レポート

2013.10.10

英会話イーオンと英字新聞ジャパンタイムズ共同主催 『グローバルステージで
活躍するための英語力習得方法』(無料就活セミナー)を開催しました。

開催日:2013年10月5日(土) 開催場所:株式会社ジャパンタイムズ ニフコホール

講演の様子

 英会話イーオンとジャパンタイムズの共同主催、イーオングループの「留学ジャーナル」協賛、「一般社団法人全国外国語教育協会振興協会」後援で行われたこのイベントは、主に大学1.2年生を対象とした、無料就活セミナーと銘打っています。 同時に、一人でも多くの方に講演をご視聴いただくために、ユーストリームで動画配信をライブで行いました。Ustreamでは、ユニーク視聴者数75名の方がライブ配信を楽しみ、中にはアメリカからご覧になられた方もいらっしゃいました。

 近年、企業のグローバル化が急激に進む中、これから就職を目指す大学生の皆様には、グローバル人材育成に不可欠な「英語力」がこれまで以上に求められています。そのため、企業が求める「英語力」を習得するにはある程度の時間がかかるため、大学在学中の早い段階から効率の良い英語学習に取り組むことが重要です。このセミナーでは、「英会話学校」のイーオンと「英字新聞社」のジャパンタイムズがそれぞれの強みを活かした、英語力習得方法をご提示しました。

【講演内容の一部をご紹介】

第1部:イーオンのグループ会社・留学ジャーナルの田仲愛先生による 「企業が求める英語力とは何か?」

講演の様子

 田仲先生は、グローバルな環境で働いてきた経験と、キャリアカウンセラーとしての経験から、英語がますます必要になってくる日本の企業や社会の現状を、わかりやすく説明しています。なぜ今、企業からグローバル人材が求められているのか、そもそもグローバル人材とはどういう人のことなのか、というテーマは、これから希望職種や企業を検討していく大学1-2年生にとってもモチベーションが上がりとても参考になったという声を多くいただきました。

第2部: Japan Times ST編集長・高橋敏之先生による 「Reading/Writing学習のコツ~効果的な英語学習法」

講演の様子

 TOEIC L&R テストスコア満点取得者で、かつ、英語を使ってお仕事で活躍されている高橋先生だからこそ言える、英語学習法ポイントやコツが満載で、グイグイ引き込まれていきました。「中高6年間英語を勉強してきたのに、全然話せないとおっしゃる方がいますが、英語習得は勉強と練習の両方が必要なので、勉強だけでは足りません」という言葉は印象的でした。特に文法の重要性を説かれ、willとbe going to を実例にした会話文紹介では、文法は単なる英語の理論説明ではなく、人とコミュニケーションをとる際に密接にかかわるもので、取り違え(ミスコミュニケーション)を起こさないために必要不可欠なものであることが体感できました。それを基に、Reading/Writing学習において、英字新聞を読むなどの活用は頭の中に英語のストックとなる「インプット」を増やすのに有効であり、「アウトプット」であるWriting 、Speakingを強化するとお話しされました。

第3部:英会話イーオンの箱田勝良先生による 「Speaking/Listening学習のコツ~就職活動に備えたビジネス英会話~」

講演の様子

 TOEIC L&R テストスコア満点取得者で、また、多くの企業での英語研修を担当している箱田先生からは、リスニングとスピーキング学習についてレッスンする参加型セミナーです。あるシチュエーションにおける会話文を題材に、学び方を実践しました。「サイトトランスレーション」は、英語を頭から意味を捉えていくのに最適な方法で、英文を意味のある固まりごとに区分けして、訳していきます。次に「音読実践」では、単語と単語の音のつながりを1つ1つ丁寧に確認し練習します。そして「オーバーラッピング」では、その題材となった音源を使って、音源と同じスピードで大きな声を出して読んできます。その次には会場で隣同士のペアワークで、できるだけ素材を見ずに、アイコンタクトを取りながら会話文をパート別に話す練習、最後に応用練習として、自分のことに置き換えて単語などを入れ替えて新しい文として話せるかを実践しました。たった1つの音源付きの会話文でも、これだけのSpeaking/Listeningの勉強方法があることに会場からは驚きの声も。先生は「声に出して練習することは、Speakingだけでなく、Listeningにも効果があります」 と話していました。

第4部:3人の先生方のパネルディスカッションと質疑応答

 パネルディスカッションでは3つのテーマについて話されました。
 1つ目は「TOEIC L&R テスト」についてです。今回の講演者にもスコア満点取得者がいますが、3人が口を揃えて言うのは、「対策」という言葉が独り歩きしすぎているのが気になるということ。英語力というのは目に見えないものなので、定期的に受験して伸び幅を知ることはとても有効ですが、あくまでも『点数ありきではなく、英語力ありき』がグローバル時代に求められているので、スコアは上げたいけど英会話や文法の勉強が不要というようには思わないで欲しいとまとめられました。
 2つ目は「講師の英語勉強法」です。洋画洋楽など好きなものから入って、楽しみながら学習する。スキマ時間を徹底活用する。新聞の人生相談コラムを読む。など、様ざまな面白い学習法がでてきました。
 3つ目は「グローバルマインド」についてです。英語に関心があって学んでいる私たちですが、英語かぶれになってはならないと話しています。これは外国の文化には興味があっても、自国の文化を否定するようなことのないようにしましょうということで、日本人であることが国際人として大きな武器であることを、聴講した大学生の皆さんも心に深く印象に残ったようです。また、「英語ができるようになって、何がしたいのか」という目標をしっかり持つことの大切さを3人ともに伝えていました。

最後に講師の方からのメッセージです。

田仲先生:
「英語が通じると本当に楽しい!学生には無限の可能性があるので、英語ができれば、もっとその可能性が拡がることを信じてください!」
高橋先生:
「英語は育成ゲームです!学ぶことで、目標を持つことで、自分自身を理想のカタチに変えていくことができるのです!」
箱田先生:
「英語は好きなことと結び付けて学ぶ!好きなことは実践するし、継続できます。上達のスピードに個人差はあってもいいのです。楽しんでください!」

Ustream配信は映像はこちらにアーカイブされています。
http://www.ustream.tv/channel/jtaeon

本件に関するお問い合わせ

【イーオンについて】
 イーオンは1973年に創業以来、日本人に最適な語学教育を通し、世界で通用する人材育成に高い評価をいただいています。日本人の英語上達のためにオリジナル教材を開発。人格、指導力ともに優れた日本人教師と外国人教師を採用。それぞれの強みを活かした効果的なレッスンで、苦手を克服しながらコミュニケーション力を高め、ビジネス英語や資格取得にも大きな成果を挙げています。
 
 イーオンでは、安心して英語を学んでいただくために
●生徒様の授業料に対して、「前受金分別信託制度」導入しています。
●外国人教師の99%は海外で採用。来日後は全員日本の社会保険に加入させています。
●安心して学べる「全国外国語教育振興協会」の加盟校です。

 株式会社イーオン(本社所在地:岡山県岡山市、代表者:安藝清)は今年40周年を迎えました。現在、全国主要都市に253校を有し、幼児から学生、社会人の方々が通いやすく学びやすい環境とカリキュラムを構築。生徒数10万人を超える実績とともに、その約50%は未来を担う子供たちであることもイーオンの信頼の証しです。イーオンの詳細は、https://www.aeonet.co.jp/ をご参照ください。

【ジャパンタイムズについて】
  「The Japan Times」は国内で最大の販売部数を誇る英字新聞であり、多様性と独自性のある日本関連の英文ニュースを提供しています。1897年創業以来、政治、経済、文化、社会及びスポーツ報道を通じ、日本を世界に発信する役割を果たしてきました。
 本年3月にはNew York Times Companyと日本国内での新聞発行に関する業務提携を発表し、116年間の歴史の中で新たなステップを歩み始めます。本提携により、The Japan Timesは2013年10月16日からInternational New York Timesとセットで発行され、「The Japan Times / International New York Times」という名称の一つの商品になります。国内ニュースを網羅するThe Japan Timesと国際ニュースの最強ソースであるInternational New York Timesが組むことで読者の方々により満足していただけるような商品を目指し、今後も魅力のある英文ジャーナリズムを提供し続けます。
www.japantimes.co.jp

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