTEC for STUDENTS」(55名)が2位に付けたのに対し、中学では2位に「TOEIC L&Rテスト/TOEIC S&Wテスト」(72名)、3位に「TOEFL」(59名)が続く結果となり、中学高校で若干の差異が見られる結果となりました。

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【イーオンについて】
 イーオンは1973年に創業以来、日本人に最適な語学教育を通し、世界で通用する人材育成に高い評価をいただいています。日本人の英語上達のためにオリジナル教材を開発。人格、指導力ともに優れた日本人教師と外国人教師を採用。それぞれの強みを活かした効果的なレッスンで、苦手を克服しながらコミュニケーション力を高め、ビジネス英語や資格取得に大きな成果を挙げています。
 イーオンでは、安心して英語を学んでいただくために、
 ●生徒様の授業料に対して、「前受金分別信託制度」導入しています。
 ●外国人教師の99%は北米で採用。来日後は全員日本の社会保険に加入させています。
 ●文部科学省所管の「全国外国語教育振興協会」の加盟校です。
株式会社イーオン(本社所在地:東京都新宿区、代表者:三宅義和)は、現在、全国主要都市に251校を有し、幼児から学生、社会人の方々が通いやすく学びやすい環境とカリキュラムを構築。グループ全体で生徒数10万人を超える実績とともに、その約50%は未来を担う子どもたちであることもイーオンの信頼の証しです。
◆イーオン公式HP:http://www.aeonet.co.jp/

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