英語ができることで自分の世界を広げたい、と多くの人が考えます。宇宙旅行という大きな目標に向って英語の上達に励んでいる稲波紀明さんは、世界初の「サラリーマン宇宙旅行者」。「宇宙旅行者」とは、研究や仕事のためではなく、個人で費用を払って、ちょうど海外旅行に出かけるように宇宙へ旅行する者、という意味。宇宙にかける夢、そのために英語がどんなに役に立つか、をお話しいただきました。
ふつうの会社員でも、宇宙旅行ができる!
私がイーオンで英会話のレッスンを受け始めてから4年がたちました。英語が苦手だった私が、こんなに長く英語の勉強を続けられているのは、フレンドリーに話しかけてくれる先生、レッスンの雰囲気や一緒に学ぶ仲間との楽しい時間、そして宇宙旅行という大きな目標があるからです。
宇宙ってどんなところだろう?と、子供のころから宇宙に行く夢をずっと持っていました。ですから2005年に英国のヴァージンギャラクティック社が、世界で初めて100人の宇宙旅行者を募集しているのを知り、即座に応募しました。そして幸運なことに、ごく普通の会社員である私が、日本人枠2人の内のひとりに選ばれたのです。
英語は宇宙旅行にも欠かせないスキル
もともとTOEICスコアアップのために英語を学んでいた私ですが、宇宙旅行に行くことが決まって以来、英語学習に対する意欲は飛躍的に高まりました。なぜなら宇宙旅行までのあらゆる準備をとおして、英語がいかに重要であるかを痛感したからです。
昨年行われた3日間の宇宙旅行訓練では、宇宙から大気圏に突入する時に生じる強い重力による身体の変化や、重力の耐え方を講義や模擬体験を通じて学び、無事に訓練を終える事ができました。これらはすべて英語で行われました。また、この世界初の宇宙旅行者に選ばれている他の100人の方々の大半は、社会的にキャリアのある方ばかりで、その中で私は最年少です。人生で貴重な体験を彼らと共有し、友情を深め、地球に戻ってきた後で、その人脈や経験は新たな挑戦の糧とする事ができるかもしれない、と新たな夢も膨らみます。そしていうまでもなく、そのために必須なのは英語での会話力です。
イベントのひとつとしてヴァージングループ会長、リチャード・ブランソン卿が所有するカリブ海の島に招かれた時には、その逐一をビデオに納め、現地で充分に聞き取れなかった英語を、帰国後にイーオンの担任の先生に教えてもらい、理解を深めることができました。
還ってきたら、自分の感動をダイレクトに英語で伝えたい
この4年間で、英語でのコミュニケーションがスムーズにできるようになったのを実感しています。2009年夏に予定されている出発までに、宇宙旅行に必要な専門用語を覚えたり、さらに深くコミュニケーションできる会話力をつけたり、とやらなければならないことがまだまだあります。そして宇宙から地球へ戻ってきた時には、見たこと体験したことの感動を世界に向って、ぜひ自分の言葉で直に伝えたい、と願っています。もちろん、英語で。

















