最近、あなたの周りにも留学経験者が増えていませんか?
たとえば、アメリカの大学に通う日本からの留学生は3万3,974 人(*)もいますし、短期留学やワーキングホリデー等も含めれば年間およそ20万人(**)が海外での留学生活を経験しているのです。
留学のハードルが低くなった今、留学をする方の年齢層も広がり、その目的もキャリアアップを目指す留学から英会話を学びながら趣味やスポーツも楽しむ気軽な留学まで、スタイルも様々です。アメリカで5年間の留学経験のある留学カウンセラー・伊東さんも「海外旅行に筆記用具を加えたもの、という感覚で気軽に行けるところまで留学は身近になりました」と言われています。
そこで、留学の先輩で現在は"留学のプロ"である伊東さんに、最近の留学事情や留学を成功させる秘訣、留学に関するさまざまな疑問について聞いてみましょう。
1週間単位からプランニングできる「語学留学」が人気のマト
留学のスタイルはさまざまですが、最近、人気の高いコースは1週間から行ける「語学留学」で、渡航先No.1はアメリカです。留学生の7割は女性で20~30代前半が中心ですね。大学生は帰国後の就職活動を見据えて、半年から1年休学して、語学留学や大学、専門学校へ留学する人が増えています。大学へ入学したいけれど、英語力が足りずにあきらめている人は、「条件つき入学制度」で留学することができます。私もそうでしたが、多くの人がこの制度を利用して大学に入学しています。また、最近ではビジネスや観光、翻訳・通訳、アートなどの専門分野を学ぶ人も増えてきています。
「プチおけいこ留学」なら英語力アップと趣味やスポーツも
社会人はゴールデンウィークや夏季、年末年始の休暇などに1~2週間の「プチおけいこ留学」を楽しむ方が多いですね。これは午前中に英語の勉強、午後は観光をはじめ、ダンスやヨガのレッスン、料理、サーフィン、スキューバダイビング、スノーボード、ゴルフ、幼稚園・老人ホーム・野生動物の保護のボランティアなど多彩なコースから選べます。
また、50歳以上の方々は「日本で習っている英語を現地で使ってみたい」「子育てが終わったから念願の留学を」「普通の海外旅行には飽きた」等の理由で「シニア留学」を希望する人が増えています。
ホストファミリーとの交流で英会話だけでなく異文化も体験
留学先の住まいはホームステイや民間の寮、大学の学生寮のほか、長期滞在の場合は自分で手配してアパートに住み替えることもできます。
初めての留学や短期留学の際はホームステイが安心でしょう。ホストファミリーの人種や家族構成、年代は多様なので、英会話を楽しむ以外に文化や生活様式の違いにも触れられます。学校では留学生仲間と、家ではホストファミリーとたくさん話すことで英語力がグンと伸びる人もいます。
ポジティブ思考や自己主張力、チャレンジ精神も向上できる
私は留学を経験してポジティブ思考力がアップしました。この仕事をしていて一番嬉しいのは、留学を通してみなさんの成長を見ることができるということです。留学を終えたお客様からは、「自信がついた」「積極的になった」「自分の言葉で伝えられるようになった」「チャレンジ精神が身についた」といった報告をたくさん聴きます。
留学体験は観光旅行と違って密度の濃い充実した時間が過ごせる上、世界中から集まる留学生と友達になれるなど人生の糧となります。まずは1週間の短期でも、好奇心の赴くまま留学にチャレンジしてみましょう。英語力アップはもちろん、自分の可能性も大きく広がります。
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- 07-08年度/『Open Doors 2008』
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- Institute of International Education(IIE)調べ『留学白書2009』(株)留学ジャーナル
- Q.
- 留学前には英語力を身につけておいたほうがいいですか?
- A.
- 大学などで専門の勉強をする場合は一定水準の英語力が必要ですが、語学学校では初日にレベル分けテストがあります。自分のレベルに合ったクラスに入れますので、どなたでも留学できます。ただし、まったく話せないレベルではホストファミリーや留学生との意思疎通に苦労することがあるかもしれません。
留学を経験した人からは「もっと英語力をつけてから行けば良かった」という後悔もよく聴きます。留学前は、ある程度の意思が通じるレベルまで学んでおけば安心だと思います。
- Q.
- 留学するには、いつ頃から準備すればいいですか?
- A.
- いろいろな留学スタイルがありますので一概には言えませんが、一般的には半年前くらい、大学留学であれば一年以上前が理想的です。お休みを利用した短期留学の場合は、ご出発間際でも可能ですが希望のコースに入れない、航空券が取れないといったこともありますので、短期といえども、早めに動くのが留学成功の鍵です。
- Q.
- 留学には最低限どれぐらいの費用が必要ですか?
- A.
- 1週間の語学留学を例に挙げると、授業料・滞在費・保険・渡航費のトータルで25~30万円ぐらいが目安。渡航費はシーズンによって3倍ほど変動します。
大学・大学院は国や州によって異なります。アメリカには約4,000校の大学があり、学費は年間、約100~400万円で名門大学ほど高くなる傾向があります。アメリカでは「教育は投資」という考え方が一般的で、学費を聞けば大学のレベルがわかるほど。イギリスやオーストラリア、カナダなどは国公立が主流でレベルも高く、学費を抑えられます。
- Q.
- もし滞在先で困ったことがあったら?
- A.
- まずはホストファミリーや先生に相談してみて下さい。自分から助けを求めれば、現地の方たちは相談にのってくれるでしょう。それも難しい場合、我々のようなエージェントを通して渡航されれば、 現地サポートが受けられる場合もあります。すべて個人で手配して留学する場合は、万一に備えてトラブルの対処法を考えておくべきですね。
- Q.
- 留学を成功させる秘訣を教えてください。
- A.
- 「何でも楽しもう!」という気持ちが何よりも大切です。留学中は、自分の思うようにいかないこともたくさんあります。例えば、海外のバスは日本と違い、時間通りに来ないことが多いものです。しかし、そこでイライラせずに、バスを待っている間に周りの人たちとおしゃべりをして交流するなどして時間を楽しんで使うようにしましょう。「日本と違って当たり前だ」と文化の違いを受け入れて、「何でも楽しもう!」と大らかに考えるほうが留学を成功へ導けると思います。
















